skipさんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

skip

skip

映画(2885)
ドラマ(0)
アニメ(0)

ワールドエンド(2019年製作の映画)

-

二時間半のキチガイサイエンスフィクション。意味がわからないたびに映画館で何度もガッツポーズした。あがるよね、意味わからないやつ。異能者でてきたりとか、空中から地雷ベストで特攻とか、集団への爆走とか、ハ>>続きを読む

家族を想うとき(2019年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

デッドエンドのケンローチ。はたらけどはたらけどな貧困家族は現代イギリスなのが常で、ウーバーイーツだし介護だしとまったくのリアルでもちろんドキュメンタリー。映画の救いなんてあるわけもないことをとやかく言>>続きを読む

アナイアレイション -全滅領域-(2017年製作の映画)

-

結構好き。映像の面白さが映画の魅力とは必ずしもなり得ない一方で、無機質な映像だけで映画として堪らなくなることもあるよなーなんて。不明な世界は美しいだけでも彷徨えるし、かといって冷静になれば現実世界が散>>続きを読む

6アンダーグラウンド(2019年製作の映画)

-

冒頭のカーチェイスがたまらない。犬とか車から火花でる感じとか子供とか、ガチャガチャこそしてるけど、その情報処理されてない感じにテンションあがる。ちょっと過去伝ダブルでやるのとは思うのと、上からアスレチ>>続きを読む

スパイの妻(2020年製作の映画)

-

白くて合わないピント。舞台というか仕立てみたいなデフォルメによる反戦。ようは映画分野で作家性が効いているだけに、美学的な鑑賞にはなるのだけれど。スパイの妻というシニカルで人間的で、そんな時代劇をバック>>続きを読む

ヒュービーのハロウィーン(2020年製作の映画)

-

ハロウィンコメディ(そんなジャンルはない)。ながら気持ち悪いのでホラー。中途半端に進むのはコメディアンを使うという前提があるからか。犯人は誰なのか、を最初から押してくれてもよかったのかなーなんて。

命みじかし、恋せよ乙女(2019年製作の映画)

-

ドリスドゥリー。相変わらずの日本文化研究といったジャンルに始まりながらきちっと話や造形が気持ち悪いのがさすが。恋をして揺らいでなんてものじゃなくて禍々しくてリアルで落とす、そんな感じ。

マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

-

憂鬱。クラシーでひとめぼれる。落ち着いたシックなテイストで、演技もよく、緊張し情熱を燃やし、離婚劇に重ねる映画の人生観。そんな記憶。

TENET テネット(2020年製作の映画)

3.0

空想科学みたいなアイデアをカッコいい映画としてスクリーンに投影させる。あとは、文化愛ゆえに、胸熱なヒューマンドラマを好みフィクションとして全く構わないのだから所謂王道スパイ映画を物語として進行させる。>>続きを読む

シカゴ7裁判(2020年製作の映画)

-

かなり小気味いい法廷もの。実話としては記録にすぎないけど、フィクションとしてテンポよくユーモラスでよく笑える。フラッシュバックででてくるものは、英雄像ではなくてコメディのそれだし、ヘタレていくばかりだ>>続きを読む

オン・ザ・ロック(2020年製作の映画)

4.0

たまらなく冗長なので、好きですと。ちょっと旦那との浮気調査っていうストーリーに触れすぎかなと思うけれども、それほどにシーンとして好きですと。父親の娘への愛、もうどうしようもない欠陥を指摘されながら。ピ>>続きを読む

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦(2011年製作の映画)

-

あ!シャイニング!しんちゃんとスパイもの。後者の設定先行してしまってたような。そんな感想です。

クレヨンしんちゃん 爆睡!ユメミーワールド大突撃(2016年製作の映画)

-

長い、そしておちない。悪夢の世界、いかにもお笑いと芸術がしんちゃんを借りてみたいな、子供の世界を描くみたいな、そういう記憶。良い記憶ではない。

悪魔はいつもそこに(2020年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

所謂悪魔的な醜悪さが微妙にリアル。イジメによる辱めとか、宗教による性犯罪とかリアルさを伴っていて、でも見るに耐えないわけでなく映画のフィクションに落ちるという。当然スリラー感覚のプロットでシニカルに笑>>続きを読む

プロジェクト・パワー(2020年製作の映画)

-

超人の割に設定がてきとう。悪役もてきとう、なのでてきとうなスーパーヒーローものとして。擬態できる人のグダグダとか急にクリーチャー人間とかびっくりスーパーものを結構だしてくれる。満を持して主人公登場にガ>>続きを読む

イサドラの子どもたち(2019年製作の映画)

5.0

ダミアン・マニヴェル。観察、即興性、フィクション、身体性みたいな固有の映画を期待して。決して品質や映画感動としてではなかったのだが。
今作、事故る。作家の癖(定義なし)が隅々まで作家の踊りというジャン
>>続きを読む

ドラキュラZERO(2014年製作の映画)

-

歴史を茶番にファンタジーとして現代まで辿り着いちゃうなんて大好きだけれど、アクションがイマイチ大人しいのと、敵に魅力を感じないとで、設定は楽しんで、ゲーム的な展開も楽しんで、でも描写やストーリーとして>>続きを読む

その手に触れるまで(2019年製作の映画)

3.5

相変わらず無言で怖い。少年が急遽ムスリムのアイデンティティに目覚めそれが急速に原理主義に辿り着くなんて、ドラマとしてもジャーナリズムみたいな話にもうってつけだし、実際にそこに多分に議論するための映画な>>続きを読む

タリーと私の秘密の時間(2018年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

単純なので結論は妄想だったにインパクトを受けましたが(笑)、育児と家事でいっぱいになった自分を、若くて溌剌とした自分に助けてもらい、重症化した逃避が生死に行き着いてはじめて我に帰るなんて、ちょっとそれ>>続きを読む

ベイブ(1995年製作の映画)

-

役割をもって死を回避する、なかなかに過酷なお話。サン=サーンスのオルガン付きがやたらと天国みたいに鳴り響き、心地よいやら洗脳されそうやら。朗らかな朝にテレビで何気なく流れていてほしい、とても素敵で優し>>続きを読む

9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

-

多言語、翻訳、密室とその外でのミステリーが翻訳される作品の幽霊と被ってみたいなイメージは楽しいのだけれども、事件としてではなく過分にデフォルメしてフィクションとして暴力的に描いてしまっている温度感が好>>続きを読む

マトリックス(1999年製作の映画)

-

もうデザインとして好き。いろいろ買っちゃうやつ、そして身に付けるのは恥ずかしいやつ。

オフィシャル・シークレット(2018年製作の映画)

-

歴史がいつだってセンチメンタルに動くはずがなくて、損得で処理されていくからこそ、先行きはスリリングでハラハラさせられる。結果戦争は起きているという前提からしてかなり好みでした。抱きつく、とラストシーン>>続きを読む

アニマル・パージ(2016年製作の映画)

-

この手の絶望感を味わうにはもってこいの映画。決して良い意味ではなく、どうしようもなく面白くない。このままゲーム化してストーリーを是非とも完結してほしい。

透明人間(2019年製作の映画)

-

透明人間ってコンテンツがこんなに最高なのね、と気付かされちゃう。現代版で描く必要があって今後も観たいなーと。それほどまでに、見えない恐怖って最高の映画経験だった。今評価としては少なくともそれを殺してな>>続きを読む

デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

-

やりすぎ。B級映画を作ろうという姿勢がつまらないし、内輪感出しちゃうのであれば是非ホームパーティか何かで流していただければ。リスペクトしながら自流でやれちゃうという勘違い、まあたまには失敗もするよね、>>続きを読む

ソニック・ザ・ムービー(2020年製作の映画)

-

可愛いだけが先行してる。静止画のハイライトになりがち。

オールド・ガード(2020年製作の映画)

-

ゲーム系列。立ち代わりの速さとか、ゲームにしなくてもと思いながら。続編があるという一事にテンションが上がったので、興味があるのはシナリオなのだろうという。とするとドラマかなーと。

海底47m(2017年製作の映画)

-

サメを惜しむのが残念。かなりチープな捨象してます、潜ることをミスリードにしたスリラーにこだわってるのであってサメ映画にこだわってないという、映画の興味の対象の微妙な位置にやられました。

カセットテープ・ダイアリーズ(2019年製作の映画)

-

パッケージとして古く感じる。下手にリアルが介在しているのが余計辛かった。

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

5.0

だーいすき。文学に映画という命が吹き込まれて左に右に躍動している。みずみずしいほどエネルギーに満ちて。輝いて。でもまさにイマ心が揺さぶられてるの。文学の登場人物とシンクロし、歴史舞台は現実と繋がってい>>続きを読む

(2001年製作の映画)

-

どうしようもなく脚本がおわってる。ご都合主義で、辻褄があっておらず、散漫としている。演技も演出も酷いもので、しかも気持ち悪いときているので、このどうしようもない時間経過をただひたすらに、回避行動もとら>>続きを読む

ランボー ラスト・ブラッド(2019年製作の映画)

-

悪夢に彷徨うランボーが、敵をも悪夢に引きずり込む話。懲悪じゃなくて、ただただ終えられない感じが面白い。しっかり描写してくれてテンションあがるので、エンタメとして楽しい。

ブラッドショット(2020年製作の映画)

-

復讐者を道化として扱っていて、宗教色の強いヴィンディーゼルが演じている。
まあとりあえずサイコキラー使うならちゃんとキレよく踊ってください。もっとふりきってスーパーマンになりきっちゃったのを永遠と見て
>>続きを読む

CLIMAX クライマックス(2018年製作の映画)

3.0

ノエの描く天国。
手法も作家性も継続しており、たしかにクレジットや音によるトリップとかカッコいいけれど、広く知れ渡っているというか、よく存じあげてるし、
肝心のダンスとトリップや死生に関しては、かなり
>>続きを読む