オーウェンさんの映画レビュー・感想・評価 - 191ページ目

オーウェン

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プロテクター(1985年製作の映画)

2.2

アクションもあるし危険なスタントも見れる。

だがシリアス一辺倒の内容と、ジャッキーが一時はあきらめてしまうアメリカ進出が絶たれた作品としても記憶に残る。

クレーンを使った大掛かりなアクションなども
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ファンタスティック・フォー:銀河の危機(2007年製作の映画)

2.7

これほど期待されてない続編も珍しいが、見た限り前作よりもパワーダウンした印象。

何よりもどこが山場だったのか、分からないほど微妙なシーンの連続。
特に前半は大したアクションもなく退屈極まりない。
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ハートブレイカー(2001年製作の映画)

2.7

詐欺師ものの割には一向に盛り上がらない。

これはひとえに女性が詐欺師のため、色気だの泣きだの手口がせこいことにある。
そして軽快さがない。
こういう詐欺ものは騙す快感がないと白けてしまう。

ただそ
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ミスト(2007年製作の映画)

4.9

キング原作にはあまり期待していなかったが、フランク・ダラボンが予想以上の恐怖を作り出した。

町を被った不穏な霧。スーパーマーケットに閉じ込められた人間たち。
しかも霧の中には何かがいる。

まさに何
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マスター・アンド・コマンダー(2003年製作の映画)

3.2

ラッセル・クロウ主演でピーター・ウィアーが監督。期待度が高すぎたせいか少々残念。

海洋ものではやはり戦闘シーンには目が行きがちですが、普段の海軍の生活やら規律などの方に比重が置かれていたのは面白かっ
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ロックダウン(2021年製作の映画)

1.4

タイトルはそのままコロナで閉ざされたロンドンの宣言下で、パクストンとリンダの夫婦もリモートで仕事や親交をすることに。

実際の撮影もコロナを防ぐためこういう撮影なのかは知らないが、リモートで延々と会話
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ポリスアカデミー2/全員出動!(1985年製作の映画)

3.0

1作目から好評だったメンバーがそのまま続投して描く第2弾。

場所を変えて警官としてスタートするドタバタ劇。
お気にのジョーンズがブルース・リーよろしくなカンフーの達人であることなど、それぞれ場面が用
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ファンタスティック・フォー [超能力ユニット](2005年製作の映画)

3.0

アメコミの中では知名度が無いという点で、日本では完全スルーされた作品
お気楽な内容なので何も考えず見れる分にはいいかと。

4人の超能力がなんで同じ放射能を浴びたのに違うのかという最大級のツッコミはさ
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まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

4.0

コミュニケーション下手な塾講師と、経験がないのに恋愛雑学が得意な教え子。
講師が結婚のため、教え子に恋愛を指南してもらう。

会話のテンポが非常によく、どうしたら上手く行くのかという視点のズレが、お互
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ドラグネット・正義一直線(1987年製作の映画)

3.1

すでに風格あるダン・エイクロイドにまだ売り出し中だったトム・ハンクス。

元ネタのドラグネットを知らなくても、この刑事コンビの活躍は楽しめる。
堅物とあっけらかんのコンビは失敗の繰り返し。

ひねりが
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インデペンデンス・デイ(1996年製作の映画)

3.5

円盤からのあの爆発シーンは実に興奮した。
公開からもう25年も経ったとは思えませんが、今観ても結構楽しめます。

ただやっぱり目立つのはアメリカのみで話が始まり、アメリカで終わるという点。
エイリアン
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鉄板英雄伝説(2007年製作の映画)

1.8

徹底的にヒット作をパロった作品というのは、作るのが随分簡単。
要は元となる物語を作品に当て込んで、そこから他の作品を散りばめればいいというわけ。

ただこのやり方はあくまでも見る側がその作品を知ってい
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プラットフォーム(2019年製作の映画)

3.1

何とも奇妙な後味の映画。

一定空間だけ限定されていて、その階層で起こる悲喜劇。
とにかく説明されないので、ゴレンがなぜそこにいるかなど謎が多い。
だから見る側は必死で想像力を働かす。

段々と規則ら
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28週後...(2007年製作の映画)

3.2

続編はそのまんまのあれから28週後。
主役を一つの家族に当ててそこから隔離された世界を作り出している。
軍が護衛する世界が一転して地獄絵図に。

ここでも皮肉が利いている。
ゾンビよりも怖い存在が人間
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28日後...(2002年製作の映画)

4.0

ダニー・ボイルが描く世紀末の世界は、僅かの人間と細菌に蝕まれゾンビと化した人間たちがむさぼり歩くイギリスが舞台。

ゾンビがとにかく早いのでいきなり現れる緊張感が堪らない。
かと思いきや意外な展開を見
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セックス調査団(2001年製作の映画)

2.2

1920年代の男女が研究のためセックスを題材にディスカッションする。

時代がポイントで、今みたいに明け透けにということができない時代。
だからこそ興味ある人たちが、ひっそりと集まってとなる。

ニッ
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キャッツ&ドッグス(2001年製作の映画)

1.7

犬と猫。
2大ペットの宿命の対決!と盛り上げてみたが中身はお子ちゃま向けの内容に終始。

おまけにCGの何たる微妙な使い方。
かわいらしさがすっかり消えた猫を見たいと思うのだろうか?

無駄に豪華な声
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Mr.&Mrs. スミス(2005年製作の映画)

3.5

予告でお互い夫婦だがその実は両者とも殺し屋だったという設定。
どう見ても「ローズ家の戦争」と酷似しているが、そこはハリウッド。
これはブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーのスター映画へと変貌され
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クィーン(2006年製作の映画)

4.3

イギリス史に残るであろう事件を、実名入りで映画化してしまう事にまずは驚く。

ダイアナ妃の急死から一週間の王室の対応はどうだったのかという話題。
周知の通りチャールズとの離婚で人民のプリンセスとなった
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カーゴ(2017年製作の映画)

3.2

前情報なく鑑賞したけど、まさかゾンビ映画だとは思いもしなかった。

舞台がオーストラリアで、噛まれて感染したら48時間以内にゾンビになる。
その制約の中で、生まれたばかりの赤ん坊と妻を抱えるアンディは
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黙秘(1995年製作の映画)

4.5

キング原作は当たり外れが多いがこちらは当たりの方。

冒頭から起きる事件。
その全容を徐々に解明していく過程を、過去と現実で交差させて描いていく。
確かに展開には新鮮味がないが、この作品は物語によって
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ミッション:インポッシブル3(2006年製作の映画)

3.5

すっかりトム・クルーズの代名詞になったスパイ大作戦の第三弾。

今作トムはもちろん出ずっぱりで目立つのは同じだが、常にそこにチームとして動いている事に納得する。
お馴染みのヴィング・レイムスがしっかり
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午後8時の訪問者(2016年製作の映画)

3.2

ダルデンヌ兄弟の作品なので、いつものように低所得者が主役。

診療所で医者をやるジェニーが仕事終わりに来た訪問者。
それに取り合わずを業務を終えた後日、訪問者が遺体となって発見される。
責任を感じたジ
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パーフェクト ストーム(2000年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

この作品は見方をどう捉えるかで評価は変わってくる。

まずはパニック映画としてみた場合。この点は問題ない。
どうせなら劇場で見るべき迫力だが、DVDなどでもそれなりのアクションを感じることが出来るし、
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ミッション:インポッシブル2(2000年製作の映画)

2.8

1作目もそうでしたがこれのどこがスパイなんだと(笑)

良くも悪くもトム・クルーズのPVみたいですが、スローあり何度も見せたりなどジョン・ウー色が随所に見え隠れ。
ただ鳩の使い方が強引過ぎる。

中盤
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アメリカン・サイコ(2000年製作の映画)

4.1

もともとの企画の段階から興味を持っていたが、中身を見ると爆笑できる一品。

何よりもベントマンの存在自体が面白い。
まずは化粧品でしっかりボディケア。さらにはトレーニングを欠かさずギリシャ彫刻のような
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ザ・デプス(1989年製作の映画)

2.3

同年に海底船が巨大生物に襲われる「リバイアサン」があり、まったくそれと同じ構成のパニックもの。

怪物が中々出ないとこや、乗組員の暴走も似たような感じ。
違いを分けるのが怪物のデザインか。

こちらは
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スフィア(1998年製作の映画)

2.7

深海の中でのスフィアに触れたものは。

非常に興味ある展開だし、もっと面白くなるはずだが尻すぼみ。
やはりあの終わり方のためか印象に残らない出来。

豪華な役者にそれなりの恐怖。疑心暗鬼な展開。残って
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ミザリー(1990年製作の映画)

4.7

キャシー・ベイツの名演(快演)を含めて、隙のない物語の完成度の高さに唸ります。

有名小説化とその小説のNO1ファンを自認する女性。
2人がひょんな事故から出会った事で異常な事態が始まることに。

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みんな死んだ(2020年製作の映画)

3.0

1月1日に起こった大量殺人の現場。
2人の刑事がやれやれと諦め顔で捜査するが、そこから時間は遡り、12月31日の年越しの日の夜遊びパーティーが始まる。

とはいえ特に捻りがあるような中身ではなく、若者
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マインドハンター(2004年製作の映画)

2.7

この出演者には心踊らされる。
何といってもクリスチャン・スレーターにバル・キルマーと両巨頭がそろっているとは(笑)
さらにはLLクール・Jなども登場しており抜かりはなし。

島に訓練のためついたが一人
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ミッション:インポッシブル(1996年製作の映画)

3.8

第1作目はやはりTVドラマのようなチームプレイを期待してましたが、トム・クルーズが主演となればそんなものは無視(笑)

少々話が凝ってはいるが、指令や音楽などをちゃんと踏襲しているとこは好感がもてる。
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バイオハザード III(2007年製作の映画)

2.8

3作目ともなればマンネリの感が漂ってしょうがないが、舞台は際限なく大きくなりほとんどアメリカ大陸での戦い。
しかも全篇砂漠のためゾンビに恐怖を感じ取れないのは致命的。

となると驚かせるのはでかい効果
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アイ・アム・オールガールズ(2021年製作の映画)

3.2

実際に起きた事件ということで、1980年代に南アフリカで人身売買の犯行に、刑事のジョディと鑑識課のヌトンビが事件を追う。

冒頭から雰囲気は陰惨であり、人身売買に関わった人間が無残に殺される連続事件。
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未知との遭遇(1977年製作の映画)

4.2

宇宙人は危険な存在という概念を真っ向から否定する人こそかのスピルバーグ。
彼の作る映画によって宇宙人が身近になったというのはいいすぎか(笑)

幻想的なUFOの形に宇宙人の描き方。
スピルバーグの想像
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バッドボーイズ(1995年製作の映画)

4.0

この頃はまだ名の知れていなかったウィル・スミスとマーティン・ローレンス。
二人を一躍有名にした刑事コンビもの。

何よりもテンポの良い掛け合いと切れ味の良いアクションが矢継ぎ早に繰り出されるため、飽き
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