Naoさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

4.5

先日、ウクライナとロシアの前線バフムトでの兵士の寿命が4時間という記事を見たのが、鑑賞のきっかけ。

単なるニュースだけでは、大変だとなあとしか思えていなかったけれど、この映画を見ると、寿命4時間とい
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スマホを落としただけなのに(2023年製作の映画)

3.7

本家にあった恋愛要素なしで、サイコパスな犯人のターゲットの追い詰める様がメインで、とてもわかりやすいスリラー仕立て。

ちょっと緩めの女子と、スペックの高いサイコパスの組み合わせは、とても韓国映画っぽ
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RUN/ラン(2020年製作の映画)

3.7

障害を抱えた娘と献身的に支えてくれるステキな母のはずが…
愛しているの。全部あなたの為なの。
って言うやつでまともな人って見たことない。
本当に心から愛しているし、酷い目に合わせようと思ってないところ
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モスル~ある SWAT 部隊の戦い~(2019年製作の映画)

3.8

実話をもとにした作品ということだったけれど、どこまでが実話でどこがフィクションなのかが非常に気になってしまったぐらいドラマチック。

イスラム国に支配されているモスルを舞台に、SWAT10名が使命を果
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神が描くは曲線で(2022年製作の映画)

3.8

精神病院に付き添いなしで自分の意思で入院してくら謎のセレブ美女。
彼女はなぜここに来たのかがメインストーリー。
時系列をうまくバラし入れ替えていたり、大きく展開していくので、話自体はおもしろかった。救
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ヒッチハイカーKAI:手斧のヒーロー、その光と影(2023年製作の映画)

3.4

アメリカのいろんな闇がしれっと語られていたところだけがおもしろかった。テーマとしては面白かったけれど、ドキュメンタリーとして見応えがあるとかそういうのは特になし。

開幕から、ヒッチハイカーが乗り合わ
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ザ・メニュー(2022年製作の映画)

3.6

孤島にある高級レストラン。選ばれた数名の客だけが得られるシェフからのギフト。

料理が主役のストーリー。

シェフや客の個性やバックボーンはあまり深掘りされない点も、生と死の間を繋ぐ料理という変な神聖
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アバター(2009年製作の映画)

4.5

公開当時に見てすっかりストーリーも忘れていたので、おさらいがてら軽い気持ちで見始めたら、改めて見ても遜色なく、思いのほかおもしろくて、なんだか得した気分。

幻想的な世界にベタなストーリー展開がワクワ
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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

4.5

あけましておめでとうございます。
今年1本目はこれ!ドルビーシネマ3Dで。

噂には聞いていたけれど、こんなにすごいとは。ため息が出ちゃう。
ストーリーとか関係なく見てるだけで楽しい。逆に言えばストー
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ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

3.9

ラノベみたいなノリは嫌いじゃない。

ストーリーも雰囲気も前作の方がちゃんとしてて好き。オチがオチてない感なのが残念。でも伏線回収をちゃんとしていてこれはこれであり。

全体に漂う現代に対する皮肉な感
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ナイル殺人事件(2022年製作の映画)

3.5

ミステリーよりも、ナイルの景色の良さを味わいつつ、人の秘密をあばいちゃいながらキャラエピを楽しむ系ドラマとして見るのがオススメ。

一応、船上というクローズドサークルではあるけれど、すごくミステリー感
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劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

4.2

これがZ世代のラブストーリーか。
愛の呪縛と呪いの純愛。

そして一応クリスマス映画だった。どうせならもう少しクリスマス感あげてそれすらぶっ壊して欲しかったw

呪術廻戦初見の人でも、ちゃんと設定を教
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ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

3.2

スタンよどうしてこうなったのか。
スタンの人生を描いたヒューマンドラマ感。しかもすごいバッドエンド。ナイトメアアリーというだけあって、常に胸糞なんだけど見てるとそう感じない点が物足りなさかな。

ちょ
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ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

3.5

ヤギが最高すぎる

ちょっとお笑いが多すぎてテンポ悪いし、神と愛と死とヒロイズムという壮大な設定もどうでもよくなるし、ソーとジェーンのいい話も台無しな気はしないでもないけれど、このノリは嫌いじゃないの
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バーバリアン(2022年製作の映画)

3.7

バーバリアン=野蛮人という意味だけど、バーバリー通りの人々という意味もあるのかしらね。

つまらない映画だったら寝ちゃうなぁなでも明日早いし、眠れるならそれはそれでいいかというテンションでみはじめたら
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マーベル・スタジオ スペシャル・プレゼンテーション:ウェアウルフ・バイ・ナイト(2022年製作の映画)

3.5

disney+のおかげで、marvelのなんでもあり感が存分に発揮できてて嬉しい。
日々消費されてくるコンテンツをコンスタントにリリースしてくのって大変だと思うけど、次から次へ、飽きさせないようにリリ
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マーベル・スタジオ スペシャル・プレゼンテーション:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデー・スペシャル(2022年製作の映画)

3.8

メリークリスマス!🎅🎁

こんなクリスマスを過ごしたいと思える素敵な内容。

に加えて、ケビンベーコンの雑な使い方とか、ギャラクシアンの変なクリスマス感とか、ヨンドゥのアニメとか、ガーディアンズらしい
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SING/シング:ネクストステージ(2021年製作の映画)

4.0

ミュージカルではなく音楽を見る映画。

ストーリーは凡庸ではあるけれど、それぞれのキャラが、それぞれの成長を遂げていて、新キャラも加わって、続編としてもパワーアップしているのは素晴らしい。

アニメだ
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ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

3.5

ビジュアルに反してめっちゃ普通!

1作目は初登場でインパクトとヴェノムのキャラが新鮮に思えたけど、2作目だとそこは前提スタートだし、カーネイジ登場の割に特別目新しさもなく。

本作でもヴェノムはかわ
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ディアスキン 鹿革の殺人鬼(2019年製作の映画)

2.6

クッソつまらないのがおもしろい系
余談。フランス映画って、この映画のように、変なおじさんを真面目に描くのがヤバ面白いみたいなのが割とあるよね。

この映画の主人公は(結局最後までよくわからなかったけど
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.0

ウルトラマン好きや特撮好きは楽しいのかな。

エヴァを実写でやりましたみたいな演出がちっとも良くなかったし、それっぽい説明セリフで感情がのってない会話のせいで、しらけてしまった。

同じマンでもアイア
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ゼロ・ダーク・サーティ(2012年製作の映画)

3.4

ビンラディン捜査を行うCIA捜査官を中心に暗殺までをなぞるストーリー。

正直なところ… この手の話は本筋がわかってしまっているから、ドキュメンタリーではないわけだし、それなりに内容を盛り上げてほしい
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マニアック(2012年製作の映画)

3.2

サイコパスのラブストーリーなのかな?

殺人鬼視点のPOV風な演出。
でも、見たいのはこれじゃないんだよなぁ。と思いつつ、この情報量の少ない不自由さが、余白をうめたいという欲求で、薄い話でもかろうじて
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ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

4.2

タイトル通りワカンダフォーエバーな作品だった。

ブラックパンサーは、MCUの中で国や種族単位で描けるタイプのシリーズなんだなと改めて。(ソーも国といえば国なんだけど、個人戦だし神様と宇宙と規模が違い
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秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

RADWINPSのMVみたいな感じじゃない静かな新海誠もいいなと思って見てたら、最後にフル山崎まさよしで笑ってしまった。(よくないわけじゃない。)

男子の方が初恋引きずっちゃうよねってことかな。

漁港の肉子ちゃん(2021年製作の映画)

3.6

漁港の肉子ちゃんというタイトルだけで、なまなましい鬱アニメなんじゃないかと倦厭しちゃってたんだけど、肉子ちゃんの話というよりは、小学生のキクコの成長ストーリーメイン、肉子ちゃんの不幸も報われる。

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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.2

すずめの戸締まり、さっそく見てきました。

とにかく自然みあふれる風景が綺麗。
あと猫とイスがめっちゃかわいい。
それだけで満足。

君の名は。より厳しい内容だけど、天気の子よりはスッキリする。新海誠
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天気の子(2019年製作の映画)

3.5

エモいが大渋滞。
挿入歌は主張が激しいけれど、歌じゃない音楽がすごく良かった。
いろんな雨の音、いろんな空模様、誰かのために願う気持ち、思ってたより全然よかった。

でも、こんな青春の描き方は好きでは
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オーガズム瞑想:ワンテイスト社の実態(2022年製作の映画)

2.0

創業者のニコールは、誰しもが欲しつつも隠している性欲をネタにしちゃうところとか、人を魅了し支配するという点において天才的。

ドキュメンタリー作品としては、構成も見せ方もありきたりだし、メッセージもブ
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エノーラ・ホームズの事件簿2(2022年製作の映画)

3.9

おいおい…
テュークスベリーが可愛すぎだろう
イケメン+子爵+議員というハイスペックに加えて、わんこ属性のナイトとか、強キャラすぎる。

肝心の本編は。エノーラがちょいちょいこちらに話してくるところと
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テルマ(2017年製作の映画)

3.5

この娘…絶対なにか秘密があるよね…な話。

雪国らしい張り詰めた空気感。神の教えを守り厳格に育って来たがゆえのエキセントリックさ。
終始、不穏な感じが漂う雰囲気やドラマチックな演出はやりすぎではあるけ
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イヴォンヌの香り(1994年製作の映画)

3.5

愛する女を見つめる男の視線。
人生を変えてしまうほどの女性と出会った男には、こんなふうに見えるのでしょう。

ファムファタールは手に入らないからこそ輝くという美学。

(ストーリーはちょっとついていけ
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グッド・ナース(2022年製作の映画)

3.8

実際にあった事件をベースにしたストーリーということで、派手さはないものの、病院という特殊な場所で起きる怖さ、身近な人が犯罪者だったらという不安を感じられて見応えはあり。

常に死と隣り合わせであること
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

4.0

途中2回ぐらい寝落ちしたけど…面白かった!

地球がぶっ壊れて人類が滅亡するという前提を面白がるのは不謹慎極まりないけれど、それぞれのエピソードがくだらなすぎてめっちゃ笑えた。

金のかかったB級映画
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マスカレード・ナイト(2021年製作の映画)

3.5

監督はキムタクをかっこよく見せる天才かな。

ホテル内では犯人を探しつつ、接客するのがメインなので、ちょっと中だるむ感じはあったけれど、登場人物の多さとそれぞれのエピソードにより総じて安定感のある面白
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スクール・フォー・グッド・アンド・イービル(2022年製作の映画)

3.8

ザ現代のおとぎ話と言った感じ。

善と悪という勝手に決められた個性で人を判断するのってどうなの?
見た目だけをつくろい、それらしく振る舞うことってダサいよね。
姫が王子に守られるべきだなんて誰が決めた
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