あけびさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

メン・イン・ブラック(1997年製作の映画)

3.9

ニューヨーク市警察のジェームズは人間とは思えない逃げ足の早い犯人を追うも、
捕まえる寸前のところで犯人が美術館の屋上から飛び降り、見失ってしまう。
腑に落ちないジェームズだったがそんなある日、Kという
>>続きを読む

胸騒ぎの恋人(2010年製作の映画)

4.0

あの金髪のナルシストはだれ?
フランシスと親友マリーは、同時に金髪巻き毛の青年ニコラ(ドラン監督本人が演じる)に恋をする。
想いを寄せる2人をよそに、当の本人は思わせぶりな態度でひらりとかわしていく。
>>続きを読む

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.4

おしゃれ映画まとめによく登場するため気になっていた作品。ようやく見れました!

オープニング 主人公ベイビーが音楽を聴きながらコーヒーを買って街を歩く長回しのシーン。聴いている音楽が映像とリンクしてい
>>続きを読む

ユナイテッド ミュンヘンの悲劇(2011年製作の映画)

3.3

カラフルな映画が基本大好きですが、色彩を抑えたどんよりした映画も好き

競合サッカーチーム、マンチェスターユナイテッドの選手を乗せた飛行機が事故に遭い、選手8名が犠牲となったミュンヘンの悲劇
そこから
>>続きを読む

アンドリュー・ロイド=ウェバー ラヴ・ネヴァー・ダイズ(2011年製作の映画)

3.8

the shows must go on! youtube にて

StayHomeを楽しく過ごすため、2日間限定でALW作品が公開されておりこちらが第4弾。
ありがとうロイドウェバーさん!

L
>>続きを読む

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.4

想像よりずっと17歳な青春映画でした。
なんとなく井上陽水の「少年時代」を思い出しました。

描かれているのはLGBTとしての悩みというより、若い頃に一度は抱く、自分は一体なんなんだ?みたいなティーン
>>続きを読む

ジーザス・クライスト=スーパースター アリーナツアー(2012年製作の映画)

4.1

the shows must go on! youtube にて
ジョンレジェンド主演の2018年ライブインコンサートは見たことがありましたがこちらは初めて

ジーザスクライストスーパースターは、イ
>>続きを読む

わたしはロランス(2012年製作の映画)

4.7


久しぶりにずっぷり自分の好みに刺さる映画でした。 複雑な心情をリアルに描きつつ幻想が現実とひと続きになっていたり…お洒落なだけでないところが良かった!
一度見ただけでは理解しきれないような余白も含め
>>続きを読む

ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.6

痛い映画は苦手なのですが、
流れるような動きで敵を倒していくジョン・ウィックに圧巻
目が離せませんでした
面白かった!


冒頭のワンちゃん可愛いな
からの覚醒ぶりがすごかったです…ほんの数分で何人倒
>>続きを読む

ブラックパンサー(2018年製作の映画)

3.6

アフリカにある最貧国の1つであるワガンダ。
しかし実はワガンダはヴィブラニウムという最強の鉱物資源に恵まれた地であり、貧しいのは見せかけで、ずっと発展した王国であった

父の死により若くして王についた
>>続きを読む

パーティで女の子に話しかけるには(2017年製作の映画)

3.2

タイトルからボーイミーツガールの、シングストリートのパンク版的映画かと思っていましたが
全く!違う!!


パンク好きな青年エンは、友人2人と空き家で行われていた風変わりなパーティーに潜入。そこで美し
>>続きを読む

カフェ・ソサエティ(2016年製作の映画)

3.3

ハリウッドで優秀なエージェントとして名を馳せる叔父を頼り、ニューヨークから単身やってきた青年ボビー。
やっとの思いで仕事を得た彼は、叔父の秘書を務めるヴェロニカに出会った瞬間恋に落ちる。
かつて憧れて
>>続きを読む

はじまりのうた(2013年製作の映画)

3.8

シングストリートを見てとてもよかったのでこちらも。
音楽自体はあちらの方が好みでしたが、こちらはストーリーが良かった!

特に冒頭2人が出会うライブが3度別視点で描かれる手法はすごく格好良い。

そし
>>続きを読む

レディ・バード(2017年製作の映画)

4.3

前にちらりと見て、ずっと見た気になっていたけれど、無料配信が終わると聞き滑り込みで鑑賞

以前見たときは自分も一応学生だったので、共感が深すぎて胸が痛い気持ちだったけれど
数年経った今見たら、笑ったり
>>続きを読む

ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出(2015年製作の映画)

3.5

ロンドン版ローマの休日
イギリス王女のエリザベスとマーガレットは終戦のお祝いの日、城を出てお忍びで一晩楽しむという筋書き
でもどちらかというと楽しんでいるのは自由奔放なマーガレットだけで、しっかり者の
>>続きを読む

僕が星になるまえに(2010年製作の映画)

3.3

イギリス三十路版スタンドバイミーのよう。
ベネディクトカンバーバッチが末期がんの青年を演じた映画です。

全体的に古いビデオやフィルムで撮られたような色合いがどこか懐かしい。
もう十分立派な大人の男た
>>続きを読む

きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

4.0

インド映画特有の突然みんなが歌い踊り出すボリウッド要素もありつつ
学歴社会を批判するシリアスなテーマも盛り込まれ
笑ったり泣いたり忙しい約3時間

オーバー気味の演技や分かりやすい効果音など
なんとな
>>続きを読む

チャーリーズ・エンジェル(2000年製作の映画)

3.5

最初から最後までリズムよく進むアクションにスカッとした気持ちになれる映画でした
後半のどんでん返しにもびっくり

パワフルなエンジェルたちがセクシーでずっと可愛い!
空中でクルクル回ったり、いちいちポ
>>続きを読む

トロン:レガシー(2010年製作の映画)

3.0

2年ほど前に鑑賞
世界観が独特で、重低音が響く音楽も新しい感じがしますがストーリーはそこまで練られた印象はなく、可でもなく不可でもなくという印象でした
オリヴィアワイルド演じるクオラが格好良い


>>続きを読む

ウエスト・サイド物語(1961年製作の映画)

4.0

もはや説明不要のミュージカル映画の金字塔
元々は舞台でその後映画化されました

タイトルロールから最後まで色褪せない格好良さ

下敷きのストーリーはシェイクスピアのロミオとジュリエットながら、当時のニ
>>続きを読む

サウンド・オブ・ミュージック(1964年製作の映画)

4.4

言わずと知れた名作
ジュリーアンドリュースと子供たちの組み合わせに失敗があるはずない

どの曲も一度は耳にしたことがある名曲ばかり
ドレミの歌なんて日本人みんな歌えるし エーデルワイスを知らない人もほ
>>続きを読む

ナイスガイズ!(2016年製作の映画)

3.6

腕っ節が強い示談屋のヒーリーと金持ちだけれどビビりで頼りない探偵マーチの凸凹バディ
加えて マーチの娘13歳のホーリーの 3人が少女の謎の失踪事件の真相に迫ります

Fワードの連発、バイオレンスな表現
>>続きを読む

ブリジット・ジョーンズの日記(2001年製作の映画)

2.9

ラブコメ王道ストーリー
30代独身女性が突然2人のイケメンに言い寄られてさぁ大変…的話はあまりに既視感ですが、むしろこの作品がパイオニアなのかもしれません

もともとそちらのジャンルが苦手な私はあまり
>>続きを読む

ウインド・リバー(2017年製作の映画)

3.9


真っ白い雪景色の中に飛び散る鮮血の赤
しんと静まり返った 法からも見捨てられた片田舎の村で、女性FBIのジェーンと現地ハンターのコリーは雪の中 遺体で見つかった少女の死の真相に迫ります

まず極寒
>>続きを読む

アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

3.9

もっと可愛かったらよかったのにと 女の子なら一度は思ったことがあるはず
でもこの映画をみて、自分はコンプレックばかり見つけがっかりして、良いところを探していなかったんだと気付かされました


自分の容
>>続きを読む

ふたりの女王 メアリーとエリザベス(2018年製作の映画)

3.2

正直観ていて楽しい話ではありませんでしたが、女性の幸せや生き方について考えさせられました

歴史についての知識があれば、もう少し深く理解できたかなとも…

シアーシャローナン、マーゴットロビーともに時
>>続きを読む

すばらしき映画音楽たち(2016年製作の映画)

3.2

作曲家や専門家約40名にインタビューを行った映画音楽についてのドキュメンタリー

私はまだ未見の映画もありましたが名作ばかりで、映画通の方にはたまらないのでは

それぞれの方に それぞれのポリシーや音
>>続きを読む

イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり(2019年製作の映画)

3.5

吸い込まれそうな空の青が恐ろしいほど美しく、その映像だけで見てよかったと思える作品
気球が上昇するほどに観ているこちらのボルテージも高まり、最高位に達した時のアメリアの行動には手に汗握りました

また
>>続きを読む

キャッツ(1998年製作の映画)

3.0

キャッツは劇団四季で見たことがあり、これはその海外演出版でのライブ映像

キャッツはミュージカルにサーカスを足したような作品だと思うので、率直に言うとやはりナマモノが1番だと思いました

猫の世界に迷
>>続きを読む

博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます


ずっと泣いていた 天才的な科学者と彼を支え続けたパートナーの物語

みなさん書かれていることだけれど
あの格好良いエディが全く消え去ってホーキング博士そのものなのがすごい
イケメン俳優さんだと思
>>続きを読む

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.6

日々の暮らしと となりあわせで戦争がある
それは異常でおかしいんだということを ブラックユーモアを込めてコメディ的に作られているのがブラボーな映画

戦争映画はどうしても気が重くて避けてしまいがちな私
>>続きを読む

シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

4.0

みんなで夢中になって何かひとつを作り上げた経験はキラキラした人生の宝物になる
記憶の中の青春が蘇ってくる作品

バンドメンバーの男の子たちはとびきりハンサムでもなく、むしろ目立たないタイプの普通の男の
>>続きを読む

メリー・ポピンズ(1964年製作の映画)

4.6

小さい頃から繰り返し観ているソウルムービー

もちろんスーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャスはすらすら言えます!

これが半世紀も前の作品とは思えないほど 鮮やかで素敵な魔法にあふれてい
>>続きを読む

真珠の耳飾りの少女(2003年製作の映画)

3.8

台詞がとても少ないこともあり、絵画の中を歩いているような気持ちになりました。
特にブルーの色が印象的

フェルメールの絵は好きだったので、柔らかい自然光のあの部屋を見て大興奮
フェルメールやレンブラン
>>続きを読む

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

3.5

見終えてすぐは そこまでだったのですが、しばらくしてふと美しいパリの街並みが思い出された時、ああ良い映画だったなと感じました。
主人公と共にパリを散歩した気持ちになれるのも、CGを使っていないからこそ
>>続きを読む

アメリ(2001年製作の映画)

3.7


とにかく世界観を楽しむ映画 
ときめきといたずら心とアクセントに少し気味悪さを詰め込んだ世界にドキドキする

ストーリーは正直のろのろしているし、よく分からない部分もたくさんあるのですが、どの1コマ
>>続きを読む