Sho3さんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

Sho3

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透明人間(2019年製作の映画)

3.8

天才光学博士の超豪邸から配偶者と思われる女性が必死に逃げ出すところから話がはじまる。
上手く逃げ切れた女性であったがよっぽど酷い目にあったのか家から出ることができない生活を送っていた。
そんな中、原因
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硫黄島からの手紙(2006年製作の映画)

4.0

硫黄島の戦いを日本兵目線で描いた本作。父親たちの星条旗とセット鑑賞を推奨。

二度と帰れないことを覚悟しつつ一日でも戦闘を長引かせるための布陣を引く日本兵の凄惨な戦いをしっかり描いている。
海岸線での
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父親たちの星条旗(2006年製作の映画)

3.6

硫黄島の戦いをアメリカ兵目線で描いた本作。硫黄島からの手紙のセット鑑賞を推奨。

時系列が戦闘前と戦闘中、戦闘後を行き来しかつ登場人物が多いため最初はなんのこっちゃわからない…。終盤にようやく登場人物
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ライフ・オブ・デビッド・ゲイル(2003年製作の映画)

4.0

ハーバード大学教授というスーパーエリートが婦女暴行殺人で死刑判決を受ける。果たして彼は何を理由に罪を犯したのか。

死刑制度に対する疑問を投げかける社会派ミステリー。死刑制度反対論者がいつも論破されて
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娘は戦場で生まれた(2019年製作の映画)

3.8

シリア内戦の前夜から制圧までを反体制派視点で記録した映像。

完全に反体制派側から描いているので、彼らが完全な被害者として描かれているが、彼らが体制派にした攻撃や拷問、イスラム国を招き込んだことなどに
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ハリー・ポッターとアズカバンの囚人(2004年製作の映画)

4.1

アズカバンから脱走した囚人に命を狙われるハリーポッター、恐怖を克服しハッピーエンドに導けるのか。

ファンタジー超大作なのにダークな要素も含まれており大人も楽しめる物語となっている。
色々な伏線をしっ
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レ・ミゼラブル(2019年製作の映画)

4.0

アフリカ移民やロマにより治安が悪化しているパリを描く本作。

序盤では新人警察の視点から街の状況を描き、彼の属する警察の思考や対峙すべき市民の環境を説明する。
中盤以降は、警察、市長と言われるギャング
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長江 愛の詩(2016年製作の映画)

3.6

長江の河口である上海から源流まで船で登る。

繋がってるような繋がっていないような物語が続くが、これは数多の人間の物語と数多の愛憎劇が繰り広げられた長江という時の流れを表現していると理解した。

下流
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青の炎(2003年製作の映画)

3.4

招かれざる客が居座ってしまった家庭にて長男が元の平穏な家庭を取り戻すために動き出すが…

貴志祐介の倒叙モノの名作小説を映画化した本作。犯人が最初からわかっているがそこに至るまでの過程と至った後の葛藤
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ザ・ベビーシッター ~キラークイーン~(2020年製作の映画)

4.0

前作から2年後。例の事件によりトラウマを負った主人公。事件についての証拠は全て消えており精神異常扱いをされてしまっていた。そんな彼の気晴らしのために幼馴染のメラニーがプチバケーションに誘ってくれるが…>>続きを読む

マルホランド・ドライブ(2001年製作の映画)

4.0

ハリウッドの丘の上でリムジンに乗った女が銃を突きつけられるが、たまたまそのリムジンに若者の車が突っ込んできて女は逃げ出すことができた。丘を降り安心したのか他人の庭で睡眠をとるというシーンからスタートす>>続きを読む

ショーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

3.9

さえない家電量販店の販売員であるショーンがゾンビパニックに巻き込まれることで覚醒する?!

ストーリーなどの細かいことは置いといて、ゾンビパニックをただただ勢いで乗り切る様が本当に笑える。
Queen
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猿の惑星(1968年製作の映画)

4.1

約2000年間宇宙を漂った末に知らない惑星に漂着した宇宙飛行士の一行がその惑星でとんでもない事実を知る。

オチは知ってる状態で視聴。
半世紀前の映画にしてこのクオリティはやばい。
当時は冷戦真っ只中
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家族ゲーム(1983年製作の映画)

2.5

中3で受験を控える少年だが全く勉強に対するやる気がない。見かねた両親が家庭教師をつけるが現れた教師は非常にクセが強い教師だった。

終始不快な空気が漂っている本作。
しかし結果種明かしも事件も何もなく
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アメリカン・ドクターX(2012年製作の映画)

1.5

真面目だが貧乏な外科見習いの女性が、アングラなバイトの面接を受けに行ったことで道を踏み外す。

褒めるべきところがない作品。
ストーリー、異常さ、グロさなど全て薄っぺらい。すごく健常な人が異常者ってこ
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カラー・アウト・オブ・スペース 遭遇(2019年製作の映画)

3.5

庭先に隕石が落ちたことにより平穏な家族の日常が瓦解する。

次に何が起きるのかが全く読めない展開と気味の悪い描写などスリラーとしてのスペックは非常に高い。
しかしエフェクトの安っぽさが残念でそこで冷め
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ランド・オブ・ザ・デッド(2005年製作の映画)

3.8

ゾンビ後の世界の中での人間の生活についてリアルに描く。

現在の状況に満足していない一定の層の人たちは終末論の様な、世界が終わることへ希望を持っている人がいる。しかしこの作品では残念ながら終末後も貧富
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ヘイト・ユー・ギブ(2018年製作の映画)

3.5

治安の悪い黒人ゲットーに住む善良な家族がアメリカ社会の大きな理不尽に対して一つの解を得るまでの物語。

黒人差別問題は見てて辛くなる上に日本人であるわたしには実感として理解できないのでジャンルとして嫌
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処刑人(1999年製作の映画)

4.3

正当防衛でロシアンマフィアを殺してしまった兄弟が悪を殺す喜びを覚え、悪人のみを殺す処刑人となる。

めちゃくちゃな殺し方や、シリアストーンの中にちょいちょい挟み込んでくるギャグがことごとく面白い!ウィ
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Cowspiracy: サステイナビリティ(持続可能性)の秘密(2014年製作の映画)

3.6

環境問題における畜産業の闇に迫るドキュメンタリー。

「大気汚染の主要因は家畜のゲップとオナラと家畜用の餌を作るための森林伐採で、海洋汚染の主要因は家畜の排泄物である。この問題を解決に向かわせるために
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

4.0

世間的には優秀なサイコパス父親が別居中の妻に子供を合わせるために新幹線で釜山に向かう途中にゾンビパニックに遭う。

ゾンビ映画は社会的皮肉を込めることが多いが本作もそれを十分に味わえる。韓国は日本以上
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

3.9

無限列車編の一部始終。

スピード感があり、映像も超綺麗なためあっという間に時間が過ぎる。
ストーリーは漫画と同じためネタバレ嫌いな人は漫画を読まずに見たほうが良い。

また逆張りするわけではないが、
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天才たちの頭の中~世界を面白くする107のヒント~(2019年製作の映画)

4.0

あなたはなぜ創造的なのですか?
という単一の質問を多くの著名人にぶつけ続ける本作。多くの回答からその法則は導き出せるのか。


結論としては、
創造性の本質は人それぞれであり単一の理由は存在しないとい
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ミザリー(1990年製作の映画)

4.0

作品を書く時は田舎のロッジにこもり一気に書き上げるスタイルのベストセラー作家。無事小説を書き上げて帰路につくが思わぬ吹雪にあい事故を起こしてしまう。発見者に助けられ生還するが…


監禁系ホラーの唯一
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あゝひめゆりの塔(1968年製作の映画)

3.5

太平洋戦争末期の沖縄地上戦における師範学校生徒の苦難を描いた物語。

映画としては昔の映画のため演技がオーバーでそこに気を取られなかなかストーリーに集中できない。
一方で当時の地獄的状況を記す記録映像
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ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)

3.2

銃を持たず、人を殺すのではなく人を救うを信条に沖縄戦を戦ったある兵士の物語。

民間人を大量虐殺した沖縄地上戦でもあるため日本人としては複雑な心境で見ざるを得ない映画ではあるがアメリカの戦争映画では珍
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劔岳 点の記(2008年製作の映画)

3.8

時は明治時代、前人未到の山「剱岳」に挑戦した陸軍測量部と日本山岳隊。陸軍はその威信にかけて先に登ることを至上命題とするが…。

ストーリーをあまりドラマティックに描くのではなくドキュメンタリータッチに
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ジョゼと虎と魚たち(2020年製作の映画)

4.0

ひょんなことから生まれつき歩くことができないジョゼという女性と知り合った恒夫。彼女の管理人(御用聞き)というアルバイトを通して次第に打ち解けあっていくが…。


実写版が好きすぎて正直あまり期待せずに
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ゾンビ・サファリパーク(2015年製作の映画)

3.6

ゾンビ撃ち放題という特殊なアトラクション島で起きるパニックホラー。

中盤までは完全にジュラシックパークのゾンビバージョン。それなりにプロットとの相性が良く中盤まででも十分楽しめる。

だが、この作品
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ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

3.5

前首相チェンバレンの失政によりほぼ負けている戦争を引き継ぐことになったチャーチルのダンケルク戦までの顛末。

フィクションとしては文句なしに面白いが歴史上の人物の映画としてはどうだろうか。

バリバリ
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カジノ(1995年製作の映画)

2.8

綿密に計画をたて成功した元ギャンブラーと衝動的な暴力でのし上がったヤクザのコンビのラスベガスでの成功と没落を描く。

小説のように主人公が第三者目線で語るスタイルの映画。マーティンスコセッシではアイリ
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22年目の告白 私が殺人犯です(2017年製作の映画)

3.8

時効を迎えた連続殺人事件の犯人と名乗る人物がその犯行の動機や経緯などを綴った書籍を出版し大きな波紋を呼ぶ。果たして犯人が書籍を出版した目的はなんなのか。

犯人が最初にわかっているミステリー、いわゆる
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ワールド・ウォーZ(2013年製作の映画)

3.8

元国連捜査官がゾンビ化した世界を救うため世界中を飛び回り有効な治療法を探し求める。

B級映画の縄張りであるゾンビ映画だが、本作は超高額な予算を詰んだゾンビ映画なのでスケールが圧倒的にでかい!

世界
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アイ・アム・レジェンド(2007年製作の映画)

3.8

ガンの特効薬と思われた薬は、人間をゾンビ化させてしまう薬であっという間に全世界54億人がゾンビ化してしまう。人口の10%の人間のみがこのウイルスの免疫を持っておりそのうちの1人であるロバート博士が世界>>続きを読む

ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

3.9

ひょんなことから、さえないバイトの先輩が恋心を抱く女性のいるカフェについて行くことになるがそこでの出会いが大きな事件への関わりを生んでしまうことに。

森田剛の演技は初めて見たがダメなまま大人になった
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ある船頭の話(2019年製作の映画)

4.0

橋のない田舎の川で橋の代わりに船頭をしている1人の老人。夏が終われば橋ができ老人は職を失うことが決まっている。
そのような時に川上から流れてきた1人の少女。
この少女との出会いが老人の人生を変えること
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