sさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

真実の行方(1996年製作の映画)

3.4

今になって観るとありがちな要素にありがちな展開と思ってしまい、先もなんとなく読めてしまうけど、それだけ本作に影響された作品があるってことなんだろうなあ。
エドワード・ノートンの演技が圧巻なので、そこが
>>続きを読む

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

3.2

うーん。ハリーポッターシリーズということでハードルを上げてしまってるせいもあるけど、ワクワクできないんだよなあ。私は学園モノが好きだったのかもしれない。
でも4作目は日本を舞台にしたいという制作者の話
>>続きを読む

トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

3.9

久しぶりに見たらやっぱり下手なホラーよりずっと怖かった。会話中にスポンサーの商品をアピールし始めるシーンがすごく印象に残ってたけど意外と少なかったな。

過保護・過干渉な毒親とアダルトチルドレンという
>>続きを読む

エクス・マキナ(2015年製作の映画)

3.5

フライヤーとはかなり印象の違うオシャレなSFだった。
山の中の別荘、無機質で未来的な内装、ロボットの造形などビジュアルが美しい。ロボットを演じてる女優2人も。
ノルウェーのホテルで撮影されたらしくてい
>>続きを読む

灼熱の魂 デジタル・リマスター版(2010年製作の映画)

4.2

気になってたドゥニ・ヴィルヌーヴ作品が上映されるとのことで映画館に観に行った。かなり人少なかったな(快適でありがたいけど)。

母の遺言に従って見知らぬ兄と父を探す双子が、その過程でカナダに移り住む前
>>続きを読む

ぼくのエリ 200歳の少女(2008年製作の映画)

3.5

少年とヴァンパイアの交流を通して孤独や悲しみ、ちょっと狂ってる愛情を静かに感じられる良作。北欧の寒々しい雰囲気もぴったり。

作品に罪はないけど、残念なのは邦題とモザイクのおかげで誤解してしまったこと
>>続きを読む

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.9

戦場が舞台なのに映像がとても美しくて見入ってました。特に影の踊るような表現が好きで、ワンカット風のおかげで没入感も増し増し。映画館で観たかったなあ。
気乗りしないのに年上だからって先に行ってくれるスコ
>>続きを読む

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.9

猫の鼻息を映画館で聞く幸せ。
QUEENのことは全然詳しくないけど音楽映画なので映画館で観てきた。未だに週1で上映されてるのがすごいし、聞こえた会話からしてリピーターらしい方が多くいました。終了後には
>>続きを読む

シティ・オブ・ゴッド(2002年製作の映画)

3.5

治安悪いにも程があると思ったら実話ベースとは。警官もとりあえず怪しい人を撃ち殺しといて、事件とは無関係だったわ〜などと人の命が安すぎる。しかも子供の命が。
主人公のナレーションが入ったりと軽快なので、
>>続きを読む

インターステラー(2014年製作の映画)

3.7

今更観ましたが、愛の話だったとは。

科学的知識がないのでどれだけ正しく理解できてるかも不明だけど、アメリアのことはもっと早く迎えに行ってあげてもよかったんじゃない?と思ったのは私だけだろうか。

T
>>続きを読む

幸福なラザロ(2018年製作の映画)

3.6

隔絶された村で時代錯誤な搾取が行われているという設定が実話って、事実は小説より奇なりだ。

伯爵夫人が言っていた通り、自由になった村人たちはあのまま何も知らずに搾取されていたほうが幸せだったのでは…と
>>続きを読む

ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

3.9

この映画、なんでこんなに泣けるんだろう。今まで観た映画で1番泣いたかもしれない。

アルフレードとトトの友人、親子、師弟などを内包した関係性が愛おしい。
言うまでもないけど幼少期のトトがかわいすぎるし
>>続きを読む

シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア(2014年製作の映画)

3.6

モキュメンタリー×コメディという稀有な映画。
The Officeでモキュメンタリーを好きになったものの、他のモキュメンタリー作品ってだいたいホラーなのでこの映画を見つけた時はテンション上がった。
>>続きを読む

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

3.2

ハリーポッターは好きなのに驚くほどハマらなかった…!
脚本なのかキャラ造形なのか、理由がわからないけどワクワクできなくて。だいたい好き嫌いの原因はわかるのに本作は本当に謎。悲しい。

ショーウィンドウ
>>続きを読む

ジュラシック・パーク(1993年製作の映画)

3.2

ジェフ・ゴールドブラム、かっこいいな〜。
スピルバーグの映画はハマるものとハマらないものの差がすごくて、こちらは後者だったな。
こういうジャンルは後から見るとどうしても技術的に見劣りしてしまいがちなの
>>続きを読む

さよなら、人類(2014年製作の映画)

4.0

ワンシーン毎に固定カメラで撮影されていて、絵画的な構図をとっているのでまるで絵画のバックストーリーを観ているよう。新感覚の映画でした。
どことなくエドワード・ホッパー感。
(絵画に詳しくない人間の感想
>>続きを読む

ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2(2011年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

観始めると止まらなくなって5日で8作観た。
本作は前作に比べてコミカルさが増していて観やすいのだけど、やっぱり最後の3作は原作読んだほうがよさそう。

・かっこいい魔法を使うマクゴナガル先生、楽しそう
>>続きを読む

ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1(2010年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

初耳の固有名詞が多くて覚えられんよ。
ファンタジー感のない荒涼としたロードムービーで、本当に見た覚えがないので本作は飛ばしてたのかもしれない。

・騎士団が出てくると安心感があるしみんな好きなのでもっ
>>続きを読む

ハリー・ポッターと謎のプリンス(2008年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

本作以降はほとんど何も覚えてない。
ずっと暗いし最初の2時間くらいは学園モノのサスペンスみたいな雰囲気。2時間かけて明らかになった情報も、もっと早くに気づけたのでは…?という徒労感がある。

・クィデ
>>続きを読む

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(2007年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

新しいギミックやロケーションにわくわくしたいのだけど、本作あたりからストーリーの展開に重きが置かれはじめて原作未読の者としてはついていけない部分も出てくる。

・夜景を背景に箒で飛んでるシーン最高
>>続きを読む

ハリー・ポッターと炎のゴブレット(2005年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

やっぱり楽しい4作目。魔法学校対抗試合なんて盛り上がるに決まってるしマッドアイみたいな見た目やばそうだけどまともな先生は好きに決まってる。

・最初のスタジアムのシーンからしてテンションあがる
・ハー
>>続きを読む

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人(2004年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

ずっと炎のゴブレットが最高と思ってたけど、全作まとめて観た結果本作が1番だと思い直した。
タイムトラベルやらルーピン先生やら私の好きな要素がたくさんつまってる。

・むちゃくちゃなロンドンバス
・不気
>>続きを読む

ハリー・ポッターと秘密の部屋(2002年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

2作目。観始めると止まらない。

・ドビー、人の話を聞いてくれ
・ナメクジ
・校長室の合言葉シャーベットレモンかわいい
・便器に入水するの、マートルかトレインスポッティングのユアン・マクレガーくらいで
>>続きを読む

ハリー・ポッターと賢者の石(2001年製作の映画)

4.0

配信終了前にまとめて観賞。初期は映画館で観てたけど、最後の方はテレビ放映でなんとなく視聴しており展開を追いきれてなかったのでいい機会になりました。
この映画は何歳になってもわくわくするなあ。
もっとこ
>>続きを読む

ゴッズ・オウン・カントリー(2017年製作の映画)

3.7

ジョニーは1人で傾きかけの牧場を運営して祖母と体が不自由な父親を養わなければならないというかなりつらい境遇。
ゲオルゲは器が大きくて優しくて安定していてそりゃ好きになるわって感じですね。
ゲオルゲのお
>>続きを読む

イレイザーヘッド(1976年製作の映画)

3.5

親になる覚悟がないまま彼女を妊娠させてしまった男の話で監督自身の経験が元になってるようですが、そんな作品に娘を出演させているのがすごい。
観ていて気持ちのいい内容ではないけどノイズだけは心地よくてもっ
>>続きを読む

スターリングラード(2000年製作の映画)

3.3

レイチェル・ワイズ目当てで見ておきながらあれですが、作品全体で言うと正直レイチェル・ワイズ周りの描写はちょっと余計だったかもしれない。
スナイパー2人の緊張感ある戦いに水を差す感じになってた気がするん
>>続きを読む

アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

3.5

途中でブラッドリー・クーパーだと気づいて徹底した役作りにびっくりした。別人。

子供が殺されるところが直接映ってるの、初めて見たかも。ゲームでも子供は無敵(死なない)だったりしてすごく規制が厳しいと認
>>続きを読む

デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

3.4

有名俳優を贅沢に使って物質主義を風刺する、ゆるゾンビコメディ。

ゾンビになると生前好きだったものに執着するという設定でみんなWi-Fiを探し回っております。
シャルドネゾンビはアンブレイカブルキミー
>>続きを読む

ルクス・エテルナ 永遠の光(2019年製作の映画)

-

映画撮影の舞台裏のモキュメンタリー、画面分割など好きそうな要素はあったけど、強く点滅しはじめて体調悪くなりそうだったので目を塞いで音だけ聞いてました。まともに見られなかった…残念。

ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)

3.5

タイトルシークエンスがかっこいい!
有名作なのでヒロインの見た目は知ってたけど、ルーニー・マーラだったとは…。上品な役のイメージだったから意外。
痛々しいシーンが結構あるし長尺だけど、飽きさせない面白
>>続きを読む

ラ・ポワント・クールト(1955年製作の映画)

3.5

猫。
夫の故郷である漁村(ラ・ポワント・クールト)に帰省してきた離婚の危機にある夫婦の語り合いと、漁村の人々の生活を猫と共に描いたヴァルダのデビュー作。
とにかく絵になるシーンと猫の映り込みが多くて目
>>続きを読む

トゥモロー・ワールド(2006年製作の映画)

3.3

なぜか子供が生まれなくなった近未来というワクワクする設定だけど、地味なのもありなかなか乗り切れなかった。
長回し戦闘シーンは見応えがあったのと、マイケル・ケインが良かったな。ああいうおじいさんには泣い
>>続きを読む

音楽(2019年製作の映画)

3.7

何留ですか?という貫禄の不良(?)少年(?)達がなんとなくバンドを結成し地元のイベントに出演するという青春。

シンプルなビートを刻むだけで、いいねって思っている3人が愛おしいよ。
私は特に音楽の才能
>>続きを読む

スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

3.5

娯楽性やショッキングな描写を盛らずにジャーナリスト達の働きを淡々と描写していて渋い。
ジャーナリストの仕事、大変そうだけど面白そう。

いつの間にか自分の中にあった「性的虐待をする悪質な司祭がいる」と
>>続きを読む

わたしは最悪。(2021年製作の映画)

-

ユリヤはいつも自分の気持ちに正直な選択をしてきていて一貫性がなかったり後悔したりもあるだろうけど、そうやって正直に生きられることは最高なんじゃないかな。
なので観終わってユリヤじゃなくて私が最悪って思
>>続きを読む