すーさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

硫黄島からの手紙(2006年製作の映画)

4.3

日本人を起用し、日本語で日本兵サイドのお話をここまでのレベルの映画にしたクリントイーストウッドがすごいとおもう!

渡辺謙さんと伊原剛志さんの真の男気が上手に出てたなあ。これは役者個人のもつ迫力なのか
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あゝひめゆりの塔(1968年製作の映画)

5.0

沖縄に行く前に、歴史を勉強。

沖縄戦は国内唯一の地上戦、軍民一体となって戦った、、、などの史実は知っていたけれど、映像からリアルな事実として受け止めたのは初めてかもしれない。

戦争は、だんだん陥る
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.8

名作という噂はかねがね聞いており、いつか観たい早く観たいと思いつつ、今更ながらの鑑賞になってしまった。

うん。良かったです!
何歳になっても、おじさんになっても、(おばさんになっても!)新しい世界の
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悪魔の手毬唄(1977年製作の映画)

3.6

おもしろかった!

ベストキャスト賞は文子の実母、舞い戻ってきたさきえ役の白石加代子さん!
なんというまぁ、怖い顔。
背景を想像させる独特な話し方。

やばい。こんな独特な味ある癖ある女優さん、大好物
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バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3(1990年製作の映画)

4.5

時が来た!と言った感じで3週連続でこのスーパー面白ドタバタタイムトラベルストーリーを再び観れたわけです。


これは私が毎週土曜夜に、家でのんびりテレビを見る生活になったことと、フジテレビが「よしそろ
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バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2(1989年製作の映画)

5.0

あーたのしかった!

なんで全部あらすじ知ってるのにこんなにハラハラして、はやくスポーツ年鑑取り戻してよー><ってドキドキしちゃうんだろ?

ロバートゼメキスの思い通りだな!

あと、この頃の映画の吹
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バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

5.0

オードリーがいくつになってもバックトゥーザ・フューチャーをものの例えに出すように、私にとっても不朽の名作で、最高に笑ってハラハラしてマーティーに恋したあの頃がある。

いやーで、何回目?というくらいの
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ココ・アヴァン・シャネル(2009年製作の映画)

4.0

ココシャネルの生い立ち、強く図太く逞しい心の持ち主であったこと、女性のシンプルな洋服のオシャレの時代を開拓したこと、を知った。

でも一番知りたかったのはどうやって戦争を生き抜いたのか、ドイツ人将校の
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ダンプリン(2018年製作の映画)

3.5

観たこと忘れるくらい何も残っていない…。
でもところどころ思い出したので記録です。でも大枠は思い出せない…寝てたんかな…🙄

独裁者(1940年製作の映画)

4.8

「映像の世紀バタフライエフェクト」からやってきました。

チャップリンとヒトラーの裏話を先に見聞きした上で観ると、すべてのシーンが意味を持つ。

喜劇は最高のラストシーン、チャップリン渾身の演説への伏
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星の子(2020年製作の映画)

4.7

自分の先入観や価値観と向き合えた映画。映画としての存在意義が大きくあると感じた。

まず先入観、新興宗教=悪者 が私には根底に根付いていたようで、雄三オジサン側の気持ちになりがちだということ。それ、気
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イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

4.0

ダンスが圧巻!
大勢でダイナミックに踊るシーンはダンスと構成の華やかさに感心せずにいられない。映画ならではのダンスシーンが見られるのでミュージカル映画が大好きだ!と改めて思うのであった。
RENTを彷
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シニアイヤー(2022年製作の映画)

4.0

おもしろかったー!

テキトーに流し見かなとランチタイムに見始めたコメディ映画でしたが、やっぱりレベル・ウィルソンはコミカルで愛嬌あるし、大好きなチアのダンスシーンありだし、気づいたらガン見してた。
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下妻物語(2004年製作の映画)

4.5

10年ぶり4回目くらいかな,何度見てもやっぱ面白い。
面白いキャラが集まってる!
土屋アンナをこの映画に抜擢したことが最高に宝物。

ラブ・ハード(2021年製作の映画)

3.8

これは非常に良き娯楽作品です!

マッチングアプリを使ったことがある人なんかは(ハイハイ!)食い気味で楽しめるのでは。

うそをついてもバレない世界で、いかに正直に偽りなく自分を見せていくかが最終的に
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マイ・フェア・レディ(1964年製作の映画)

4.5

リマスター版のキレイなこと!
競馬場の貴婦人たちの白と黒だけのドレスが美しくて美しくて!オードリーの被っていた帽子はお洒落の究極では。人生で一度くらいあんな大きなお帽子頭に乗せたいわ。

オードリーの
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

3.2

うーん。絶賛の声が多いのでワクワクしながら見たけどこなかったな。私にはこなかったな。テンポなのかな。展開かな。イケてないティーンが何かに夢中になる青春ストーリーは大好きなんだが。

ドリーム(2016年製作の映画)

5.0

ひょんなところでたまたましっかり観てしまった。NHKに感謝!

さてさてドラマは3人の黒人女性が社内の所々で能力を発揮して、周りをぎゃふんぎゃふん言わせまくるので観ていて気持ちよかったです。
差別は日
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

5.0

ルビーの歌声を聴くだけで価値あり。
心が浄化されるのような、ティーンエイジャーのみずみずしさかはちきれんばかりのエナジーとかせつなさとかいっぱい詰まった歌声。歌声で何度も涙が溢れた。


そして家族の
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日本のいちばん長い日(2015年製作の映画)

4.0

67年版と比べてだいぶキレイに描かれているように思いました。ストーリーは一緒なんだけど、67年版はモノクロで画像も荒かったせいか、息づかいの荒々しさとか切羽詰まった感がすごかった。対して、2015年版>>続きを読む

ウエスト・サイド物語(1961年製作の映画)

5.0

家に帰宅し、撮っていたオリジナル版を再生。

大学生のときに観たはずなんだけどその時は刺さらなかったので、ほぼ初見の気持ち。

なるほど。スピルバーグは、こちらに比べると、至る背景や社会の歪み、男性と
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ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

5.0

最初から最後まで素晴らしかった!!

スピルバーグ75歳のテクニックが計り知れない。

最初にバーンと出てくる半壊されていくスラム街の光景もリアルで圧巻の作品。

曲と歌とダンスに魅せられたのは言うま
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四つの恋の物語(1965年製作の映画)

4.5

清々しい!
爽やかな風にのって気持ちの良いリズムで進んでゆく映画でした。
三女の吉永小百合のキュートすぎる笑顔と奔放な会話がそうさせている大きな要素ですね!屈託のない笑顔!


恋愛にのめりこむ次女、
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不良少女 魔子(1971年製作の映画)

3.5

70年代、悪い遊びを覚えたての日本が非常にバカ野郎でかわいいと思ってしまう。そんな私にとっては大変興奮した娯楽作品でした。

マリファナマリファナ、ってこんなに言うか。

夏純子が現代でも通用しそうな
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浅草キッド(2021年製作の映画)

5.0

すごくすごくよかったです。


オードリー、ニューヨーク、空気階段、勿論ナイツに爆笑問題、私の好きな芸人さんたちみんなが内に持っているビートたけしへの熱い憧れと、芸人魂のようなものを感じとれるような作
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ボクたちはみんな大人になれなかった(2021年製作の映画)

4.5

・そういえば「○○さんて面白いですね!」とバイトの異性の後輩に言われた言葉を今もたまに思い出す。四半世紀前の。嬉しかった言葉なんだろうな。

・「自分はサブカルど真ん中にいた」って自信を持って言える人
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あの頃。(2021年製作の映画)

4.0

自分の過ごした2000年代と重なり、ノスタルジーに浸れる映画でした。
これは、今ではメジャーになったオタク文化が、まだまだキモ集団として扱われ、外になるべく流出しないよう、仲間だけでめちゃくちゃ楽しん
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土竜の唄 香港狂騒曲(2016年製作の映画)

4.3

邦画はアクション無理にがんばらなくていい。脚本がおもしろいんだからー!
そんなこと言ったら三池監督にもうしわけないのですが。

堤真一がイケてるすぎる。

土竜の唄 潜入捜査官 REIJI(2014年製作の映画)

4.5

これぞ2000年代ののヤクザ映画

見ていて思ったけど、クドカン脚本のこの小気味良いテンポでずっとふざけているこのエンタメ作品こそ、現代日本を代表する映画として世界に胸張って広めていっていいのではない
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スキャンダル(2019年製作の映画)

4.3

一人一人の勇気が少しづつ時代を変えている、、、そんなことを考えさせられた作品でした。

三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

4.0

三島と芥の討論は大部分理解できておりませんが、熱量と言葉のもつ力に心動かされることはわかりました。
三島由紀夫という人となりが少し、わかった。
貴重な歴史の記録。

Everybody's Talking about Jamie~ジェイミー~(2021年製作の映画)

3.5

大好きそうなテーマの大好きそうなミュージカルだと思ってみたのですが、そこまでだいすきー!ってならなかった。

ちょっとづつ違和感を感じたからか。

シンデレラはあのステージに全ての歌と踊りが溶け込んで
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シンデレラ(2021年製作の映画)

4.5

好きだー!この歌とダンスで細かいストーリー色々と誤魔化す感じ、ハッピーでイケイケで、楽天的な雰囲気が好き。

使われている曲もQueenやマドンナなど知ってる曲が多いから一緒に踊りたくなる。

現、代
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水曜日が消えた(2020年製作の映画)

3.5

設定と展開には色々とツッコミどころがありましたが、中村倫也の表情よ。なんとも言えない、味があって、絶対味方でいたくなるよね。守ってあげたい顔ナンバー1

東京物語(1953年製作の映画)

5.0

1953年作なので映画の時代背景も同じ頃ですよね。戦後そんなに時が経っていないから、古臭い日本の家族の風景をある意味求めていたのですが、割と私の子供の頃が
フラッシュバックするような、似たようなものを
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ペイ・フォワード 可能の王国(2000年製作の映画)

4.5

とても見やすい良い映画でした。
ハラハラドキドキもないし、頭つかいすぎて混乱もなく、ただ穏やかな気持ちで見ていられた。

子役の表情に引き込まれる。

うまくいきすぎるストーリー展開だったし、最後はえ
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