ブルク13さんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

ホーンズ 容疑者と告白の角(2013年製作の映画)

3.5

主人公が愛する恋人の殺人犯にされ、真犯人を探していくうちに復讐劇になっていくコメディ

タイトルが角の意味を表している通り、相手の本心を吐かせてしまう能力があることを利用して彼女を殺害した真犯人を突き
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天才スピヴェット(2013年製作の映画)

3.8

若き天才が賞を受賞するまでのロードムービー

再生して観たことあることに気づいたけれど、そのまま観賞
「雫の流れ方が綺麗なのは抵抗が少ないところに落ちていくから、人間はその逆」このシーンがやっぱりお気
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エール!(2014年製作の映画)

4.1

4人家族で唯一のコーダが歌うことを目標とするドラマ

リメイク版は時間も伸びた分コメディ要素と恋愛要素が増している印象
両親の性感染症、デュエット相手との恋愛、親友の恋愛事情

こっちのオリジナルはフ
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ファンタスティック Mr.FOX(2009年製作の映画)

4.0

アニメーションで描いたキツネ率いる野生動物と3人の腹黒人間たちとの争い

最終的には野生動物たちが勝ったところや非凡な父から生まれた平凡な息子が優秀な甥っ子を助ける展開になったところがいい
このストー
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

3.8

フレンチディスパッチという雑誌における短編ストーリー?

話の内容は全然頭に入らなかったけど、動くアートとして観ていて魅了された
特に実写とアニメーションの融合が印象的
とにかく料理にそそられる

ムーンライズ・キングダム(2012年製作の映画)

4.0

ボーイスカウトの男の子とある女の子が駆け落ちするストーリー

始まりから終わりまでの世界観がずっと素敵だった
フィルターにかかったような画面と独特な雰囲気を演出する音楽と個性的な衣装と家が印象的
特に
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一分間タイムマシン(2014年製作の映画)

-

朝これを見たが為に遅刻した笑
口説きのゴールが直球すぎておもしろい

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.5

4人家族で唯一のコーダが、歌うことを夢見る家族愛の物語


コーダ(耳が聞こえない両親に育てられた子供)が家族の中で生まれてからというもの健常者との通訳者として存在していたことに対する葛藤、制限された
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こんにちは、私のお母さん(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

母との交通事故がきっかけでタイムスリップをし母の結婚相手を変えようとする家族愛に溢れるストーリー

生まれてから世話ばかり焼かせていた主人公は終いには嘘をついてまでどうにか母を喜ばせようと
したものの
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ライダーズ・オブ・ジャスティス(2020年製作の映画)

4.3

人の意見に誘導され、亡くなった妻の原因を追求したことで関係のない人達を巻き込むことになるアクションドラマ

物事は流動的である点を選択してもその点は他の点と線でつながっているということを示唆していて、
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SKIN 短編(2018年製作の映画)

-

スーパーの些細なやりとりがきっかけで起こる黒人と白人の因果応報

ラストの衝撃がすごかった
20分の中に肌による差別や暴行のリアルが凝縮
始まりこそ苦手な入りだったけれど、最後は色だけで判断されたが故
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.8

約半年後に衝突し地球を滅亡させる惑星を発見した天文学者とその惑星を利用する資本主義の大統領たちとの対決ストーリー

3日かけてちまちま見たけれど、それでもアメリカらしい風刺がたくさんでおもしろかった
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ワンダーウォール 劇場版(2019年製作の映画)

3.6

京都のとある大学学生寮と大学という組織との間に立ちはだかる見えない壁のおはなし

こういう寮に住んでいる人はたしかに変人が多そう
私には耐えられないけれど一人の時間が絶対作れない空間だからこそ生まれる
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そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

3.9

主人公の優子の親が3度変わっていき、結婚するまでのストーリー

そろそろ上映時間が限られてきてタイミングを逃すと思ったので結局原作を読まずして鑑賞
原作を読まなかったがために遺産詐欺なのかとか歪んだ想
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ファッションデザイナーを夢見てロンドンに上京したエリーが、奇妙な体験をしていくスリラー

60年代のロンドンの街並みや音楽、アニャの歌と踊りはすっごく観ていて興奮した
2回も音にすごく驚かされた!エリ
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人生フルーツ(2016年製作の映画)

5.0

戦前に生まれた老夫婦が名古屋のニュータウンの一角で自給自足のスローライフをおくるドキュメンタリー

9月頃にあった再上映のタイミングを逃してから、やっと鑑賞!
私の中で人生ベストの映画だなと思った
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浅草キッド(2021年製作の映画)

4.3

浅草で師匠と出会ったことで芸を学び、ツービートのビート武が誕生するまでのストーリー

恩がある人の元を離れたり、巣立ったとしても胸を張って帰ってこられることって奇跡のような軌跡だなと
師匠の後輩にも愛
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ザ・トゥルー・コスト ファストファッション 真の代償(2015年製作の映画)

-

大量生産で作られる服を作っている人たちは誰でそこにはどんな犠牲が払われているかを記録したドキュメンタリー

ファストファッションを利用する人には一度見て欲しい現実
光と陰を見ているようでどんどん悲しく
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RENT/レント(2005年製作の映画)

3.8

NYの角でRENTが払えないくらい貧しくて、エイズに苦しんでいても愛と仲間たちで今を懸命に生きるストーリー

2週間ぶりに映画を見切った
冒頭の歌!!聴いたことある!!って興奮した
ロジャーとミミの過
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音楽(2019年製作の映画)

3.9

高校の不良三人組がバンドを始めて、街のロックフェスに出るまでのストーリー

ストーリーはゆるくてシュールな感じ
絵のタッチもさまざまなのが見どころに感じた
音楽に絵が調和される感じがおもしろい
初めて
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tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!(2021年製作の映画)

3.8

『RENT』を生み出したジョナサン・ラーソンの実話に基づいた秘話

夢か安定か
こういう伝記ものをみると割と夢や自分の目の前のことに集中するあまり、すぐそばにいる大切な存在を後回しにして人が離れていく
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ボクたちはみんな大人になれなかった(2021年製作の映画)

3.9

1995年から2020年までに主人公が何人かと交際し、転職をしていく中である人と再会したことをきっかけに最初の彼女の言葉を思い出すまでのストーリー

昭和から令和までの間にどんな音源で連絡手段や通信機
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梅切らぬバカ(2021年製作の映画)

3.8

自閉症の主人公忠さんとその母やお隣さんたちが織りなす温かい物語

バルト9では85分上映で体感120分くらいに感じるような主人公はそうでないけど全体的に淡々とした感じだった

塚地の演技がうますぎる
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志乃ちゃんは自分の名前が言えない(2017年製作の映画)

3.8

クラスに馴染めないもの同士が音楽でデュエットを組んで自分の弱みを人前でさらけ出せ利用になるまでのストーリー

主人公志乃ちゃんはアイスで釣られちゃうんだと拍子抜けだったけど、勘違いでおわったことに一安
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Our Friend/アワー・フレンド(2019年製作の映画)

3.8

ガン女性の夫とその周囲の友人達の支え合う様を描いた事実に基づく感動のストーリー

終始淡々とした映画だった
途中で眠気に誘われたが、素敵な内容だった
ガン女性にスポットを当てるというよりはタイトル通り
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さよならぼくたちのようちえん(2011年製作の映画)

-

今思うと当時の子たちだいぶ成長したな〜
自分もそうだけども

(2017年製作の映画)

-

30歳のように友達の結婚式に出席するためにうなじの毛を高校生ぶりに会う元恋人に切ってもらう甘酸っぱいストーリー

干支一回り分の再開なんてまだ経験ないけど、今年に10年ぶりくらいの再会ならあった
どの
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殺さない彼と死なない彼女(2019年製作の映画)

3.8

死にたい願望のある彼女と興味の持てるものがない彼が中心でその周りの恋も描く三組によるオムニバスストーリー

キャピ子と撫子役の女優さんどっちもタイプだけど、ぱっと見で混同してしまうのは私だけなのかな.
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カラスの親指(2012年製作の映画)

-

この映画って160分もあったの知らなかった
仲間内の取り分も騙し取るオチってカイジでもみた

私をくいとめて(2020年製作の映画)

4.2

主人公が頭の中のもう一人の自分「A」を頼りにお一人様で生きることに慣れていたが、恋をして付き合ったことをキッカケに殻を破ろうとするストーリー

『ひらいて』を観る前に綿矢りさ原作として予習したかったが
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ひらいて(2021年製作の映画)

4.0

主人公が片想いする人に恋人がいることを知ったことで不器用な形で想いを伝える恋愛物語

冒頭のダンスシーンからの口移しには驚いた
とにかく山田杏奈ちゃんの透明感がすごい!歌上手い!ドラマの『幸色のワンル
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草の響き(2021年製作の映画)

3.8

自律神経失調症患っている主人公が、医師の勧めで走ることを習慣にしていく中で関わっていく人たちと歩むヒューマンドラマ

ひたすら閑かな描写が多かった
スケボー男子たちと主人公の2つの世界が、走る行為によ
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きみの瞳(め)が問いかけている(2020年製作の映画)

4.0

交通事故で視覚障害を負ったヒロインと闇の世界の格闘技で活躍していた主人公による宿命のラブストーリー

なんだかしんみりする恋愛ストーリーを観たい気分で、『five feet apart』に続けて鑑賞
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ファイブ・フィート・アパート(2019年製作の映画)

4.1

患者同士が接触すると感染リスクのある難病を患っている二人が恋に落ちるストーリー

ハリネズミのジレンマそのもので泣いた
スキンシップは呼吸と同じくらい大切
制限されているときの恋の方が燃えるのは人間の
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