shinoさんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

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はじまりのうた(2013年製作の映画)

3.5

ある日 自作の歌をライブ会場で歌っていると 音楽プロデューサーにスカウトされる。  夢のような話だろう。

実際、映画の中に出てくる歌はどれも良い曲だった。

キーラ・ナイトレイも可愛いし 役のグレタ
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野球少女(2019年製作の映画)

3.3

WOWOWで観賞。

高校生で男子に混じって女子が頭角を表すのは大変…、ましてやプロになりたいなんて…。
実力、体力には敵わなければ 技術が必要だと教えてくれたのは プロの経験もなくコーチの資格もない
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ハッピーエンドが書けるまで(2012年製作の映画)

3.0

グレッグ・キニアが出ていれば面白いかな…と思い見始めたが 前半はなかなか共感できず、 どうかなぁ…と思いながら見た。
バラバラだった家族が感謝祭に食卓を囲む
姿は良かった。
皆 心に傷を負った経験から
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遠い雲(1955年製作の映画)

3.3

冒頭のシーンで延々と山間を汽車が走る、
後でこのシーンの意味が分かってくる。
駅に到着すると お弁当やお茶を売りに来るシーンなど懐かしい(^^)。

最初に登場する田村高広、とても素敵。
でもセリフが
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楢山節考(1983年製作の映画)

3.5

WOWOWで観賞。
今村昌平監督の「楢山節考」をやっと見る事ができた。
原作を読んだ事はないが 内容は知っている。山奥の貧しい村、食糧の乏しい村では70歳になった年寄りは口減らしとして
山に捨てられる
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世宗大王 星を追う者たち(2019年製作の映画)

3.3

WOWOWで観賞。

世宗大王のハン・ソッキュは「根の深い木」に続いて2回目。
ハングル創製以前に朝鮮独自の時計や天文機器などにも携わっていたのだな。
明に頼らず朝鮮が自ら立ち上がるために
優秀な人材
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荷車の歌(1959年製作の映画)

3.3

娘時代の明治からお婆さんになるまでの昭和の怒涛の女の一生を2時間強に余す所なく描き切った感じ。

何という理不尽な仕打ちがあっても
心を入れ替えて接する心根の優しい主人公。

働き詰めで本当に苦労の多
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私の、息子(2013年製作の映画)

3.0

私も息子を持つ母として胸に手を置いて
思う所があり 見ていて辛いシーンが多かった。

国が違うので表現方法も違うだろうと割り引いてもなかなか共感できないお母さんだった。
こう言う独裁的に子育てをすると
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ヒットマン エージェント:ジュン(2020年製作の映画)

3.0

WOWOWで観賞。

ストーリーのアイデアは斬新で面白いし
サンウのアクションもキレてカッコイイけど ちょっとB級ぽい。

毎年のようにサンウ主演の映画が作られているのは サンウは人気があるんだな。
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しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス(2016年製作の映画)

3.5

モード・ルイスという画家を知らなかった。最初、見た時はアンリ・ルソーの絵に似ているな……と思った程度だった。

映画の中に出てくる人物は何人かいるけど
主に夫婦の二人だけ。
サリー・ホーキンスもイーサ
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チィファの手紙(2018年製作の映画)

3.3

岩井俊二監督作品は初めて。
最近はサスペンスやアクション映画ばかり見ていたので 実に新鮮。

怪優チン・ハオの怪優らしからぬ静かな演技にまた魅了。
女優さんもキレイ。

さらりと小説を読んだようだった
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詩人の恋(2017年製作の映画)

3.0

WOWOWで観賞。

もっと堅い内容かと思ったが イマドキのお話で意外だった。

ヤン・イクチュンのボソボソした話し方が良かった。表情を変えず何を話すのかと 見ているうちに引き込まれて行った。

チョ
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にっぽん昆虫記(1963年製作の映画)

3.5

バイタリティ溢れる演技に目を見張る。
昭和の演技派は素晴らしい。
左幸子と北林谷栄は本当に上手い!

今の時代には描けないテーマではあるから
余計に感じるのかもしれないが 生きる力がすごい。

人間関
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太陽の中の対決(1965年製作の映画)

3.5

ポール・ニューマンが大好き。
横顔が彫刻のように素敵。
溢れんばかりの男気。

地味な映画だけど 面白く見た。
昔は馬車で移動中 強盗に会ったら
生きて帰れない。
この時代 皆 死は無感覚になっている
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鬼手(2019年製作の映画)

3.0

WOWOWで観賞。
サンウ版 クイーンズ・ギャンビット。

サンウの身体もすごいし アクションもカッコ良かったけど、囲碁をこんな風に扱うのは…(◞‿◟)。

誘惑(1948年製作の映画)

3.0

原節子のイメージを覆す上目遣いのぶりっ子ぶりには驚きだ。
側に原節子のような女性がいたら 誰だって惑わされるのに この上目遣いは反則だ。
なかなか共感はできない女性ではある。

死の床にあって夫人が子
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ヤバすぎファミリー 毎日がパラダイス(2008年製作の映画)

3.0

ちょっとB級っぽい青春映画だけど これが青春映画で良いのかな?(^^)
ダサ可愛い主人公を応援しながら 見ていたけど 結局こうなったか…。

間違ったマリファナを訂正しながら解説する所が面白かった。
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最も普通の恋愛(2019年製作の映画)

3.0

飲んだくれてばっかり。どうなんだ、この映画は…と思ったけど ラストはさすが見せてくれた。

でもこれが最も普通の恋愛なんだろうか?

キム・レオン、久しぶり。コン・ヒョジンはこういう役がよく似合う。

モンスター上司(2011年製作の映画)

3.0

こんな上司いるわけがない…けど もしかしたらいるかもしれない。

シモネタばかりでイヤになりながらも見てしまった。

コリン・ファレルは何でもやるんだなぁ。

張込み(1958年製作の映画)

3.3

昔の日本映画は風俗史でもある。
昔はこんなだったなぁとか 夏の列車に乗ると大変だっただろうなぁなどと思いながら。

刑事達はひたすら犯人を追って 東京から佐賀まで 列車に乗って汗を流しながら目的地を目
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2分の1の魔法(2020年製作の映画)

3.5

無念にも病に倒れたお父さんは天国で家族の幸せを願っている。
家族が仲良く暮らしている事だけをきっと願っているに違いない。

ピクサーは本当に色がきれい。
カーアクションも本当の映画みたい。

雁の寺(1962年製作の映画)

3.3

若い子坊主も寺の住職に囲われて暮らしている女もこうする事でしか生きていけない人なんだな。
実家が貧しくて何処にも帰る場所がないというのは実に悲しい事だ。
実に真面目に住職に使えている子坊主を誘惑するな
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ヒルビリー・エレジー -郷愁の哀歌-(2020年製作の映画)

3.3

家族というのは時には重荷になり 時には光になる。
この話は結果的に成功したから良いけど
その過程においては大変な一家だった。
だけど絆はしっかり結ばれていた。

でもこんな母親でも反面教師になったんだ
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永遠の人(1961年製作の映画)

3.3

レンタルビデオ店にも置いてないような
日本の名作を見られるのは 本当にありがたい。
昔の映画は演出も脚本も俳優も演技も全て素晴らしいと思うから。
この映画に関しては 全てにおいてすごく時代を感じる。
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沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

3.5

長い映画だけあって更に内容も重く見応えがあった。
現在は宗教の信仰も自由に選択できるが
この映画が描かれる事実があって今があるんだな…と感慨深かった。

長崎奉行の役人が司祭に棄教を迫る場面で色々な比
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ラブ・アゲイン 2度目のプロポーズ(2018年製作の映画)

2.8

WOWOWで観賞。

サンウは40歳を過ぎてもカッコイイ。
この映画はサンウらしいと言えばサンウらしい軽い映画で何も考えずに見ることができて良いのだが つまらない映画に出たんだな…とちょっと残念。
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シークレット・ジョブ(2019年製作の映画)

3.0

WOWOWで観賞。

韓国映画の中では箸休め的な映画。
このバカバカしい映画でも真剣に演じているのが好き。

本当に「エクストリーム・ジョブ」の制作チームが作ったの?(^^)

権力に告ぐ(2019年製作の映画)

3.3

WOWOWで観賞。

金融ものは難しい。字幕を読みながら理解するのに必死。
熱血検事のチョ・ジヌンがなりきっていて
好感度更にアップ。

実話だそうだけど なんでもエンタメにしてしまう韓国映画、さすが
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点と線(1958年製作の映画)

3.0

日本の名作を探しながら見ているので
U-NEXT に感謝。
推理小説の名作を映画化するのは 難しいだろうと思う。
やっぱり小説の方がよかったとか。

その時代の生活とか風俗とか見られるのは
面白い。
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エセルとアーネスト ふたりの物語(2016年製作の映画)

3.3

時代は違えど まるで自分の事のようだ。
男女が出会ってから紆余曲折 嬉しい事、悲しい事 色々経験しながら年老いていく。

カポーティ(2005年製作の映画)

3.3

私はちょっと変わった人にとても興味があるので この映画よりはドキュメンタリーの方がより見てみたい。

フィリップ・シーモア・ホフマンは実際の本人より とても抑えて品を保って演じていたと思う。品がある分
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結婚前夜 マリッジブルー(2013年製作の映画)

3.0

俳優陣は豪華。
ドタバタでもったいない感じ。

でもハードな韓国映画の合間に息抜き的に見ると良いかも。

パターソン(2016年製作の映画)

3.5

「パターソン」。良い映画だった。

淡々と何気なく過ぎていくような毎日でも
確実に色々なことが起きている。
宙を見て何も感じていないような主人公の目は確実にきれいな字で詩を書いている。

その詩を書き
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