sさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

オーシャンズ8(2017年製作の映画)

3.5

何も考えたくないときにちょうどいい娯楽映画。
The Office好きとしてはミンディ・カリングが出ていて嬉しい。
リアーナはかわいすぎる。ケイト・ブランシェットはブルージャスミンのような清楚系よりも
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レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)

3.5

箇条書き
・口パクじゃないと知ってびっくりした。人ってあんなに泣きながら歌えるんだ
・ヘレナボナムカーターがまた怪しい肉をミンチにしてた
・エポニーヌのウエスト細すぎない?
・子供が殺されるシーンはほ
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ローズ島共和国 ~小さな島の大波乱~(2020年製作の映画)

3.5

行動力がすごい。
島ができるまでの過程、各登場人物、運営をもっと描写してほしかった。
あっさり出来てるし、クラブになってるだけという…。海の上のクラブという絵面がほとんどで単調に感じた。

ターミナル(2004年製作の映画)

3.1

序盤のコミカルさはよかったんだけど、あんまりピンと来ない方のスピルバーグだった。スピルバーグの映画は本当に好きなものとそうじゃないものの差が大きい。なぜだろう。
キャサリン・ゼタ・ジョーンズが本当に美
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.7

Stayin' Alive。ゆかり。
一度降りたら二度と戻ってこれなそうな駅とか、すごい目立つ悪い人たちとか、ズレてる日本がたくさんで楽しー。昔の日本描写はただひどかったけど最近のはむしろ好き。

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

-

ドラムとナオミ・ワッツが良い。(ナオミ・ワッツは大抵良い。)
Aから順番に文字が表示されるタイトルシークエンスは気狂いピエロと同じで、監督にとって本作はゴダールにとっての気狂いピエロ的作品だという考察
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マイ・ビューティフル・ランドレット(1985年製作の映画)

3.7

人種差別や資本主義、階級社会に生きる移民二世と労働者階級の白人のカップル。同性カップルだけど同性故の苦悩みたいなものは描かれてない。
2人はかわいいカップルだけど、だいぶ迂闊にイチャイチャするのでハラ
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ブラジャーねこ(2020年製作の映画)

-

かわいいから、着けたいからブラを着けるねこ。いいと思います。

市民ケーン(1941年製作の映画)

3.4

よくオールタイムベスト的なリストに入っているので観てみた。これだけ昔の作品なのに古びてないし、撮影技法やオーソン・ウェルズが25歳で制作したという点を含めての評価なのかな。
レストランの上の窓からカメ
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アダムス・ファミリー2(1993年製作の映画)

3.7

相変わらずの愛すべき変人たち。
今では作れないだろうな~というシーンが結構ある。サマーキャンプの支配人の丸焼きはえげつないけど笑っちゃった。

赤ちゃんを始末しようとするシーンは分かっててもひやひやし
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

3.9

いろんな賊が出てきてめちゃくちゃ楽しい!!谷のバイカー達が特に好き。
ダウジング銃おじさん。
ギターの人の労働、だいぶ過酷。

シチュエーション、アクション、ロケーションを楽しむ映画ですごくゲーム向き
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ダム・キーパー(2013年製作の映画)

-

こういう映画を素直に観れない性格で、あんな重大な施設のオペレーションを1人(しかも子供)でやるなんておかしいと思ってしまう…。あと人の悪口を言う人はどこかで自分の悪口も言ってると思っている…。

ロスト・ハイウェイ(1997年製作の映画)

3.5

○煽り運転を絶対に許さないマフィア
○角のある家具は危険

デヴィッド・リンチがOJシンプソンから着想を得たらこんなことになるんだなあ。
時系列が円環しているので、たぶんこれは叙述トリックとかどんでん
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ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

3.7

初手の逃げる女性の顔が怖くてヒッてなったけど無事観終えた。画風だけでも下手なホラーよりずっと怖い。
これって人間が他の生き物にやってること…と思いながらさいごまで一時も心休まらなかった。
創世記。

善き人のためのソナタ(2006年製作の映画)

4.0

渋い。感情的な登場人物を見ると冷めて、本作のように淡々としていると逆に心を揺さぶられる人間なので、泣きました。
あえて直接話しかけないのが粋。

泣いてる間、大臣に会いにいくクリスタを心変わりさせなけ
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ザ・スイッチ(2020年製作の映画)

3.2

キャビンがとても良かったのでホラーコメディを求めて。

しんみりするファミリードラマなしで、もっと破茶滅茶にネタに振り切って欲しかったな〜。見た後にハッピー・デス・デイと同じ監督と知り納得。成分が同じ
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ロード・オブ・ザ・リング(2001年製作の映画)

-

サムの苦難の旅がここから始まる…。

坑道に入って辺りを見渡すガンダルフ(ミームでよく見るやつ)大好き。

DVDを持ってるけどせっかくなのでIMAXで観たくて映画館に行ってきた。が、残念ながら周りに
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ジーザス・クライスト=スーパースター アリーナツアー(2012年製作の映画)

4.5

思い切り現代的なアレンジをしている2012年版。
今回この作品にハマったことで、演出や演じる人によってキャラクターの描かれ方が全然違っていて、そこを見るのも楽しいということに気付いた。

・監視カメラ
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ジーザス・クライスト=スーパースター(2000年製作の映画)

3.8

73年版を気に入らなかったアンドリュー・ロイド・ウェバーが現代を舞台に制作し直した映画ということで、逆に2000年当時のヘアメイクに古さを感じたり、ステージ風セットに狭さを感じたり、個人的には73年版>>続きを読む

キャビン(2011年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

これをホラーではなくコメディに分類するNetflixは信頼できる。
ホラー映画のシチュエーションを作り出しモニタリングする組織と神々、映画を制作しそれを見る現実の私達。
こういうのがいいんだよ。

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ジーザス・クライスト・スーパースター(1973年製作の映画)

4.4

ジーザスが磔にされるまでの7日間を描いたアンドリュー・ロイド・ウェバーのロックミュージカル。とっつきにくくて後回しにしてたけど、prime videoでレンタルできることに気付き観てみたらめちゃくちゃ>>続きを読む

プリデスティネーション(2014年製作の映画)

3.6

点と点が繋がる映画が好きです。本作は、何が起きてるかはわかるけどなんでそんなことをするのかという気持ちの部分に疑問が残ってしまうのがちょっと惜しい映画だった。
イーサン・ホークが自分の存在のために動か
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パレードへようこそ(2014年製作の映画)

3.9

虐げられているLGBTたちが、同じく苦境にある炭坑夫に手を差し伸べる。多くの人が自分を偏見の目で見るとわかった上で、それでも他者を助けようという勇気。なかなかできる行動じゃない。

パレードのシーンの
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だって私は女なの(2021年製作の映画)

3.7

60年代のポーランド、テレビ局幹部からのセクハラを拒否して干されたタレント、カリーナ・イェドルシク(kalina Jedrusik)の伝記ものミュージカル。
最近になってようやく問題視され始めた印象の
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真実の行方(1996年製作の映画)

3.4

今になって観るとありがちな要素にありがちな展開と思ってしまい、先もなんとなく読めてしまうけど、それだけ本作に影響された作品があるってことなんだろうなあ。
エドワード・ノートンの演技が圧巻なので、そこが
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ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

3.2

うーん。ハリーポッターシリーズということでハードルを上げてしまってるせいもあるけど、ワクワクできないんだよなあ。私は学園モノが好きだったのかもしれない。
でも4作目は日本を舞台にしたいという制作者の話
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

3.9

久しぶりに見たらやっぱり下手なホラーよりずっと怖かった。会話中にスポンサーの商品をアピールし始めるシーンがすごく印象に残ってたけど意外と少なかったな。

過保護・過干渉な毒親とアダルトチルドレンという
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エクス・マキナ(2015年製作の映画)

3.5

フライヤーとはかなり印象の違うオシャレなSFだった。
山の中の別荘、無機質で未来的な内装、ロボットの造形などビジュアルが美しい。ロボットを演じてる女優2人も。
ノルウェーのホテルで撮影されたらしくてい
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灼熱の魂 デジタル・リマスター版(2010年製作の映画)

4.2

気になってたドゥニ・ヴィルヌーヴ作品が上映されるとのことで映画館に観に行った。かなり人少なかったな(快適でありがたいけど)。

母の遺言に従って見知らぬ兄と父を探す双子が、その過程でカナダに移り住む前
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ぼくのエリ 200歳の少女(2008年製作の映画)

3.5

少年とヴァンパイアの交流を通して孤独や悲しみ、ちょっと狂ってる愛情を静かに感じられる良作。北欧の寒々しい雰囲気もぴったり。

作品に罪はないけど、残念なのは邦題とモザイクのおかげで誤解してしまったこと
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.9

戦場が舞台なのに映像がとても美しくて見入ってました。特に影の踊るような表現が好きで、ワンカット風のおかげで没入感も増し増し。映画館で観たかったなあ。
気乗りしないのに年上だからって先に行ってくれるスコ
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.9

猫の鼻息を映画館で聞く幸せ。
QUEENのことは全然詳しくないけど音楽映画なので映画館で観てきた。未だに週1で上映されてるのがすごいし、聞こえた会話からしてリピーターらしい方が多くいました。終了後には
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シティ・オブ・ゴッド(2002年製作の映画)

3.5

治安悪いにも程があると思ったら実話ベースとは。警官もとりあえず怪しい人を撃ち殺しといて、事件とは無関係だったわ〜などと人の命が安すぎる。しかも子供の命が。
主人公のナレーションが入ったりと軽快なので、
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インターステラー(2014年製作の映画)

3.7

今更観ましたが、愛の話だったとは。

科学的知識がないのでどれだけ正しく理解できてるかも不明だけど、アメリアのことはもっと早く迎えに行ってあげてもよかったんじゃない?と思ったのは私だけだろうか。

T
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幸福なラザロ(2018年製作の映画)

3.6

隔絶された村で時代錯誤な搾取が行われているという設定が実話って、事実は小説より奇なりだ。

伯爵夫人が言っていた通り、自由になった村人たちはあのまま何も知らずに搾取されていたほうが幸せだったのでは…と
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ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

3.9

この映画、なんでこんなに泣けるんだろう。今まで観た映画で1番泣いたかもしれない。

アルフレードとトトの友人、親子、師弟などを内包した関係性が愛おしい。
言うまでもないけど幼少期のトトがかわいすぎるし
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