なおこさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

なおこ

なおこ

映画(365)
ドラマ(0)
アニメ(1)

ベン・ハー(1925年製作の映画)

3.8

この時代にどうやって撮影したのでしょうか。スケールがでかすぎる!
エルサレムの壁が崩れるシーンは、CGもなく人が潰されて...どーやって!

奴隷たち、船での戦闘、街中、競馬のシーン(馬車の下から撮っ
>>続きを読む

見知らぬ乗客(1951年製作の映画)

3.9

素晴らしいサスペンス。はらはらドキドキ。
銃口を向けられたまま等間隔で歩いて追いかけてこられると怖い。
回転木馬のシーンは危険が幾つもある。まるでこちらまで遠心力や頭上の回転や振り回される我が子を見て
>>続きを読む

ザ・プロム(2020年製作の映画)

4.0

素晴らしい!
弱者に寄り添う映画はこうあってほしい。
孤独で悲惨さだけをリアルに描くのもよいけど、
私はこういう力強い、ハッピーエンドの映画の方が、大衆の偏見を変えるのには効果大だと思う。
だって、私
>>続きを読む

サイコ(1960年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

まだ観ていなかったのは、「怖いはず!」という思い込みでした!
サスペンスですね。
前半・女の恋と金をどうするかという話。
後半・男が母を想って死体をどうするかという話
そしてどんでん返しの
結末
>>続きを読む

レベッカ(1940年製作の映画)

3.8

一度観たことあったのですが、観たことを忘れていました...途中で「観たことあるぞ!」と気がつきました。
愛が大事ですね。

悪いチームの3人の心理や動機がとても気になります

前半が恋愛もので、後半が
>>続きを読む

サンセット大通り(1950年製作の映画)

3.5

サイレント時代の大女優の辛さと痛さがドキュメンタリー以上にリアルに感じる名演技!
グリティス、デミルと並んで将来有望とされたマックスが、実は一番謎が深く恐ろしいと思う。素晴らしい

或る夜の出来事(1934年製作の映画)

4.0

とてもワクワクして後半は目が離せない。
クラーク演じるピーターはとても魅力的なキャラクター。

彼女は父親から逃げたくて旅に出る。
彼は特ダネを得たくて彼女と旅をする。
道中、彼女は彼を好きになり告白
>>続きを読む

素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)

3.5

最後まで観てよかった。夢が実現する直前に事件が訪れ、何度も辛抱を強いられる主人公に同情して、見るのが辛かったけど、
人のために生きていると、こんなにも幸せになれるのだと教えてくれる話。
私がクリスチャ
>>続きを読む

カサブランカ(1942年製作の映画)

3.5

かつての恋人で今も好きな女性を、女性の夫と一緒に逃してやる話

Mank/マンク(2020年製作の映画)

3.5

「市民ケーン」を観たことがある人もない人も、もう一度観ておさらいしてから観た方がよいです。
「市民ケーン」と同じく、とてもスリリングで面白いです!

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦(2011年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

逃走シーン、「シャイニング」ですよね

第三の男(1949年製作の映画)

4.0

サスペンスなのにこの明るいテーマ曲。
主人公は親友の彼女に惚れ、彼女を逃がそうとする。迷った末に悪党の親友を殺すが、彼女にはそっぽをむかれる話。

市民ケーン(1941年製作の映画)

4.2

母親について。
なんて深いんだ、究極の愛だと、感動した。
ダメな父親から引き離すために、子供を銀行に育ててもらう。母親は、子供と一緒に居たい、という気持ちを押し殺しているから、あの別れ際の態度を取って
>>続きを読む

劇場版 アーヤと魔女(2020年製作の映画)

3.5

続きが気になる!描き方によっては暗くなるのに、楽しく前向きな作品

娼年(2018年製作の映画)

3.1

好きではない系統の映画ですが、桃李くんの心の動きが繊細で良かったです

ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

4.0

素晴らしい映画です。トランスジェンダー、親との確執などで自分は孤独だ、なぜ自分だけと生きづらい人。これから先の時代、その人たちの想いに寄り添い、偏見や見た目だけで判断されるような世の中にならないことを>>続きを読む

マイキー&ニッキー(1976年製作の映画)

3.8

ストーリーを見る映画ではなくて、役者から感情を読み取る映画。こちらが心で「ああこういう気持ちなんだな」と読み取り共鳴するもの。
まるで即興劇みたいだけど、舞台を経て映画を撮ってるんですよね。
役者がい
>>続きを読む

STAND BY ME ドラえもん2(2020年製作の映画)

3.8

泣いてる顔を見てるより、おばあちゃんの笑顔を見てる方が、泣ける

アンダードッグ 前編(2020年製作の映画)

4.0

観てください。前後編、観てしまいますとも。全然飽きません

病院で死ぬということ(1993年製作の映画)

4.1

素晴らしいです。
ドキャメンタリータッチで基本的にひいた画で展開され、ところどころ病院の外の、元気な人の営みが映し出され、そこに観ている私は思いを巡らせることになります。
40代男性のラストシーンは、
>>続きを読む

夕陽のあと(2019年製作の映画)

3.6

育ての親の方に感情移入して見てしまったので、途中まで産みの親が近くにいて子供に接近しているなんてホラーでした。
ただ、産みの親の「貧困と孤独」のしんどさも理解できた。ネットカフェじゃなくても、子供が泣
>>続きを読む

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

4.0

煉獄と母のシーンがとても美しくて好き。


この映画、この作品が今この時代に沢山の大人が夢中になり受け入れられているのは、
「理不尽な事があっても前を向いて努力する主人公たち」
の姿に感動し共鳴してい
>>続きを読む

クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ 踊れ!アミーゴ!(2006年製作の映画)

3.7

結構怖い絵が多い。鬼滅の刃に出てくる鬼で似たようなキャラがあった気がします。影響されたのかな?
4歳の息子が1時間半、一度も集中を切らすことなく大興奮で見ていました。子供たちを車に乗り込ませるところと
>>続きを読む

TENET テネット(2020年製作の映画)

3.4

細かい辻褄合わせは映画を観ている途中で放棄してしまった...。
難解だけど、「あれはこういうことだったのか!」と分かっていく過程が楽しい。

クレヨンしんちゃん ヘンダーランドの大冒険(1996年製作の映画)

3.9

車の後部座席のシートベルトとか、オカマの設定だとか、いまだと有り得ない表現がされている。ほんの26年前なのに、ずいぶん時代が変わったんだなと感じる作品。
そしてとても面白い!

ソワレ(2020年製作の映画)

3.5

強い者から虐げられ怯えながら生きていかなくてはいけない女の子と、自分の罪にも麻痺してしまっている男の子が、逃避行の中で自分を見つめ居場所を見つける話。
ワンシーンワンシーンがとても良かった。

クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

4.0

ジョアンナは最後、どんな未来を描いていたのだろう。息子ビリーが可愛そう。

「マリッジストーリー」でも、男の育児はレベル低くてもokと言われていたし、夫は癇癪みたいなのもあって。女性が別れを切り出した
>>続きを読む

新聞記者(2019年製作の映画)

3.8

俳優の芝居が素晴らしいから見入ってしまうけど、ところどころ、トンデモ映画だと思う。「ペンタゴンペーパーズ」や「大統領の陰謀」レベルにまで達してほしかった。

ブロークン 過去に囚われた男(2014年製作の映画)

3.4

アルパチーノ様の魅力で初めから最後までもっていかれちゃう映画。これ他の人だと駄作に終わってそうです。
登場する女性たちとはことごとく絶縁されます。現在進行形のヒロインと、マッサージ嬢はフォローされます
>>続きを読む