のさんの映画レビュー・感想・評価 - 18ページ目

の

映画(911)
ドラマ(0)
アニメ(0)

WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

3.0

画は綺麗だけど、そこに写されているものの外へ想像力が働かなかった。
だからこそせっかく二時間あるのに、内面に押し寄せるものはなく、MV見ているようだった。
押し寄せる愛を群像的に描くにしては、編集がい
>>続きを読む

ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

4.8

聖域であり精域。きっと不幸フェチなのかもしれない。
こんなにも不幸で悲劇的なのに、彼女としての望みは叶っているから、単に胸くそとか可哀想って感情にならない。
どんな感情だろうと、現実が辛かろうと、彼女
>>続きを読む

風の電話(2020年製作の映画)

3.4

ストーリー好きじゃない。
モトーラちゃん惹かれた。この子じゃなきゃ見れなかっただろうな。是非バラエティとか出ないでほしい。
西島さんの演技がちょっと、、、
他の人のセリフはインタビューみたいなリアリテ
>>続きを読む

アンジェリカの微笑み(2010年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

このシーンをこう見せようという嫌らしさを全く感じない作品だった。
主人公が恋に落ちるシーンも、死ぬシーンも時間はかけるが見せ方自体はあっさり。でもそれで十分だった。

去年マリエンバートで(1961年製作の映画)

3.6

難解映画好きだけど、ちょっとこれは耐えられなかった。
最近の映画がいかに画一的な方法論で分かりやすく作られているのか良くわかる。まぁ時代のせいではないかもだけど。
モノクロなのに、こんなにメイクに惹か
>>続きを読む

(1990年製作の映画)

3.9

映画で語られないところを客が自分の頭のなかで最高のストーリーを想像するから面白い。特に戦争のやつとかそう思う。
あんな戦争の表現があるんだな。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト(1968年製作の映画)

4.2

これ以上西部劇は見なくていいや。
時代ものは説得力が大事なんだと改めて。

影武者(1980年製作の映画)

4.5

なんやねんこれ。全カット美しいじゃねぇか。この先、時間が経てば経つほどこんな精巧な時代劇作れなくなるんじゃないかと思った。
衣装もめちゃ素敵。
影武者の人となりを始めにもっと知りたかったと思う一方で、
>>続きを読む

七人の侍(1954年製作の映画)

4.5

すごい。
侍、農民、戦、あらゆる要素の説得力がレベチ。知らんけどきっとこうなんだろうって思わされる。
あんなに登場人物いるのに全員印象的。
北野映画の前にこれがあったのか。納得。

家族ゲーム(1983年製作の映画)

4.0

ハイブローすぎる。昭和すぎる。
松田優作かっこよすぎる。けど大学生に見えねぇ。
汚いものを見ぬふりして、うわべだけの関係を続けるさまはまさにゲーム。
家族がそんなんだから、松田優作の嘘のないキャラクタ
>>続きを読む

サイコ(1960年製作の映画)

4.1

サスペンスとかスリラーとかジャンルを効果として使い、人間を描いている。だからこそストーリーが分かってても見てしまう魅力がある。
構図なのか編集なのか、まぁ全てだろうけど、ものすごくスマートで不快感を覚
>>続きを読む

はちどり(2018年製作の映画)

3.6

うーん、いまいち刺さらなかったな。
こういう映画多くて、いつまで韓国はそんな社会なんだよって気分になってしまった。
澤穂希似の塾の先生が大事なのは分かるがあからさまに間を使いすぎてて、うぇってなってし
>>続きを読む

ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

4.3

音楽がずるいわ。
アルフレッドの幸せとはなんだったんだろう。
最後にトトが子供に戻ったように見えた。それが美しいなと思った。
ノスタルジーに惑わされない。

CLIMAX クライマックス(2018年製作の映画)

4.0

生きることは集団的不可能。
最初のダンスシーン惹かれてしまった。
ストーリーなんてないけど、一人一人の人物に興味を持ってしまったので最後まで飽きなかった。

イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.8

ウェルメイドのアマデウスって感じかと思ったけど、自分の才能に悲観するわけではなくてちょっと残念。
成功だけ目指す夢は叶わない方が幸せだな

ナショナル・シアター・ライヴ 2020 「スモール・アイランド」(2019年製作の映画)

-

この重厚的な関係性と、場所もばんばん変わってくスピード感は連続ドラマを一気見した満足感がある。
配達のシーンが印象的。あれは苦しい
収まりのいいお話よりも、偶像的だし、観客だけが知ってるけど物語では解
>>続きを読む

お引越し(1993年製作の映画)

4.3

なんだかよくわからないけども、とても響いた。
夫婦の関係が娘によって修復する映画かと思いきや、その関係性を受け入れる娘のお話だった。
この時代の日本いいなぁ。
仲が悪いからといって情がない訳ではない二
>>続きを読む

羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来(2019年製作の映画)

1.1

バトルシーン、ナルト。ヒロイン、ハク。
世界観、君の名はと千と千尋。
既視感だらけだった。