RHibinoさんの映画レビュー・感想・評価 - 14ページ目

トイ・ストーリー2(1999年製作の映画)

3.7

走れ!風のように、ブルズアイ!
トイストーリーがパワーアップして帰ってきた!

ウッディを救出するバスの友情。
西部劇風のユニークな新キャラ。
ジェシーの悲しき別れ。
映画ファンがニヤリとするパロディ
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トイ・ストーリー(1995年製作の映画)

3.6

無限の彼方へ、さぁ行くぞ!!
アニメ界に革命を起こした、トイストーリーシリーズ第一作。

ウッディと共に、アンディ宅を探検する冒頭。
ウッディを脅かす、ニューヒーローバズ。
ガソリンスタンドでのケンカ
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となりのトトロ(1988年製作の映画)

3.6

誰もが知ってる、
スタジオジブリの名作。

メイちゃんとトトロの出会い。
お父さんと一緒のお風呂。
カンタの傘貸し。
トトロとのバス停での出会い。
さつきとメイ、トトロの夜の田植え。
猫バスでのメイち
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.4

宮崎駿、自伝的作品であり、次世代に託す一作。

ポニョ以降、大衆受けの「分かりやすく」ではなく、
哲学的で内省的な「難解」な作品になり、
その最たるものが、今回の作品。

前半、少年の僅かな心の痛みと
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武士の一分(いちぶん)(2006年製作の映画)

3.4

譲らない心。譲れない愛。

繊細ながら、温かみのある作風の、山田洋二。
盲目、妻を利用されての怒り等を熱演する、木村拓哉。
旦那の為にひたむきに頑張る健気さと凛とした姿勢の、檀れい。
師匠であり、人の
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フラガール(2006年製作の映画)

3.6

06年、邦画界を席巻した傑作。
蒼井優の迫力は、今見ても素晴らしい。

炭鉱で栄えた街に、南国を作り、再度興す!
日本人が好きそうな、プロジェクトX風な物語を下敷きに、
少女毎の葛藤、成長という青春要
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怒り(2016年製作の映画)

4.0

人を信じることの難しさを、
強烈に突いていく、社会派作品。

東京の社会的に認められず、小さく暮らすゲイカップル。
千葉で人生の再起を図るも、容疑者に似てるだけで全てが崩壊していく家族。
沖縄で米軍に
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神は見返りを求める(2022年製作の映画)

2.7

バズる、に執着するインフルエンサーを胸糞悪く描いた作品。

「お金」という理想と現実。
「バズる」を尺度にする愚かさ。
現代社会の表現方法の危なさ。
を、悪意の限り描いた作品。

バカだなー、胸糞と思
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映画 えんとつ町のプペル(2020年製作の映画)

3.3

星と父の幻影。
上に向かう覚悟と批判。

・良かった点
STUDIO4℃の映像美。
分かりやすいストーリー。
西野亮廣の集大成的作品。
オンラインサロン中心にムーブメントを巻き起こした。
BGM、豪華
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.7

あなたもきっと、ちょっと思いだす。

ふとしたきっかけで、昔の恋を思いだす二人。
何でもない会話、家までの道。家からの道。いつまでも恋人を待ってる人。
あの日々が何とも輝かしく儚い。

コロナ渦、夢の
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百円の恋(2014年製作の映画)

3.3

ボクシング邦画に、名作あり。
それを証明する、作品でした。

ニート、家族ケンカ、残飯窃盗、下衆な人々と、
前半はかなりきつく絶望的だが、ボクシングに憧れ、
通うにつれて、徐々にスカッとしていく。
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万引き家族(2018年製作の映画)

3.8

盗んだのは、「家族」でした。
現代の家族と犯罪を問う、傑作。

それは、一人の少女を拾ったことから始まった。
家族の絆を芽生えていくが、家族の稼業は、犯罪だった。

女性は自分の傷・自分の美で、男性は
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サウンド・オブ・ミュージック(1964年製作の映画)

4.0

家族愛、戦争の悲惨さ、を描いた名作ミュージカル映画。

家庭教師マリアが入ったのは、厳格なトラップ一家。
歌の力で仲良くなるが、そこに押し寄せる戦争の影。

軍と愛の狭間で揺れ動く、マックスもいい味を
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カサブランカ(1942年製作の映画)

3.4

戦争による引き裂かれた愛を描いた、
古き良きハリウッドのラブロマンスの名作。

ハンフリーボガードだから許される、キザな台詞とダンディズム。
イングリッドバーグマンの可憐さ、表情の豊かさ。

切ない音
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雨に唄えば(1952年製作の映画)

3.7

Singin’ in the Rain~♪
言わずと知れた、ミュージカルの傑作☆彡

雨の中、ジーンケリーが踊る所は、
もはや言うまでもない、映画史に残る名シーン。
その他の楽曲、good morni
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ブラック・レイン(1989年製作の映画)

3.8

リドリー・スコット監督のもと、
日米の渋い俳優たちが集結した、ダンディズムの傑作。

日米警察の違い、文化の違い、ヤクザの怖さ。
そして、芽生える、国境を越えた男の友情。

刀を滑らせ、火花散らすシー
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ゴースト・イン・ザ・シェル(2017年製作の映画)

2.2

日本が誇るカルト的アニメを、ハリウッドで実写化。
その失敗例として、典型的な作品であった。

ハリウッドが好きそうな、ジャパニーズサイバーパンク。
哲学的な原作を映画尺でまとめる無謀さ、難しさ。
無駄
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それでも恋するバルセロナ(2008年製作の映画)

2.6

美女3人とバルセロナの風景を楽しむ。それだけでいい。
それ以上深入りすると、恋の魔力で、堕ちそうになる映画。

バカンスでバルセロナに来た、美女2人。
そこに誘惑する、1人の男。

しかし、甘い誘惑に
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バニラ・スカイ(2001年製作の映画)

2.4

Open your eyes!!
トム・クルーズ、キャメロンディアス、ペネロペクルス
という超豪華俳優共演で、織りなすSFサスペンス。

公私共に順風満帆で、完璧な主人公が、
危険な恋に落ちたことから
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チャーリーズ・エンジェル フルスロットル(2003年製作の映画)

2.3

フルスロットルで、帰ってきた!!!

3人の美女。時代を感じるCG。キレキレなアクション。
全てにおいて、アクションと色気が優先され、
良くも悪くも、ただ、スゲー!カワイイ♡を繰り返す映画。

00年
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マスク(1994年製作の映画)

3.5

90年代の匂いがする、
ノンステップ、ハイテンションコメディ!

ジムキャリーの顔芸
キャメロン・ディアスの美貌
当時、最先端のVFX
シンプルで分かりやすいストーリー
と、見ごたえ充分で、いつ見ても
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翔んで埼玉(2018年製作の映画)

3.2

咲き誇れ、埼玉!
11/14 埼玉県民の日を記念し、跳んで埼玉レビュー!

ダ埼玉と全国から、侮辱され、自虐もする「埼玉」。
そんな埼玉が東京に逆襲をする、邦画最大の茶番劇。

千葉へのライバル意識。
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人間失格 太宰治と3人の女たち(2019年製作の映画)

3.0

恥の多い生涯を送ってきました。
蜷川実花的、人間失格、ここに在り。

人間失格ではなく、
太宰治と3人の女たちを、妖艶且つ堕落的に描いた作品。

情熱的な赤、我慢する藍、嫉妬深い緑。
全てを包み、狂わ
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クローズZERO II(2009年製作の映画)

3.4

全部壊して、ゼロになれ。
クローズZERO、完結編。

誰が最強か論争、狂敵の登場、旧敵との友情。
馬鹿で不器用だけど、カリスマ性がある主人公。

怖い綾野剛、華の黒木メイサ、が10年代の空気を感じる
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ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章(2017年製作の映画)

2.3

グレートだぜ。
とならなかった、ジョジョの奇妙な冒険、実写化。

・良かった点
山田孝之の怪演
キャスティングがアニメに合わせている
仗助と承太郎の覚悟を決めるシーンの海岸沿いのカッコよさ
アンジェロ
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屍人荘の殺人(2019年製作の映画)

2.3

ミステリ界で話題を呼んだ原作。
若手実力派俳優の起用。
期待をさせる予告編。

と、公開までは、期待値爆上げになったが、
公開後、批判と酷評が押し寄せた、ミステリー映画。

密室ミステリー×ゾンビのア
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君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)

3.6

余命がある女子高生。
売り出し中の若手俳優の起用。
と来れば、セカチューの系譜を組む純愛映画と思いきや、

「人とのつながり」をテーマにしたストーリー性。
病気で終わらせない、急展開。
「生き続ける」
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世界の中心で、愛をさけぶ(2004年製作の映画)

3.0

一時のブームも、時を経ると途端に古びてしまう。
そんなことを、今見ると、痛感してしまう作品。

純愛ブームを築き上げた作品。
だが、今見てしまうと、
御涙頂戴満載の演出と音楽が、残念なことに白けてしま
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AI崩壊(2020年製作の映画)

3.1

AIが管理する近未来。
完璧と思われたシステムが暴走。しかも犯人は創設者!?

ガタカ、マイノリティリポート等で散々擦られた洋画SFネタを、
プラチナデータ等の邦画の失敗を諸ともせず、生み出した作品。
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デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!(2000年製作の映画)

3.2

デジモン全盛期の栄光。
いつまでも色褪せない名作。

今までの形態では勝てない劇場版ならではの敵。
そして、誕生する奇跡の合体!

短時間ながら、子供が欲する全てを網羅した作品で、完成度が高い。
90
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グリッドマン ユニバース(2023年製作の映画)

3.2

アクセスフラッシュ!
グリットマン、ここに集結。

特撮、ロボット、美少女、マルチバース、実写、
要素に加えて、青春、恋愛、を詰め込んだ、てんこ盛りなユニバース!

東宝アニメーションの繊細さ、丁寧さ
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.0

親愛なる隣人、スパイダーマン、大集結!!!

かつての敵との再会。
シリーズ毎の大いなる責任。
シリーズを通してのメッセージ性。
後輩スパイディに託す、先輩スパイダーマン。

配給会社の違い、配役の続
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スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

3.2

エンドゲーム後、アイアンマンの影を追うスパイダーマン。
そこに現れる、正義の味方のフリをした、新たな敵。

サムライミ版の暗さや、ソニー版の陽キャな感じではない、
明るくポップに描かれた、MCU版スパ
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スパイダーマン3(2007年製作の映画)

3.0

どうした?スパイダーマン!
てんこ盛りが、裏目に出た作品。

キャラの増加、
故の1キャラ毎の薄まり、

CGのパワーアップしたものの、
逆に見にくくなったり等、

詰め込み過ぎて、
全体的に、軽薄に
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スパイダーマン2(2004年製作の映画)

3.5

サム・ライミ版で、
一番まとまってる作品!

スーパーヒーロー故の苦労。
私生活の支障。
恋人とのケンカ。
友人への正体バレ。
そして現れる、新たな敵。

苦悩から復活!
という王道な展開で分かりやす
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スパイダーマン(2002年製作の映画)

3.6

スパイダーマンがやってくる!

この映画の人気をきっかけに始まる、アメコミブーム。
今見ても、見劣りしない滑空アクション、臨場感あるバトル。
アメコミというジャンルを、映画業界に確立。
と、アメコミ、
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