kikkiさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

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ミッション:インポッシブル3(2006年製作の映画)

2.3

声も良いフィリップシーモアホフマン見たさについ手を出してしまった。もっと悪として敵として魅力的にしてほしかったな。
ファンの方々には申し訳ないけれど、「ミッションインポッシブル 」‥一緒にいて楽しくな
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ミッション:インポッシブル2(2000年製作の映画)

2.6

嫌よ嫌よも好きのうち?違う。ジョン・ウーが好きになれない所を確認すべく鑑賞。
やたらに人や物を回転させる、過剰なスローモーション、シーンと音楽のミスマッチ、そして何と言っても鳩。波飛沫は何の為なんだ?
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

2.8

知識もなく漸く鑑賞。そんな私にも意識の中の核や夢と言われているもの、使命とは、そして家族‥心抉られ考えさせられるものでした。原作から出直します。追記:人気にあやかって登場した関連商品の数々と企業の逞し>>続きを読む

ジェームズ・ボンドとして(2021年製作の映画)

3.0

存在を否定され炎上するほどだったとは知らなかった。私にとって歴代のジェームズボンドと言えば、「お父さん達の憧れのアイコン」としてのイメージでしかなかった。現実離れしたボンドカーやカッコ良いアイテムの数>>続きを読む

恐怖の報酬 オリジナル完全版(1977年製作の映画)

3.3

驚きの面白さ。作品の存在さえ知らなかった事もあり、どんどん引き込まれていった。暴風雨の中の朽ちた吊橋をはじめ、怒涛の緊張感。そして男達の執念も凄まじい。思いがけずこの力作に出会えて満足。

エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ(2018年製作の映画)

3.0

Be your self。最高にcoolだよ。少しハラハラさせられたけれど、ケイラは賢くて勇気のある子だな。"あの頃の自分に言ってあげたい"だけでなく、今の私にも届いたよ。父娘は少し難しい関係になりが>>続きを読む

グラン・トリノ(2008年製作の映画)

3.9

こんなに悔しくて悲しいのに、どうして爽やかな気持ちなのかな。あの憎々しい毒舌をまた聞きたいよ。

運命の逆転(1990年製作の映画)

3.0

全体にドライなのが良い。意外とすんなり証拠を集めてくるチームに物足りなさも感じるが、決して取り乱す事のない容疑者ジェレミーアイアンズに引き込まれてしまう。知性、品性、繊細な美しさ‥ジェレミーアイアンズ>>続きを読む

リンカーン(2012年製作の映画)

3.3

かの有名な演説を全面に示す事でなく、議員との対話や、電報係とのささやかな問答、家族間の軋み等々、丁寧に見せてくれたところが良かった。憲法修正を可決させるべく票集めの為の策略を練り、根回しをする事の繰り>>続きを読む

スーパーチューズデー 正義を売った日(2011年製作の映画)

3.1

スーパーチューズデー‥骨太な政治の舞台裏を期待したが、ゲスな人々の保身や野心と裏切りが織り成された陳腐なストーリー。でもそれこそがリアルという事なのか。以前の輝きを取り戻すことのない瞳で終わるラスト。>>続きを読む

クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

2.3

息を殺して観てました。勇敢な家族に拍手を。「よっしゃ!来いや〜!」の顔‥母は強し。お願いですから釘は打っておいてください。

9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.6

ラストは喪失感を味わった。終盤に向けて翻訳家達のエゴイズムや保身を図る様を見せられるのかと思ったら、巻き込まれているだけの意外と仲間思いの方々。もう少し一人一人のキャラクター設定があっても良かったのか>>続きを読む

きみに読む物語(2004年製作の映画)

2.3

邦題が珍しく悪くないが、そのタイトルから観なくても予想がつくストーリー。そして老齢向けハーレクインもロマンスであった。美しい風景と、直球ライアンゴズリングに好感を持ちつつ観始め、期待し過ぎてしまったの>>続きを読む

L.A.コンフィデンシャル(1997年製作の映画)

3.4

何度も何度も観たが、飽きることがない。ラッセルクロウはこの映画に尽きる。"ロロ・トマシ"がここで登場か!と唸った。書いただけで投稿しておらず、今更。でもきっとまた観ると思う。

セックスと嘘とビデオテープ(1989年製作の映画)

3.2

ピーターギャラガーが幼稚で情けない。(それにしてもつくづく濃いヤツだな)貞淑な筈の妻に罵られ裏切られるのが快感だった。そして正反対のような姉妹が、解き放たれた様にこれまでとは違う関係が築けたのも良かっ>>続きを読む

つみきのいえ(2008年製作の映画)

4.1

何度観ても涙してしまう。老いとは、人生とは‥全てその人個人の物だから、どんな形があっても良いのかな。立派なものでなくたって、家だけでなく、そこにある時間と思い出は本人が積み上げた大切なもの。ナレーショ>>続きを読む

ダウン・バイ・ロー(1986年製作の映画)

4.0

三バカの脱力系脱獄珍道中。グダグダぶりにミスマッチなカッコイイ音楽と映像美。ロベルトベニーニの起用で、コミカル&ジェントル増加。肌寒いどんよりと曇った予定のない日曜日に最高だった。

8mm(1999年製作の映画)

1.2

娘を思う気持ちにスポットを当ててるつもりなのか?アンタも殺人者になったのよ?ホアキン無駄死。探偵の越権行為甚だしく、捜査も復讐もなんて雑な運び。行き過ぎたパラフィリアを成敗したようなつもりで、穏やかな>>続きを読む

スナッチ(2000年製作の映画)

3.2

ザ・ガイリッチー作品。神懸かり的編集職人。最愛の"マー"を亡き者にされたブラピの復讐で清算し、絡み合った騒動と登場人物を纏め上げていくのは感服の至り。

イヤー・オブ・ザ・ドラゴン(1985年製作の映画)

2.3

強引なやり方で多勢が犠牲になったにもかかわらず、マフィアを撲滅出来ない、事件も解決しない。アンタのせいで妻は殺されたというのに、最後は女の元へ。だってミッキーロークだもん。猫パンチだもん。

告発のとき(2007年製作の映画)

2.8

救難信号を掲げる父。事件の真実を母親には伝えたのだろうか。ダビデとゴリアテについての女性警部と幼い息子の対話で遣る瀬無さを感じさせる構成が巧い。
米軍アフガン撤退についてのバイデン大統領が語った「軍事
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リバー・ランズ・スルー・イット(1992年製作の映画)

4.0

慈しみと喪失感がノスタルジックに美しく静かに語られる。愛する(愛した)人、愛してくれる(愛してくれた)人、帰れる場所、想い出そしてそれらを繋ぐフライングフィッシュ。いつもいつまでも心の拠り所になるもの>>続きを読む

スウィート ヒアアフター(1997年製作の映画)

3.0

"取り残された脚の悪い子"の孤独や痛みに寄り添ってくれる人がいて欲しいと思う。「なぜ娘が偽証したか考えてやれ」一儲け叶わなかった弁護士は、漸く気付いたから言えるのか。そして死んだようなものだと考えてい>>続きを読む

未来世紀ブラジル(1985年製作の映画)

3.1

テリーギリアムに打ちのめされた。36年前の作品⁈鬼才と言われる所以も理解した。壊れ切って自由になったジョナサンプライスが幸せそうで悲しくなった。未来世紀って邦題になっているけれど、現代が既にディストピ>>続きを読む

ミッドサマー(2019年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

「色彩鮮やかに白装束と青い空、黄色の神殿、緑の草原‥赤は差し色として炎や血の色を用いているのでしょうか。陽の下、フォークダンスや花冠のメルヘンと残虐極まりない毎回異なる殺戮を対比させ、これまでにないホ>>続きを読む

ミステリー・トレイン(1989年製作の映画)

3.3

ミツコのエルヴィスコレクションが大好き。大仏からマドンナまで影響を与えてきたキング!当時zippoに憧れた人も多かったことだろう。ジャグリング的華麗な手捌き(足も登場)カッコ良〜。経年で記憶が薄れてい>>続きを読む

バニシング(2017年製作の映画)

2.4

ザッピングし、タイミング良く始まった所だった為見始め、つい最後まで観てしまい後悔。孤島故の閉塞感、灯台守の貧しさと重責。それだけでも暗く重いのに、事件を機に男たちの関係性も精神も崩壊していく様は耐え難>>続きを読む

ストレンジャー・ザン・パラダイス(1984年製作の映画)

4.3

何度観ても良い。モノクロの美しさ、完璧な構図。其々のちょっとした優しさを感じられる所も気に入っている。オチは考察無用。カンフー映画を並んで観ているシーンが大好き。

この国の空(2015年製作の映画)

2.0

"お届けいただいた、もぎたての瑞々しい熟れきってないトマト(美しい二階堂ふみ)"を貪り食うおっさんハセヒロがいやらしい。もう少し繊細な文学の世界を感じられるのかと思ったんだけど、間違えたのは私の方でし>>続きを読む

スピード・レーサー(2008年製作の映画)

3.3

ウォウシャウスキー姉妹の上質なお遊びが楽しい。ゲーム+コミック+CGそして家族愛。映像が徹底してスピーディなのも良い。少し疲労を感じたのは加齢によるものか‥(T-T)

ベスト・フレンズ・ウェディング(1997年製作の映画)

3.2

評価点のうちルパートエヴェレットの歌う「say a little pray for you」とレストランのシーンが6割。キャメロンディアスの可愛さが4割。

小さな恋のメロディ(1971年製作の映画)

3.2

何という可愛さ。真っ直ぐな想いが生き生きと輝いている。アランパーカーの引き出しの多さよ。。

悪の法則(2013年製作の映画)

2.6

歩くプラピをカメラが追うシーン。「来る!アレが来る!」と怯えて構えました。ブチっといくのかと怖かった。一方でコメディエンヌから一転して悪女ぶりが意外に似合っていたキャメロンディアス。若干経年劣化は感じ>>続きを読む

ラスト、コーション(2007年製作の映画)

2.4

過激と言われている性描写だが、刹那と感情の高ぶりをたっぷりと表現しているんだなという印象。「忠誠とは」なんて説教食らったら尚更、愛と死を選ぶのではないかしら。採石場の女の顔は、満たされていたように私は>>続きを読む

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

2.8

緑色の藻に塗れて観ているようだった。
タイトルの意味を解釈するのは私には難しいけれど、バスの窓の2つの水滴が1つになっていくのはロマンティックだったし、バスルームいっぱいの水やラストシーンにしても、水
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ボーイズ・ライフ(1993年製作の映画)

2.9

ストーリーではなく、演技を鑑賞する映画。デニーロvsレオはそれだけ素晴らしいため、2人の決別後はもう見せ場が無くなったので、大急ぎで後書き10行程で済ませ、残りの人生を驚くほど省略している。
再確認し
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