まるおさんの映画レビュー・感想・評価 - 14ページ目

まるお

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世界の果てまでヒャッハー!(2015年製作の映画)

3.0

こういう海外の悪ノリ系コメディーってあんまり面白いと思えないのですが、
でもこのシリーズは別。なぜか見ちゃいます!

まあ実際オシッコや下ネタ、
ちょっとドタバタしすぎかなあと思っていたら‥完全に気を
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ミッドナイト・ミート・トレイン(2008年製作の映画)

3.0

豆腐食ってる場合じゃない。

深淵を覗き込むとき、深淵もまたこちら側を覗き込んでいるのだ‥なんて大層なものでもないか。
『真夜中肉列車』まあ、タイトルからして雰囲気重視のB級ゴアホラー。

ストーリー
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クローズド・バル 街角の狙撃手と8人の標的(2016年製作の映画)

3.9

ジャケットとコピーから勝手にお洒落な推理ものを想像していたら…
オープニングの気持悪い映像からの、まさかまさか糞尿まみれのキャビンフィーバー。

多少の強引さはあるとしても
こういうワンシュチュエーシ
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ある優しき殺人者の記録(2014年製作の映画)

2.4

童貞の一念は岩をも穿つ。

86分ワンカット。
ドキュメンタルチックなサスペンスかと思ってたら、ラストまさかの。。
思ってもいなかったラストでちょっとビックリ。
白石監督の他作品ともリンクしているよう
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耳をすませば(1995年製作の映画)

4.0

金曜ロードショウにて鑑賞。
訛り懐かし停車場のってなもんで。
たまに無性に観たくなる作品です。

みんなが真っ直ぐでね。
真っ直ぐな青春と夢と初恋がカントリーロードの殺傷力と相まって‥
初めて観た後、
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ゾンビ・ファイト・クラブ(2014年製作の映画)

2.0

だ、大スペクタクル。。

ひとつのマンションを舞台にしたミニマムな群像劇かと思ってたら‥
まさかの世界崩壊マッドマックス。
なんじゃこりゃあ。

馬鹿馬鹿しくも、それぞれの人物が辿る結末は興味深く面白
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さんかく(2010年製作の映画)

4.0

面白い。。
微妙なキャスティングだなーとかなんとか(失礼)
正直ナメてました!

ただのラブコメかと思ってたら、なんだこの展開。
妙にモヤモヤ、妙にブラック。

しみったれたヤンキー上がりと依存しまく
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斬、(2018年製作の映画)

3.9

新年1発目、重たく深い映画でした。

大事の前の小事に壊される。
爽快感ゼロ陰鬱な時代劇。

音楽とエンドロールの映像にやられてしまいました。

人を殺す事の異常性、武器を握るという非日常性。
そんな
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クズとブスとゲス(2014年製作の映画)

3.0

あな恐ろしや顔面力。

文字通り、クズとゲスとブス?の織りなす人間ドラマ。
女を拉致って裸の写真を撮ってそれをネタに風俗で働かせるゲス。
女のために真面目になるぜと言ってみたものの相も変わらず甲斐性な
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キャビン(2011年製作の映画)

5.0

今年最後の作品に大好きな作品を。
見返せば見返す程に発見のある作品です!

湖畔の山小屋、学生達。
過去様々なホラー映画に対する敬意というよりは皮肉でありおちょくりであり、
1つの答え…なんて大層な事
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インサニティ(2016年製作の映画)

3.0

湖畔の山小屋、学生達、ドラッグ。
もはや何番煎じなんだっていうテンプレのような設定と展開。
出がらしすぎて味がしない。。

でもオープニングの映像や、
ドラッグ感染で凶暴化した人間が時おり正気に戻って
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ミニオンズ(2015年製作の映画)

3.0

とにかく単純明快に頭空っぽにして楽しめる映画でした。

ボブがこれまた可愛い。
可愛いだけでなくところどころに散りばめられた毒やパロディもまた楽しい。
エリザベス女王酒場で酔いどれてるし。

サクラメント 死の楽園(2013年製作の映画)

3.9

実際にあった人民寺院事件をモチーフに
カルト教団の集団自殺を描いた作品。

POV形式で撮影された映像は臨場感が抜群でドキュメンタリーを観ている様なリアリティーが感じられました。
静かに蔓延していく狂
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(500)日のサマー(2009年製作の映画)

3.6

ほんと男ってアホだ。。

童貞臭溢れる500日。
こんな女糞食らえと思いながらもね、
共感してしまう部分多し、。
で、やっぱり男ってアホだわあ。

初めての彼女に振られた後こんな風になったってたなあと
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ゾンビ/ディレクターズカット完全版(1978年製作の映画)

5.0

久しぶりに見返しました。
何度見ても素晴らしい!

ゆるやかに滅んでいく世界。

冒頭のTV局フロアの混乱から始まり閉鎖されたショッピングモールへ。
スケートリンクや洋品店。
アンバランスに明るい店内
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皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ(2015年製作の映画)

4.0

自分へのご褒美、エロDVDとヨーグルト。

この良い意味での ”冴えない雰囲気” 好きです!
しょぼい中年チンピラが、特殊能力を手に入れて愛に目覚めてヒーローになるまでの物語。
ジャンル的には、なんだ
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黒い箱のアリス(2017年製作の映画)

2.0

黒い箱よりデロリアンに乗りたいわ。

引きを多用した映像には美しさを感じたけど、
雰囲気や美しさに拘りすぎて、肝心の中身がスカスカに感じちゃいました。
事故の後遺症という事なんだろうけど、
情緒不安定
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

3.5

ロメロ大先生のゾンビファンとしましては、
こうアグレッシブに攻められちゃあ情緒が無いのよね。。
などとのたまってなかなか公開当時から観る気になれなかったのですが、ようやく鑑賞。
観れば観たでやっぱり面
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ブラック・レイン(1989年製作の映画)

3.9

リドリー・スコットが撮れば大阪の街並みもブレードランナー。

ひっさしぶりに観ました。
マイケル・ダグラスは正直あんまり好きな俳優じゃないし、
黒い雨云々語る箇所は社会派を取って付けました的であんまり
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猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)(2017年製作の映画)

4.4

人間はどこまで行っても愚かだ。

リブート版最終作、ようやく観れました。
このシリーズ大好きなんだけど、どっと疲れるのです。。
ていうかこの映画、完全に猿目線で観ちゃいます。

猿インフルで人がゆる
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.9

映像と音楽のシンクロ率!

いいですねー。
90年代臭が香るタイトルシーンからいいですねー。
音楽のセンスもいいですねー。

ワイパーの音、足音、コップを置く音、銃声。
イヤホン付ければ大音量、イヤホ
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団地(2015年製作の映画)

3.9

「どついたるねん」「顔」「王手」「大鹿村騒動記」
従来の坂本作品をイメージしながら観てたんですけど‥

今までの坂本作品に慣れてたので全く予想もしてない展開、びっくりした!!
変な作品。
いや、良い意
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DESTINY 鎌倉ものがたり(2017年製作の映画)

2.0

前半部分のゆったりとした鎌倉の空気感は良かったです。

でもなんだろう‥
ただただ物語が上滑りしていくだけのような薄っぺらさを感じてしまいました。
可愛らしさが過剰な高畑充希も気になっちゃいました。。
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フッテージ~惨劇までの13日間~(2016年製作の映画)

1.9

撮り続ける意味を考えよう。

フッテージ作品を撮影中のクルーが巻き込まれるフッテージ作品。
お、なんだか新しい匂いが。

感想は、
うーん‥「ブレアウィッチ」に代表されるPOVフッテージ作品。
まあ難
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

3.6

このシリーズ音楽の使い方上手いですね。
ブリティッシュっぽく、そして舞台がアメリカに移ればカントリーソング。
カントリーロードってなんであんなに良いのやろう。
そしてバトルシーンのカメラワークも良いで
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ファインディング・ドリー(2016年製作の映画)

2.0

子供を思い続ける気持ち、親を思う気持ち。
グッとくる場面もあったし、
キャラクター全員が身体にハンデを背負っていて、
そのハンデに負けず、時には武器にして。
根底にあるテーマにも感動させられました。
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ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

3.4

古き良きニューヨークの街並みや
可愛らしい魔法動物を見ているだけでワクワクと楽しめました。
飄々とした様なナヨっとしたような少し神経症的なエディ・レッドメインもいいですねー。
格好いい。

序盤なかな
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奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール(2017年製作の映画)

3.9

大根監督は「恋の渦」がめちゃめちゃ好きなのですが、こういう糞薄っぺらい男描くと上手いですねー
これは恋じゃなくて性欲だって。

最初はアホだなあと見てたんですが、自分に置き換えた時に、ちょっとは身に覚
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ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

3.4

ルールや契約、殺し屋稼業も大変です。

この漫画チックな世界観、B級爆発イイデスネー。
殺し屋が集うホテルに、
ガンフーというオタク心をくすぐるアクション。
街中でのアクションアクションアクション。
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孤狼の血(2018年製作の映画)

4.1

燻ってからの、カタルシス。

冒頭いきなりのブタの脱糞シーン。
これだけ凄い俳優集めて、この突き放し感。
凄いです!

物語的には「アウトレイジ」というよりは「仁義無き戦い」の実録物に近いと感じました
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ジェーン・ドウの解剖(2016年製作の映画)

3.0

いいなあ、人間超えたい。

ひとつの美しい身元不明死体(ジェーン・ドゥ)を巡る、
全編解剖室で進んでいく前半サスペンス後半ホラーなお話。

前半部分のじりじりとした不気味さ。
じっくり丁寧に進んでいく
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ボーイ・ミッシング/消えた少年(2016年製作の映画)

2.0

タイトルやジャケットから少年が主役の物語かと思ったら、
暴走ママの話でした。

思ってた話と違うなあ。
このお母さん凄腕弁護士という設定だけど、
先走るし行き当たりばったりだし‥
とてもじゃないが頭が
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二重生活(2016年製作の映画)

3.0

結局みんなそろって空虚だ。。

全て孤独がさせる事なのかなー。
修士論文は切っ掛けで、尾行するのも浮気するのも、
ゴミ捨て場の門番と化して監視するのも、
嫁の振りをするのもしてもらうのも。。
みんなが
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プロジェクトA(1983年製作の映画)

4.0

20年ぶりくらいに観たけれど、あーおもろい!
子供の頃よくジャッキーごっこしたなあと懐かしくなりながら。

ブルース・リー映画には無かった明るさと遊び心。
この頃のジャッキー映画は本当に神だと思います
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おとなの事情(2016年製作の映画)

3.6

コメディコーナーに置かれてたんですけど‥
これはもはやホラーです。。

友人同士7人。
かかってきた電話やメールを皆の前で発表しなくてはいけないというゲーム。
当然皆さん人に言えない秘密を抱えているわ
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紅の豚(1992年製作の映画)

3.9

正直、一番最初に観たときは全く面白さが感じられなかった作品。
それがなんとも、観る回数が重なれば重なるほどに面白くなっていく。

ポルコの格好良さに気付くには小僧すぎたのですね。

敵も味方も空も海も
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