日央さんの映画レビュー・感想・評価 - 28ページ目

ALI アリ(2001年製作の映画)

3.3

マイケル・マンは撮り方と音楽の使い方にいつもセンスの良さを感じる。

ウィルの演技も良かった。

ただ、映画という時間枠でアリを語るには短かった感が否めない。

詰め込みすぎた為に雑だなって感じた。
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デッドマン・ウォーキング(1995年製作の映画)

4.3

ショーン・ペンの悪役っぷり、死刑が近付くにつれ怯えていく様変わりが見事だった。

映画は死刑制度に反対の考えである。

アメリカでも死刑制度がある州ない州あり、世界的には死刑制度の無い国が多い。

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生きてこそ(1993年製作の映画)

3.3

映画にもなった日本のひかりごけ事件を思い出した。

人間が極限状態になった時に、その行動をどう思うか。

結局、そんな状況を味わってない人間には理解できない事ではあるし、凄く難しい問題。

ただ、映画
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インポッシブル(2012年製作の映画)

3.8

地震大国の日本人には特にずしりと響く。

神戸や東日本を思い出さずにはいられなかった。

実際のスマトラの映像も記憶に残っていたし、その衝撃ぶりに息を飲んだ。

映画はリアルに描かれていて、その悲惨さ
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.3

ショウダンサーであるゲイ男性ルディと、弁護士ポールが育児放棄されたダウン症の子を引き取り、育てる話。

同性愛への偏見。子供には悪影響だ。それならば育児放棄をした薬物中毒の実母を司法が選ぶ。

理解に
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コピーキャット(1995年製作の映画)

3.2

ケンパーだったり、バンディだったり、ダーマーだったり有名な殺人鬼の手口を模倣する男が犯人だったので凄い印象に残ってる作品。

ハリー・コニック・JRの演技が良かった。

でも、シガニー・ウィバーはなん
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キャスト・アウェイ(2000年製作の映画)

3.9

ほとんどトム・ハンクスの一人芝居で2時間越えの作品でも楽しめる。

流石。

ロバート・ゼメキス作品は本当好きだな。

バレーボールとの別れでまさかの感動もあったり、孤独の無人島生活の凄まじさを感じた
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レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

4.0

物語はシンプルだけど、美しい自然の風景、そこに生きる生命、極寒の脅威的なものを強く感じられ、冒頭、熊に襲われるシーンとか凄まじかった。

ディカプリオの身体を張った演技も素晴らしい。

いつか受賞間違
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クリーピー 偽りの隣人(2016年製作の映画)

3.0

北九州の事件や尼崎の事件を連想した。

香川照之は流石の演技。何をやっても上手い。

ただ、話に無理があって途中冷めてしまった。

悪の教典(2012年製作の映画)

1.7

内容が薄っぺらで、ひたすら人が死ぬのを見せられる映画。

クリード チャンプを継ぐ男(2015年製作の映画)

3.1

いつまで続くんだと言いながら見てしまうシリーズ。

でもタイトル変えてきたから、ある意味セコイ。

内容は悪くはなかった。

かつてのライバルのって展開はなんか漫画っぽいけど。

ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

3.0

この事故の話は結構テレビで取り上げられていて、何回か見てるものだから内容は把握していた。

映画の方は地味めに仕上がっていて、ちょっと退屈な感じもした。

忠実に描いたからかもしれないな。


◼️物
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グラディエーター(2000年製作の映画)

3.8

リドリー・スコットの作品はあんまり好みじゃないけど、この作品は良かった。

剣闘士の闘いは迫力あったな。

ハンス・ジマーの音楽が効果的で素晴らしかったし。

結末も感動的。

ただ、個人的にラッセル
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キル・ビル Vol.1(2003年製作の映画)

2.2

出演者、音楽、日本カルチャーへのリスペクト、タランティーノの趣味趣向と色々良いところがあるのに、破茶滅茶過ぎ。

斬るわ斬るわ、血しぶき血しぶき。

疲れた。

続編見る気失せました。


◼️物語、
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LOGAN ローガン(2017年製作の映画)

3.4

X-MENシリーズはあまり好みじゃないけど、ウルヴァリンに関しては好きで見てみた。

迫力あるアクションシーンも良かったけど、身を呈してローラを守る姿に感動した。

予想外にちょっとグロかったかな。
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

2.3

期待してたんだよな。でも

色々分かってくるにつれ冷めてしまった。

嫌だなって怖い場面が結構あったり、滞在的な差別に目を向けるって意味では納得もするけど、どうも好きになれなかった。


◼️物語、構
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the EYE 【アイ】(2002年製作の映画)

3.2

視覚的には結構怖かった。

でも最終的に感動的な話で終わった。

角膜移植によって、得体の知れない存在が見えてしまうってアイディアは良かった。


◼️物語、構成 3/5
◼️演者、演技 3/5
◼️
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告発(1995年製作の映画)

4.2

窃盗の罪で捕まったが、刑務所の非人道的対応があまりに酷い。

胸が痛いし、目を背けたくなる。

人間がこんな状況におかれたら精神が崩壊するよな。

そんな彼が弁護士とともに闘い、アルカトラズ刑務所を閉
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凶悪(2013年製作の映画)

4.0

ピエール瀧演じるヤクザの証言と、その証言を聞かされた新聞記者が居なかったら、先生と呼ばれた男は逮捕されずのうのうと生きてた。

とっても恐ろしい事だ。

何人も死に追いやった男が身近にいるかもしれない
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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

2.0

期待してたのに全く怖くなかった。

キング原作だからスタンドバイミーの要素があってもおかしくはないけど。

もっと徹底した恐怖を描いて欲しかったな。

モンスターズ・インク(2001年製作の映画)

4.7

ディズニーやピクサーのフルCGアニメでは一番好きな作品。

モンスターが可愛いし、ブウもめっちゃ可愛い。

純粋な作品で温かい。

人間を脅かして手に入れるエネルギーが、ラスト変化する流れも素敵。
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トイ・ストーリー(1995年製作の映画)

4.2

この作品からフルCGアニメの歴史が始まった。

初めて見た時は驚きと感動だったな。

どのキャラクターも魅力的。

大人になって見たけど、子供な頃に出会ってたらまた違う感情が芽生えたんだろうな。

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ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

4.8

何度見ても素晴らしい作品。

全く関わることのない世界だけに、マフィアとはこういうものなんだと、初めて見た10代の頃に知る事が出来た映画。

マフィアもヤクザも結局一般人からしたら理解できない組織なん
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ストレイト・ストーリー(1999年製作の映画)

3.7

リンチ作品には、道に関わるものが多い。

マルホランドドライブにしろ、ロストハイウェイにしろ。

ただこの映画はおじいさんがトラクターに乗って、ゆっくりゆっくり病気に倒れた兄に会いに行くというシンプル
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怒り(2016年製作の映画)

4.0

人を信じる事は容易いようで難しい。

信じる事によって裏切られた時の怒り、それをテーマに描かれていました。

内容は重たく、殺人を犯した市橋達也の逃亡生活がモデルになっているようです。

演技力ある俳
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オールド・ボーイ(2013年製作の映画)

3.4

スパイク・リーらしさはあんまり感じられなかったな。

ただ、オリジナルと比較した場合、勝らずともこれはこれで悪くはなかった。

インクレディブル・ファミリー(2018年製作の映画)

3.5

前作を上回るスケールでした。

実写のヒーローものなんかよりよっぽど面白い。

このファミリー好きです(^^)

言の葉の庭(2013年製作の映画)

3.8

圧倒的に美しい画力、詩的な描写、煩わしい雨も好きになってしまいそうでした。

脚フェチなもので、その意味でも良い。

となりのトトロ(1988年製作の映画)

3.9

色んな都市伝説あるけど、素直に見ればそれで良い。

純粋な気持ちになれるし、癒される。

だって子供向けな作品なんだし、そんな都市伝説子供に向けて発信しないよな。

とは言え大人になってもやっぱり好き
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天空の城ラピュタ(1986年製作の映画)

4.4

これは好きです。最高です。

宮崎映画で圧倒的に好き。

神話的で、2人の主人公も脇を固めるキャラも好き。

うちの息子がよくムスカの真似してたな。

千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

2.1

宮崎駿作品は、ゴッホの絵画だって言われたら感動してしまう感じ。

宮崎駿なら間違いない?

個人的には面白かった作品は、そんなにないですね。

千尋の評価もイマイチピンと来ない。

画も良いし、音楽も
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ハウルの動く城(2004年製作の映画)

1.0

全然楽しくない映画だった。

あんまり内容覚えてない。

映像では多少覚えてるのだけど。

カールじいさんの空飛ぶ家(2009年製作の映画)

2.3

絶対泣けるぞって身構えたのも虚しく、全く泣けなかったな。

じいさんの空に旅立つ理由はお涙なんだろうけど。

なんか途中ダラダラな映画だった。

当たりが多いディズニー、ピクサー系でも、たまーにあれれ
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(1963年製作の映画)

4.1

今まで色んな生き物が襲ってくる映画があったけど、まさかの鳥がってなる。

でもそういうスタイルの映画が生まれたのも、きっとこの映画がお手本になってるんじゃないかな。

ヒッチコック作品の中でも異色。で
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ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

3.4

相変わらず個性的すぎる俳優を一箇所に集めるのが好きな監督だこと。

ちょっと時間長めだけど、飽きずに楽しめるのは流石。

ラストは、またやっちゃった的な感じだな。


◼️物語、構成 3/5
◼️演者
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クライング・ゲーム(1992年製作の映画)

3.9

前半の緊張感と、後半の開放感の対比が見事。

あのシーンを初めて見た時は衝撃的だったな。

でもそのシーンが良くも悪くも、全て持ってかれた感じ。

序盤のカエルとサソリの寓話が凄く好きで、よく会話に取
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