ペコさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

4.0

元天才外科医の魔術師を演じた『ドクター・ストレンジ』の続編。もう前作から5年も経っているのか…。今までのマーベル作品を観ていない人は、「誰この人?」と思うでしょうね。「スパイダーマン:ノーウェイホーム>>続きを読む

アイス・ロード(2021年製作の映画)

3.5

救出装置を積んだトラックで危険な氷の道を渡り、生き埋めになった作業員たちの救出に向かうアクション作品。リーアム・ニーソン兄貴も、娘を救ったり仲間を救ったりで忙しいですね(笑)鉱山爆発事故で生き埋めにな>>続きを読む

CUBE 一度入ったら、最後(2021年製作の映画)

2.6

ヴィンチェンゾ・ナタリ監督の密室型シチュエーションスリラーの傑作「CUBE」の日本版リメイク。よくもまぁ、これを日本でリメイクしようとしましたね。その度胸だけは評価したい。設定はオリジナルと一緒で、謎>>続きを読む

そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

3.8

血の繋がらない親に育てられた女性の世代を超えた運命を描いた物語。原作小説は未読です。優子とみぃたん。2人の女性の物語が同時進行で進んでいきますが、まぁ2つの物語が繋がるのは予想通りの展開でした。2人の>>続きを読む

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.1

巨大インターネット空間の仮想世界を舞台に、心に傷を抱えた17歳の女子高生が、謎の竜との出会いを通して成長していく物語。少女の成長物語でもあり、現代のネット社会への警告や問題点を描いていたり、周囲の人た>>続きを読む

ひらいて(2021年製作の映画)

3.8

成績優秀な女子高校生と、彼女が思いを寄せる同級生。そしてその同級生と密かに交際している女性高校生。3人が織り成す3角関係の恋愛模様を描いたラブロマンス。感情移入できそうで出来ない。でも観ていて、10代>>続きを読む

老後の資金がありません!(2020年製作の映画)

3.6

老後の資金に頭を抱える主婦の騒動を描いた本作。コメディ作品ではありますが、「老後のお金」「親の介護」「葬式費用」「オレオレ詐欺被害」「失業」など、将来自分も当事者で関わってきそうな内容ばかりで、他人事>>続きを読む

映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園(2021年製作の映画)

4.0

ここ数年、たまに観る映画クレヨンしんちゃん。いやぁ、見事に泣かされました!超エリート校の天カス学園に体験入学したしんのすけたちが校内で起きる怪事件の謎に挑む。最近のコナン君よりも、しっかり謎解きをして>>続きを読む

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

エディ・レッドメインが主人公の魔法動物学者を演じるシリーズの第3弾。今回はダンブルドアや仲間たちと協力して、最強の魔法使いグリンデルバルドとの戦いが描かれています。魔法界と人間界を支配しようとするグリ>>続きを読む

カモン カモン(2021年製作の映画)

3.8

試写会にて鑑賞。伯父と9歳の甥の温かく不思議な共同生活を描いたヒューマンドラマ。「ジョーカー」とは対照的な優しくもあり厳しくもある伯父を演じたホアキン・フェニックス。そしてオーディションで選ばれたジェ>>続きを読む

リスペクト(2021年製作の映画)

3.4

「ソウルの女王」と称されるアレサ・フランクリンの半生を描く伝記ドラマ。アレサ・フランクリンのことは存じ上げませんでした。劇中での曲もどこかで聴いたことがある程度。最愛の母の死、10代での出産、厳格な父>>続きを読む

桜のような僕の恋人(2022年製作の映画)

3.3

早老症という通常よりも早いスピードで老化していく病に冒された女性と、カメラマンの男性の恋模様を描いたラブストーリー。セクシーサンキュー!を封印した中島健人の演技は良かったと思います。松本穂香は良い女優>>続きを読む

モービウス(2022年製作の映画)

3.2

スパイダーマンの宿敵の1人であるモービウスを主人公にしたダークヒーロー・アクション大作。コウモリの血清を体内に入れたことで超人的な能力を手に入れた天才医師の運命を描く。続編ありきで作られていて、本作は>>続きを読む

先生、私の隣に座っていただけませんか?(2021年製作の映画)

3.9

不倫をテーマに漫画を描き始めた妻と、不倫がバレたと焦る夫の姿を描いた本作。自分の漫画で夫に復讐をするという、今までにない復讐劇が新鮮で楽しめました。漫画の展開と、現実の展開を同時に見せながら進んでいく>>続きを読む

ベルファスト(2021年製作の映画)

3.5

アカデミー賞に7部門ノミネートされ、脚本賞を受賞した本作。監督のケネス・ブラナーの半自伝的ドラマ。北アイルランド・ベルファストを舞台に、宗教の違いで暴動が起きてしまう時代を9歳の少年の視点から描かれて>>続きを読む

アンビュランス(2022年製作の映画)

3.6

僕が一番好きな俳優、ジェイク・ギレンホールが主演だから観ないわけにはいかない。『トランスフォーマー』シリーズのマイケル・ベイ監督による、救急車を銀行強盗が乗っ取り街中を逃げ回る追走劇を描いたカーアクシ>>続きを読む

ハロウィン KILLS(2021年製作の映画)

3.0

2018年に公開された『ハロウィン』の続編。前作で炎に包まれたマイケルが生還し、再び人々を恐怖のどん底に突き落とします。続編ですが、本当に前作の直後から物語は始まります。炎上する家から登場すマイケル・>>続きを読む

ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

3.6

ショービジネスの世界で成功した男に待ち受ける運命を描いたサスペンスミステリー。鬼才ギレルモ・デル・トロ監督の独特の世界観を久しぶりに楽しめました。ダークで不気味な映像とグロいシーン、そして美術セットや>>続きを読む

ようこそ映画音響の世界へ(2019年製作の映画)

3.9

ハリウッドの映画音響の世界に迫るドキュメンタリー。映画音楽や環境音など、映画にまつわるさまざまな音に光を当てる本作。あの名作も、映画館で観たあの作品も。映画館で音が聞こえてくることが当たり前に思ってま>>続きを読む

モーリタニアン 黒塗りの記録(2021年製作の映画)

3.8

アメリカ同時多発テロ事件の首謀者の一人と見なされ、14年間ものあいだ収容所での不当な拘留を強いられた実在のモーリタニア人:モハメドゥ・ウルド・スラヒの手記を基にした実録社会派ドラマ。アルカイダに所属し>>続きを読む

キャッシュトラック(2021年製作の映画)

3.6

「ブルー・レクイエム」というフランス映画のリメイクだそうです。ジェイソン・ステイサムのアクション映画は定期的に観たくなる。これよ!これ!これぞステイサム!って雰囲気の映画です。ていうかステイサムってこ>>続きを読む

子供はわかってあげない(2020年製作の映画)

3.1

高校生たちのひと夏を描いた作品。冒頭のアニメ映像で「あれ?これ本編で合ってる?」って思いましたが合ってました。そしてこのアニメが意外と面白かった(笑)全編に渡ってほのぼのしたストーリー。ヒロインが本当>>続きを読む

アダム&アダム(2022年製作の映画)

3.2

大人になった主人公アダムと、少年の主人公アダム。2人のアダムが時空を超えて強大な敵から世界を救う物語。ライアン・レイノルズ,マーク・ラファロ,ゾーイ・サルダナが出てるからアベンジャーズ感がすごい(笑)>>続きを読む

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.6

約3時間の鑑賞。観終わりました。第94回アカデミー賞にもノミネートされている本作。作品賞に日本映画がノミネートされたのは史上初の快挙です。村上春樹の短編小説を原作に描くヒューマンドラマ。妻を失い喪失感>>続きを読む

Summer of 85(2020年製作の映画)

3.3

1985年の夏を舞台に、二人の少年の甘酸っぱい恋模様を描いた本作。ヨットが転覆したことがキッカケで出会ったアレックスとダヴィド。友達のはずだった2人の関係は、徐々にそれ以上になっていくのです。美しい自>>続きを読む

マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

4.0

ホラー映画界の鬼才ジェームズ・ワンが手掛けた作品。殺人鬼の犯行現場を目撃する悪夢に悩まされる主人公に襲い掛かる恐怖を描く。「いつものあるある展開のホラーかぁ」と油断して観始めたら見事に裏切られました。>>続きを読む

キャンディマン(2021年製作の映画)

2.9

鏡に向かって5回名前を唱えると現れるという伝説の殺人鬼“キャンディマン”の恐怖を描いた作品。シカゴ引っ越してきた芸術家の黒人青年が、創作活動の一環として同地に伝わる伝説の殺人鬼:キャンディマンについて>>続きを読む

THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.6

ロバート・パティンソンがバットマンを演じたサスペンスアクション超大作。「バットマン」と言えばクリストファー・ノーラン監督のイメージが強いので、新たなキャストで製作することは、かなりのプレッシャーがあっ>>続きを読む

クーリエ:最高機密の運び屋(2020年製作の映画)

3.9

「キューバ危機」を回避しようと諜報活動に携わった男の命懸けの運命を描いた実話を基にした物語。キューバ危機について詳しく知らず、歴史モノに疎い僕でも、非常に見応えがあって見入ってしまいました。舞台はキュ>>続きを読む

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.6

フランク・ハーバートの小説を、『ブレードランナー 2049』などのドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が映画化したSF超大作。難解な話だと聞いていたので、あらすじサイトを見ながら鑑賞。おかげでよく分かりました。映>>続きを読む

劇場版 ルパンの娘(2021年製作の映画)

3.4

ドラマ版のパート1、パート2に続き、ついに映画化してしまった「ルパンの娘」。ドラマ版からのファンなので期待して鑑賞開始。このシリーズの魅力である茶番劇が映画版でも健在でした。オールスターキャストで、ア>>続きを読む

殺人鬼から逃げる夜(2020年製作の映画)

3.1

連続殺人鬼の男から逃げる聴覚障がい者の女性の行く末を描いたスリラー映画。韓国映画らしさ満載の不気味で怖い演出はお見事。殺人現場を目撃してしまったせいで命を狙われる聴覚障害を持つ主人公のギョンミ。とにか>>続きを読む

滑走路(2020年製作の映画)

3.5

32歳で命を断った歌人・萩原慎一郎の「歌集 滑走路」を映画化。テーマは“いじめ”。過去のいじめがトラウマとなり、大人になってからも悩まされていく人たち。厚生労働省の若手官僚の鷹野。切り絵作家の翠。学級>>続きを読む

死霊館 悪魔のせいなら、無罪。(2021年製作の映画)

3.3

心霊研究家夫妻の実体験をベースにしたホラー。『死霊館』(13)、『死霊館 エンフィールド事件』(16)に続くシリーズの第3弾。悪魔のせいなら無罪…なかなかパンチが効いたタイトル。毎回「こんな事が実際に>>続きを読む

悪魔のいけにえ レザーフェイス・リターンズ(2022年製作の映画)

3.1

リメイク版「テキサス・チェーンソー」を観てから、レザーフェイス君のファンになったので「悪魔のいけにえ」シリーズは新作が出ると観ています。今回はオリジナル1作目からの続編で1作目から約50年後という設定>>続きを読む

キネマの神様(2021年製作の映画)

3.2

家族からダメ親父扱いをされている男の半生を描いた物語。コロナの影響や、志村けんの死去により延期されていましたが公開できて良かった。志村けんの代役としてゴウ役を演じた沢田研二ですが、演技や動きが時折、志>>続きを読む