ノラネコの呑んで観るシネマさんの映画レビュー・感想・評価

ノラネコの呑んで観るシネマ

ノラネコの呑んで観るシネマ

映画ブログ「ノラネコの呑んで観るシネマ」出張所。
http://noraneko22.blog29.fc2.com

操作された都市(2017年製作の映画)

4.1

こりゃ面白い。
さすがはソシャゲ廃人が社会問題になる韓国映画。
ゲームの中では義理堅いカリスマ“隊長”だが、現実世界では脛かじりのニート男が、突然身に覚えの無い殺人の濡れ衣を着せられる。
刑務所で散々
>>続きを読む

ガーディアンズ(2017年製作の映画)

3.4

ロシア版のX-MEN。
狼男ならぬクマ人間がいたりするのもお国柄で面白い。
カッコいいOPタイトルから、超人たちをサクサク集めて行くあたりはかなりいい。
背中に半円形の刀背負った石川五右衛門+フラッシ
>>続きを読む

パディントン 2(2017年製作の映画)

4.9

完璧なファミリー映画だ。
難民としてやってきた主人公が、ロンドンに念願の家と家族を見つけるまでを描いた前作も素晴らしかったが、軽々と超えてきた。
今回は定住したパディントンが、泥棒の濡れ衣を着せられる
>>続きを読む

はじめてのおもてなし(2016年製作の映画)

4.2

これはタイムリーかつ愛すべき小品。
裕福なドイツ人家族が、ナイジェリアからの難民の青年を迎え入れる。
ところがこの一家、実はそれぞれに問題を抱えて爆発寸前。
医師の夫は同僚たちの若さに嫉妬し、やたらと
>>続きを読む

ジオストーム(2017年製作の映画)

3.1

酷えなこりゃ。壮大にアホらしい(褒め言葉)w
全地球の気象をコントロールする衛星システムがハックされ、ディザスターレベルの異常気象が各地に。
地球全体が嵐に覆われる、ジオストームの危機が迫る。
世界
>>続きを読む

劇場版 マジンガーZ / INFINITY(2017年製作の映画)

3.7

オリジナルのリアルタイム世代としては、色々思い出して燃えた。
リブートに当たって色々世界観を広げてるのだけど、まあ許容範囲。
グレートを含めた、キャラクター大集合も懐かしい。
機械獣もオリジナルの70
>>続きを読む

リバーズ・エッジ(2018年製作の映画)

4.7

鮮烈!
岡崎京子の傑作を、色んな意味でよくぞここまで映像化した。
閉塞した日常を送る6人の高校生。
彼らが抱えるのは、同性愛、摂食障害、一方通行の愛、暴力衝動、妊娠、etc。
それぞれが抱える痛々しい
>>続きを読む

西遊記 ヒーロー・イズ・バック(2015年製作の映画)

4.2

これも洋画アニメーションの例に漏れず、完成から3年も待たされた。
西遊記とあるが天竺には行かず、三蔵法師も出てこないし、物語はほぼオリジナル。
ひょんなことから封印を解かれた孫悟空が、妖怪につけ狙われ
>>続きを読む

戦狼 ウルフ・オブ・ウォー(2017年製作の映画)

3.8

悲しい記憶を持つ人民解放軍特殊部隊“戦狼”の元兵士が、戦乱のアフリカ某国で、同胞と現地人を守って大活躍。
ただ1を観てないから、あちこちよく分からない描写が。
と言うか、いきなり続編から公開ってどうな
>>続きを読む

わたしたちの家(2017年製作の映画)

4.2

これは実にユニーク。
とある家に母と二人で暮らす中学生のセリは、母に恋人が出来たことに心乱される。
一方、記憶を無くしたサナは、フェリーで知り合ったトウコによって、彼女の家に招き入れられる。
一見関係
>>続きを読む

龍の歯医者 特別版(2017年製作の映画)

4.3

龍デカっ!
TVは見逃してたけど実に面白かった。
典型的な世界観で見せる作品で、世界観にテーマが内蔵されてる。
舞台はパラレルワールドの第二次世界大戦。
日本ぽい国と西洋っぽい国が戦争してるのだが、日
>>続きを読む

ブリムストーン(2016年製作の映画)

4.6

疲れた。
これほど重い映画だとは。
西部開拓時代、ガイ・ピアースの謎の“牧師”に、執拗に追いかけられるダコタ・ファニングの人生を4章構造で描く。
小さな村で家族と幸せに暮らす第1章から始まって、2章、
>>続きを読む

猫が教えてくれたこと(2016年製作の映画)

4.1

癒された〜。
古都イスタンブールに住む、猫たちと人間の関係を捉えたドキュメンタリー。
いわばトルコ版「岩合光昭の世界ネコ歩き」。
野良猫と家猫の中間、猫生の自由を尊重する適度な距離感が心地よい。
人間
>>続きを読む

52Hzのラヴソング(2017年製作の映画)

4.2

これはステキな映画。
バレンタインデーの台北を舞台に、恋と幸せに迷う人々を描くミュージカル。
全編「レミゼ」並みに歌いっぱなしだ。
花屋の娘とチョコレート職人、ヒモ状態のミュージシャンとの別れを考える
>>続きを読む

レディ・ガイ(2016年製作の映画)

2.6

とりあえずこの邦題つけた人に拍手。
凄腕の殺し屋が、なぜかマッドサイエンティストによって女に改造される。
しかも演じるのが、ミッシェル・ロドリゲスとシガニー・ウィーバーという企画性は凄く良い。
という
>>続きを読む

キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

4.0

麻薬組織に壊滅させられたキングスマンを、ゲイリーとマーリンが救う。
前作は典型的ヒーローズジャーニーの話型で、運命の子ゲイリーの成長物語という軸がはっきりしていたが、彼はもう立派なエージェントに成長し
>>続きを読む

映画 妖怪ウォッチ シャドウサイド 鬼王の復活(2017年製作の映画)

3.7

キッズアニメの栄枯盛衰。
近所の夜上映が早くも終わっちゃったので、ちょい遠征。
このシリーズ、大人たちがターゲットの子どもそっちのけで好き勝手やってるのが面白さであり、特徴であり。
今回はレギュラーの
>>続きを読む

希望のかなた(2017年製作の映画)

4.8

年の最後にこんな傑作と出会えるとは。
シリアからフィンランドに流れ着いた難民の青年カーリドと、アル中妻と別れたヴィクストロム。
前半は難民申請し、生き別れの妹を探すカーリドと、レストランビジネスを始め
>>続きを読む

カンフー・ヨガ(2017年製作の映画)

3.2

中国+インド、1+1は2にならず、せいぜい1のままだった。
「インディ・ジョーンズ」に「カリオストロの城」をミックスした様なアイディアはまあ良いとしても、筋立てと編集が雑過ぎ。
アクションシークエンス
>>続きを読む

ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命(2017年製作の映画)

4.2

端正に作られた歴史劇。
ドイツに占領されたワルシャワで、動物園を営んでいた夫婦の物語。
そこには大きな地下室と、動物を檻へと導くためのトンネルがあった。
夫婦は表向きドイツ軍に協力するフリをしつつ、ゲ
>>続きを読む

勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

4.7

妄想こじらせ系のメンタルを、ここまでリアルに描いちゃうとか。
まるで若い頃の自分を観てる様でツライ( ;´Д`)
厨二で好きになった相手がイチ(1)で、10年後の現在コクられた相手が二(2)。
あく
>>続きを読む

ビジランテ(2017年製作の映画)

3.8

うーむ・・面白い、面白いんだけど、凄く変な映画だ。
暴力で三兄弟を支配した父が死に、30年間音沙汰の無かった長男が帰ってくる。
長男は遺言をたてに一方的に遺産の土地の相続を宣言するが、そこは政治家とヤ
>>続きを読む

フラットライナーズ(2017年製作の映画)

3.2

一瞬のカメオ出演かと思ってたキーファーの役が意外と大きくて、リメイクでありながら半分続編の様な作り。
医学生たちが臨死実験をしたら、過去の罪悪感が実体化して襲って来るという基本部分は同じだが、脚色はだ
>>続きを読む

オレの獲物はビンラディン(2016年製作の映画)

3.4

軍団ひとりw
「ビンラディンを捕まえろ」という神の啓示を受けて、本当にパキスタンまで行っちゃった男の実話。
いや〜聞きしに勝る奇人、というかどこからどう見てもイっちゃってるんだけど、ほんと世の中には
>>続きを読む

彼女が目覚めるその日まで(2016年製作の映画)

4.1

なんか「8年越しの花嫁」と似たような話だと思ったら、全く同じ病気の話だった。
邦画と洋画が同じモチーフで同時公開って、かなり珍しい。
しかし病気は同じでも、アプローチは全く違う。
「8年越しの花嫁」は
>>続きを読む

8年越しの花嫁 奇跡の実話(2017年製作の映画)

4.3

シアワセ〜とは〜。
ええ話や!以前動画観て内容は知ってたけど、感動した。心を洗われた。
結婚間近のカップルの花嫁を、突如病魔が襲う。
幻聴、幻覚、感情爆発、そして長い長い昏睡。
残された花婿は、いつ帰
>>続きを読む

スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

4.9

いや〜楽しかった。
MVPは宣伝のミスリードかな。
おかげで「レイ!レンくん!」な「君の名は。」的な部分を含め、想像の斜め上を行く展開に驚きの連続。
明確な欠点がいくつもあるのだけど、それを含めて色々
>>続きを読む

ガールズ&パンツァー 最終章 第1話(2017年製作の映画)

4.3

面白い。
やっぱり吉田玲子が上手いのだな。
6話構成の1話だから全体像はまだ見えないけど、方向性は明確。
新キャラ登場させたりいい塩梅で展開させて、絶妙なところで落としてる。
こりゃ続きも観るだろ。
>>続きを読む

バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

4.7

ムチャクチャ面白いw
少なくともビジュアル的には前作を超えた。
今回は、国王に決まった父バーフバリの水戸黄門的冒険譚から暗殺に至るまでが2/3、真相を知った息子バーフバリの復讐戦が1/3の構成。
>>続きを読む

否定と肯定(2016年製作の映画)

4.5

ホロコースト否定論者が、著書で自分を批判した歴史学者を名誉毀損で訴えた実際の事件の映画化。
面白いのは英国の司法制度では、被告側に立証責任があるという点。
訴えられたリップシュタット教授は、名誉毀損で
>>続きを読む

オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

4.1

正月映画らしいスター映画。
クリスティの原作もルメットの映画も、余りにも有名ゆえ、犯人探しのミステリだけでは辛い。
必然的に作品のポイントは、結末に至るまでをどう描くかになるが、さすがシェイクスピア役
>>続きを読む

COCOLORS(2017年製作の映画)

4.3

コカラスと読む。
神風動画が自主制作体制で作り上げた、野心的な中編SFだ。
文明が滅びた未来、僅かに残った人類は汚染された地上を放棄し、地下深くに街を作り、必要な物だけ決死隊が地上から回収して来る。
>>続きを読む

パーティで女の子に話しかけるには(2017年製作の映画)

4.3

パンク全盛の70年代カルトムービー風SF。
若い頃のP・マッカートニー似のパンクな少年が、遠い惑星から来たエイリアン少女のエルちゃんに恋をする。
滅びゆく彼女の種族は、それぞれ違った個性の6つのコロニ
>>続きを読む

DESTINY 鎌倉ものがたり(2017年製作の映画)

4.2

"VFX"というより"特撮映画"と呼びたくなる、いい意味で適度に緩いレトロファンタジー。
現在設定なんだけど、昭和の旧車しか走っておらず、妖怪や幽霊が人間と共存してるもう一つの鎌倉が舞台。
新婚の作家
>>続きを読む

探偵はBARにいる3(2017年製作の映画)

4.2

面白かった。
これ一作目は快作プログラムピクチュアだったんだが、二作目は話がゴチャゴチャしてテンポも悪く失速。
しかし今回は、要素を絞ったシンプルな作りに回帰して成功している。
例によって探偵と高田が
>>続きを読む

ヴァレリアン 千の惑星の救世主(2017年製作の映画)

4.1

世界的な大コケの話題が先行してしまったが、全然悪くないじゃん。
て言うかゼロ年代以降のベッソン作品で一番好きだ。
銀河の平和を守るエージェント、ヴァレリアンとローレリーヌが、図らずも数十年前に消滅した
>>続きを読む

>|