原作小説は好きで何度も読んでいます。レンタルビデオ店でふと、そういえば昔映画化したんだっけ…と思い借りてきました。
荒廃した灰色の世界。ディストピア的日常。原作のイメージをよく表現していてすごいの一言>>続きを読む
「ボーイ・ソプラノという声はほんのつかの間神様から借りる声だ。やがて消える。」
ある朝突然、声変わりとしていままで才能だと言われていたものが消えてしまったらどう思うだろう? カーヴェル先生は、他にも才>>続きを読む
3000万ドル相当の金塊泥棒に成功したチャーリーとその一味。しかし、仲間の一人が裏切り、金塊を独り占めにした。そのときの争いで父のように慕っていた金庫破りのジョンが死ぬことに。1年後、ジョンの娘ステラ>>続きを読む
カンフーの達人であり、中国を代表する考古学者でもあるジャックのもとへ、ヨガに精通する古代マガダ王家の血を引くアスミタが、マガダの財宝の在り処が記されているとされる地図を持ち込むところから冒険が始まりま>>続きを読む
あらゆる犯罪が合法になる12時間「パージ」。その最初におこなわれた実験のようすを描きます。範囲がアメリカ全土ではなく一つの島に限定されますが、内容にはあまり関係ないでしょう。政治的にパージを広めたい陰>>続きを読む
上官命令に対する不服従のために軍刑務所に投獄されたアーウィン中将は、そこで行われていた囚人への非道な扱いを目の当たりにする。程度を超えた懲罰や、見せしめとも言える囚人の殺害(事故ということになっている>>続きを読む
失踪した娘を探すため、父は娘のFacebookやtumblrといったSNSのやり取りをもとに情報を集めていく。
パソコンの画面上だけでストーリーが進んでいく映画はいくつかありますが、本作は「調べ尽くし>>続きを読む
ずっと独身だったビリーが70歳にして結婚することに。そこで幼なじみ4人組が60年振りに集まり、ラスベガスで独身最後の夜をパーッと楽しく遊ぼうぜっお話。名俳優たちがみせるバカ騒ぎは見ていて本当に楽しいで>>続きを読む
35個の房で一つひとつ極意を習得していく修行シーンが本作のメイン。
はじめは修行で“ずる”をしようとして住寺(先生)に叱られる場面が多かった主人公が、しだいに身体的にも精神的にも成長して何かをつかみ始>>続きを読む
ケーブルテレビの配線工(ケーブルガイ)に少し優しい言葉を投げかけたが最後。襲ってくる狂気。狂気。狂気。演じているジム・キャリーがでかいことも相まって怖いのなんの。サイコパスなケーブルガイが生活のすべて>>続きを読む
不安を煽る不気味な演出が盛りだくさん。一部グロテクスな表現はあるけど、主には雰囲気で押してくるホラーですね。
徐々に狂気に満ちていくジャック(パパさん)とあちら側を垣間見るダニー。幻覚なのか、具現化し>>続きを読む
映画『ロッキー』のモデルになった?チャック・ウェプナーの半生を描いた伝記的作品。
どこかストイックな男を期待してしまうが、本編では酒、女、ドラックに溺れ、妻娘との関係もどんどん悪化していくロクでなし男>>続きを読む
前作までのTaxiシリーズが好きだった人には薦められない。コメディ要素はありつつも、本格的なカーアクションと小気味良いテンポ感で楽しかったTaxiは本作には存在しない。
コメディに振り切るにしても下品>>続きを読む
家族愛ですね。ママだけでなく、パパさんも姉弟もみんながマイケルを受け入れて家族になりたいと望んでいる、そしてマイケルも「もう家族だと思ってた」。素敵なお話でした。
実話を元にした映画にありがちな中だる>>続きを読む
地球温暖化の影響で極地の氷が大規模に崩壊し、溶けた氷によって海洋の塩分濃度が変化。海流の流れが変わって地球規模の気候変動=氷河期への気候シフトが起こる。気候シミュレーションのパラメータを極端に振り切っ>>続きを読む
極秘情報を握る元CIAのフロストが南アフリカにやってきてなぜか領事館に出頭。尋問するためにCIAのセーフハウス(隠れ家)を利用しようとするが、謎の襲撃に遭い、セーフハウスの管理役だったマット(CIAの>>続きを読む
戦争物では珍しく(?)戦闘ではなく、救出をテーマにした作品です。何としてでも生き残りたい、この戦場から脱出して故郷であるイギリスに帰りたい強い思いが演技から伝わります。
前半は民間の船のようすと戦闘機>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
2人の若者が一人暮らしのおじいさんに、実験と称して人為的に怪奇現象を起こして反応を見るいたずらを仕掛け、一部始終を隠しカメラで記録する。ただ、その過程で地下室に何かがあると思わざるを得なくなり、真相を>>続きを読む
黒人初の南アフリカ大統領となったネルソン・マンデラ。国のトップが黒人になっても、国内に広がる人種差別に変化はなかった。マンデラは人種差別をなくすというメッセージをラグビーを通して国民に伝えるようとする>>続きを読む
ベトナム戦争に関する政府の最高機密文書を暴露する新聞社を描いた作品。
はじめは特ダネをすっぱ抜くためのチャンスとして機密文書を利用するような雰囲気に思えたが、途中から、真実を公表することで国民の権利を>>続きを読む
多用される無音シーンと、ジョン・デュポンの表情が読めない話し方で、なんとも言えない緊張感と不穏な感じが映画全体を支配しています。いつ何が起こってもおかしくないような空気感なのに、静かに進んでいくストー>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
よく練られたストーリーで引き込まれました。なぜ時効が成立している犯人が名乗り出てきたのか、この騒動の目的は……観ている側の想像を刺激する良い映画だったと思います。藤原竜也さんの演技がどこか謎があり、気>>続きを読む
ワイヤーあり、CGあり、ゴリゴリのコメディなんだけど、ちゃんとカンフーなんですよね。
笑えるシーンが満載なのにカッコイイと思えてしまうところが好きです。
パソコンの画面上にある各ウィンドウが、女優の携帯やホテルの監視カメラ、主人公のノートパソコンなど様々な場所にあるカメラ映像になっていて、ウィンドウを行き来しながら話が展開していく。見える視点が制限され>>続きを読む
英国紳士と西部のカウボーイですか。格式高いというか伝統的というか、敢えて古めかしくした主人公サイドとメカメカしい敵サイドの対比がおもしろいですね。
スピーディーでコミカルなアクションの気持ちよさは前作>>続きを読む
紳士らしいカッコイイ言葉遣いとテンポの速いアクションで飽きることなく楽しめました。設定がぶっ飛んでいるのもコミカルなおもしろさがあって良いですね。
ただ、主にグロ方面で表現が強くて「う゛っ」となってし>>続きを読む
ジャンルとしてはSFになるんだろうけど、日本政府内の各機関あるいは政府と諸外国のやり取りに焦点を当てた群像劇とも言えそう。
さまざまな立場の人々が協力して困難に立ち向かうので、カッコイイ場面も多々ある>>続きを読む
仕事や家庭で生じたちょっとした食い違い、ストレスが、ベンがインターンとして入社したことをきっかけに変化していく。みんなが少しずつ前向きに変わっていくさまは、観ていて自分もポジティブな気持ちになりました>>続きを読む
全力疾走し、人間離れした跳躍をするゾンビは見る価値あると思います。ゾンビがヘリコプター落とすのってすごくない? アメリカ映画らしいパニックストーリーで主人公ジェリー(ブラッドピット)もカッコイイです。>>続きを読む
突然大勢の人が消える。衣服を含め身に付けていたものをすべて残して一瞬のうちに消える。このシーンがハイライトです。
パニック系かと思いましたが、内容はキリスト教の一節に沿ったストーリーで宗教色満載のお話>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
設定は分かりましたが、世界観がよく分かりません。背景の部分がごっそり無いので、何を目指しているのかが分からず、作品に入り込めませんでした。
ありとあらゆる手段が講じられたが、モンスターには通じなかった>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
長回しの効果を余すことなく発揮した映像が圧巻。映画の世界に入り込むような、いわゆる没入感とは少し違いましたが、ものすごく近くで観ているような臨場感がありました。前線のどこか乾いた残酷さに震えます。
だ>>続きを読む
夢か恋愛か、どちらかしか手に入らないなんて切ないですね。
美しさに息を呑むシーンが多くて、それがムード豊かな歌とマッチしていて、観ていて心が温かくなりました。好きだなあこういうの。
最後の曲で描かれた>>続きを読む
自閉症スペクトラムと診断され、人とのコミュニケーションが難しいネイサン。母親と手をつなぐことすら拒絶する状態だったが、数学オリンピックの強化合宿に参加し、同じイギリスチームのレベッカや中国チームのチャ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
前作の師弟共闘に続き、今作はライバルとの共闘。堀越先生が「最終回とも言える」と予告していた通り、これ以上ない熱いストーリーでした。
ヒーロー活動に勤しむA組のみんなに微笑ましく拍手(無音)を送り、限界>>続きを読む
ドライバーが主人公の映画だと渋めのクールガイがよくあるパターンですが、本作の主人公は幼さも感じられる若い青年。それが音楽を聴きながら、超絶ドライビングテクニックを発揮します。
カーアクションは他のチェ>>続きを読む