いのりchanさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.9

よかったけど、よかったと“思わされる”(否定的でない意味で)映画。思ったより「家族家族」してなかった。いや、「家族家族」していたけどなんか、むずかしいね。わたしは個人的に、これは「私ときどきレッサーパ>>続きを読む

エゴイスト(2023年製作の映画)

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 「まなざし」が交錯しそうでし得ない、その些細な機微と、肩が触れ合うまでの距離感。そして、龍太が浩輔に別れを告げるまでに反復される玄関でのシーンの龍太の顔の強張りと、その後の変化がふたりの関係性の進展>>続きを読む

ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

3.0

原作読んだ記念。「前評判悪いけどネットレビューは逆にヨい!謎作品」という印象だったのでとりあえず原作読んだんだけど原作面白かったというかキャラクターの掘り下げることが出来る度がやはり映画の機能を考える>>続きを読む

劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

4.7

お正月スペシャルと劇場版を鑑賞するにあたって既刊19巻までを読みました。かなり「感情」を入れ込んだ味付けで原作が再構成・脚色されているけれど、とてもきれいにつくられた仕上がりだと感じた。ていねいだ~。>>続きを読む

ボイリング・ポイント/沸騰(2021年製作の映画)

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凄く「演劇」で、かつ「人物描写はとてもうまくて」、没入感凄かったけどわたしにはそれだけだった。料理の調理シーンとかにもっと緊迫感があるかと思ったのだけど、たいてい盛り付けたりする機械的な反復動作だけだ>>続きを読む

星の子(2020年製作の映画)

3.5

「星の子」を観ました。メッセージとして「信仰をもつこと」を否定するでも肯定するでもなく「あるがまま」に書いている部分があるのかなと感じました。去るもの、去らぬもの、介入するでなくただちひろ(主人公)と>>続きを読む

犬王(2021年製作の映画)

5.0

原作を読むと、また違う表情を楽しめるとおもう。映画の後でも前でもいいし、どうだろう?映画の後原作を読んでもう一度観に行くというのは。



初日の朝イチ。確かな熱がそこに有ったが、思ったよりも距離の
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映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園(2021年製作の映画)

3.8

天カス学園、機械対ニンゲンでありかくさ(格差)であり孤独のハナシだったよお〜!泣 近代から現代のあらゆる要素が詰まってた………

ナイスガイズ!(2016年製作の映画)

5.0

裏ララランドです(え?)アンゴーリー・ライスもラッセル・クロウもライアン・ゴズリングもサイコー過ぎて続編ないと困ってしまいます

みんな死ぬけどちゃんと悪は明るみに出るの!!女より男がたくさん死んでる
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ミート・ザ・ペアレンツ(2000年製作の映画)

3.7

性愛差別表現はこころの炎で燃やしました!パムがひたすらかわいかった ジンクス(ヒマラヤンのねこさん)もかわいいでした!
看護師(職業)差別表現も怒りが止まらなくて「いや…コレコメディだから…」て嗜めら
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善き人のためのソナタ(2006年製作の映画)

5.0

主演を務めたウルリッヒ・ミューエさんは実際にシュタージュの監視を受けていたと知り、また映画公開の1年後に逝去されていたということで・・・色々と、考えさせられた。女は死ぬ。最後の15分のためにある映画だ>>続きを読む