U子さんの映画レビュー・感想・評価 - 14ページ目

U子

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フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

3.9

めっちゃよかった。
ディズニーランドのそばにあるモーテル。
貧しく若いシングルマザー。
子供を虐待するなどはなく、
とても愛していて、でも現実の問題がそこにある。生きていくこと、抜け出せない貧困。
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アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017年製作の映画)

3.7

有名な事件で、トーニャが悪者と言うイメージしかもう覚えてないけれど、映画になるとイメージと違う知らないことがたくさんあって、なんとなく憎めない人である。
彼女の生い立ちや環境が違えば、
ジェフと出会わ
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ザ・スクエア 思いやりの聖域(2017年製作の映画)

3.7

ひとつの出来事をきっかけに、普段みえてかったこと、みようとしなかったことが、あらわになっていくのは前作同様。
でも、前作の方がシンプルでやられたー!ってかんじだったのが、今回はそこまでではなかった。
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港町(2018年製作の映画)

3.7

リレーのように対象が変わっていって、
何か主張があるわけではないのだが、面白くてみてしまう。
牛窓という土地に住む人々。
老人が多い。港町とタイトルになっているが、場所よりもむしろ人に惹きつけられる。
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あゝ、荒野 前篇(2017年製作の映画)

3.9

面白かった。今、寺山修司かと期待してなかったのに、お見事。菅田将暉いいね。
2021年なのに、昭和ぽさがうまく漂っていた。ヤン・イクチュンもいい。
後半が早くみたい。
ドローンの自殺シーンとかはなくて
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幼な子われらに生まれ(2017年製作の映画)

3.8

面白かった。複雑な関係が丁寧に描かれていた。浅野忠信はおっさんになってきてからますます良くなってると思う。

海月姫(2014年製作の映画)

3.0

ドラマよりクラゲのドレスのクオリティが高いぐらいであとは、ドラマ同様微妙な感じ。ファッションショーしただけで、うまくいくなんて。ドラマの設定の方がまだマシやったかも。

20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)

3.5

アネット・ベニングの母はとてもよかったが、アビーとジュリーはなんだか表面的なキャラクターに思えてしまった。
結局、お母さんがいればそれでいいというセリフに集約する。
少しおしゃれな感じが何か引っかかる
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バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

3.5

期待しすぎたのかな。普通に面白いけど、そこまでではないような。CGが過ぎるでとつっこまずにはいられないけど。
マンガのキングダムをこのチームが映画化してくれたら良さそう。
王女と一緒に矢を射るシーンは
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

3.6

日本人と死生観が似てるところがあって、
お盆て大事やねと思った。
メキシコの死者の日は一度行ってみたいなあと思ってたので、アニメで体験できて嬉しい。吹き替え版ではないをみてみたかった。娘と一緒に行った
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アナと雪の女王/家族の思い出(2017年製作の映画)

3.2

アナ雪にそこまで思いいれがないので、
特にこれといった感想もない。
リメンバーミーが早くみたいと思った。
娘はこちらの方が興味あったみたい。
#娘と鑑賞

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.6

たしかに評判通り、面白くてひきこまれていくのだけど、だんだん嫌な気分にもなる。白人家族の思想も怖いけど、野生的になり攻撃していくクリスにも。
TSAの友人がいい味出してたな。
黒人監督がこの作品を撮り
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マザー!(2017年製作の映画)

3.7

緊張感を保ったまま、オチがどうなるのか
気になって仕方ない。それは上手だけど、
肝心のオチがなんか悪趣味。
上映されなかった理由はこういうことか。
深く考えれば、創作者とそれを受け取るものの関係性など
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デイヴィッドとギリアン 響きあうふたり/ピアニスト、デヴィッド・ヘルフゴット(2015年製作の映画)

3.6

ドキュメンタリーの構成的には物足りない気もするけれど、デイヴィッドの演奏が聴けるだけでも嬉しい。
全ての人に愛を持って接して、その言葉は何気ないようで、深みがある。
子育てしてると、自分の思い通りにな
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アルゴ(2012年製作の映画)

3.7

助かるとわかってはいてもドキドキして、体に悪い。これ本当てすごいな。
おもしろかった。

シャイン(1996年製作の映画)

3.7

ドキュメンタリーを観るまえに鑑賞。
ジェフリー・ラッシュが良かった。
愛の力は偉大ですな。

人間の値打ち(2013年製作の映画)

3.6

社会的な地位の差や、人間のゲスさを描くのが上手。でも、歓びのトスカーナの方が面白かったな。

デヴィッド・リンチ:アートライフ(2016年製作の映画)

3.5

画家になりたかった映画監督というのは
けっこういるけれど、リンチもそうで、
子ども時代からイレイザーヘッドに至るまでの時代が語られる。
とてもしあわせな子供時代というのが意外。ダークな部分はどこからや
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.7

ふたりが水の中で抱き合うシーンはきれいだったな。はじめ、正直気持ち悪かったけど、見慣れてくる。
イライザの首の傷、川に捨てられてたとか何にか関係してるのかなと思ったけど、
わからなかった。
なぜ、今ア
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

3.5

最初のシーンが良くて、出落ちみたいな感じはあるけど、サーカスのシーンはやっぱりいいね。ストーリー展開は普通なのだけど。
歌とダンスだけでみる価値あり。

美しき緑の星(1996年製作の映画)

3.7

大好きなコリーヌ・セローの作品。発禁なので、ネットで鑑賞。現代社会の価値観を軽やかに否定して、新たな視点を与えてくれる。そこは面白いけど、映画としてはいつものキレ味がそこまで出てないような。
でも、固
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ゴッホ~最期の手紙~(2017年製作の映画)

3.8

ゴッホの絵を使って映画にするという試みが見事。実写で表現するより、伝わるものがあったように思う。
生前一点しか売れなかったのに、絵を描き続けることに情熱を注ぐというのは本当に心が折れそうなことだが、ゴ
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デトロイト(2017年製作の映画)

3.8

これほど観ていて嫌な気持ちになることもないぐらいつらい。とても長く感じた。
それだけリアルで映画としては素晴らしいのかもしれない。
白人警官がどうにか裁きを受けるように願わずにはいられないのに、無罪な
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怒り(2016年製作の映画)

3.7

最後まで、集中してみれたのに、
殺人の理由がサイコなかんじなので、
なんか納得いかない。。
佐久本宝が上手だった。

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

3.9

サム・ロックウェルの、
差別主義者でマザコンで暴力的な男が変わっていく様にやられた。
予定調和の反対で、次に何がおこるかわからない。こちらが思うようなありがちな話にならず、始まりから終わりまで集中力が
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火の山のマリア(2015年製作の映画)

3.5

グァテマラの風土で何割か増しになってるような。。母が娘と蒸し風呂のようなのに入ってるシーンはなんかよかった。
一貫して、魂が抜けてるようなマリア。
それを人形のように大切に扱う母の姿が印象的だった。

スウィート17モンスター(2016年製作の映画)

3.6

ゴーストワールドにはかなわないけど、
ネイディーンよかった。
先生がいいかんじ。

ハーフネルソン(2006年製作の映画)

3.4

ゴズリング みたさに、鑑賞。
コカイン中毒の教師と、黒人の女生徒との友情を描いているが、何か物足りないような。

希望のかなた(2017年製作の映画)

3.8

久しぶりにフィルムでカウリスマキが観れて嬉しい。いつも孤独で生きていくのが困難な人々が描かれるが、今回は難民という問題を扱っている。
フィンランドはいい国でみんないい人と語るシリア難民のカーリド。
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ソニータ(2015年製作の映画)

3.7

危機一髪で、金銭と引き換えに結婚しなければならないところを救われる。ドキュメンタリーとしては目が離せない。
当たり前のように、家族のためと母親は娘をさし出そうとする。そこに何も迷いはない。自分もまたそ
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