rage30さんの映画レビュー・感想・評価 - 21ページ目

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詩人の恋(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

冴えない中年男性が美青年に恋する話。

冒頭で描かれるのは子作りに悩む夫婦の姿。
この時点では中年の危機を描いた話になるのかと思いきや、主人公が青年に恋をする事でLGBTQ映画になっていく。

本作が
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ユダ&ブラック・メシア 裏切りの代償(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

FBIのスパイとして、ブラックパンサー党に潜入する黒人男性の話。

名前だけは知っている、ブラックパンサー党の実態を知れたのは良かったですし、「黒人を裏切る黒人」という設定も興味深かったです。

バラ
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BLUE/ブルー(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

3人のボクサーを描いた群像劇。

ボクシングを題材にした映画は悲壮感のあるものが多くて、見るのが億劫だったんですけど、本作もボクシングの厳しい現実を描いた作品で、なかなか見るのが辛い作品ではありました
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騙し絵の牙(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

落ち目の雑誌の編集長になる男の話。

出版社の跡目争いを背景に、雑誌を改革する様子が描かれる本作。

大御所作家の作品を漫画化したり、人気モデルに文章を書かせたり、謎の新人作家をデビューさせたりと、様
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トムとジェリー(2021年製作の映画)

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「トムとジェリー」の実写映画化作品。

本作は原作に敬意を表すとの事で、CGでありながら、かなり原作に近い手描きアニメの質感でトムとジェリーが描かれます。
キャラクターは活き活きと動きまくるし、表情も
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エイブのキッチンストーリー(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

料理で家族仲を良くしようとする少年の話。

両親がイスラエル系とパレスチナ系という複雑な家庭環境を描きつつ、ブラジルの料理人に弟子入りする様子が描かれる。

まずはシンプルに、主人公エイブの成長物語と
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夜叉 容赦なき工作戦(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

スパイ集団の監察をする検事の話。

日中韓のスパイが集まる街…という荒唐無稽な世界観の作品ではあるが、それをそのままアクション映画として撮るのではなく、検事という巻き込まれ型の主人公を配した事がポイン
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呪詛(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

呪いにかけられてしまう母娘の話。

ポルターガイスト・昆虫・土着信仰・育児の重圧…などなど、不安感や不快感を刺激する描写がテンコ盛りなので、とにかくまぁ嫌~な気持ちにさせられる作品ではありました。
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ソウル・バイブス(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

運び屋として潜入捜査する事になる若者達の話。

一言で言えば、「韓国版ワイルド・スピード」って感じの作品でしたね。
韓国の狭い路地でチェイスしたり、ポリティカルなネタも扱う辺りは、韓国映画っぽくて良か
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THE MOLE(ザ・モール)(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

北朝鮮に潜入する元料理人の話。

にわかに信じ難い話が連続する本作ですが、まず興味深かったのは、主人公が最初に潜入する事になるFKAなる組織。
まさか北朝鮮を応援する団体が存在するとは知らなかったです
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グレイマン(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

CIAの汚職を知ってしまう殺し屋の話。

本作を見て想起したのは、『ジョン・ウィック』と『007』。
『ジョン・ウィック』よりはシリアスで、『007』よりはカジュアル…丁度、両者の中間にあるのが本作な
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ストレイ・ドッグ(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

謎の殺人事件を捜査する、女刑事の話。

ニコール・キッドマンの老けメイクが話題になった本作。
個人的にはメイクをするくらいなら、最初から老けた顔の女優を使えば良いのに…と思うのですが、本作の肝となるの
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クイーン&スリム(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

警官を射殺してしまう男女の話。

白人警官が発砲した事で、思わず警官を射殺してしまう主人公スリム。
映像も残っているし、正当防衛を主張した方が良いと思うのですが、クイーンは逃亡する事を指示。
弁護士の
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そんな彼なら捨てちゃえば?(2009年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

恋愛に問題を抱えた男女の群像劇。

男の気持ちが分からない女、同棲止まりで結婚出来ないカップル、若い女と浮気しそうになる男…などなど、様々な問題を抱えた人物が登場するので、リアルに恋愛の悩みを抱えてる
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人生、ここにあり!(2008年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

精神病患者の組合に左遷させられる男の話。

内容的に重たい話になるのかと思いきや、基本的にはコメディーとして作られているので気軽に見る事が出来ました。

登場人物はどれも個性があって魅力的ですし、それ
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

キングスマンシリーズ、最新作。

キングスマンと言えば、スタイリッシュなアクションに不謹慎なバイオレンス…要はユーモアが魅力の作品でした。
それと比べると、本作にはユーモアがほとんどなく、かなりシリア
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レディ・イン・ザ・ウォーター(2006年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

水の精を保護するアパート管理人の話。

シャラマン監督と言えば、「主人公が世界の真の姿を発見し、真の目的を発見する話」を繰り返し描く監督として有名ですが、まさに本作はその作家性が発揮された作品と言える
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プレデター:ザ・プレイ(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

プレデターシリーズ、最新作。

舞台となるのが1700年代のコマンチ族という事で、「プレデターvs人間」というシンプルな対決を見せる作品になっています。
余計な設定を省いたストイックな作りは、逆に新鮮
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テスラ エジソンが恐れた天才(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ニコラ・テスラの半生を描いた伝記映画。

過去に『エジソンズ・ゲーム』を見た事があるので、テスラ側の話にも興味があり視聴してみました。

話自体は『エジソンズ・ゲーム』と重なる部分も多く、あまり大きな
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ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

見世物小屋で読心術を学ぶ男の話。

前半は見世物小屋を舞台にした主人公の成長物語、そして後半は小屋を出た主人公の栄光と破滅が描かれます。

まず、前半に関しては、デル・トロ監督らしい怪しい世界観が良か
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家へ帰ろう(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

親友に会いにポーランドへ向かう老人の話。

映画の冒頭、孫と言い争いをする主人公を見て、一気に心を掴まれてしまった。
ズル賢いけど、愛嬌があって、何とも言えないユーモアを醸している。
頑固者ではあるけ
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

架空の雑誌『フレンチ・ディスパッチ』を映像化した作品。

ウェス・アンダーソンの実写作品としては約7年ぶりの新作という事で、久々に彼らしい作品を見たなという印象。
シンメトリーな画面構成、パステルカラ
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最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

妻をレイプされた男が決闘裁判をする話。

本作の大きな特徴となるのが、メインキャラ3人の視点毎に物語が語り直される事…所謂、羅生門スタイルで作られている事でしょう。

それによって、キャラクターの印象
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ウォーク・ザ・ライン/君につづく道(2005年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ジョニー・キャッシュの半生を描いた伝記映画。

前半は幼少期の体験から歌手としての成功と転落を描き、後半はジューン・カーターとの関係を軸に彼の再生が描かれていく。

ジョニー・キャッシュに関しては、ほ
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紀元前1万年(2008年製作の映画)

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連れ去られた仲間を助けに行く部族の話。

『アポカリプト』×『ジュラシック・パーク』って感じの作品かな。
エメさん映画らしく、映像にはスペクタルがあるし、物語もシンプルで分かり易くて良かったです。
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ステージ・マザー(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

息子が作ったゲイバーを引き継ぐ、母親の話。

何となく教育ママ的な内容を予想していたのですが、実際は窮地のゲイバーを再建する話でした。

ただ、このゲイバーが元々抱えていた問題がよく分からないし、その
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操作された都市(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

殺人犯に仕立てられてしまう青年の話。

映画の冒頭、警察に逮捕→刑務所でリンチ→母親の自殺と、主人公がどんどん地獄に落ちていくのが良かったですね。
考え得る中での最悪を更新していくというか、この容赦の
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シリアナ(2005年製作の映画)

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中東の石油利権を巡る、内幕を描いた作品。

かなりポリティカルな話なので難解は難解でしたが、群像劇スタイル&スター俳優の出演によって、何とか見る事が出来ました。
内容は理解出来なくとも、俳優の演技力が
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ソング・トゥ・ソング(2017年製作の映画)

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4人の男女の恋愛群像劇。

開始10分で「これは…」と思い、30分で「つまらない」と確信。
ここで止めるのも何なんで、とりあえず日本語吹き替え&倍速再生にして、寝落ちしたりスマホをながら見しながら、何
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アンダーカヴァー(2007年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

囮捜査をする事になる、ナイトクラブのマネージャーの話。

「素人がロシアマフィアの囮捜査する」という筋立ては面白いものの、肝心の囮捜査のシーンがすぐに終わってしまって、呆気に取られてしまった。
その後
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午後8時の訪問者(2016年製作の映画)

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身元不明の女性の正体を探る、女医の話。

物語的には、かなりミステリーちっくなのだけど、ミステリーとして見ると、かなりテンポが悪い。
主人公が警察ではないので捜査に集中する事が出来ず、また基本ワンカッ
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ありふれた悪事(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

賄賂と共に事件の証拠を捏造する刑事の話。

序盤は不良警官モノかな~と思いきや、途中から主人公が国家安全企画部に買収され、悪徳刑事モノになっていく感じ。
ただ、だからと言って主人公が悪者というわけでも
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ダークマン(1990年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

人工皮膚で顔を変えるヒーローの話。

ヒーローものでありながら、特に超人的な能力を持つでもなく、顔を変えて戦うヒーローというのが特徴的。
サム・ライミが監督なだけあって、サスペンスとして面白いし、ちょ
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トゥルー・クライム(1999年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

死刑判決の出た事件を調査する新聞記者の話。

主演のイーストウッドは、いつも通りのプレイボーイなアウトロー役。
この年齢で未だに現役感を誇示するのには苦笑してしまうが、やっぱりイーストウッドはこういう
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アンモナイトの目覚め(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

実在の古生物学者、メアリー・アニングをモデルにした恋愛映画。

年齢も階級も違う2人の女性。
夫に抑圧されてきたシャーロットは、メアリーの仕事を手伝う事で解放されていき、逆にメアリーはシャーロットから
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シャイニー・シュリンプス!愉快で愛しい仲間たち(2019年製作の映画)

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実在するゲイの水球チームをモデルにした作品。

「落ちこぼれチーム×挫折したコーチ」という組み合わせはベタだし、基本的にはコミカルな調子で進むので、楽しく見れる作品ではありました。

ただ、全体的に登
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