ブレッソンならではの最小限に抑えた演出、響く生活音が今作も印象的。
主人公や登場人物たちは多くを語りません。
声を張り上げて怒るシーンもなければ、ほとんど暴力的なシーンもありません。
だからこそ、こち>>続きを読む
前作から実に19年ぶりに作られた作品。
これも2008年の作品なので、最新作が1~3作目と比べてどれだけ年月が流れているかを思い知ります。
『最後の聖戦』では自らの父と向き合ったインディが今度は…とい>>続きを読む
インディの父親役にショーン・コネリー。
インディの少年期にリバー・フェニックス。
このキャスティングだけでも存分に楽しめる一本。
『RRR』でめちゃ怖かったアリソン・ドゥーディも出演しています。
父>>続きを読む
シリーズで一番観ているのはこの作品かも。
エブエブでの大復活も話題になったキー・ホイ・クァンが可愛い。
メインキャラに子供がいることもあり、前作よりもコメディ色が濃くなっている印象。
ケイト・キャプ>>続きを読む
まもなく最新作が公開されるインディ・ジョーンズシリーズの第一作目。
初見時も、久しぶりに観てもわくわくします。
とんでもない量のヘビ、敵がプロペラに巻き込まれたり、悪霊のせいで顔が溶けてしまったり…>>続きを読む
ショーン・コネリーがボンド役に復帰、そしてついに卒業した作品。
宿敵ブロフェルドとの戦いが描かれます。
ただ最終的な敵の倒し方も、え、そんな感じ?といった感じで、一本前の『女王陛下の007』が忠実に>>続きを読む
あんなに恋に必死になっているのに、いざ相手から近づいてくると臆病になってはっきりせず逃げてしまう、そんないつもの寅さん。
その後、新たな相手が見つかろうと、ずっとひとりのままだろうと、きっと千代は幸せ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
前情報を入れなさすぎて、普通に前後編だということすら知りませんでした。
想像以上のクリフハンガーエンドなので、早く続きが観たい!
マーベルの異なる3作品で、それぞれ主要キャラを演じたおそらく最初の俳>>続きを読む
直前に『SSSS.GRIDMAN』と『SSSS.DYNAZENON』のシリーズを観たので、この2つがついに同じ世界線に!という喜びが。
ロボット戦隊ものであり、甘酸っぱい青春物語であり、若者たちが自ら>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
記憶・思い出を巡る物語。
多くは語られない作品ですが、ひとつひとつの描写が心に深く染み込んでいきます。
徐々に浮かび上がるポラロイド写真。
無理して買った絨毯。
洗面台の鏡。
父の記憶と共に、全てが>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ある学校・家庭での出来事を三幕構成で描いたヒューマンドラマ。
同じ出来事を異なる人物の視点から描いたものといえば、もはや「羅生門スタイル」という言葉もあるくらい、ひとつの殺人事件を巡って複数の人物の>>続きを読む
2人の男に言い寄られた女。
男たちは互いに競い合い、そのために罪もない動物すら犠牲になっている。
優しすぎるがゆえに心を痛め、決断することができない女がとった行動は…
『道成寺』の鏡のような存在の物>>続きを読む
安珍・清姫伝説。
そこに命が宿っているとしか思えない人形たちの表情が胸に迫るので、清姫にも感情移入してしまう。
安珍は気の毒としか言いようがないのだが。
安珍のラストは、調べた絵巻だとなんだかあん>>続きを読む
画面に写真が映され、川本喜八郎って実写も撮るのか?と思いきや、そこからシュールレアリズム的な画の世界へ。
電車内の吊り広告から始まる不思議な旅。
和風イメージの作家だったので、こういうのも作るんだ!>>続きを読む
猟に向かう兄弟、そこで鬼に襲われ思わずその片腕を切り落とすと…
シンプルな物語ながらも、そこに浮かび上がるものはとても恐ろしい。
何があの者を「鬼」にさせたのか。
お酒にチカチカ反応するお鼻、どうにもならない人間の業。
まるで観てるこちらにもお酒の匂いが漂ってきそうな楽しい一本です。
川本喜八郎はこんなコミカルな作品もあったんだなと思ったら、どうもこれが監督デ>>続きを読む
日本版を観てから、リメイク元である今作を鑑賞しました。
順番としてはこっちを先に観ておいたほうが良かったのかな?
日本版が結構オリジナルの要素を足していたので、「えっ、ここで終わりなんだ!」と思って>>続きを読む
アジア圏作品の日本リメイクといえば、吉岡里帆の『見えない目撃者』はとてもよく出来ていましたが、優れたリメイク映画がまたひとつ誕生したと思います。
普通なら逆になりそうなキャスティングの組み合わせ。>>続きを読む
日本が舞台、ロアルド・ダールが脚本という不思議な作品。
姫路城で丹波哲郎指導のもと忍者修行をするジェームズ・ボンドという画がなんか面白い。
かと思えば宇宙規模の話になったり、やっぱりこの頃の007は>>続きを読む
タイトルからして強烈そうな作品が、4Kリマスター&無修正完全版として上映中。
ポスターにもなっている棒のビジュアルは見たことがありました。
期せずしてルッジェロ・デオダート監督の追悼上映のようになって>>続きを読む
●気が向いたらしっかり書きたい、MCUシリーズざっくり感想
MCU初のR指定、クラシックホラー的な作品。
オープニングのマーベルロゴも途中からモノクロになり、スクリームが響きます。
ジャックが満を持>>続きを読む
●気が向いたらしっかり書きたい、MCUシリーズざっくり感想
これだけ多くのキャラクターが揃い集まっているにも関わらず、今何が起きているのか、今何をしようとどう動いているのかを観客が見失わないよう工夫>>続きを読む
●気が向いたらしっかり書きたい、MCUシリーズざっくり感想
ブリー・ラーソンがMCUに!?と最初は驚きましたが、超かっこいい新たなスーパーヒーローの誕生です。
そのあまりの強さインフレ具合に、エンド>>続きを読む
●気が向いたらしっかり書きたい、MCUシリーズざっくり感想
アントマンシリーズの2作目で、時系列はIFより前のお話。
悲惨に終わったIFの後に、ほっと一息できる作品です。
カリフォルニアの大通りを縦>>続きを読む
●気が向いたらしっかり書きたい、MCUシリーズざっくり感想
ついにラスボス、サノスと対決することになるアベンジャーズたち。
これまでいろんな作品で見てきたそれぞれのキャラクターたちが、宇宙をこえて交>>続きを読む
●気が向いたらしっかり書きたい、MCUシリーズざっくり感想
TARを観た後では、ケイト・ブランシェットなら全宇宙も支配できるような気がします。
監督がタイカ・ワイティティになったこともあり、ギャグが>>続きを読む
●気が向いたらしっかり書きたい、MCUシリーズざっくり感想
相変わらずチームは愉快で小さなベイビーグルートは可愛い。
カート・ラッセルの名演が光ります。息子は後に偽キャプテン・アメリカ(言い方)を演>>続きを読む
●気が向いたらしっかり書きたい、MCUシリーズざっくり感想
手が命である天才外科医が、交通事故により両手に麻痺が残る怪我を負ってしまうことから魔術師として生まれ変わります。
インセプションのような万>>続きを読む
●気が向いたらしっかり書きたい、MCUシリーズざっくり感想
ヒーロー映画を観ているとき、考えないようにしているけどやっぱりよぎってしまう「この戦い、一般人にも被害が出ていないか…?」という思い。
そ>>続きを読む
●気が向いたらしっかり書きたい、MCUシリーズざっくり感想
どんどんスケールが大きくなっていくアベンジャーズシリーズに対して、良い意味で箸休めと言える、肩の力を抜いて楽しむことができる独立した作品。>>続きを読む
●気が向いたらしっかり書きたい、MCUシリーズざっくり感想
物語はトニーがやったことの尻ぬぐいといえばそれまでかもしれませんが、ワンダとホークアイのやりとりなど、やっぱり安定して名シーンを見せてくれ>>続きを読む
●気が向いたらしっかり書きたい、MCUシリーズざっくり感想
MCU作品の中でも名作と名高く、ここからルッソ兄弟が監督として起用されています。
内容が『大統領の陰謀』を意識しているであろうことは、ロバ>>続きを読む
●気が向いたらしっかり書きたい、MCUシリーズざっくり感想
これまでの戦いの影響か、かなり精神的に追い込まれたトニー。
そんな彼の支えになったのが、機械いじりが好きでアイアンマンに強く憧れている少年>>続きを読む
●気が向いたらしっかり書きたい、MCUシリーズざっくり感想
ついに集結!アベンジャーズ!
終盤、ニューヨークでの決戦で全員集合するシーンは、ヒーロー映画史に残るものでしょう。
ついにここまできたんだ>>続きを読む
●気が向いたらしっかり書きたい、MCUシリーズざっくり感想
病弱で貧相な身体のため入隊不合格となっていたひとりの青年が、キャプテン・アメリカになるまでの物語。
貧相な身体の方がCGなのでしょう。どん>>続きを読む
●気が向いたらしっかり書きたい、MCUシリーズざっくり感想
今思えば、北欧神話の雷神が当たり前にみんなと混ざってヒーロー活動しているというのが何とも可笑しい。
そういえばケネス・ブラナーが監督だった>>続きを読む