【2008年キネマ旬報外国映画ベストテン 第8位】
香港ノワールの巨匠ジョニー・トー作品。ほぼ全編がアドリブで撮影されたという。
マフィアとして再会した幼馴染み5人が命を狙われ逃げるという話の骨格は>>続きを読む
【第68回アカデミー賞 作曲賞受賞】
実在の詩人パブロ・ネルーダのイタリア亡命時代を題材とし、ネルーダと配達員の男との交流を描いた作品。アカデミー賞では作品賞、監督賞をはじめ全5部門でノミネートされた>>続きを読む
【第38回アカデミー賞 主演男優賞受賞】
ベルリン映画祭で男優賞と脚本賞に輝いたのを皮切りに、伝説のガンマン・キッドを演じたリー・マーヴィンは英国アカデミー賞、ゴールデングローブ賞、そしてアカデミー賞>>続きを読む
【第33回カンヌ映画祭 エキュメニカル審査員賞】
タルコフスキーがストルガツキー兄弟による原作を基にしたSF作品。とはいうものの、CGや特撮を用いたものではなく、『惑星ソラリス』のように概念的、哲学的>>続きを読む
『はちどり』のキム・ボラ監督の短編にして前日譚的な作品。主人公の名前が同じウニで、父親役の役者さんが同じ。
リコーダーのテストという一つの事柄だけでウニを取り巻く環境、ウニの気持ち、当時の韓国の状況>>続きを読む
『クラッシュ』などのデヴィッド・クローネンバーグ監督作品。あまりの難解さに興行的には失敗に終わったが、ビデオがヒットしカルト作品になったという。
どこからが現実でどこまでが幻想なのか分からない。デヴ>>続きを読む
レア・セドゥ版『美女と野獣』でも知られるクリストフ・ガンズ監督がコナミから発売されたホラーゲーム『サイレントヒル』を原作として製作された作品。批評家からは酷評されているがゲームファンからは絶賛され、多>>続きを読む
【第75回アカデミー賞 外国語映画賞受賞】
『ビヨンド・サイレンス』のカロリーヌ・リンク監督作品。ナチスから逃れてアフリカへ来たユダヤ人家族の物語。この年はアルモドバルの『トーク・トゥ・ハー』とキュア>>続きを読む
【第82回アカデミー賞 主演女優賞ノミネート】
『めぐり逢えたら』『ユー・ガット・メール』のロマコメの名手ノーラ・エフロン監督が実話を映画化した作品。料理家ジュリア・チャイルドをメリル・ストリープが演>>続きを読む
ニコール・キッドマン主演『虹蛇と眠る女』がサンダンス映画祭に出品され注目を集めたキム・ファラント監督のクライムサスペンス。
友人のケイトとクロアチアでバカンスに来たヒロインが事件に巻き込まれていく様>>続きを読む
【第10回アカデミー賞 作品賞他全4部門ノミネート】
女優の卵たちが暮らす女子寮を舞台にした一種の内幕もの。キャサリン・ヘプバーンが新しく寮にやってくるお嬢様、ジンジャー・ロジャースが彼女と同室になる>>続きを読む
【第59回ゴールデングローブ賞 主演女優賞ノミネート】
『海を飛ぶ夢』のアレハンドロ・アメナーバル監督が一躍その名を轟かせたニコール・キッドマン主演のホラー映画。ゴールデングローブ賞の他、英国アカデミ>>続きを読む
【第21回アカデミー賞 主演女優賞他全4部門5ノミネート】
『陽のあたる場所』『シェーン』などのジョージ・スティーヴンス監督作品。カトリン・フォーヴスの自伝的小説を戯曲化した舞台の映画化ということらし>>続きを読む
【第8回アカデミー賞 助監督賞受賞】
監督は『ナイアガラ』『勇気ある追跡』のヘンリー・ハサウェイ、アカデミー賞では作品賞の『戦艦バウンティ号の叛乱』に次ぐ作品賞を含む7部門にノミネートされた。
英領>>続きを読む
つまらなくはない。失踪サスペンスとしてそこそこ楽しめる。けど特出した面白さがあるかというと微妙だし、捻りを加えた結果分かりにくくなった。
監督は長編7作目となる。中堅どころなのかな?演出手腕は手堅い>>続きを読む
怪作とはよく言ったものだ。國村隼が山の中に住む謎の日本人を演じた。韓国国内では興行、批評ともに大成功し、国内の賞だけでなくシッチェス映画祭の撮影賞やアジア映画大賞(AFA)の監督賞など国際的にも高く評>>続きを読む
【第76回アカデミー賞 短編ドキュメンタリー映画賞受賞】
短編なのに60分??と思ったら40分+『ホワイト・ホース』という20分の短編の二本立てだった。
ちょっとこれはスコアがつけられない。かなりシ>>続きを読む
【第78回ゴールデングローブ賞 ドラマ部門主演女優賞受賞】
『プレシャス』のリー・ダニエルズが「奇妙な果実」で有名なビリー・ホリデイの半生を映画化した作品。主演のアンドラ・デイは映画初主演にしてゴール>>続きを読む
とにかく暗い!最初から最後まで笑顔が一つもない!でも久しぶりに心躍る映画体験になったかも。
リドラーとは単なるサイコパスではなく、虐げられた人々の憎悪の象徴として描かれる。
さらにバットマン=ブル>>続きを読む
【第85回アカデミー賞 作品賞他全4部門ノミネート】
カンヌ映画祭でカメラドール、サンダンス映画祭でグランプリと観客賞を獲得し、アカデミー賞では作品賞、監督賞、脚色賞、主演女優賞にノミネートされた。ハ>>続きを読む
【第64回カンヌ映画祭 パルムドール】
テレンス・マリックの代表作。カンヌでのプレミアでは称賛とともにブーイングもかなりあったという難解作。アカデミー賞では作品賞、監督賞、撮影賞にノミネートされた。>>続きを読む
X-MEN新シリーズ3作目。監督は前作に引き続きブライアン・シンガー。
まず良かったところとしては、映像表現、特殊効果は素晴らしい。最近の『スパイダーマン』とかと比べても遜色ないレベルで完成度が高い>>続きを読む
【1987年キネマ旬報日本映画ベストテン 第1位】
伊丹十三監督が『お葬式』に続き二度目の1位を獲得した作品。『ミンボーの女』『スーパーの女』など宮本信子の当たり役となった。
脱税という社会派エンタ>>続きを読む
【第25回アカデミー賞 短編実写映画賞受賞】
なぜ短編ドキュメンタリー部門ではないのかが謎。
まあ内容は今だったら「ダーウィンが来た!」とかでやってるようなもの。
でも、戦後すぐにこれをつくってし>>続きを読む
「六つの教訓話」の一つ。
これまた男がヒドい。とはいっても主人公は割とマトモな苦学生という感じ。でもギヨームとつるんでシュザンヌにたかってる時点で同罪か。
序盤の交霊会のシーン、ベルイマンっぽいなー>>続きを読む
「六つの教訓話」の一つ。
主人公がフランスらしいっちゃらしいドクズ男なんだけど、それを客観的に描いたりせずに「こういう事情だから仕方ないよね」って開き直って語るのがロメールらしいあたりなのかな。
【第75回アカデミー賞 外国語映画賞ノミネート】
『あの子を探して』などのチャン・イーモウ監督の武侠映画。撮影はクリストファー・ドイル、衣装はワダ・エミが手掛けた。アメリカでは当時の中国映画として記録>>続きを読む
【第22回アカデミー賞 撮影賞(カラー)ノミネート】
アステア&ロジャースの約10年ぶりの共演作にして唯一のカラー作品。とはいっても当初は『イースター・パレード』のアステア&ガーランドで企画が進んでい>>続きを読む
あー、やっぱタルコフスキー大好き。究極の映像美を堪能。
過去と現在を行ったり来たりするし、しかもタルコフスキー自身が主人公で、妻と母、幼年タルコフスキーとタルコフスキーの息子が同じ役者であることから>>続きを読む
【第54回ベルリン映画祭 金熊賞】
ドイツの名匠、ファティ・アキン作品。唯一観たのが『女は二度決断する』だったせいか、良くも悪くもイメージと違った。
偽装結婚から本当の愛が生まれるというストーリーだ>>続きを読む
城定秀夫✕今泉力哉の第一弾。なるほどこういう組み合わせがありだったかと唸らされた。
今泉力哉テイストは錯綜し複雑化する愛のかたちという風に出ていたけど、やはり城定秀夫の作品だなぁと思った。
分かり>>続きを読む
【1971年キネマ旬報日本映画ベストテン 第2位】
近年スコセッシも映画化した遠藤周作の同名小説が原作。監督は『心中天網島』『はなれ瞽女おりん』の篠田正浩。
少し駆け足感はあるが、よくまとまった作品>>続きを読む
スウェーデンのNetflix映画。監督は主にテレビを中心としたキャリアで、今作が長編二作目。
いや、これは分からんて。後出しにも程がある。明らかにミス・リードだってことは分かったからどういう展開にな>>続きを読む
【1977年キネマ旬報日本映画ベストテン 第3位】
水上勉の小説を原作とした時代もの。U-NEXTで篠田正浩作品が明日までということで鑑賞。『心中天網島』と同じく岩下志麻が主演。
岩下志麻演じるおり>>続きを読む
【1969年キネマ旬報日本映画ベストテン 第1位】
名匠篠田正浩監督の作品で、原作はご存知近松門左衛門の人形浄瑠璃。自身のプロダクション表現社とATGの共同制作。
黒子を使った演出や文字や浮世絵が描>>続きを読む
【第79回アカデミー賞 長編ドキュメンタリー映画賞・歌曲賞受賞】
ブッシュと大統領選を争ったアル・ゴアの環境ドキュメンタリー。公開当時めちゃくちゃテレビでやってたのをまだ小さかったけど覚えてる。
最>>続きを読む