なおまるさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

万引き家族(2018年製作の映画)

4.0

手仕事しながら観るので、最近は邦画ばかり(字幕に目をやれない)。

社会的には底辺の暮らしが描かれるので、好みは分かれると思う。いたたまれない気持ちになることも多々あるのだが、役者さんがみんなすごくう
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さよならくちびる(2019年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

女2人が最初から最後までふてくされている映画。見ればわかる。

オチがまずかった。
終始ふてくされてタバコ吸ってるだけで、何一つ解決しないままである。なんで解散やめたんだよ笑。その感情の流れが全く描か
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青葉家のテーブル(2021年製作の映画)

3.3

えーなんか違う!
ドラマの方がよかった…

勝手なイメージなのだが、大人の女性が楽しむ映画だと思っていた。北欧、暮らしの道具店だし…ライフスタイルや洋服、インテリア、小物、レシピ…じゃん。

お子様の
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.7

まあ辛気臭い映画ではあるが全体を通して独特の空気感が漂い、映画というよりは一つの舞台劇を見ているような感覚がある。

西島さんの芝居があまり好みではないのだが、無表情、抑揚のなさが生かされており、役に
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羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来(2019年製作の映画)

5.0

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師匠!!
私も連れてってください!!!涙

評判がよかったので手仕事のながら視聴に…程度で見始めたらどハマり。

かわいいかわいいかわいいかわいい×1000

作画やばい。登場人物がイキイキしてる。
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めがね(2007年製作の映画)

4.1

アマプラもうすぐ終了だったので、三連休中になんとなく視聴。いやいやどうしてなかなか、いい映画だったじゃないか。

何がいいって、軸がブレてない。敢えて書かないが「めがね」がなんだったのか、主人公はなぜ
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ジョゼと虎と魚たち(2020年製作の映画)

3.3

ふつーかな…?
特に強く記憶には残らなかった。

実写版は鬱展開ぽいのと濡れ場があったと思うんだけども、サラサラしたピュア恋でした。感情移入できるようでできないアニメの中の恋だなあと。

P!NK: ALL I KNOW SO FAR(2021年製作の映画)

4.3

すごいファン、というわけではなく数曲知っているくらいだったが気になり視聴。

スーパースター!

真のスターはストイックで一芸に秀でて、愛に溢れ、奢らず、どこか達観してる。
彼女はまさにそれだ。

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SAD VACATION ラストデイズ・オブ・シド&ナンシー(2016年製作の映画)

3.3

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シドアンドナンシーはあまりにも有名だけれども、よく知らなかったので視聴。漫画「NANA」のまんま!南京錠、髪型から革ジャン、体型まで全てがレン。

それ以外は、少しイメージと違った。
もっと病的に愛し
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アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

3.6

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ぐはーきつい
2連続で鬱展開の映画観ちまった

ジャックという国民的スターでさえも
アリーの才能に食われたのではないか?

ジャックの人生は…
孤独と戦って最後に愛を知り、
でもその地位はアリーをスタ
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サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~(2019年製作の映画)

3.5

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すばらしい映画なんだと思う。

だが自分にはつらすぎた。
人生に苦楽という2つの側面があるとして、ひたすら「苦」の時期に寄り添っているような映画。

最後に見せたルーベンの微笑みは、文字通り何もかも失
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

観たかった映画祭り開催中。

これまたどっかで観た顔だと思ったら、サンディは「エマ」のアニャか!個性的な顔立ちで目を引く女優だと思う。

全然怖くないのでホラーが苦手でも大丈夫。前半は面白かった!サン
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キャラクター(2021年製作の映画)

3.9

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観たかった映画祭り開催中である。
亜獣譚が好きで読んでいたので、漫画家・江野スミ先生が劇中作を描いたと聞き、ずっとみてみたかった。

なお映画のタイトルは
「ザ・FUKASE」の間違いである。フカセの
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

4.0

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久々のちゃんとした連休で、やっと映画生活に戻ってこれてうれしい!

個人的に好きな作品だった。

主人公は「そうはならんやろ」という情緒で失笑ものだし、ベルとすずに大きな人格差があること、大人がついて
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パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.8

見たことあるおっさん出てるなと思ったらJKシモンズ!彼を見ると「セッション」のイカれた指導者や「クローザー」の上司を思い出すのは私だけではないはず笑

肩肘張らずに観られる一作。
なぜタイムリープする
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旅するジーンズと19歳の旅立ち(2008年製作の映画)

3.5

時間が経つと、変わらないって思っていたものも次第に形を変えてしまうもの。

でも、それが終わりではない。
思春期を経て変わった彼女たちは、
前よりもっとたくましい気がする。

若いっていいわねえ…(遠
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旅するジーンズと16歳の夏(2005年製作の映画)

3.5

おーいおいおい誰かに似てるなと思ったらブレイク・ライブリーかい。

旅するジーンズって発想が面白い。
SATCの青春版って感じ。
若いっていいなあ(遠い目)

メッセージ(2016年製作の映画)

4.0

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巨大なばかうけ(あ…食べたい)が世界十二ヶ所に現れ、中に入ったらタコがいた…という話である。

タコは墨で文字を描き、言語学者のルイーズとコミュニケーションをとっていく。

序盤から何度も挿入されるル
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ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

4.2

わいデヴィッド・フィンチャー監督作品が好きなのかもしれぬ……と気づき、ずーっと気になっていた今作を視聴。

いやーーーー面白かった。

2時間30分超えの長い映画なので途中で止めて寝ようと思っていたも
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ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年製作の映画)

3.5

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タイトルのとおり。
数奇な人生を描いた映画である。

すごいオチはない(と思う)。
ラストに何かを期待するというよりは、プロセスを楽しむつもりでみた方がよい。

ラストシーンには、あの時計が登場。おそ
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ディザスター・アーティスト(2017年製作の映画)

4.3

すごい映画を観てしまった…!

駄作すぎる駄作のために世界的に人気を博してしまった「the room」の制作を巡るこの映画。名台詞がしっかりクローズアップされ、ファンは大喜びだろう。例えば以下。

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おと・な・り(2009年製作の映画)

3.3

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タイトルとアマプラの高評価につられて視聴。

とてもふんわり優しい映画。設定や全体の流れはいいのに、どうにも惜しい。

音で親近感を覚える、というのは面白い。
終わり方やエンドロールにほっこり。
想像
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DESTINY 鎌倉ものがたり(2017年製作の映画)

3.9

見終えたあとはあーハイハイとおもったのにどうしたことか!?

頭から離れない。なぜだ。

奥さんはちょっとイライラするのに。
CGしょぼくさいのに。

なのに、なのに、なのにーー

貧乏神のところ、よ
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海街diary(2015年製作の映画)

3.8

原作がおもしろすぎるため再現が難しいのかもしれない…良作だが、半端に終わってしまうのも残念だった。

広瀬すずさん上手だなあ。
瑞々しく少し中性的で美しい。

のんびりまったり、気負いなく見られる映画
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打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(2017年製作の映画)

1.0

横でも下でも斜めでもいいよもう

花火 「(´・ω・`)クウキ… 」


アマプラ終了間近だったので視聴。
タイトルと同じく、すべて
どうでもいい映画である。

EDで、ああ〜米津玄師さんやはり
いい
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チェンジリング(2008年製作の映画)

4.0

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ああん…なんかモヤモヤするぅと思ったら、クリント・イーストウッド監督作やないかい…わたしはこの人の映画があまり得意ではない。ミリオンダラーベイビーもグラントリノもなんかこう毎回、苦虫をかみつぶしたよう>>続きを読む

バベットの晩餐会(1987年製作の映画)

4.3

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地味ながら、まさに「味わい深い」いい映画であった。私はこういう映画がとても好きである。

辺境の敬虔なカトリックの老姉妹のもとへ、革命によって全てを失ったバベットというフランス人女性が現れる。雇うゆと
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HELLO WORLD(2019年製作の映画)

3.6

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意外と人気ないみたいだが、
私はそこそこ楽しめた。

「途中つまらん」というわけでもなく
最後の「え!?」な展開にもビックリ。
終盤にわかるタイトルの意味も納得。

惜しむらくは、なんかキレイにまとま
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ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

「ライ麦畑でつかまえて」を生み出したサリンジャーの生涯。余韻のある良作であった。

「書く」ことしかできないサリンジャーの姿と、父子・師弟・夫妻との人間模様や、そこから学び得るまでのプロセスが丁寧に描
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あゝ、荒野 後篇(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

評価が割れている後篇。
冗長、つまらないとも言われるが
私は総じて良かったと思う。

前篇とは打って変わって、シリアスなシーンが続く。ともった希望が次々と消えていき、観ているこちらもとてもつらい。そし
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あゝ、荒野 前篇(2017年製作の映画)

4.3

いい映画だった。

何が、と問われると熱量があるところ。
役者がうますぎて、映画というよりも
彼らの私生活を除いているような気持ちに。
視線1つにも言葉があり、一瞬たりとも目が離せない。彼らが何をいわ
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Mr.&Mrs. スミス(2005年製作の映画)

3.5

疲れてたり体調悪かったりするとき、何も考えずにボーッと観たい映画ってありますよね。

この映画は打ってつけ。
深い考察や揺さぶられる感情に
波打たれることなく「ほげぇ…」と
観られる映画です。意外性も
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ルームロンダリング(2018年製作の映画)

3.8

結構好きな作品だった。

主人公が物語を通じてちゃんと成長しており、その姿に目を細めたくなる。

おばけは出てくるけど全然怖くない。
むしろハートウォーミング。

個人的にはオダギリジョーが大好きすぎ
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あやしい彼女(2016年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

そこまで期待してなかったが、
ふつうにおもしろかった。

カツはキャラが立っていて
とてもイイ!軸がブレずかっこいい!

冒頭では頑固で不幸自慢ばかり、皮肉屋で変なババアなのだが、劇中で並々ならぬ精神
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EMMA エマ(2020年製作の映画)

3.0

ん?んーー?

傲慢と偏見、若草物語など時代モノが好きなので、期待を大にして視聴したが。

エマはおしゃまで世間知らずなアホ
という解釈でだいたい合ってるだろうか?

田舎の話のようだからエマは都会的
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