OASISさんの映画レビュー・感想・評価 - 66ページ目

OASIS

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劇場版 花咲くいろは HOME SWEET HOME(2013年製作の映画)

4.5

祖母の経営する温泉旅館「喜翆荘」での生活にすっかり慣れた主人公、松前緒花。
女将修行の為にやってきたお嬢様結名に振り回される緒花は、倉庫である記録を見つける。それは知られざる母・皐月の幼い頃の記憶だっ
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死霊のはらわた(2013年製作の映画)

3.3

今やハリウッドを代表する映画監督となったサム・ライミの初期にあって、入魂の作品
「死霊のはらわた」
そのスプラッター映画の金字塔が、禁断のリメイクとなって蘇った。

公開初日、劇場はオリジナル版のファ
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パッション(2012年製作の映画)

3.8

広告業界の、女の熾烈な出世競争が観れるブライアン・デ・パルマ最新作。
ノオミ・ラパス、レイチェル・マクアダムス共演。

なんともいさぎの良い映画だった。
高齢の監督なのにこれだけエネルギッシュなサスペ
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アンチヴァイラル(2012年製作の映画)

3.4

近未来。
セレブ達が感染した病気のウイルスを売買する企業に勤めるシドは、ウイルスを盗み自身で売りさばく闇取引をしていた。
しかし、有名なセレブの美女ハンナが危篤になった際、事前に彼女のウイルスを自身に
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死霊館(2013年製作の映画)

3.5

「ソウ」「インシディアス」のジェームズ・ワン監督が描く、実話を基にした低予算ホラー。
米で1億ドル超えの大ヒットを記録した。

1970年代に活動していた、心霊現象のスペシャリストであるウォーレン夫妻
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そして父になる(2013年製作の映画)

3.4

是枝裕和監督最新作。
子供を取り違えられた夫婦とその子供たちの葛藤と決断を描く。

方や高級住宅に住むエリート、方やしがない電気屋の亭主という格差社会ここにあり、という夫婦の構図。
福山雅治は一流企業
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闘魂先生 Mr.ネバーギブアップ(2012年製作の映画)

3.7

酷い邦題を付けられた、学園コメディ。
勤務する学校が資金難の為、友達の音楽教師がクビにされそうになる。
そこで、ファイトマネーで学校を立て直す為に40代男性が元レスリングの経験を活かして格闘技の世界へ
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ウルフクリーク 猟奇殺人谷(2005年製作の映画)

2.6

バカンスにで浮かれた友達同士が人里離れた地で猟奇殺人事件に巻き込まれるという、実話ベースな話。
前半が非常にかったるく、50分程たってやっと本題に入るというテンポの悪さ。
ロードムービーかと思うほど車
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最強のふたり(2011年製作の映画)

3.4

全身麻痺の富豪と貧しい暮らしの黒人青年、出会うはずのなかった二人の実話べースな映画。
非常に毒の無い映画で、障がい者に偏見がある人でも暖かい気持ちになれる事請け合いな「良い映画」
けれども、「いい映画
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ロード・オブ・セイラム(2012年製作の映画)

2.8

ロブ・ゾンビの5年ぶりの新作。
魔女裁判伝説が残るセイラム地方を舞台にして、あるレコードを聞いてしまった女性に襲いかかる恐怖を描いている。

「デビルズ・リジェクト」やらのエログロ祭りを期待してしまっ
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フリア よみがえり少女(2012年製作の映画)

2.4

久しぶりに再会した友達は「娘と会ってほしい」と言い残して自殺した。
主人公は、仕方なく娘を引き取る事にしたが、次第に娘の様子が不気味なことに気付く。

「エスター」を彷彿とさせる、美少女が主人公のサス
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あの頃、君を追いかけた(2011年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

監督ギデンス・コーの自伝的小説を基にした台湾発の青春映画。
ここ最近、「サニー 永遠の仲間たち」「きっと、うまくいく」「横道世之介」など、過去を振り返って一番輝いていた時代を懐かしむなんていう映画がか
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地獄でなぜ悪い(2013年製作の映画)

3.4

園子温監督作品という事で、エログロは当然あるし色んなネタもある。
けれども、悪ふざけし過ぎじゃないか。
タランティーノでいう「キル・ビル」のように、自分の好きな物を一杯詰め込んでとことんエンタメに力を
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謝罪の王様(2013年製作の映画)

1.4

付き合いで観たが、ひたすら出て行きたくなるのを我慢して耐えた2時間だった。
チャプター3あたりまでは微笑ましく観れたのだけど、マンタン王国が舞台となるそれ以降は苦痛。
謝罪しにいってそこでまた失態をお
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アタック・ザ・ブロック(2011年製作の映画)

3.7

エドガー・ライト制作総指揮ですが、監督は本作がデビュー作となるジョー・コーニッシュ。
突如現われた隕石から現われたエイリアンが団地に住む住人たちに襲いかかるというお話。

まず目を奪われるのはエイリア
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カンフー・パンダ2(2011年製作の映画)

3.7

前作よりも大幅に規模が拡大し、中国全土の危機を救うまでになる。
ポーの出生の秘密と、父親とのドラマが深くまで掘り下げられ物語の厚みが増した。
マスターファイブそれぞれにもしっかりと見せ場があり、アトラ
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カンフー・パンダ(2007年製作の映画)

3.0

面白い。
ストーリーはシンプルながら、アニメでしか表現できない数々のアクションとその速さには目を見張るものがある。
マスターファイブや師匠、悪役のキャラが良く立っているし、師弟同士のドラマもある。
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ランゴ(2011年製作の映画)

3.5

ジョニー・デップとパイレーツ・オブ・カリビアンでおなじみのゴア・ヴァヴィンスキー監督がタッグを組んだフルCGアニメーション。

CGの美しさは文句なしに素晴らしい。
特に序盤のランゴがタカから逃げ回る
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白雪姫と鏡の女王(2012年製作の映画)

2.9

「スノーホワイト」とほぼ同時期に公開されてあまり話題にならなかったが、前者よりもこちらの方が割り切っている分好感が持
てる。
「300」の時にも「インモータルズ」を製作していたし、公開タイミングの悪さ
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バッド・ティーチャー(2011年製作の映画)

2.4

キャメロン・ディアス演じる主人公は、何故教師になれたのかと思わずにはいられない程に教育に対してやる気がない。
豊胸手術を受けるためにあれこれと画策して起こしたイタズラの数々も、ほとんどお咎めなしになっ
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エリジウム(2013年製作の映画)

3.0

2154年、環境汚染が進み人口過剰となった地球。
富裕層は地球から宇宙に造られた「エリジウム」へと逃避し、貧困層は取り残された。
工場の作業員マックスは、作業中に事故に遭い致死量の放射線を浴びてしまう
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ブーリン家の姉妹(2008年製作の映画)

2.8

ナタリー・ポートマンがスカーレット・ヨハンソンに「倍返し」するが、その後「10倍返し」されて処刑されてしまう映画。

男としては、純粋な美しさに清い心を持つスカヨハに惹かれてしまうのはわかる。
いくら
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王になった男(2012年製作の映画)

3.9

王朝時代を舞台に、実在した朝鮮15代目の王・光海の秘密に迫る、史実にフィクションを取り混ぜた歴史大作。
韓国では、観客動員数1100万人を超える大ヒットを記録。2012年の大鐘賞映画祭では史上最多15
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愛が微笑む時(1993年製作の映画)

4.0

若かりし頃のロバート・ダウニーJr主演のコメディ。
4人の幽霊たちに取り付かれた少年が大きくなり、成仏できないままでいる彼らの願いを一つ一つ叶えていくというストーリー。

これ、かなりの良作だと思うの
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義兄弟 SECRET REUNION(2010年製作の映画)

3.8

南北に引き裂かれた朝鮮半島。北と南、それぞれの国家に翻弄された二人の男の葛藤を描いたドラマ。

主演カン・ドンウォン、ソン・ガンホ。
ソン・ガンホの存在感はもの凄く、コミカル、シリアスの演じ分けが
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ボディ・ハント(2012年製作の映画)

2.0

なんというか何の驚きも感想も出てこない映画だった。
観てからそんなに時間が経っていないのにストーリーを覚えていないという事は、観ても観なくてもどちらでもよい類のもの。
がしかし、ジェニファー・ローレン
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秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

3.5

この映画を観てから、山崎まさよしの歌を聞くだけで涙が滲んでくるというパブロフの犬状態になってしまった。
女の子が良い娘過ぎて、監督の好みがモロに出て気持ち悪いと思う面もある。
けれども、畳み掛けるよう
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ほしのこえ(2002年製作の映画)

2.5

アナログな携帯電話と壮大な宇宙とのギャップが良い。
火星まで行ける技術があれば通信面ももっと進化しているだろというのはおいといて。
でも普通は8年も経ったら忘れてしまったりするよね。
しかもその8年の
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フーリガン(2005年製作の映画)

3.4

イライジャ・ウッドとチャーリー・ハナム共演の映画。
フットボールを題材にしていながら肝心な試合の描写がほとんどなく、大半がそのサポーターであるフーリガンたちの死闘を描いている。
もはやフットボールの試
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VERSUS ヴァーサス(2000年製作の映画)

2.0

ガンアクション、カタナアクション、カンフー、ゾンビなど自分の好きなモノをいっぱい詰め込んで楽しみながら作ったというのは伝わってきた。
アクションを短いカット割りでスタイリッシュに見せようと、編集も凝っ
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スウィッチ(2011年製作の映画)

3.6

住宅交換サイト「スウィッチ」で家を交換しバカンスに訪れた先で、殺人事件の容疑者として捕まえられてしまった女性を描くサスペンス。

朝目覚めたらいきなり警察が押し込んできて連行され、何が何やらわからない
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ストライク・バック(2007年製作の映画)

3.0

バカンス中に嵐に巻き込まれたカップルが、一軒の家に助けを求めて訪れる。
しかし、なんだかそこの住人はおかしな連中だったという話。

家の住人は妻に執拗に迫っていき、徐々に行動がエスカレート。
納屋に閉
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ブリッツ(2011年製作の映画)

2.6

ステイサム兄貴のやさぐれ感を見るための映画だった。
映画の半分はだいたい大ジョッキでビールを飲んでいるという印象が強い。
犯人がイマイチで、狂気を演じられていないというか稚拙さ丸出しのやんちゃ坊主に見
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歌え!ロレッタ愛のために(1980年製作の映画)

4.0

カントリー歌手のスーパースター、ロレッタ・リンの半生を描いた映画。

シシー・スペイセクの歌声が心に響いた。
ハスキーボイスも魅力的で上手い。
何より、彼女の生まれた炭鉱や身近な幸せ、家族を題材にした
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レッド・コーナー 北京のふたり(1997年製作の映画)

2.6

リチャード・ギアが中国を訪れてショーガールと一夜を過ごすも、夜が明けるとその女は殺されていた。
無実の罪を着せられた男と女弁護士が真相を暴く話。

中国に旅はしたくないもんだ。
あくまでもこの映画の中
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容疑者X 天才数学者のアリバイ(2012年製作の映画)

3.7

日本版のリメイクだけども、こちらの方が好き。
湯川教授や女刑事といった輩は出てこずに、三人だけの関係になってより深みが増した。
大げさな盛り上げもある事にはあるが、リュ・スンボム演じる数学者は堤真一と
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