つぐみさんの映画レビュー・感想・評価 - 18ページ目

つぐみ

つぐみ

映画(901)
ドラマ(20)
アニメ(0)

ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

3.5

家で見てても目が回る、映画館で3Dで見てたら間違いなく酔ってたし、どうやって撮ったのかな〜〜ってボーゼンとすることは多々あったけど、結局劇場で見ないと意味ない映画を家で見ても何も感想が浮かばない。
>>続きを読む

マジック・マイク(2012年製作の映画)

4.2

やっぱりマコ兄好き…デニムぎりぎりまで下ろして腰回りの筋肉強調してるのもイイヨイイヨー

ダラスバイヤーズクラブ以降、演技派っぽくなっちゃったけど、こういう楽しそうに演じてるのもっと見たい…いや、昔か
>>続きを読む

ダークタワー(2017年製作の映画)

3.1

ほんと申し訳ないけどなかなかどうして見てるのが苦痛だった。
子供想い(自身の子供だけじゃなくて世のキッズみんなという意味ね)のマコ兄が気ぃよく出演したことは分かるけど、展開に何もドキドキしないし、キン
>>続きを読む

アバウト・レイ 16歳の決断(2015年製作の映画)

3.5

LGBTを湿っぽくなくライトに描きたかったのは分かるけど、もうちょっと頑張れたんじゃないかなー。
ちょっと展開が安直すぎるのと、その割にあんまり必要ないキャラ設定とか、少しずつ足りない感じ。

エルち
>>続きを読む

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.6

よく香りの移り変わりを「トップノートはフローラル、ミドルノートはウッディ、ラストノートはムスク」とかいうけど、序盤から中盤、そして終盤で全く違う毛色を放ちながらもものすごい完成度とインテンションでぶち>>続きを読む

硝子の塔(1993年製作の映画)

3.1

ノーカット版?!どんなエロいシーンが?!と期待して観ましたがそんなエロいシーンはなかったし、そもそもあんまり脱いでないんだよな。そして20数年振りくらいに見たけど記憶をはるかに上回るポンコツ映画だった>>続きを読む

親切なクムジャさん(2005年製作の映画)

3.4

観たくないけどつい観ちゃう感じ、トリアーとか園子温とかもだけど、2000年代的であって2018年に見るとさすがにちょっとテンポが悪いし古臭い(トリアーも園子温もそれぞれに好きな作品はありますが)。
>>続きを読む

ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

4.2

近年のバートンはもうだいぶお付き合いするのがしんどいんだけど、これは今でも大好き。

主人公はお父さんのホラ吹きを全面的には認められたのかな、映画だからカタルシスあるけど、親の晩年を前に和解しましょう
>>続きを読む

エイミー、エイミー、エイミー! こじらせシングルライフの抜け出し方(2015年製作の映画)

3.6

これも「こじらせ」の誤用だと思うんだけどさすがのアパトー、40歳の童貞男(ラブアゲインに並ぶカレルの正しい使い方よ)には及ばないけど、なかなかどうして良質なラブコメでした。途中止めて数日後に見たのが勿>>続きを読む

勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

3.6

スウィート17モンスターの時も思ったけど、こじらせって言葉が便利に使われすぎて私が思ってるのと違う。
ヨシカの言動は痛くもないし、身に覚えがあってグサグサ!!みたいなのもないし、完全にファンタジーだな
>>続きを読む

婚約者の友人(2016年製作の映画)

3.7

オゾンのことだからフランツとアドリアンができていたとか、フランツは死んでなかったとか、はたまたアドリアンは幽霊だったとか、フランツがアドリアンに成りすましてる、とか白黒とカラーの映像は現実と想像の切り>>続きを読む

ラ・ベア マッチョに恋して(2014年製作の映画)

4.0

マジック・マイク好きのためのドキュメンタリーだしまんまとマジック・マイク見直したくなったけどTSUTAYA限定だしうちの近くTSUTAYAないから、YouTubeでBSBで踊るシーン見直しながら今ブフ>>続きを読む

IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

3.6

何でいまこれを撮ろうと思ったのかは知らないけど、80年代から90年代初頭の雰囲気、もっと厳密にいうとその時代の映画の雰囲気がよく出ていて(ブレラン的なムードサックスはなかった…)ぐいぐい惹き込まれた。>>続きを読む

おじいちゃん、死んじゃったって。(2017年製作の映画)

2.9

ノリと手癖だけで撮ったような作品だな…という感想しかない。
光石研とか美保純とか水野美紀とかできる人たちがいっぱいいるのに、変な負のパワーに引っ張られてみんな大根に見えたし、認知のおばあちゃんがここで
>>続きを読む

彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

4.4

「アーーーって言って」


ゲスとかクズとか胸糞とか共依存とかそういうの置いといて!!

この桃李がエロい2017だよ!!!100点です!!!!

オーラルセックスさせるときの下卑た顔とか、うわあこん
>>続きを読む

ローガン・ラッキー(2017年製作の映画)

4.0

予想よりずっと面白かった!
チャニング・テイタムが強盗とかそもそも俊敏なわけないしな…とうがった目で見てたのが功を奏したのかもしれない。だってこんなに仕事クビになりそうフラグがビンビンの俳優他にいない
>>続きを読む

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.2

各所で絶賛なのも納得!中盤までの読めない感じは最高だったけど、それでラストまで突っ切ってくれたら今年のベストだったかなー、いかにホラーで緊張感持続させたまま終わらせるのが難しいかもよく分かった。

>>続きを読む

ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

4.3

冒頭からどんな倒錯の世界が見られるのか、どんだけ勿体つけてくれるのかと、マルホランドドライブ的なものを期待したら至極まっとうなラブストーリーで、見てる間は「これでいいのかな…」と懐疑的な気持ちを抱きつ>>続きを読む

シングルマン(2009年製作の映画)

4.2

ソフィア・コッポラみたいに「おしゃれだけどペラッペラ(でもおしゃれ、でも好き)」もあればトム・フォードみたいに「おしゃれだし含蓄あるし」なのってズルくない??
低迷期のグッチを返り咲かせたトム様の偉業
>>続きを読む

ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

4.0

ダークナイトしかりイングロリアスバスターズしかり敵役が魅力的な映画はいいよね。

今の映画って割とどれも音楽がスッキリしてて、80年代の映画のラブシーンお色気シーンでよくかかるサックスとかのムーディー
>>続きを読む

オトトキ(2017年製作の映画)

-

TIFFのジャパンプレミアにて。

見てる間ずっと体が熱くて、ああ20年間私が彼らに抱いてる気持ちはやっぱり恋なんだなと気づく。

世界で1番カッコいいバンドだと思ってるけど、映像で見てライブの良さが
>>続きを読む

愛を綴る女(2016年製作の映画)

3.8

想い人の本の署名部分にキッス(ていうか舐めてた)する冒頭からこれはハネケのピアニスト超えのイメクラ映画なのでは…と思ったらとんだ介護映画だった。思わぬ良作…

不倫とか道ならぬ恋愛を繰り返す女性に股が
>>続きを読む

ドリーム(2016年製作の映画)

4.8

話ができすぎじゃない?と疑ってかかるのは簡単だけど、人生には希望が必要じゃない、とそんなできすぎたストーリーに飲まれたいくらい前向きなエネルギーに満ち溢れてて、いつか娘に見せるためにこれはソフト購入す>>続きを読む

夜間もやってる保育園(2017年製作の映画)

4.3

待機児童が何年振りに増加だとか女性活躍が何だとかこれだけ社会問題として挙げられつつも一向に解消しないのは子供が就学前までの期間限定のトピックスでしかなく、かつ年間百万人生まれたところで、母親の就業率は>>続きを読む

8月の家族たち(2013年製作の映画)

3.5

多分お芝居だか戯曲がベースだと思うんだけど、舞台で見たらげっそりするだろうな、見終わった後2キロくらい痩せそう。
メリル・ストリープはまだまだジュリアン・ムーアにもヒラリー・スワンクにも引導を渡す気が
>>続きを読む

ビリギャル(2015年製作の映画)

3.0

脇役までびしっと売れっ子揃いなので安心して見れるし何より分かりやすすぎてスマホいじってても展開についていけて助かりました。
ただみんな名古屋弁で頑張ってるんだから吉田羊さんももう少し歩み寄ったらいいの
>>続きを読む

50年後のボクたちは(2016年製作の映画)

4.3

好きで当たり前なやつだけどやっぱり好きなやつだった。
自分はタフな方だと思うけど、やっぱり毎日お風呂入れないとか化粧水もつけられないような旅はできないから破天荒には生きられないことを悔やんでしまう。
>>続きを読む

夜明けの祈り(2016年製作の映画)

3.6

だいぶ前に見てたけど何だか感想が思いつかなかった(ちょいちょいレビュー書いてないのあるな…GoG2とかも)

素晴らしい作品だとは思うけど、ちょっと分かりにくすぎるし、修道院という舞台上仕方ないけど暗
>>続きを読む

ダンケルク(2017年製作の映画)

4.2

もう一通りの感想が出揃ってると思うけど私からはこれだけ言っておきたい、「こんなんロケするのめっちゃつらそう!!!!」(演者目線でね)


戦争映画かもしれないけど戦場や戦闘シーンを描くことは主ではなく
>>続きを読む

新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

4.5

韓国映画のゾンビ映画のそれぞれのお約束だけで二時間ぶっ飛ばした結果が大興奮と大号泣、新たな地平に到達した気がする。
にしても、今まで韓国映画にゾンビものってなかった気がするのは儒教と相容れないからなの
>>続きを読む

サーミの血(2016年製作の映画)

4.4

昨年のTIFFに続き一般試写で見せてもらったので改めて感想。
以前の感想は↓の方にあります、いいねくださってた方はスミマセン


わずか一年足らずでこんなに受け取り方が変わるとは思わなかったけどやはり
>>続きを読む

ガール・オン・ザ・トレイン(2016年製作の映画)

3.5

「ゴーンガール」的と言われてたなあと思うんだけど、共通点は失踪しちゃうことと、しょーもない男がなぜかとびきりのかわいこちゃんにモテてるってことなのかな。

エミリー可愛いヘイリーたん激マブレベッカさん
>>続きを読む

幼な子われらに生まれ(2017年製作の映画)

3.5

オープニングからこれは絶対好きなやつだ!と思ったけど、あんまり印象に残らなかった。
今まで演技を見てても不安な気持ちにしかならなかった浅野忠信を初めていいと思ったし、子役がうまいし、血の繋がらない家族
>>続きを読む

キングス・オブ・サマー(2013年製作の映画)

4.0

ここではないどこかに行きたかった少年たちのひと夏の思い出、スタンド・バイ・ミートいいMUDといい、こんなん好きしかないに決まってる〜〜

このご時世に男だから女だからと語るのはダサいんだけど、こういう
>>続きを読む

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.8

絶賛ムードの中そこまでハマりきれなかったんだけどキングスマン的なシュッとしたスタイリッシュなアクション映画かと思いきや最後むちゃくちゃで笑った(キングスマンも十分むちゃくちゃだけど)。

小ネタの多い
>>続きを読む

ハートストーン(2016年製作の映画)

3.7

ポスターの右の子が女の子だと思ってて友情関係の男女に淡いものが混じる話と想像してたら男同士かよ!!誤解しててすんません!!

アイスランドってビョークとか荒涼とした土地感とかそういう大雑把なイメージで
>>続きを読む