セラヴィとかボンジュールとかジュテームならまだしも、デザンシャンテって片仮名で書くなよ。何かのデザートかと思たわ。
エロジジイの前で、ヒロインが暗黒舞踏派もびっくりのぶっ倒れを見せる所が面白かった。
ペッツォルト監督の映画では、「あの日のように抱きしめて」と同じくらい好きだった。
水面に写る鏡像のように反復される場面とモチーフ。
"Speak low(あの日の~)"や、"Road to Now>>続きを読む
女三界に家なし。
彼女たちの嘆きを呑み込んでなお、湖は穏やかに凪いでいる。
1時間ちょっとの上映時間のうち45分は古色蒼然としたギャグとオペレッタシーンで、なかなかキツいなと思ってたところ、最後の15分の戦争シーンはずっと狂っててバカバカしく、唐突な「The End」でさらに>>続きを読む
キッチュとキュートとノスタルジーの絶妙なバランス。
トミー・チューンと相手役のタップバトルが好き。
良くも悪くも「ゴッズ・オウン・カントリー」の姉妹編みたい。
似たようなシチュエーションやモチーフのリフレインがあり("朝チュン"場面や、生まれながらに死んでいる小動物など)、だけども「ゴッズ」のような>>続きを読む
3連続V・テヴネ作品鑑賞、これはまあまあ好きなやつ。
よくある「自分探しもの」だけれど、ストーリーの根幹がしっかりあるので最後まで飽きずに見られた。
流れ者の暮らしにうんざりしたストリッパーのエヴァ>>続きを読む
音楽は良いのだが、相変わらず見ててしんどかった。
男女の年齢差を、もう少し広げたほうが良かったのでは?
コリーヌ・セロー得意の社会風刺コメディだけど、これはブラックユーモアがきつく、イカれた部類に入るやつ。
ある朝突然、妻に愛人と出奔された男。出社してみるといきなり首になり、泣き言を言いたくとも友人た>>続きを読む
長い長い絵巻物か壁画を眺めているようなロングテイクの連続で、ストーリーは二の次。(allcinema onlineの解説を読んでやっと筋がつかめた)
夢か現実か、過去か現在かも曖昧なマジャールラプソデ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
「第十七捕虜収容所」みたいな密告者探しのサスペンスかと思ったら、全然違った。
終盤、人員不足のために捕虜たちの軍隊が徴収される急展開、さらにどんでん返しのバッドエンドで、見終わったあとはえらい虚無感だ>>続きを読む
レズビアン、ユダヤ系、女性としての個人史の、うそとまことが入り乱れたコラージュ≒脆いフィクション。
サイケデリックな骸骨のダンス。
自分の骨や内臓もまさぐられてるような気分になる。
追悼ヤフェット・コットー。
私にとっては永遠にFBI捜査官アロンゾ・モーズリーです。
「ウォーーールシュ!ユーサナバビィッッチ!!!!!」
エジソン役のアンドライ・ペーター氏目当てで見たけど、最初と最後にしか出てこなかった。
映画を見させられるイッヌが可愛かった。
地元が舞台なので、子供の頃から家族で見てたぐらい大好きな1本。
台詞の物まねも未だによくやる(笑)
今見返すと、最早ない和歌山の風景が懐かしい。
人物がみんなマネキンみたいで夢に出てきそう。
召し使いたちをテーブルに着かせて、主人たちがろうそくや皿を並べるシーン、動作がいつも3拍子になってるのに気がついた。
女たちは頑なで愚か。
男たちは意気地無しの屑。
That's 愛の不毛~ってこと?
音楽の鳴らない音楽映画。
気分の上がらない青春映画。
戦争の中の陽だまり。
動物園や地下迷路など遊び心にあふれた舞台で、おじいちゃんと孫娘がレジスタンス活動を繰り広げる。
『まぼろしの市街戦』を思わせるメルヘンタッチだが、あまり反戦色は強くなく、そこは好>>続きを読む
あくまで西洋における映画前史かな…
インドやジャワの影絵、中国の人形や仕掛け盃(春画入り)などが紹介されてるけど、ほとんどがヨーロッパにおける映像・映写技術史といった感じ。
映像初期の題材は、やたら>>続きを読む
バターカップ姫より【きんぽうげ姫】の響きのほうが好き。
迷台詞と迷場面がたくさん。
フンパーデインク!フンパーデインクフンパーデインクフンパーデインク!!!アイムノットリスニーーンク>>続きを読む
とても夢のある映画。
ライト兄弟より、グリフィスより、ロドニーキング事件(ヒドス)より早かったコリン・マッケンジー『サロメ』、ぜひ全編を見てみたいものだ。
早くも話題沸騰のピクサー最新長編『Luca』の監督エンリコ・カサローザの初監督作の短編。
そのドリーミーな作風といいキャラクターデザインといい、"イタリアから来たジブリアニメの従兄弟"といった趣。