kikkiさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

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白夜行(2010年製作の映画)

2.9

異様に察しの良い刑事(元〕の種明かしが残念。そんな全部回想しなくても。ただ彼はもしかしたら刑事によって少しだけ救われたのかもしれないな。一方の彼女は貪欲に手に入れてきたもの全てを間も無く失う(だろう〕>>続きを読む

グリーンブック(2018年製作の映画)

3.0

ラスト、妻が素晴らしい。クリスマスというシチュエーションも良い。差別は悪いこと」みんな知ってる。でも、多かれ少なかれ、日常的にいつも比較ばかりしてるんじゃないかな。誰かと比べることが既に苦しみのモト。>>続きを読む

マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー(2018年製作の映画)

3.1

ずっと敬遠していたが、漸く視聴。とにかくブルーが綺麗。ギリシャの美しい風景がなかったら挫折するところであった。
ABBAのヒット曲の数々なのだから、当然音楽は良い。超豪華キャストだがストーリーは陳腐。
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ファイナル・スコア(2018年製作の映画)

2.3

点けたTVでたまたま鑑賞しただけ。そしてその程度の映画。かつてのキザな007は最早フツーのおじさんで、ピアーズブロスナンは憐憫を誘う。

インファナル・アフェアII 無間序曲(2003年製作の映画)

2.8

今頃漸くコンプリート。1→3の順で観てしまい、蛇足かもしれないなと思いつつも2を飛ばした気持ち悪さからの鑑賞。主役はウォン&サムのスピンオフにしか感じられなかったのは、順番を守らなかったから?

トゥルー・ロマンス(1993年製作の映画)

3.2

あれっ?レビューし忘れてた。旬を味わったなぁと当時を振り返り思う。驚くほど豪華なキャストだし、トニースコット&タランティーノによる派手なエンターテイメントロマンスで、スタッフ全員で楽しみながら作り上げ>>続きを読む

永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

2.8

美形にして行動と体型が幼稚なサイコパス。
終始目に写しているだけの映像のようにも思えて、日常的な盗みと短絡的殺人に狂気を感じなかった(自分の精神を心配してしまった)。
退屈凌ぎなのか自己表現なのか、ラ
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インファナル・アフェアIII 終極無間(2003年製作の映画)

3.4

ディパーテッド→インファナル1→3の順。2未鑑賞の状況で記録。3は1の補完と捉えて良いのかな。時間軸をいじった事とヨン氏やシェン氏の登場で混乱させようとした分、退屈しなかった。ウォン警視や子分キョン、>>続きを読む

インファナル・アフェア(2002年製作の映画)

3.1

ディパーテッドを先に観ていたのは失敗だったかな。マフィアのボスが谷啓に見えて、アクションも地味。トニーレオンは全方位善人オーラにつき、明らかに違和感。しかしながら、アンディラウの苦悩をラストに持ってき>>続きを読む

時をかける少女(2006年製作の映画)

3.1

青春の瑞々しさと刹那が作り込まれた風景と相まって、眩しく美しかった。

ねことじいちゃん(2019年製作の映画)

2.7

THE・岩合光昭氏のお仕事。
猫ちゃんがみんな良い子。赤いポスト、黄色の菜の花、桜と青空、夕陽と海と猫のシルエット。アングル、風景と人々のバランス、何もかも完璧に構成された美しい写真集のページをゆっく
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ボーン・アイデンティティー(2002年製作の映画)

3.1

人間兵器と言う割に情に熱く、地味でありながらも無駄のないアクション。濃いラブシーンが無いのも好感が持てる。知性があるのは言うまでもなく、しっかりと鍛え上げて、もう誰にもジミー大西とは呼ばせないスターダ>>続きを読む

チャイルド・プレイ(1988年製作の映画)

2.5

もとから人形自体怖い。なぜにそんなに人気で売れているのだ⁉︎
侮れないすばしっこさが笑える。暖炉で焼かれ無残な姿になってもなお復活して更に襲撃してくるのは悪の鑑、ホラーの王道である。
「えっ?電池が入
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96時間(2008年製作の映画)

2.1

まるで娘のストーカーであるパパが見境なく大暴れ。「最近の人身売買は手っ取り早く若い女性を誘拐する」って、全く手っ取り早くはない。薬漬けにしたり、オークションを開いたり‥。継父が大富豪なんだから、身代金>>続きを読む

火垂るの墓(1988年製作の映画)

3.2

冒頭5分でギブ!だが辛さに耐えて鑑賞。一度は観なくてはならない映画。二度は観られない映画。その強いメッセージが伝わる名作。

インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア(1994年製作の映画)

2.5

トム様が彫刻のよう。インタビューという構成でなかったら、彼かピッドかバンデラス、誰がお好みかの熟女トークネタになりかねない。

ブラス!(1996年製作の映画)

3.5

フリューゲルホルンの深い音色と涙を誘うダニーボーイ。労働者階級の苦悩が沁みてくる。好きな事かある、分かち合える仲間がいる、仕事への誇りがある、その尊さを聴かせてくれる。

キッチン(1989年製作の映画)

3.1

川原亜矢子の決して上手いとは言えない演技が原作の味を損なわずにふわっとした仕上がりになっているのかもしれない。橋爪ママがスイカを洗うところが好き。美味しいものは音や匂い、作ってくれた人の愛情で出来てい>>続きを読む

ニュー・シネマ・パラダイス/3時間完全オリジナル版(1989年製作の映画)

2.1

完全版で残念だったのは滅多にないが‥。退屈な青年期は益々長く、ラストに向けて中年のメロドラマなんて追加して欲しくなかったよ。思い出だからこそいつまでも美しいのではないの?ジャックペランが本当に素敵で、>>続きを読む

カルネ(1994年製作の映画)

2.2

赤を基調とした映像で、血液をモチーフに「生」の象徴として見せてくる。ヒトの業というものを意識させられて終始気分が悪いが、それだけ秀作とも言える。

ブルージャスミン(2013年製作の映画)

3.9

ケイトブランシェットが益々好きになった一作。痛いほどの高い自尊心。そして山から下りる方法も分からないセレブタントの滑稽さ。美しく気高いケイトの魅力を最大限に魅せてくれたウィットの巨匠ウディアレンに感謝>>続きを読む

コン・エアー(1997年製作の映画)

3.0

たまたま、今更ながら、鑑賞。派手に遊んでいるスター達を観る楽しさがある。中でも一番キラキラなのがジョン・マルコビッチ。「石ころだ」と言うシーンが気に入った。

仁義なき戦い 広島死闘篇(1973年製作の映画)

3.0

全シリーズ一挙鑑賞の中で終始緊張感を保って観た。千葉真一がやはりカッコ良い。

仁義なき戦い 頂上作戦(1974年製作の映画)

2.8

なんて豪華なキャスト。小倉一郎の小者ぶりが際立つ。でも一挙鑑賞したせいで、ストーリーがごちゃ混ぜに。多分かなり寝てた。

仁義なき戦い 完結篇(1974年製作の映画)

2.6

マラソンオールナイトを地方で観た記憶。もう何作目なのか朦朧とし、あれっ?松方さんは生きていたの?梅宮辰ちゃん、まだいる!と、繋がらなくなり大混乱を起こしてしまった。文太さん目当てだったので、満喫したと>>続きを読む

蜘蛛の巣を払う女(2018年製作の映画)

2.3

前作を記憶から消して臨む必要がある。アクション多目でリスペットの活躍ぶりも派手。一方のミカエルは留守番も出来ない役立たずで退屈。粗い展開でラスト迄を急いでいるわりに中途半端に回収。ドゥカティ、ランボル>>続きを読む

髪結いの亭主(1990年製作の映画)

3.3

一番幸せな瞬間に死を選ぶなんて‥私は羨ましいと思った。

ブラック・ダリア(2006年製作の映画)

2.4

雑!ブラックダリア事件もボクシングも不要だし、ジョシュハートネットがブレ過ぎ。階段でのシーンはあざとい光の使い方を以って少しだけ緊張感もあるのだが。ジョシュハートネットの察しが良すぎるせいで、思わせぶ>>続きを読む

あん(2015年製作の映画)

3.7

鑑賞後人権について深く考えされられ、国立療養所多磨全生園へハンセン病患者の方からの話を聴きに行った。多くの桜の木々も美しい小さな公園が隣接しており、優しさと哀しみを柔らかな佇まいで魅せてくれた樹木希林>>続きを読む

危険な情事(1987年製作の映画)

2.3

ここまで命懸けで執着する男か?ただのエロオヤジでしょうが。グレンクローズやり過ぎ。ウサギが可哀想やろ!

バスケットボール・ダイアリーズ(1995年製作の映画)

2.4

ジャンキーレオ。ラリっていようが泡を吹こうとも美しい。映画のストーリーやメッセージ性はその美と演技力に霞んでしまった。

テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

3.4

再視聴。スーザンサランドン+ジーナデイビスが最初からカッコ良すぎて意外性はないが抜群である。限界まで追い詰められていても魅せるこの2人の強さ、逞しさ。その秘めた悲しみ。互いを讃え合いながら目は涙でいっ>>続きを読む

サボテン・ブラザース(1986年製作の映画)

3.1

おバカを魅せるのはジョンランディスの偉業である。マイケルジャクソンの「スリラー」や「ブラック&ホワイト」の撮影監督の作品だと知られていないのではないだろうか。別にそんな理由で観ていただくのも心外だが。>>続きを読む

ラスト・ムービースター(2017年製作の映画)

3.5

バートレイノルズのやや自虐的にも思えるロードムービー。過去の出演作を織り交ぜて若かりし自身との共演をしながら人生を振り返る構成も良く、放つセリフはキザでありながらしみじみ味わい深い。遺作となった事が更>>続きを読む

バッドボーイズ(1995年製作の映画)

2.5

映画にも旬や、観る側の適齢期ってあるんだな。サントラ盤を買っておきながら今更鑑賞した事を後悔。

ザ・ロック(1996年製作の映画)

2.8

VXガスこわ〜。
「高齢になろうが、私はジェームスボンドです」byショーンコネリー。
楽しめたのは事実たが‥。
渋くてカッコよく、緊張感のある映画であるはずが、個人的にニコラスの本来の人柄とかチャーム
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