ナオさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

タンポポ(1985年製作の映画)

4.5

美味しいご飯、チャーミングな宮本信子、パスタをすするアンドレ・ルコント、ダンディな山崎努、気まずいフレンチ会食、ラーメンへの愛情表現、桃やパンを指でつぶすおばあちゃん、ホームレスおじさんの作るふわとろ>>続きを読む

8番目の男(2018年製作の映画)

3.6

多少脚色はしててもほんとにこういうことがあったんだよなあドラマだなあ
法廷ものだけどもレビューで期待したとおり三谷幸喜ワールドぽくほんのりポップで重苦しすぎなくて観やすかった!

何といっても最初の裁
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グッド・ストライプス(2015年製作の映画)

3.5

「私の人生には特別なことは起きない」って言うけど緑はあの容姿に生まれただけですでに特別だし、菊池亜希子と臼田あさ美が働くご飯屋さんあったら毎日通うわ
そして真生、お前には失望したで、、一回地獄に堕ちな
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.9

地下室に各国の翻訳家を監禁って設定にわんぱく厨二心はがっちり掴まれた
ただ二転三転するんじゃなく種明かしが小出しで何回も驚かされるのが新しくて良い〜!

黒い司法 0%からの奇跡(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

罪じゃなくて肌の色しか見てないほんま警察コラ警察検察〜!
これがたった30年前の実話で、こうやって何人も冤罪で死刑になったかと思うとさラスト実際の関係者が釈放される映像に救いはあるものの、無罪で刑務所
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存在のない子供たち(2018年製作の映画)

4.2

「僕を産んだ罪」
「育てられないなら産むな」
なんて我が子に言われるってこんな情けないことないと思うけど、きっとあの両親には響かないんだろうなと思うと虚しいな
たった12歳が背負うには重過ぎる、まだま
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シークレット・スーパースター(2017年製作の映画)

4.1

ちょーーーよかった!が、ガリーボーイの父親に輪をかけて最低な父親にイライラしすぎてこれで円満に終わられたらブルーレイ叩き割るところだった
インド映画のクソ親父率どうにかして〜〜

グッドゥとチンタンの
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ガリーボーイ(2018年製作の映画)

3.9

開花させられるのはほんの一部としても、こういう格差社会の描写には毎度モヤモヤさせられるけど抜け出すきっかけを実は持ってるかもってのは夢があっていいと思う
よかったけど主人公の父親嫌いすぎてラストしれっ
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

4.2

これは!とっても好きなやつ!
ぺらぺらおしゃべりなダニエル・クレイグは何だか違和感だけどこれはこれでめちゃくちゃアリだねえ
クリエヴァの人を舐め切った道楽息子加減と白セーターの着膨れマッチョ感が最高だ
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無垢なる証人(2019年製作の映画)

3.8

若い検事の、自らの境遇から培ったであろうジウのような人との関わり方をスノに話す場面が印象的
きっと彼も色々あったんだろうけど今それを軸に出来てるのすごいよなあ
「あなたはいい人ですか?」ってめちゃくち
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デッドプール2(2018年製作の映画)

3.9

うおー!こっちのが好きー!
あえて制作が〜とかって裏情報しゃべって保険かけるの最近よくあるけど、これはちゃんとおもしろいから文句なし
太っちょボーイとデップーの友情かんわいいなあ
私もラッキーガールの
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盲目のメロディ~インド式殺人狂騒曲~(2018年製作の映画)

3.9

インド映画はコメディまでお得意!
といってもかなりブラック効いててびっくりした
皆がアーカシュが本当に目見えないかあの手この手で確かめてくるんだけど、あれだけやられて一切声出さないアーカシュ強すぎ!バ
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メランコリック(2018年製作の映画)

3.8

うわ〜よかった
コメディ?サスペンス?血は出るけど爽やかでよく分からんけど好みだった〜
銭湯で殺人、確かに理にかなってる
和彦の同級生の女子相手にイキったりむやみにマウント取りにいく無駄なプライドの高
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プール(2009年製作の映画)

3.7

普段血みどろバイオレンス映画ばっかり観てるので、この類の映画で定期的に心のセラピー受けがち
自分の母親であってほしいかは別として京子さんのわがままで自分勝手で自由な生き方って普通に憧れる〜このくらいの
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オンネリとアンネリとひみつのさくせん(2017年製作の映画)

3.9

二人とも大きなって...!と謎の母目線
もうお揃いの服着てないのとか、悪者との決着のつけ方が勧善懲悪じゃなくお互いの良いところで折り合いをつけるところに北欧らしさを感じる
もう二人がおばあちゃんになる
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記憶にございません!(2019年製作の映画)

3.8

天海祐希をあんな贅沢な使い方して、佐藤浩一にナイフベロベロ舐めさせたり女装させられるの三谷幸喜くらいじゃない?
この陽気な世界観に愛しかない

タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら(2010年製作の映画)

2.9

ツボの合わないコメディのしんどさはMr.ビーンを観たとき身をもって学んだはずだったのに!
タッカーもデイルもアリソンも好きだからより悲しい

TENET テネット(2020年製作の映画)

4.3

ついてくぞ〜!と意気込んで観始めたはずがものの30分で私のIQは3になった
ノーランが監督しててただのタイムトラベル物語なはずないんだよな!
ノーランちゃんに一生ついて行きます

シェフとギャルソン、リストランテの夜(1996年製作の映画)

3.7

だれて退屈な時間もありつつやっぱり料理したり食べてるシーンは口角上がりがち
コース料理にこれでもか!なオーバーリアクションするゲストたちを見てるだけで多幸感がすごい
アメリカ人×本格イタリアンってそれ
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プールサイド・デイズ(2013年製作の映画)

3.8

多感な時期に複雑な環境にいるダンカンに寄り添ってくれる大人がいてくれてうれしいよ〜
根暗ボーイとチャリチョコのバブルガムガールの初々しさに好感しかないところ、結局サム・ロックウェルがぜーんぶ持ってくの
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シンク・オア・スイム イチかバチか俺たちの夢(2018年製作の映画)

3.9

フランスおじさん版ウォーターボーイズ🏊🏻‍♂️🇫🇷
冴えないおじさんズで結成されたシンクロチームって設定に加え、車椅子のスパルタ女監督の組み合わせが最高すぎて身悶え
キャラクターは強烈なのに話次第はフ
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

3.7

車やレースの類に全く興味がないのでハマるか心配だったけど十分たのしめた
フォードvsフェラーリと謳っておきながらどちらにも好印象を持てない皮肉さ
ラスト観ると車が走る疾走感にケン・マイルズが駆け抜けた
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レッド・スパロー(2017年製作の映画)

3.4

ジェニファー・ローレンスがバレリーナからスパイに転身って設定だけでもうだいぶアツい
それにしてもスパイ過酷すぎて、私なら月収1億円もらっても無理なんだが...

28日後...(2002年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

昏睡状態から目覚めたらゾンビの世界ってだけですでに詰んでるのにそれが走るゾンビだとしたら絶望感は100000000倍増し
こうなるともうまだ垢抜けないキリアン・マーフィーにわずかな癒しを見出す他ないや
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オンネリとアンネリのふゆ(2015年製作の映画)

3.7

私も気持ちだけは心のきれいな北欧少女なので、今年のクリスマスはプティッチャネン一家と一緒に過ごします🎄🎅🏻🍗

A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

3.4

新感覚。。死してなおただ静かに妻を見守る夫の話かと思えば途中からやたら壮大な感じになって驚きと困惑
私にもメモ見せてほしかったけど、あのラストシーンを観たらそんな野暮なことは言えないよ〜

(ゴースト
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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.7

これだけ笑顔でいっぱいなのに全部嘘っぱちで、幸せな笑顔がひとつもないのしんどすぎる...
11連休最終日に観てしまったから明日会社爆破してしまうかも

シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション(2018年製作の映画)

4.3

まさか初めてのシティハンターがアニメでも漫画でもなくフランス映画になろうとは!
めちゃくちゃ楽しかった〜!
1ミリも知らんけどもフィリップ・ラショーは完全に冴羽獠だったもんな
詳しくないながらに監督の
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ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

4.0

前作良すぎて、どうせ二番煎じなんだろうな〜ってのは要らぬ杞憂だった
前回モブキャラに徹してた織田信成くんがこんなに頑張るなんて、日本人としては応援せざるを得ないじゃんね
パリジェンヌのシーンが最高にト
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.9

おもしれ〜〜〜
誕生日に殺されて何度もその日をループするって絶望的な状況を楽しめるくらいのメンタルがあれば人生楽勝だな
不倫男は死すべし

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

ラストでタラちゃん節炸裂するまで1億回は寝落ちたけど最後の最後にめちゃくちゃ覚醒した!やっぱタラちゃんは最高〜!
予習なしだったのでブラピもレオ様もやりすぎでは...とも思ったけど観賞後すぐさまwik
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ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

3.6

恐竜って何でこんなワクワクするん🦖
私の中のわんぱく少年心は疼きっぱなしでした
全体通してホラーっぽい演出多〜と思ったら永遠の子どもたちの監督で納得!

ザ・ハント ナチスに狙われた男(2017年製作の映画)

3.7

逃げる男と追う男、どっちも執念も凄まじくて手に汗握った
特に国境越え時のヤンの眼力は観てるこっちの目もカッッピカピに👀👀👀⛷
ただでさえ過酷な状況下なんだけど冬の画って滲みる感じの痛み伝わってきて、よ
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パレード(2010年製作の映画)

3.2

結局生きた人間が一番怖い👻的なやつ
とは言え林遣都をストーキングする藤原竜也がバレバレすぎてコメディだったし(ご丁寧に薄ら開いてるカーテンのご都合主義!)、藤原竜也1映画につき1叫びの法則はここでも崩
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パッチギ!(2004年製作の映画)

3.5

若者たちよもっと気楽に生きようぜ〜
珍しくちゃんとした髪のオダギリにときめき最高潮だったのに、スウェーデンから帰国したらいつものヘンテコ爆発ヘアーで泣けた
でもまさかのオダギリの歌が聞けてハッピーでし
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震える舌(1980年製作の映画)

3.3

とにかく不気味でホラーよりホラー
病気の描写ですでに震えてるのに音楽と表情でさらに震え慄いた...破傷風ってこんななんだ...
娘の心配する一方で自分たちにも感染してるんじゃないかって焦るところがまた
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