コンテナ店子さんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

コンテナ店子

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アンモナイトの目覚め(2020年製作の映画)

4.0

好きな俳優が出ていたので、とても楽しみにしていた映画でしたが、その期待をはるかに超えた傑作でした。演技、撮影、音響、風景と映画で出すことが出来る演出全てにおいて美しく、まさに芸術という言葉がふさわし>>続きを読む

21ブリッジ(2019年製作の映画)

3.5

映画全体を通して、暗いトーンが続いててリアリティに溢れていましたし、お金もだいぶ使ってセットに力を注いでいたので、説得力もありました。そして、それ以外にも、たくさんの人やパトカーやヘリが出て来たので>>続きを読む

水を抱く女(2020年製作の映画)

2.5

水の表現が非常に独特で美しかったです。今までに出た水を使った映画、シェイプオブウォーターやシシリアンゴーストストーリーなどよりもそのリアリティはとても高かったと思います。

映像なども良かったです
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モンスターハンター(2019年製作の映画)

2.5

完全にアクションに全振りしたような映画で、そうじゃない所は戦いの作戦を練っていたりそのための前振り見たな所がほとんどでした。ですが、設定からしてばかばかしいのでそれでいいと思います。

思ったより
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ノマドランド(2020年製作の映画)

3.5

旅をしながら生きる主人公のありのままの様子を描いていて、アカデミー賞にノミネートしなかったらたぶんそこまで注目されないタイプの映画だと思います。それくらい静かで現実味に溢れる映画でした。

 ただ、
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ラーヤと龍の王国(2020年製作の映画)

2.5

ディズニーらしくいつも通り映像はすごくきれいでした。特にアクションシーンでそれが顕著で、基本的に特殊能力を持ってない設定の人間キャラ同士のバトルがメインでした。ですが、実写映画でやるそれと比べても一>>続きを読む

ミナリ(2020年製作の映画)

4.0

映画のトーンが非常にリアルで興味深かった上に、技量的部分があらゆる意味で高水準で、脚本の盛り上がりは一切なくても非常に見ごたえがある映画でした。

色々いい分はありますが、特に評価できるのは演技で
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クイーンズ・オブ・フィールド(2019年製作の映画)

1.5

映画で起きてることが終始どうでもよかったです。サッカーチームが潰れそうになってそれを守る話ですが、主人公の監督がどれだけこのチームが大事なのかわからないですし、キャラクター多すぎる割にストーリーが与>>続きを読む

ミアとホワイトライオン 奇跡の1300⽇(2018年製作の映画)

3.5

久しぶりにいい青春ドラマを見れてとても満足しました。主人公の内面を掘り下げることに映画全体のリソースの多くを割いていたので、見ていて集中力を持ち続けていられましたし、その中でも感情の上がり下がりもよ>>続きを読む

シャドー・ディール 武器ビジネスの闇(2016年製作の映画)

2.5

 武器ビジネスとタイトルで銘打っていますが、武器を売る会社の話ではなく、彼らから支持をえたい政治家を中心とした話でした。ただ、日本とはあんまり関係がない海外の政治について学べるいい機会にはなると思う一>>続きを読む

ある人質 生還までの398日(2019年製作の映画)

3.0

ストーリーはそこまでしっかりせずに、現実を忠実に再現することを意識しているような映画なので、勉強になりました。娘は戦場で産まれたで比較的善人側として描かれていた反政府側の人たちもこんなことをしていた>>続きを読む

太陽は動かない(2020年製作の映画)

2.5

藤原竜也が好きだし、予告編で彼がすごくかっこよかったですが、ネット上の彼のネタに乗っかることがマーケティングで多かったので不安だったでした。そして、その予想は的中していました。

たぶん予告編を取
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リーサル・ストーム(2020年製作の映画)

1.5

音楽がけっこう統一感があった上に、シーンを上手く捉えていたので、聞いていてシーンごとの違和感は少なかったですが、それ以外は特に良い所がなかったです。

特別悪いと言うところがある訳ではないですが、
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ファーストラヴ(2021年製作の映画)

2.0

人魚の眠る家と同じ監督だと終わった後に視てすごく納得いきました。あの映画と良い所がすごく良く似ていました。ただ、あの映画で微妙だったけどごり押せてた部分も顕著に出てしまっていて、全体的な満足度は微妙>>続きを読む

モンテッソーリ 子どもの家(2017年製作の映画)

-

駄作という訳ではないですが、この映画を個人的には映画とは言いたくないです。その理由を解説します。

まずは映画と言いにくい理由ですが、ストーリーが存在しないことが理由の1つです。ドキュメンタリー映
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イルミナティ 世界を操る闇の秘密結社(2019年製作の映画)

1.5

ドキュメンタリーが好きなのでけっこう期待してはいましたが、終始退屈で寝そうでした。本題で解説している内容に興味を持ちにくかったのが問題だと思います。

話の多くを当時の結社のルールだったり階級の解
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大コメ騒動(2019年製作の映画)

3.0

普段時代劇を見ないせいか、話し方が当時の訛りを再現してたり音楽が和風なものを使っていたりとけっこう独特な作品に感じ取れて見ていて興味深かったです。役者も主演の井上真央以外の俳優はみんな一般人っぽい人>>続きを読む

愛してるって言っておくね(2020年製作の映画)

3.5

セリフが一度もない短編アニメ映画でしたが、顔のパーツすらない影の動きと人間キャラクターの小さな目や口、抽象的なモニュメントや視聴者への染みやすさを優先して混じり合う時系列によって、感情を強く揺さぶら>>続きを読む

AWAKE(2019年製作の映画)

3.0

映画全体が前半と後半に分かれていましたが、後半戦はかなり良くて前半はけっこう退屈でした。ですが、後半戦の方が尺が長かったので全体としての満足度としては面白かったかなと思います。

後半戦の人間ドラ
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新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

3.0

前作からキャラクターが一新されて、アクションも規模が大きくなっていましたが、バトルはスピード感がありましたし主要キャラクターでも負けることがあるなど面白い所はちゃんと継承していたので、1つの作品とし>>続きを読む

ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

3.0

前作の方が好きでしたが、前作の人間ドラマ的側面とアクション的側面の両立という良い所はちゃんと守っていたのでそこは好きでした。というより、今回はアクションがけっこう少なかったのが驚きでした。

少な
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

3.5

 セリフの1つ1つが物事を直接説明せずに抽象的で詩的だったため、シーン全てが美しくて、見ていて非常に訴えかけてくる力が強かったです。確かに何の話をしているのかわからないとなってしまう人もいるかもしれま>>続きを読む

新解釈・三國志(2020年製作の映画)

3.5

すごくばかばかしい、三国志の名シーンを使ってやるコントみたいな映画でした。シーンごとに必ず複数個はバカな要素が含まれていて、数分に1回は笑える要素がどこかに含まれているといえるでしょう。役者もみんな>>続きを読む

魔女がいっぱい(2020年製作の映画)

2.5

おしゃれな魔女がいっぱい見れる映画なのかなと思って期待して映画館に入りましたが、確かに魔女はいっぱいいましたけど焦点が当たっているどころか、ちゃんと映っているのはアンハサウェイだけでした。

です
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ホモ・サピエンスの涙(2019年製作の映画)

3.0

すごく独特な映画ですが、芸術的で変わった映画も好きだと言う人はけっこうハマると思います。映画全編を通して照明をほとんど使わない自然の光の中で、カメラを動かさずに撮影していたので、映画を見てると言うよ>>続きを読む

罪の声(2020年製作の映画)

2.0

描写とかでけっこういいと思う部分はいくつかありますが、話に興味を向けにくくてそもそも映画化に向いてない原作だなと思いました。

その理由として犯人側がグループ犯でそれを個別に1人1人追っていく上に
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ウルフウォーカー(2020年製作の映画)

3.5

アニメーションが非常に独特で興味深かったです。絵本を見ているような感覚に寄せてて、敢えて立体感を無くしたり、色をキャラクターの線からはみ出させたりしてて、温かみがあるように感じました。この映画に出て>>続きを読む

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.5

 青春ドラマにしてはけっこう主人公の年齢層が低いのかなと思いましたが、それを活かした要素とかもけっこう多くて、なんだかすごく新鮮味がありました。なので、青春ドラマと言う形でくくるとどうなんだろうと言う>>続きを読む

ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

2.5

映画全体が微妙という訳ではなく、良い所と悪い所が両方あってそれを合計するとこれくらいと言う感じです。なので、他の2.5の映画よりは価値がある作品だと思います。

一番いいと思ったのは服部樹咲が演じ
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アダムス・ファミリー(2019年製作の映画)

2.5

 近所で字幕がなかったので、吹き替え版で見ました。あと、原作と実写版は全く知らないです。

 吹き替えでは普段あまり見ませんが、キャスティングは結構良かったように感じます。演技で違和感を感じるシーンは
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友達やめた。(2020年製作の映画)

3.5

ドキュメンタリーのいい所を活かした脚本だなだと思いました。精神障碍者をターゲットにした作品と言うだけでも珍しくて興味を惹かれましたが、その姿が同じ障碍者である自分の目から見ても一切違和感ないなと思う>>続きを読む

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

3.5

レディバードとかエイスグレードみたいな青春ドラマを期待して見に行きましたが、思ったよりコメディ感が高いので、その要素もあるコメディ映画というイメージで見た方がたぶん親しみやすいです。ドラマとしても悪>>続きを読む

カウントダウン(2019年製作の映画)

1.5

ホラー映画なのですが、いちいち音で脅かしてることが多いので見ててうるさかったです。それも事件が起こるたびになるだけでなくスマホが音を鳴らすたびにそれがやたら大きい上に謎の叫び声みたいな感じだったので>>続きを読む

2分の1の魔法(2020年製作の映画)

4.0

トムホランドとクリスプラットで釣ろうとしてる映画なのではないかと不安を抱えて映画館に入りましたが、想像以上に素晴らしかったです。キャラクター、映像、アイデア、脚本、演技、すべてが高水準で揃っている上>>続きを読む

ボヤンシー 眼差しの向こうに(2019年製作の映画)

4.0

おそらくそこまでお金がかかっている映画だとは思いませんが想像以上に芸術的で美しい映画でした。演技、音響、撮影、照明が非常に素晴らしく、映画が好きな人なら絶対好きになれる1流の作品だと思います。

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アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

3.5

非常に独特なストーリー構成で、野球を見てる高校生の様子を撮ってるだけの映画でしたが、そこにいるキャラクターがリアルで興味深かったです。有名な俳優もいないし、ロケ地も2カ所しかないような低予算映画です>>続きを読む