ノラネコの呑んで観るシネマさんの映画レビュー・感想・評価

ノラネコの呑んで観るシネマ

ノラネコの呑んで観るシネマ

映画ブログ「ノラネコの呑んで観るシネマ」出張所。
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映画(1232)
ドラマ(0)

ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

4.4

これはサブカルへのオマージュたっぷりの、愛すべき小品。
物心つく前に誘拐され、25年もの間地下のシェルターで育った青年が主人公。
救出されて親元へ帰るものの、外の世界を知らず、偽の両親以外の人間と接し
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オンリー・ザ・ブレイブ(2017年製作の映画)

4.5

EXILEのイメージソングをプッシュした宣伝のダサさもあって、てっきりB級の火災スペクタクルかと思ってた。
しかし、これは実話ベースで真実の英雄たちを描いた骨太の漢の映画。
実際に観たら、オスカー俳優
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焼肉ドラゴン(2018年製作の映画)

3.7

大阪伊丹空港近くのバラックで、焼肉ドラゴンを営む在日韓国人一家の1969年から2年間を描く群像劇。
高度成長期の終わり、華やかな時代の裏側で懸命に生きる一家の背景に、第二次大戦、済州島4・3事件から北
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リミット・オブ・アサシン(2017年製作の映画)

3.2

暗殺請負組織の捨て駒にされたと悟った殺し屋が、自分に残された命のリミット24時間で、組織の秘密を暴く証人を守って戦う。
イーサン・ホークがたまに出るプログラム・ピクチュア。
一度死んだ殺し屋、家族の喪
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ALONE/アローン(2016年製作の映画)

4.1

砂漠の真ん中の地雷原で対人地雷を踏んでしまい、一歩も動けなくなってしまう米軍スナイパーの話。
救助が来るのは52時間後。
それまで彼は、灼熱の砂漠で一睡もすることなく、同じ姿勢で耐え抜かねばならない。
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リディバイダ―(2017年製作の映画)

2.6

エネルギー問題解決のために、この宇宙のコピーを作り、そこからエネルギーを吸い上げようとする、凄いんだからおバカなんだかよく分からないプロジェクトが完成。
ところが問題が起こって、元宇宙飛行士の主人公は
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空飛ぶタイヤ(2018年製作の映画)

4.3

ドラマ版の出来が素晴らしかったが、映画もなかなか良く出来てる。
膨大な情報量から取捨選択して、2時間でキッチリとまとめてきた。
大手自動車メーカーのリコール隠しで起こった死亡事故。
「ユーザーの整備不
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ニンジャバットマン(2018年製作の映画)

4.2

ベインの扱い酷すぎw
ゴリラ・グロッドが作ったタイムマシンで、バットマン一党とヴィランズが戦国時代へタイムスリップ。
戦国大名に成り代わったヴィランズと戦う。
とりあえず最初は割と普通のだが、ドンド
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家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。(2017年製作の映画)

3.2

タイトル通りの内容。
なぜか毎日死体コスで夫を迎える、不思議妻の榮倉奈々がものすごくカワイイ。
しかし、さすがにこのアイディアだけで2時間の映画は持たない。
死んだふりをきっかけにして「幸せな結婚とは
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30年後の同窓会(2017年製作の映画)

4.7

アメリカ市民であり、軍人であることのジレンマを、これほどウィットに富んだ表現で描いた作品があっただろうか。
2003年、退役軍人のスティーブ・カレルの元に、イラク派遣中だった海兵隊員の息子の戦死の一報
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羊と鋼の森(2018年製作の映画)

4.2

邦画に出てくるピアノの調律師というと、「家族はつらいよ」の妻夫木聡が記憶に新しいが、主役になるのは珍しい。
調律師に憧れ、森の様に奥深い音楽の世界に足を踏み入れた、山崎賢人演じる主人公の成長物語。
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Vision(2017年製作の映画)

3.4

997年に一度現れる謎の薬草visionを追って、ジュリエット・ビノシュが奈良へやって来て、永瀬正敏の家に居候、謎の青年岩ちゃんも現れる。
元々河瀬直美は苦手な映画作家だが、近作長編二本は面白く観た。
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カーゴ(2017年製作の映画)

4.3

奇妙な疫病が蔓延し、社会が崩壊したオーストラリア。
自らも感染した主人公は、発症までの48時間の間、赤ん坊の娘を託せる誰かを探して、荒野を彷徨う。
ゾンビ映画のバリエーションだが、過剰な残酷描写は皆無
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男と女、モントーク岬で(2017年製作の映画)

3.9

嘗て愛し合った男女が、数十年ぶりに再会して焼け木杭に火がつく。
ただ、その意味は二人の間で全く違っている。
ドイツ人小説家のマックスは、訪れたNYで元恋人のレベッカを探し当てるのだが、彼女は彼を二人の
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修羅の華(2017年製作の映画)

3.1

ヤクザ組織をビッグにした秋元康似の会長と、ナンバー2の美人秘書、汚れ仕事専門の殺し屋。
美人秘書に惚れていた殺し屋は、検事の言葉に踊らされて、会長と彼女の秘密を知り、愛しの彼女を奪おうと血みどろの殺し
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ビューティフル・デイ(2017年製作の映画)

4.5

行方不明の少女たちを救出する仕事で生計を立てている、元捜査官の男が政治家の娘を巡る陰謀に巻き込まれる。
ホアキン・フェニックスが素晴らしい。
この人、幼少期の父親のDVはじめ、戦争や凄惨な事件の記憶な
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妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢ(2018年製作の映画)

4.2

山田洋次のダメ男啓蒙シリーズ、日本の縮図としての平田ファミリーの物語も、早くも第三弾。
前回俎上に載せられたのは、車をぶつけても高齢運転をやめないダメ爺さんの橋爪功だったが、今回は良妻の夏川結衣に家出
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OVER DRIVE(2018年製作の映画)

4.2

モータースポーツものでも珍しいラリー映画、しかもオリジナル。
まるでバブル期の様な代理店主導の企画だなあと思っていたが、これがなかなか良く出来ている。
物語の軸をありがちなライバル対決でなく、同じチー
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.9

是枝裕和は「そして父になる」で、家族は血か?共に過ごした時間か?と問うた。
そして本作では、さらに複雑な問いを観客に投げかける。
これはまさに、デビュー作の「幻の光」から「三度目の殺人」までを内包する
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50回目のファーストキス(2018年製作の映画)

3.4

プレイボーイの主人公が、1日しか記憶を保てない美女に恋をする。
オリジナとの差は、ファーストとキスの間に点がない・・・だけじゃなく15分ほど長い。
元々とても良く出来た話だから、面白いことは面白いのだ
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デッドプール2(2018年製作の映画)

4.7

いやー笑かしてもらった。
軽々と前作を超えてきたな。
色んな映画のパロディを組み合わせて、全然とっ散らかり感無しに、ここまでちゃんとした話が作れるのが凄い。
ぶっちゃけ、いい話過ぎてちょっとウルっと来
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ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

4.7

20世紀のイギリスのオートクチュールデザイナー、チャールズ・ジェイムズをモデルとしたレイノルズ・ウッドコックと、彼のミューズとなるアルマの、奇妙で狂おしいサスペンスフルな愛の物語。
ファッションには全
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宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第五章 煉獄篇(2018年製作の映画)

3.9

シリーズも後半に入って、そろそろたたみにかかってきた。
序盤から中盤にかけては、デスラー家の過去を描く描写が多くを占める。
決してつまらない訳ではないが、今まで快調に展開してきた分、初めて物語の停滞を
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海を駆ける(2018年製作の映画)

3.4

津波と戦争の記憶が残る、インドネシア、アチェを舞台にした異色の寓話。
ディーン・フジオカ演じる海からやってきた謎の男が、日本とインドネシアの若者たちの間に小さな波乱を起こす。
閉塞した日常に、突然異物
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ゲティ家の身代金(2017年製作の映画)

4.6

金持ちのメンタルってめんどくせぇ。
石油王ゲティ家の孫がイタリアで誘拐され、巨額の身代金要求に、世界一の大富豪でありながら当主のジャン・ポール・ゲティが支払いを拒否。
見返りのない支出である税金と身代
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恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

4.4

ここしばらくの漫画原作の恋愛系映画の中で、ダントツに面白い。
これはやはり坂口理子の脚本力。
怪我で挫折した陸上選手の女子高生と、冴えないファミレス店長のおっさんの恋というから、もっとベタベタのファン
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友罪(2017年製作の映画)

4.4

めちゃくちゃ重い・・・。
元雑誌記者の生田斗真と元少年Aの瑛太が友達で、佐藤浩市と富田靖子がAの両親なのかと思ってたら違った。
これ酒鬼薔薇事件の他にもいくつかモデルになっている事件があって、それらを
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

4.2

なんちゅうケッタイな映画だw
近未来の日本、反犬派の小林市長に独裁支配されたメガ崎市は、全ての犬を沖合のゴミの島に幽閉。
愛犬スポッツを連れ去られた小林市長の養子の少年アタリが島に潜入、犬たちの協力
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モリのいる場所(2018年製作の映画)

4.4

昭和の画家・熊谷守一夫婦の1日を描く物語。
まるで小さな森の様な庭から数十年出ず、ミニマムな生態系を眺めて暮らす守一の家には、色々な人が訪ねてくる。
守一を撮り続けるカメラマン、看板を描いて欲しいと依
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四月の永い夢(2017年製作の映画)

4.3

三年前に亡くなった恋人から届いた手紙が、止まっていた彼女の時間を動かし始める。
手紙そのものがドラマを推進する訳ではなく、主人公の心にずっと引っかかっていた、ある想いに向き合うきっかけを与えるだけ。
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私はあなたのニグロではない(2016年製作の映画)

4.5

作家のジェイムズ・ボールドウィンが1979年に書いた未完成原稿をもとに、アフロ・アメリカン史の視点から、アメリカの過去と未来を考察したドキュメンタリー。
フィーチャーされるのは、ボールドウィン自身とマ
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メイズ・ランナー:最期の迷宮(2018年製作の映画)

4.2

“有終の美”と言っても良いのではないか。
主演俳優の怪我で現場が一旦バラしになったらしく、一年遅れての完成。
もう2作目の記憶がちょっと怪しかったのだが、観てると直ぐに思い出してきた。
前作のラスト直
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のみとり侍(2018年製作の映画)

3.4

ちょっとしたことで殿の逆鱗に触れた阿部寛の侍が、“猫の蚤取り”と呼ばれる男娼を生業にすることに。
江戸庶民の暮らしの描写は楽しく、まあまあ面白くみられるのだけど、色々やりたいことを突っ込んだ結果、何が
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仮面ライダーアマゾンズ THE MOVIE 最後ノ審判(2018年製作の映画)

4.0

シーズン2観終わってなかったけど、多少の脳内補完で問題なし。
自ら作ったアマゾンたちを、都合よく扱う人間のエゴはさらに加速。
「わたしを離さないで」的な舞台装置を背景に、オメガとアルファ、さらにネオア
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GODZILLA 決戦機動増殖都市(2018年製作の映画)

4.5

むっちゃ面白いやんか!
ただし、コレはもはやぼくらの知ってるゴジラ映画ではない。
ゴジラをモチーフにしてバリバリのハードSFをやってるのだから、原理主義的ゴジラファンは泣くしかないわな。
なにしろ散々
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ランペイジ 巨獣大乱闘(2018年製作の映画)

4.1

いやーおバカ全開で実に楽しかったよ。
悪の企業が開発した薬のせいで、ゴリラ、オオカミ、クロコダイルが巨大化。
色んな動物のDNAが混じりあいミューテーションして、巨獣というかもはや怪獣なんだが、悪の企
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