kikkiさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

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ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

3.2

ゲイリーオールドマンが特殊メイクを施しつつチャームを振り撒く。全てのシーンにおいて光の使い方やカメラワークも抜かりが無く、骨太の社会派作品とは言え、エンターテイメントの世界としても楽しめた。地味にクリ>>続きを読む

最強のふたり(2011年製作の映画)

3.8

躍動的なカット割映像とEW&Fに始まり、美しい景色とピアノ曲で終わる。2人の違いを象徴しているよう。貧困や障害による困難をセリフで言わせないのも気に入っている。愛すべき周囲の人々の中では、娘の彼氏が可>>続きを読む

ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

3.7

観ているこちらへジワジワと静かに毒が効いてくる。有能な姉さえも掌の中に。
狂気の愛だけれど、この二人の形なんだと思うしかない。
ダニエルデイルイスのジェントルがこれで見納めとは惜しまれる。

ニューヨーク・ギャングスター(2015年製作の映画)

1.8

パトリシアアークエットの貫禄に時の流れを感じた。変わらない盛り上がったバストも見所?驚くほど浅はかで無軌道。破滅への道を望んでいたのか‥理解しがたい。所々に「トゥルーロマンス」の既視感。

殺しのドレス(1980年製作の映画)

1.9

冒頭、プレイボーイチャンネルかと思うシーンがやたら長く苦痛。しかしながら、美術館やエレベーターの場面等々デパルマのカメラワークが楽しめる。ヒッチコックへのオマージュと言われて納得。

ザ・ファン(1996年製作の映画)

1.9

熱狂的も度が過ぎる。決してフィクションではない怖さ。デルトロ、やっぱり素敵。

グッドライアー 偽りのゲーム(2019年製作の映画)

2.3

品性と知性が最早武器、ヘレンミレン。高齢であることさえも魅力になっている。
老獪と言うのだろうか、善良なお年寄りの柔らかい雰囲気に悪を纏わせるイアンマッケランの風格が素晴らしい。

世界中がアイ・ラヴ・ユー(1996年製作の映画)

2.5

「愛って面倒くさいけど良いもの」と豪華キャストが謳う。エドワードノートンに尋ねたい。ダサいチェックのパンツとヘタな歌はわざとですよね?だけど、サントラ盤購入させていただきましたわ。

レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

2.8

細々とした台詞の一つ一つ、風景や訪れるスポット、インテリア‥何一つ見落としたり聴き逃してはいけないと思いながら鑑賞。ごちゃごちゃしていて糸が絡まっているようで最後は綺麗に織り上げるあたりはウディアレン>>続きを読む

シャレード(1963年製作の映画)

2.6

サスペンスフルでありながらバンバンお着替えするのはジバンシイのファッションを楽しんで観るためでもある訳で、オードリーヘップバーンが本当にチャーミング。60年近くも前の映画とは思えないテンポ。死人が出る>>続きを読む

キングスマン(2015年製作の映画)

2.4

ジャックダベンポートのメルティボイスをもっと聴いていたかったな。いつでも何処でもお人好しなんだから仕方ない。ストーリーよりも、おしゃれ紳士の華麗なアクションスパイアイテムに憧れる。

ドラキュリア(2000年製作の映画)

1.2

たまたまTV点けたら‥でついつい鑑賞。
ジェラルドバトラーがちょいセクシー。
蛭の吸った血液はワクチンにならんのかい!

シャッター アイランド(2009年製作の映画)

2.0

67番目の患者‥あたりで分かってしまったためか、緊張感を感じなくなってしまった。しかし、レオはやはり泣き顔が一番好き。

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

2.7

自分のエゴと現実に苦しんでいる彼が解き放たれていくのを感じた。演じる舞台の台詞、俺は愛されているのかという問いの答えも見出せたのではないでしょうか。空を見上げるマイケルキートンにもエマストーンにもその>>続きを読む

グーグーだって猫である(2008年製作の映画)

2.6

猫の可愛さに悶絶。
加瀬亮の距離感が良い。
愛する者とキチンとお別れするのは実はかなり困難なことなんだろうな。死から生を受け取る尊さがある。

スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

3.5

クイズ番組と人生がリンクして展開する構成にドキドキする。貧困や暴力は観ていて辛くなってくるが、観る者の願いが届くような流れで清々しい。ラストはインドらしさがトッピングされているのも好ましい。ダニーボイ>>続きを読む

フェイク(1997年製作の映画)

2.2

このレビューはネタバレを含みます

最後までジョニーデップを信じたい思いが切ない。金目の物を出来るだけ置いて、「君は綺麗だ」と妻に言うのも泣かせる。アルパチーノが佳き枯れ具合を魅せてくれる。

海月姫(2014年製作の映画)

2.0

菅田将暉が美しい。ごちゃごちゃした屋敷が良い。住人たちの個性に東村ワールドを感じる。

ウォーターボーイズ(2001年製作の映画)

2.5

可愛い女子に叱られ上手の男子がハマる妻夫木氏。高校生にしか許されない青春がある。

DOOR(1988年製作の映画)

1.4

トラウマ。三池監督さえ震えるのでは。怖すぎる理由で記録。サイコサスペンス?ホラー?スプラッター?マンションのドア
、シャボン玉の歌‥心的外傷後ストレスPTSD必至。

ブリキの太鼓(1979年製作の映画)

2.2

トラウマ。
タブーが鋭く描かれていて、不快ゆえ吐きそうに。しかしそれが醜い私たちの象徴なのかも。オスカルが少しでも希望を持って進もうとしたなら良いのだけれど。

インビジブル(2000年製作の映画)

1.5

やることが小ちゃい。覗きですか?身内への嫌がらせ?ケヴィンの使い方が雑。

パトリオット・デイ(2016年製作の映画)

3.5

実際の映像を巧みに織り交ぜていることと、マークウォールバーグの演技に緊張感があるのが良い。警察をヒーローに仕立てる勧善懲悪のストーリーではなく、タイトル通り市民達にスポットを当てていることも好ましい。>>続きを読む

ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

3.5

余計な演出もないことで、言葉の一つ一つが重く強く響いてくる。サリー自身の人物像そのものに感動した。

フェリスはある朝突然に(1986年製作の映画)

1.9

80'sの学園ものジョンヒーューズ作品としても外せない一作。はちゃめちゃブリをマシューの可愛さで許しましょう。

ビバリーヒルズ・コップ(1984年製作の映画)

2.9

キュートでお間抜けジャッジラインホルドとのバディも良い。巻き込まれ系エディマーフィー、コメディアンとしてのプライドも光る痛快アクション。良き時代の作品としても色褪せしない傑作。

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

3.2

予習無しで愛と感動のハッピーエンドかと思っていた分余計に辛かった。そしてアランカミングの歌が慈しみ深く素晴らしい。ゲイへの偏見だけでなく、家族の在り方を問い、社会問題を訴えかけてくる芯のある作品。原題>>続きを読む

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

2.9

メリルストリープがプライドをかけて知性と品性を表現した作品だと感じた。記事が印刷から配達されるまでの映像もドラマティック。

サイド・エフェクト(2013年製作の映画)

3.1

スティーブンソダーバーグ得意分野?追い詰められたジュードロウがどんな方法でひっくり返すか興味深く観た。今度はインサイダー取引をテーマに重いのをお願いします。

死の接吻(1995年製作の映画)

1.8

ニコラスケイジ、女体をダンベル代わりにしなくても‥。泥棒髭を生やしても、全くワイルドじゃない。デイビットカルーソーも地味で、バディものとしてもパンチが足りない。スタンリートゥッチやサミュエルLジャクソ>>続きを読む

あなたに降る夢(1994年製作の映画)

2.3

ニコラスケイジにはいつもこんな役がいいな。実話とは言えとてもファンタジー。ブリジットフォンダとのロマンスが自然で微笑ましいのも心地よい。

魔女がいっぱい(2020年製作の映画)

2.1

アンハサウェイ、バンバンお着替えして楽しそう。女優なら一度は魔女役を演じてみたいものかしら。

HOUSE ハウス(1977年製作の映画)

2.0

斬新。ポップ。おしゃれが持ってるバッグが全くもってオシャレじゃない。

ハウルの動く城(2004年製作の映画)

2.2

やっと観た。ジブリに登場する食べ物はいつもとても美味しそう。雲が綺麗だった。声優陣で話題作りしないで興行に挑んで欲しいな。