Sho3さんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

Sho3

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悲しき天使(2020年製作の映画)

1.5

風俗で働く女性とその女性に恋した男の物語。

もう少し深い闇的なものを期待して見たが、人間洞察が浅すぎてメロドラマにもならない。
30分見た後2倍速で見たがそれでも最後まで見るのがかなりきつい作品。
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ロックンロール・ストリップ(2020年製作の映画)

3.2

映画監督を目指す青年がひょんなことからストリップ劇場で前座をやることになる。

舞台がストリップ劇場である必然性がなさすぎて何を伝えたいのかよくわからない作品。
ただ脳みそ空っぽにぼーっと見るならそれ
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WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

4.3

引退レベルの怪我を負った高校生レスラーの主人公。非常にスパルタな父親と過保護気味の母親という苦しい家庭環境を相まり次第に人生を転げ落ちていく。

会話を極力減らした上で、音楽と表情、カメラワーク、色調
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ディア・ハンター(1978年製作の映画)

4.2

志願兵としてベトナム戦争に向かった陽気な三人がベトナムで地獄を味わいそれぞれの戦後を過ごすことに。

戦闘シーンなどはほぼない珍しい種類の戦争映画だが、非常に有名なロシアンルーレットのシーンなど人が壊
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バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3(1990年製作の映画)

4.2

三作目にして今回は西部劇時代の過去に飛ぶ。

相変わらずエンターテインメントとしての完成度が非常に高く、ハラハラドキドキ、笑い、涙など全ての要素が絶妙なバランスで調和している。

最後はなんだかんだで
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π(1997年製作の映画)

4.0

216という数字に取り憑かれた天才の顛末。

なぜ?とかどうして?とか全く考えずにただ映像に没頭していると非常にのめり込めて楽しい。
いつか数字で全てが計算できるようになるのか…それはそれで楽しみであ
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アメリカン・グラフィティ(1973年製作の映画)

3.7

60年代のカリフォルニアでの若者の一夜を描く。

アメリカ人でなくてもノスタルジーを感じる映像は良い。若いとは非常にイタいし恥ずかしいことだがそれをネガティブにとらえないあの時にしか味わえない感覚があ
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ノマドランド(2020年製作の映画)

4.1

古いキャンピングカーで定住地を持たずに生活する1人のアメリカ人女性の生き方。

大きな起承転結があるわけではなく終始淡々と紡がれる物語。
しかし不思議と退屈はせず、感動が心の中にゆっくりと染み渡る。
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許された子どもたち(2019年製作の映画)

4.2

いじめがエスカレートして殺人を犯してしまった少年とその連れ達の殺人からのその後を描く。

閉塞感のある現代日本の悪い面をめちゃくちゃうまく切り出してる良作。

ヘイトの対象が少年から母、母からマスメデ
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隣人は静かに笑う(1999年製作の映画)

4.0

血だらけの子供が泣きながら歩いているインパクトのあるシーンから始まり、この事件をきっかけに始まる隣人との交流を描く。
果たしてこの出会いは彼らにとって何を意味するのだろうか。

最後までなにが本当でな
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葛城事件(2016年製作の映画)

3.8

息子が通り魔事件を犯し死刑を宣告されたとある家庭における通り魔事件までの顛末を描く。

元々はそれなりに幸せだった家庭が、小さな歯車が狂い始めやがて大きな災厄を生み出してしまうやりきれない感じをうまく
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彼女(2021年製作の映画)

3.0

高校時代に恋した女を救うため殺人を犯した女、この2人の逃避行を描く。

恋は理屈ではないのだろうが…
それにしても人を殺す目的も、その後の行動も正直全くよくわからない。
ちゃんと救いたいのであればもっ
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プリズナーズ(2013年製作の映画)

3.0

少し目を離した隙に子供達がいなくなってしまった。果たして犯人は誰なのか、子供たちは無事なのか。

全体的に話のアラが目立ちすぎてそちらが気になり物語に全く入っていけない。
また登場人物が全員クズすぎて
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

3.5

ヤクザを嫌う不良少年がひょんなことからヤクザになり、ヤクザとして生きていこうとするが…?!

前半は予想通りの超つまらないヤンキー映画、
中盤から後半にかけては予想外の展開から鬱展開など非常に楽しめる
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アメリカン・サイコ(2000年製作の映画)

3.9

地位も名誉も学歴もお金もルックスも全てを持ち合わせたアメリカンだが殺人衝動という最悪の欠点がある。

全体的にスリルがあるし、やばすぎて逆に笑える部分もあり結構楽しめる。
クリスチャンベイルはヒーロー
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サイコ(1960年製作の映画)

4.0

大金を持ち逃げしたOLがたどり着いたモーテルで悲劇に遭う。果たして犯人は誰で、その目的は何か?

現代からすると擦られすぎた設定のため目新しさはないが、このような設定を世に広めたことに非常に価値がある
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レナードの朝(1990年製作の映画)

4.4

臨床経験ゼロの医者が、体が硬直し表情がなくなり完全に意識がなくなったようになってしまう病気に侵された患者を救うために奮闘する。

ロビンウィリアムズとロバートデニーロの演技が圧巻で一気に映画の世界に没
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ディズニーネイチャー/ボーン・イン・チャイナ パンダ・ユキヒョウ・キンシコウ(2016年製作の映画)

3.8

パンダやユキヒョウなどの中国の人気動物の赤ちゃんの成長が見れるドキュメンタリー。

ドラマ部分については賛否あるとは思うが、単純に映像が美しく、あり得ないほどカワイイ、目が幸せになるドキュメンタリー。

バクラウ 地図から消された村(2019年製作の映画)

3.3

限界集落が汚職や差別から自らを守るために立ち向かう。

終始不気味な雰囲気は漂っているが、ひたすら丁寧に描くため悪く言えば非常に冗長。
なんとなく記憶に残る作品ではあるがどこが面白いかと言われると答え
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ゴーストランドの惨劇(2018年製作の映画)

4.0

後ろから煽ってきたキャンディートラックに中指を立てただけで地獄を見ることに…。

とんでもない絶望感からの解放からの絶望からのとジェットコースターのように気持ちが揺さぶられるかなり出来の良いホラー。
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ザ・ハント(2020年製作の映画)

4.2

各地から拉致された一般人がいきなり人間ハントに参加させられる。
なぜそのような事態に巻き込まれてしまったのか?!

単純にアクションホラーとしてのレベルが高くそれだけでかなり楽しめる。
ホラーに良くあ
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その夜の侍(2012年製作の映画)

2.5

妻をひき逃げで殺された男がひき逃げ犯を妻の命日に殺すために計画を企てる。

俳優陣がとにかく豪華。
逆にいうとこの俳優陣を使ってこのクオリティって脚本レベル低すぎないか?

何となくやりたい世界観は理
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リアリティのダンス(2013年製作の映画)

4.0

ポドロフスキー監督の自伝的映画の少年期編。

詩的であることとナンセンス。
ギャグとシリアスは本当に紙一重だと思う。

わかりやすいメタファーもあれば、わけわからなすぎて笑ってしまうシーンも多数。
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ミッドナイト・エクスプレス(1978年製作の映画)

3.4

大麻の密輸を行おうとしたアメリカ人の青年がトルコのイスタンブール空港にて逮捕され投獄されることに、果たして彼の運命は。

1人の人間としてストーリーを追うとその辛さにめまいがするが、映画として俯瞰して
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グッドナイト・マミー(2014年製作の映画)

3.7

整形手術から帰ってきた母が別人なのではないかと疑う兄弟。果たして事実はどこにあるのか。

物語の流れ的にはあまり予想を裏切るものではないのだがそのやり方が想定外。
派手なシーンはほとんどないにも関わら
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手紙は憶えている(2015年製作の映画)

3.8

認知症の老人が、友人から手紙で指令を受けそのミッションをこなしていくが最後に思いもよらない事実がわかる。

ミスディレクションの持ってき方がうまくまんまとやられた。ストーリー展開はうまいと思う。
一方
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フリークス(怪物團/神の子ら)(1932年製作の映画)

3.8

障害を見世物にするサーカスで起きたある事件の顛末。

情報が少ない時代はある意味ロマンに溢れていたと感じる作品。
いまや全ての情報がすぐに検索できてしまうので不思議なことや怪奇なことがこの世から無くな
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インターンシップ(2013年製作の映画)

3.3

二流のセールスマンが会社が倒産したことがきっかけでGoogleのインターンを受けることに。

笑える楽に見れる映画。
Googleの本社の中が見れて楽しい。
特に何か残るような映画ではないけどドラマを
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見えない目撃者(2019年製作の映画)

2.0

事故により目が見えなくなった元新人警察官がひょんなことから事件に巻き込まれることに。

伏線が恐ろしく雑、登場人物全員無能、何この映画…笑えるつまらなさは通り越している。

俳優の演技は悪くないだけに
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.5

この作品単体に対して語ることは不可能で、ある種1990年代に子供だった人間にとっては人生の一つなのではないかと思う。

あの時は誰と見て、この時はどんな状況で見て、と言った形で自身の半生と重ね合わせな
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サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~(2019年製作の映画)

4.1

売り出し中のメタルバンドのドラムが急に耳が聞こえなくなり共依存をしている彼女と別々に暮らすことになる。

音が聞こえなくなる表現があまりにリアルであまりに切ない…。
終盤、聾唖は治すべきハンディーキャ
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SPIRIT スピリット(2006年製作の映画)

3.5

父に憧れ、父の武術が最強だと証明するため闘う1人の武術家の物語。

よくあるヒーローズジャーニーを辿る物語で正直ストーリーラインはそこまで面白くない。途中の没落ぶりはただ最強を目指しただけなのにあまり
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ブリッジ・オブ・スパイ(2015年製作の映画)

4.5

米ソ冷戦時代、アメリカに捕らえられたソ連スパイとソ連に捕らえられたアメリカスパイ。
ひょんなことから両者の運命を1人の弁護士が握ることとなる。

コーエン兄弟にしてはストレートだなーなんて見ていたが監
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RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

4.0

ベジタリアンの優等生が獣医になるべく全寮制の大学に進学、そこで思いもよらないことに目覚めることに。


色々な意味で絶対に子供を行かせたくない大学No. 1笑
フランスホラーのイカれ具合は、日本ホラー
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E.T.(1982年製作の映画)

4.1

宇宙船に置いてかれた宇宙人と少年との出会いと別れを描く。

世界がこんな世界観だったらいいなと思わせる最高に平和な作品。
大人が見てもこれだけ楽しめるのだから子供の時に見たら本当に感動するのだろうなと
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透明人間(2019年製作の映画)

3.8

天才光学博士の超豪邸から配偶者と思われる女性が必死に逃げ出すところから話がはじまる。
上手く逃げ切れた女性であったがよっぽど酷い目にあったのか家から出ることができない生活を送っていた。
そんな中、原因
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