ノラネコの呑んで観るシネマさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ノラネコの呑んで観るシネマ

ノラネコの呑んで観るシネマ

まる(2024年製作の映画)

4.6

堂本剛演じる沢田は、事故で右手を骨折し美術工房をクビになり、なんの気無しに左手で「丸」をいくつか描いてみる。
知り合いの古物屋にその絵を預けたところ、本人の知らないうちに人気に火がつき、沢田は円相(え
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BISHU 〜世界でいちばん優しい服〜(2024年製作の映画)

4.4

服部樹咲演じる主人公は、自閉スペクトラム症の発達障害を持ち、ルーティンを変えることが苦手。
ある時、彼女の描いた服のデザイン画を、友人が学校のデザインのコンテストに応募したら、優秀賞をとってしまい、大
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最後の乗客(2023年製作の映画)

4.3

東北のとある海沿いの町。
冨家ノリマサ演じるタクシー運転手は、深夜に黒ずくめの若い女を乗せる。
彼はこの女が仕事仲間の間で噂の幽霊ではないかと疑うのだが、直後に飛び出して来た母娘を轢きそうになり、二人
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2度目のはなればなれ(2023年製作の映画)

4.4

マイケル・ケインの引退作にして、昨年亡くなったグレンダ・ジャクソンの遺作。
ノルマンディー上陸作戦の生き残りである90歳の主人公は、2014年の70周年の式典を最後の機会と考えていたが、妻の具合が良く
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チャチャ(2024年製作の映画)

4.5

野良ネコ女と野良イヌ男の、フォリ・ア・ドゥ(二人狂い)。
デザイン会社に務める変わり者のイラストレーターの伊藤万理華と、ビストロに務めるこれまた変わった中川大志が、ひょんなことから同棲をはじめる。
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プラットフォーム2(2024年製作の映画)

3.7

Netflix。
ミレナ・スミット演じる主人公は、部屋の真ん中に四角い穴が空いた奇妙な部屋で目覚める。
上にも下にも同じような部屋が無数に並んでいて、やがてご馳走が載った板が上の階から降りてくる。
2
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若き見知らぬ者たち(2024年製作の映画)

3.6

亡き父が残した巨額の借金を返済しながら、難病を患い日常生活を送れない母をケアする磯村勇斗は、昼は工事現場で夜は両親が残した寂れたカラオケバーで働く。
看護師をしている恋人の岸井ゆきのとの未来は見通せず
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ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ(2024年製作の映画)

3.8

なるほど、前作の続編として客の期待するもの、観たいものをことごとく裏切ってくる、究極の逆張り映画。
トッド・フィリップス、完全に確信犯だろコレw
私は前作のある時点からは、全部主人公の妄想じゃないか
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ふれる(2023年製作の映画)

3.8

最後に「。」がつかない実写の方。
ほぼ同じタイトルの映画が、同時に公開されるのも珍しい。
数年前に母を亡くし、心にぽっかり穴が空いてしまった少女 美咲の物語。
父には新しい恋人が出来て、年の離れた姉は
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悪魔と夜ふかし(2023年製作の映画)

4.3

1977年のハロウィンの深夜に放送された、禁断の番組と言う触れ込みのモキュメンタリーホラー。
番組の存続が崖っぷちの司会者は、視聴率を上げるために、謎の悪魔カルトから救い出された少女をモチーフに、「悪
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花嫁はどこへ?(2024年製作の映画)

4.5

今よりも少し前の時代。
ある列車に乗り合わせた、二組の新婚カップル。
ところが二人の花嫁プールとジャヤが、そっくりな赤いベールをかぶっていたために、途中で入れ替わってしまう。
プールと間違えてジャヤを
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ハヌ・マン(2023年製作の映画)

4.1

平凡な青年が、ハヌマーン神の力が宿った宝珠を手に入れたことから、スーパーパワーが覚醒する。
冒頭で何ちゃらユニバースと出たので、インド版のMCUみたいなものの一作なのかも。
アメリカと違って新しいヒー
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不都合な記憶(2024年製作の映画)

3.1

アマプラ。
西暦2200年の未来。
富裕層は環境破壊の進んだ地球を離れ、宇宙に住むことが普通な世界。
小型の宇宙ステーションに、科学者の伊藤英明と妻の新木優子が住んでいる。
一見すると、リッチで穏やか
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ふれる。(2024年製作の映画)

4.5

離島で育った三人の幼馴染の少年は、島の祠で見つけた謎生物“ふれる”を介することで、お互いの心の中を読み取れる様になる。
以来10年以上、上京し同じ家に暮らす現在も親友であり続ける三人だが、ひょんなこと
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シビル・ウォー アメリカ最後の日(2024年製作の映画)

4.7

アメリカが分裂し、内戦状態に陥った世界。
カリフォルニアとテキサスの西部同盟軍がワシントンを攻め落とす前に、14ヶ月間一度もメディアの取材を受けていない、大統領のインタビューを録ろうとする、ジャーナリ
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犯罪都市 PUNISHMENT(2024年製作の映画)

4.5

抜群の安定感。
日本のヤクザと戦った「NO WAY OUT」から3年後の2018年、マ・ドンソク兄貴が今度は悪のIT長者と、すぐ人殺しちゃう凶暴なオンラインカジノのボスを叩きのめす。
あらゆる犯罪者と
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傲慢と善良(2024年製作の映画)

4.1

藤ヶ谷太輔演じる地ビール会社の若き社長が、婚活アプリで出会った奈緒と付き合い始めるのだが、結婚直前となった一年後、彼女は突然姿を消す。
なるほど、本作を端的に言えば、「婚活啓蒙物語」だろう。
婚活が単
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サウンド・オブ・フリーダム(2023年製作の映画)

4.5

南米で誘拐され、児童売春組織に売られた姉弟を救出するため、国籍を超えて頑張った人たちの物語。
ジム・カヴィーゼル演じる国土安全保障省の捜査官は、アメリカに入国しようとした組織の男を逮捕し、男の子を救出
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Cloud クラウド(2024年製作の映画)

3.7

黒沢清、久しぶりの珍作。
ネットの転売で生計を立てている菅田将暉が、彼に恨みを持つ人々に襲撃される。
映画の前半は主人公の日常、後半は襲撃者からの逃走と反撃と、綺麗に分かれているのだが、前半が突っ込み
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ビートルジュース ビートルジュース(2024年製作の映画)

4.2

ウィノナ・ライダー演じるリディアが、父の葬儀のために娘のアストリッドと継母のデリアと共に、丘の上のあの家に帰ってくる。
35年前に、結婚の約束を反故にされたビートルジュースは、今もリディアに未練タラタ
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憐れみの3章(2024年製作の映画)

4.3

ヨルゴス・ランティモス節が炸裂する、3話オムニバス形式の不条理ブラックコメディ。
エマ・ストーンやジェシー・プレモンスら出演者は、それぞれの話で別のキャラクターを演じるのだが、このやり方は過去に観たこ
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ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ(2024年製作の映画)

4.7

髙石あかりと伊澤彩織のシスターフッド殺し屋コンビが、池松壮亮演じる超ヤバイ最狂殺し屋と戦う。
いやーまさに現在までの集大成で、めっちゃ面白い。
舞台が宮崎でご当地映画っぽいのだが、なるほど髙石あかりの
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トランスフォーマー/ONE(2024年製作の映画)

4.6

実写シリーズに繋がる、ビギニングにしてシリーズベスト。
戦争によって、最初のプライムたちと共に、無限のエネルギーをもたらすマトリックスが消失した惑星サイバトロン。
トランスフォーム能力を持たない、坑夫
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SONG OF EARTH/ソング・オブ・アース(2023年製作の映画)

4.2

ドキュメンタリー作家のマルグレート・オリンが、ノルウェー西部の大自然に抱かれて暮らす、年老いた両親の一年を追った作品。
大西洋から113キロも伸びる、ノールフィヨルドの最深部。
巨大な氷河が海に迫る風
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あの人が消えた(2024年製作の映画)

4.3

高橋文哉演じる宅配便の配達員が、担当するマンションに、小説投稿サイトで推している小説の作者が住んでいることを知る。
だが同じマンションの住人の染谷将太が、彼女をストーキングしているのではないかと疑い、
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ぼくが生きてる、ふたつの世界(2024年製作の映画)

4.7

素晴らしい。
愛情深いろう者の両親のもとで育った聞こえる子、いわゆるコーダの人生を描く実話ベースの物語。
吉沢亮演じる主人公は、幼い頃は両親の耳が聞こえないことも疑問に思わず、時に通訳をすることも。
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ビバリーヒルズ・コップ アクセル・フォーリー(2024年製作の映画)

4.1

Netflix。
30年ぶりの続編は、何もかもみな懐かしい・・・。
LAで弁護士をしているアクセルの疎遠な娘が、刑事殺しの冤罪事件の弁護を引き受けたら謎の男たちに脅され、アクセルが四たびビバリーヒルズ
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シサㇺ(2024年製作の映画)

4.5

17世紀、シャクシャインの蜂起前夜の北海道。
寛一郎演じる松前藩の若い侍は、兄を殺した男を討つために、蝦夷の深い森に足を踏み入れるが、返り討ちされ重症を負ってアイヌの人々に助けられる。
西部劇の話型が
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スオミの話をしよう(2024年製作の映画)

3.0

富豪の詩人の妻、スオミが失踪し、歴代五人の夫たちが自分たちで解決しようと屋敷に集まってくる。
ところが、五人が語るスオミ像は皆違う。
一体スオミとは何者なのか?という話。
三谷幸喜という人は、映像で語
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ヒットマン(2023年製作の映画)

4.1

大学教授が趣味で警察の捜査に協力してたら、ひょんなことからおとり捜査をすることになり、才能覚醒しちゃう。
ところが、見逃した容疑者と殺し屋キャラのまま恋仲になったことで、人生変な方向に。
実在のおとり
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ぼくのお日さま(2024年製作の映画)

4.7

小さくて、優しくて、甘酸っぱくて、少し苦い。
北海道の田舎町に戻ってきた元フィギュアスケート選手の池松壮亮と、彼の教え子のさくら、彼女に恋心を募らせるタクヤの一冬の物語。
タクヤの想いを知ったコーチは
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ランサム 非公式作戦(2023年製作の映画)

4.1

ソウル五輪前夜の1987年。
内戦下のレバノンで韓国人外交官が拉致され、身代金500万ドルが要求された実際の事件を、モリモリに持ってエンタメ化。
ハ・ジョンウ演じる外交官が単身身代金持って乗り込むんだ
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アビゲイル(2024年製作の映画)

4.5

大好物。
富豪の娘でバレリーナで吸血鬼と、情報量多過ぎの少女ヴァンパイア、アビゲイルちゃんと、彼女を誘拐した悪漢軍団が大バトル。
この設定がウリだから、予告で見せない訳にはいかないんだが、もし誰かを誘
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映画検閲(2021年製作の映画)

3.7

1980年の英国。
「ビデオ・ナスティ」と呼ばれ、当時社会問題化していた、エログロナンセンスな低予算ホラーをバスバスぶった斬る、ニアフ・アルガー演じる映画検閲官のイーニッドが主人公。
彼女には幼い頃に
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ナミビアの砂漠(2024年製作の映画)

4.6

冒頭、アリの行列の様に人も車も整然と進む中、カメラがその中にいる河合優実にズームしてゆく。
まるで隠し撮りのように彼女の姿を追うと、喫茶店で友人と合流。
しかし彼女は、久しぶりに会った友人の話に興味が
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熱烈(2023年製作の映画)

4.7

タイトル通り、熱烈なパワーを持つ中国発の熱血ブレイキンムービー。
金持ちのいけ好かないスポンサー兼エースダンサーと、決別したばかりの老舗ダンスチーム「感嘆符❗️」に、ワン・イーボー演じるダンサー志望の
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