まるおさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

まるお

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ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

4.2

もはやマスクの正体とか犯人なぞどうでもよくなってくる。
主人公ツリーの生き様がとにかくかっこいい!
自分の人生を自分で切開く開き直りにも似たパワーに惚れ惚れとしちゃうのです。

あんなに生き生きと自殺
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.8

最近ではタイムループに目新しさも感じないなあと思ってだけど‥
これは面白い!
ユニバーサルスタジオロゴの出方からしてかっこいいもの。

主人公ツリーのビッチでノー天気な性格と作品に流れるお洒落ポップな
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止められるか、俺たちを(2018年製作の映画)

3.5

なんだろか、タイトルがすごく好きです。

門脇麦は大好きな女優だし今作ももちろん素晴らしいんだけれども、
もっと若松孝二目線の物語も見たかったかも。
でも作品創りにかけるドロドロした熱量、そして赤塚不
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グラウンド・デス(2018年製作の映画)

3.0

狭い場所やごちゃごちゃした場所は好きなんですけど‥息苦しいったらありゃしない。

カメラアングルが面白くてすぐそこに居るような臨場感が感じられました。
気圧差を映像で感じさせてくれるとは…耳がボワボワ
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ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(1997年製作の映画)

3.5

久しぶりに見ました!

人生の最後と海の相性が抜群で、
ちょっと荒いプロットもちょっと強引な話の流れも、いいんです。
全てはラストの余韻のため。

たつ鳥後を濁しまくる勢いで、
ひたすら陽気に死でさえ
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モーガン・ブラザーズ(2012年製作の映画)

3.3

モーガン弟奮闘記。

カントリーソングと雰囲気あるモーガン兄弟と人間肥料。
これはめっちゃ面白いやつ!とワクワク見てたんですけど…
中盤からの面白さが失速しちゃいました。

ひとつのシーンのテンポが悪
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サバービコン 仮面を被った街(2017年製作の映画)

4.0

The.私利私欲。

表面的に飾られた牧歌的な街並と、そこに住む人間の獣に劣る醜さ。
このコントラストにやられちゃいました。

分かりやすいストーリーと随所にちりばめられた毒、コーエン兄弟っぽさ満載で
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(2016年製作の映画)

2.5

利用する者と利用される者。
その図式が面白い。
そして、その底辺に本当に存在しているかのような瑛太の演技が素晴らしかったです。

でも作品全体としてみると、大森監督好きだけど、今作はハズしてるかなあ。
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(1963年製作の映画)

3.5

むかし浜辺でトンビに襲われて持ってたパン強奪されたなあ。
良い思い出です。

鳥はもちろんの事、出てくる女性がみんな怖すぎる。
揃いも揃って病質的なのよ。

古典的でさすがに今の時代では古く感じる部分
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トランスポーター(2002年製作の映画)

3.5

お父さんの髪型、ヅラみたい。
気になりすぎる。

王道ストーリーの王道アクション。
なぜか2を先に見てしまってたけど、問題無いくらいに王道でした。
そして、突然の王道ベッドシーンには笑ってしまった。
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ラバーボーイ(2014年製作の映画)

2.5

この手の映画のジャケット詐欺にはもはや慣れっこ。
なのでまあそれは置いといて、内容的にはまあまあ面白かったです。
子供の頃楽しんだ由緒正しい王道ホラーといった感じ。

特にオープニングのノスタルジー溢
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

4.2

娯楽性、サスペンス要素をしっかりと出しつつも真っ向から人種差別問題に向き合っている作品。
この凄まじさにやられてしまいました。

黒人やユダヤ人ってだけで、あんなにも全身で差別を浴びせられるってどんな
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麻雀放浪記2020(2019年製作の映画)

3.0

坊や哲の事はむかしに本で読んだ様な。。
映画の元祖『麻雀放浪記』は見てないし、
麻雀の知識もそこまでないけれど‥
そんなの一切必要なかったです。

もはやツッコミどころとか通り越して
とにかくいろいろ
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トランスポーター2(2005年製作の映画)

3.0

さすが無敵のジェイソン.ステイサム。

話はあってないようなものだけど、
その分アクションに没入できるし、
アクションシーンがいちいち凝っているので、頭カラッポで最期まで飽きる事なく見る事ができました
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ザ・カニバル・クラブ(2018年製作の映画)

2.0

金持ちが最初から最後まで何やってんだか。

ていうか、ダメだ、見る価値が見いだせない。
カニバルなんて名前だけのもので、ひたすら何やってんだかの連続でした。
やたらボカシの連続は笑ったけど‥
ブラジル
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.8

恋愛ものが苦手でミュージカルはもっと苦手。
なんで見たんだって話ですが、
周りが言ってる賛否両論のラストっていうのが気になりまして。

ロケハンの力が凄い。
エマ.ストーンがひたすら可愛いい。
あとラ
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シュガー・ラッシュ:オンライン(2018年製作の映画)

3.5

プリンセスをイジり倒したセルフパロディーなシーンが楽しかったです。
そうなのよ。
突然歌いだすってなによ。

ラルフのあの粘着で束縛で浅はかでメンヘラ気味な性格、やり口が陰湿すぎますね。
さすが悪役。
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ストレンジャーズ 地獄からの訪問者(2018年製作の映画)

3.5

ジャケットに視線を合わせてはいけないとありますが、視線合わせてなくても問答無用で襲ってきます。
怖いです。

実話が基になっているとあるけれど、マジですか。
米国すごいですね。

キャンプ場&不条理に
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ローライフ(2017年製作の映画)

4.0

ビバ!メヒコ!!

モンストロとは人ではなく象徴ですね。
ポップでオシャレなアクション作品かと思ってたら、グロ多めバチバチのバイオレンス。
まあ、たいした話でもないんだけど、ひとつの事象を多角度から覗
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ナイト ミュージアム エジプト王の秘密(2014年製作の映画)

3.5

ようやくシリーズ完走。
3作目ともなると息子もなんだか大人になっちゃって。
動き出す展示物より面白いものなんてこの世に無いと思うけどなあ。
DJですか。

前回絵の中に入れるならエッシャーの絵にでも入
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シュガー・ラッシュ(2012年製作の映画)

3.6

ただただ癒されました。
そしてエンドロールが楽しすぎ。

ラルフのトラブルメーカーっぷりにはちょっとイライラしたけれど、
自分の役割りに疑問を持つって事大事ですね。

ゲームはけっこう好きなので、あの
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リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

4.0

歳だ、涙腺ゆるゆる。
キャシー・ベイツが登場する度に涙がドバドバ出てしまう。
口は悪いけど頼りがいのあるサム.ロックウェルも良い演技すぎました。

決して他人事ではない、簡単に被害者にも加害者にもなっ
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ネクロマンティック2(1987年製作の映画)

3.6

使ってた人間が使われる物と化す。
前作でうまく社会と折り合いつけれなかったロベルトも、ここまで愛される存在となっちゃって、きっとあの世で喜んでいる事でしょう。

今作はグロ控えめ(これを控えめというあ
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ネクロマンティック1[完全版](1987年製作の映画)

3.8

エロとグロと不快と不潔とちょびっとのアート性。
これらを煮詰めた様な映画です。

子供の頃観て大いなるトラウマとなった作品。
久しぶりに見たけど…やっぱりエグイ。。

正直、ネクロフィリア、
死体愛好
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.5

物語的にはありふれている。
でも、見せ方を変えればこんなにも面白い。
床の軋む音、ドアが開く音、息遣い。
前半ちょっと眠気催したのですが、
徐々にのめり込んでいく、そして反転する後半では前のめりになっ
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.0

やっぱり面白い、タランティーノ最高ですっ。
60年代のネオンビカビカの街並見てるだけで2時間いける
ブラピとディカプリオの顔見てるだけでも2時間いける。
アンテナ修理の時のサービスカットよ。

そして
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ゾンビーワールドへようこそ(2015年製作の映画)

3.6

非モテとゾンビってよく似合いますねー。

童貞たるもの如何なる状況でも女体への興味を忘れてはいけないし、
スカウトたるものどんな状況でも創意工夫を忘れてはいけないって事ですね。

ホームセンターで対ゾ
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

2020一発目、先行上映にて。

ポン・ジュノ全開。
ブラックでシニカルな笑いに満ちていました!

最近は貧困をテーマにした作品がやたらと多いけど貧富の二極化って世界的な問題なんやろうなあ…
なんてこ
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ナイト ミュージアム2(2009年製作の映画)

3.0

まさかの大出世。

前作よりかドタバタが過ぎる分ちょっと疲れたけど、今作も面白かったです。
年末には頭空っぽで。

絵画の中に入れるっていうのは正に憧れ。
エッシャーやダリ、浮世絵なんてのも夢だなあ。
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ザ・インシデント(2011年製作の映画)

3.0

いろいろと説明不足でよく分からんイライラはありましたが、
主人公達の置かれた状況を楽しむパニック映画としては面白かったです。

このリアルお化け屋敷のなにが怖いって、ゾンビじゃなくて人間ってとこよ。
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ロスト・バケーション(2016年製作の映画)

3.6

全身傷だらけ!

サメに噛まれた傷、クラゲに刺された傷、岩場ですりむいた傷。
ひとつひとつの傷がやたらリアル。
足の裂傷自分で縫うシーンは痛そうすぎてちょっと笑ってしまった。
やたらエロっぽいカメラア
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ビジランテ(2017年製作の映画)

3.5

地方都市の閉塞感と政治の策略と外国人とエロと暴力。
これらが混ざり合って、なんとも息がつまりそう。
大森南朋と鈴木浩介と桐谷健太の愛憎入り交じった兄弟喧嘩が軸ですが、
3人とも自分の事しか考えていない
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ドリームキャッチャー(2003年製作の映画)

3.5

ぶっ飛んでるなー。
思ってた内容と全然違う!
青春ホラー?異能SF?宇宙大戦争?
スカトロやミリタリー系もあるか。
とにかくジャンル大渋滞!
だけど不思議と嫌いじゃない、どころか、結構好き。

ここま
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ナイト ミュージアム(2006年製作の映画)

3.0

なんとなく付き合いで見始めたら‥なかなか面白い。
子供の頃に出会ってたら星500個くらいつけてたんじゃないかしら。
歴史や博物館といったものが大好きなので、それらの展示物が夜な夜なトイストーリーの如く
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ヤコペッティの大残酷(1974年製作の映画)

3.0

変態的で中性バロック的な旧世界から変態的で現代的な新世界へ。

正直、前衛的すぎてわけ分からんというのがほんとのところですが、
この意味不明さが少しずつ中毒のように楽しくなってきたりして。

聖なる処
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トーナメント(2017年製作の映画)

1.5

びっくり!

何がびっくりって、あらすじと内容が全く違うのですよ。。
ジャケット詐欺ってたまにあるけど、あらすじ詐欺って何よ。

殺し合いトーナメント??
デスゲーム??
作品間違えたのかと思った。
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