U子さんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

U子

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地上の星たち(2007年製作の映画)

3.7

失読症の少年の話。アミール・カーンが登場するまで一時間ぐらいあった。さすがインド映画。アミール・カーン出てきたら面白くなった。
子供の個性を殺すのも生かすのも大人次第。否定する前に大事なことを見過ごし
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グリーンブック(2018年製作の映画)

3.7

トニーとドンのキャラを上手く演じてて、俳優二人がとてもよかった。
安定してみれる。
実際の二人も気になる。

ディア・ハンター(1978年製作の映画)

4.2

4K上映で鑑賞。余韻がすごい。
言葉を失う。
デニーロが主役だけど、クリストファー・ウォーケンがすごすぎる。
三時間と長いのだけど、無駄はなく
はじめの結婚式があるからこそ
ベトナムのシーンの衝撃がこ
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ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!(2007年製作の映画)

3.6

コメディにアクションにホラーにいろんな要素がテンポよく描かれていて楽しめる。
ベイビー・ドライバーにも繋がってるかんじ。シリーズ化してみたいような作品。
オリビア・コールマンもでてた。

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.7

アカデミー賞の前に鑑賞。
オリビア・コールマンが主演女優賞なのは納得!
スピーチもすごくキュートだった。
この前まで掃除の仕事してたなんて衝撃。
顔の半分の筋肉を使い分けるというすごい女優魂。

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ファースト・マン(2018年製作の映画)

3.7

いい意味で裏切ってくれる。
アメリカのヒーローであるアームストロングを描いているのに、
高揚感もなく、カタルシスもなく、
盛り上がるシーンは皆無。
まるでフレデリック・ワイズマンのドキュメンタリーを観
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13回の新月のある年に(1978年製作の映画)

3.5

マーラーから始まって、ヴィスコンティと思ったら、フェリーニの曲も使ってて、
遊んでるんかなと思ってワクワクしたけれど、結構ヘビーな内容だった。
屠殺シーンとモノローグと重ねてたりカッコいいところもある
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バスターのバラード(2018年製作の映画)

3.4

6つのお話全部かなりブラックだ。
ひとつめの、バスターのバラードとタイトルが同じやつはブラックなのだが、
軽快で笑えてこれなら楽しめるなあと思ってたら、どんどんどんよりしてくる。
ふたつめは銀行強盗の
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ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

3.8

メキシコの当時の社会状況が詳細に描かれるわけではなく、白人の家庭のお手伝いの女性クレアの視線で描かれる。
水平に動くカメラ、静かに物語はすすむ。

「過去にタイムスリップした僕が、魂だけなので人に触れ
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ヴァンピロス・レスボス(1970年製作の映画)

3.0

ストリップのショーみたいなのは美しいけれど、吸血鬼ものとしてはものたりない。。同性愛もからめてるのに、血とバラには及ばない。

スローター・ホテル(1971年製作の映画)

3.0

あら、そんなオチ?というかんじで終わってしまった。セクシーな人が多い精神病院にいるめっちゃ怪しいキンスキーみれたらそれでええか。

快楽の漸進的横滑り(1974年製作の映画)

3.4

目の保養になる。囚人服がかわいい。
しかし眠かった。

シー・キルド・イン・エクスタシー(1970年製作の映画)

3.0

ソリダッド・ミランダが可愛いというだけで、あとは。。。
医者である夫が、胎児を使った人体実験を
反対され、自殺。その復讐に立ち上がるという。。
時代の雰囲気とか音楽とかはいいけれど。
ソリダッド・ミラ
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アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

3.5

迷ったけれど、アカデミー賞楽しむために鑑賞。ガガ様ありきの作品のように感じた。歌のシーンはさすがにいいし、臨場感のあるカメラワークも良くて、時間が経つのが早く感じた。
でも、安易なストーリー、ベタを楽
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ラッキー(2017年製作の映画)

3.8

とても心地の良い作品だった。
90歳のラッキーの日常。同じような日々の中に忍び寄る死。哲学的でありながらも シンプルに沁みてきた。
全てはなくなる。無。空。
だから微笑むのだ。
沖縄の少女の話、亀の話
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津軽のカマリ(2018年製作の映画)

3.6

ドキュメンタリー作品としては、まあまあだが、竹山がとても魅力的な人物であると知ることができてよかった。みんな口を揃えて、あの音色を出せるには並々ならぬ苦労をしてきたからだと語る。
小学校を2日でやめた
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ハートストーン(2016年製作の映画)

3.7

思春期のありがちなストーリーなのに、
丁寧に描かれているので、好感の持てる作品。アイスランドの自然もそれに一役買ってる。崖にある卵を取るシーンがいまいち何なのかわからなかったのが気になる。
性の目覚め
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ヴァンサンへの手紙(2015年製作の映画)

3.8

ドキュメンタリーなのに、メランコリックで美しい。カミーユの歌声が心に残る。
この映画を観るまで、手話というのはコミュニケーションのツールとしか思ってなかった。ろう者の心を解放し、こんなにも豊かな表現で
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秘密の儀式(1968年製作の映画)

3.6

面白そうで、好きな雰囲気で
なんかすごいことが待ってそうなのだけど、そんなこともなく終わってしまった。
ミア・ファローはショートもロングも可愛い。ロバート・ミッチャッムに雌ブタ呼ばわりされてるエリザベ
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バスターの壊れた心(2016年製作の映画)

3.5

ボヘミアンラプソディの流れで鑑賞。
夢か現実かわからない展開が、つまらなくなりがちかと思いきや、不思議と心地よい。ラミ・マレックの存在感か。
夜勤の人のつらさをここまで描いた映画なかなかないかも。
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モアナ~南海の歓喜~(1980年製作の映画)

3.7

サモア諸島の自然と海、生活、若い二人。
シンプルに生きることの強さや魅力に溢れていた。亀の生け捕りなど、普通に目が離せない。

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.9

うわー。よかった。
涙無くしてはみれないラスト。
特別ファンというわけではないけれど、やっぱりフレディは好き。
再現率がすごい。
ドルビーでみてよかった。
エンドロール誰も立ってなかった。

彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

3.6

ゲスの映画を観るのは嫌ではないが、
これは観ていて最初苦痛で、しんどいし、
阿部サダヲのキャラが誇張されすぎていて、だんだんコントみたいに見えてくるのだけど、いつのまにか集中してて、
目が離せなくなる
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希望の樹(1976年製作の映画)

3.6

村の人たちがユーモラスに描かれるが、
その根底には毒の草に象徴されるような
因習があった。
たくさんおかしな人たちが登場するが、
おかしな人たちの方が正しく、
正義をふりかざす方がずっとおかしいのだと
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祈り(1967年製作の映画)

3.7

神と悪魔のような存在が出てくるところから始まり、正義の名のもとに人を殺すことの愚かさを問うてくる。殺さなければ、殺される。おかしいことをおかしいといえば、今度は自分が敵になる。村社会の因習や陰湿さが描>>続きを読む

家族生活(1984年製作の映画)

3.8

離婚した父と娘の週一回の時間。
微妙な距離感を描くのが上手。
好きだけど、成長するにつれでてくる
よそよそしさ。

ジュリエット・ビノシュ演じる義理の娘との危うい関係。今の妻、元の妻、元カノなどなど登
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悪女/AKUJO(2017年製作の映画)

3.5

韓国映画は、武器か斧とかハンマーなんでより怖い。冒頭からのアクションがすごかった。

叫びとささやき(1972年製作の映画)

3.8

三姉妹のそれぞれの苦悩。
赤、白、黒で統一されている世界。
真っ赤なその部屋は誰かの体内にいるかのよう。
次女は余命幾ばくもなく、痛みに悶え叫ぶ。妹は優しく穏やかに姉を気遣うが、
どうやら姉の好きな医
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仮面/ペルソナ(1967年製作の映画)

3.9

冒頭から実験映画みたいで、性器やら内臓やら映し出されて、なんだろうかと考える間もなく、アルマとエリザベートの物語が始まる。舞台のような簡素な病院から、海辺の家へ。必要以上に喋る女と何も喋らない女。看護>>続きを読む

ナイスガイズ!(2016年製作の映画)

3.5

ライアン・ゴズリングでてるのはとりあえず観とかないと!
最初はあれ?と思ったけど、だんだん面白くなった。ふたりのコンビもいいし、そこに娘が絡んでくるのも楽しかった。70年代の雰囲気とかやっぱりいいな。
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顔たち、ところどころ(2017年製作の映画)

3.7

大好きなアニエス・ヴァルダ。やっとみれた!老いて、ますます映画で自由に遊んでる。JRとの関係も楽しいけれど、そこにいつもゴダールの影をみていたら、、、。
まさかのラスト!ヌーヴェルヴァーグの生き残りの
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