今日も喉が痛いさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

3.3

2021年はヤクザの良作が多かったと言われておりますが『狐狼の血』以外はヤクザはつらいよ…という哀しいお話ですのでそんなに好みじゃないのですが、こちらと比べると『すばらしき世界』の方が良かったです。三>>続きを読む

なぜ君は総理大臣になれないのか(2020年製作の映画)

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なぜ総理大臣になれないのかって小川淳也が能力ないからじゃなくて主に代々政治家やって引き継いで地盤ガッチリのポンコツ軍団が日本を仕切ってるからだよね。
地元企業のシャチョさん達と蜜月な関係を作ってそこの
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乙女たちの秘めごと(2017年製作の映画)

4.0

1850年代のナポレオン政権下、フランス革命が起こった南仏の美しい農村が舞台で、ジャケはフェルメールを思い起こすかもしれないが映画を観た後はミレーの方が近いんじゃないですかね。

村の男衆はレジスタン
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ホールド・ザ・ダーク そこにある闇(2018年製作の映画)

4.0

この映画が何を言いたかったのかは不明なのだが突然始まる大乱射大殺戮に胸が高鳴る。この監督の血の噴き出し方とかやっぱ好きだな。首からピュッピュッとかひぇぇぇってなる。
先住民、法が通用しない世界、子殺し
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バスルーム 裸の2日間(2011年製作の映画)

3.0

スパイダーマン絶賛の嵐に少し疲れたのでエロいやつ観ようと思ったのであった。

割とすぐに脱いじゃうしそのままずっと全裸なんだがなかなかセックスが始まらない。なぜならこの映画は、
バスルームに閉じ込めら
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.0

正直に申しますと今回のスパイダーマンはモヤっとしてるんですが、手のひらを返して絶賛も出来てしまうというのがありまして、なんだかんだでスパイダーマンは全部観てるのでファンサービスをこれでもかと放たれた俺>>続きを読む

劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズ(2018年製作の映画)

3.3

数年前とはいえ今の時代にシティハンターを復活させた理由があるのかと思いきやファンサービス以外は1つもなかったように思う。スマホや近代兵器などの時代に応じた変化はあるものの、もっこりセクハラは通常運転、>>続きを読む

バッド・トリップ どっきり横断の旅(2020年製作の映画)

3.7

頭の悪いドッキリ映画でめちゃくちゃ人に迷惑をかけ心配させ、誰も傷つけてはいけない日本のぬる過ぎるドッキリを見慣れてるのもあって中にはドン引きのドッキリもあるのだが、ゴリラにFUCKされたり、チンコが繋>>続きを読む

ビーチ・バム まじめに不真面目(2019年製作の映画)

4.3

人間これくらいの感じで生きても全然良いんじゃないかという。だからと言ってこんな生活を出来るかと言われれば非常にそれは難しいんだけど。
ムーンドックみたいな生活をしたら日本ではダメ人間だと言われるだろし
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マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

3.9

映画の途中でなんとなく観てた気がしてた『マトリックス レボリューションズ』を観てない事に気付いたので分からない部分もあったんですが、全体的に親切設計になっており優しさを感じました。
赤いカプセルを飲む
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キャッシュトラック(2021年製作の映画)

3.9

時系列をシャッフルシャッフル〜させてなんだか面白いものを観たような気持ちにさせてくれるのがガイリッチーの良さだと思うので技が光ってました。ちゃんと興味を持続させてくれてましたしステイサムはちゃんとハゲ>>続きを読む

浅草キッド(2021年製作の映画)

3.7

凄く良いんだろうな、というのは観てて思いました。いや良いんですよ、時代の流れに抗う人間と時代の流れに乗り勝負する人間。今のビートたけしもTVから少しづつ撤退していってる感じもしますしね。出演者の柳楽く>>続きを読む

アウトサイダー(2018年製作の映画)

3.6

うむ、これは任侠ですね。仁義なき戦い以前の任侠映画に近いんじゃないかなぁと。
アメリカ人が認められてヤクザになって義理人情を重んじ敵討ちで終わる。ヨッ、ジャレットレトー!という感じで終わってましたし。
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

4.3

彗星が地球にぶつかります!って知らせを受けたところで俺たちにはどうにも出来ないわけで後はNASAや超大国のミッションを見守る事しか出来なくてそれに失敗した所で泣こうが喚こうが地球は滅びますしそれなら踊>>続きを読む

サム・ペキンパー 情熱と美学(2005年製作の映画)

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ペキンパーの一作目から最後までをやや早足でエピソードを挟みつつ紹介してくれてた。そろそろ観なきゃ『わらの犬』。

演技した女優を「このヘタクソめ!」と罵り、その表情をカメラを撮り続けそれを作品に使うと
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ジャン=ポール・ベルモンドの 恐怖に襲われた街(1973年製作の映画)

4.1

ちょっとくらい市民を巻き込んでもいいやぐらいの乱暴刑事ベルモンド。俺がルールだ!の勢いで事件を解決しようとする。交差する二つの事件。変態凶悪犯。『失楽園』難しいから読むのやめちゃうベルモンド。かわいい>>続きを読む

プロフェッショナル(1981年製作の映画)

4.0

プロフェッショナル仕事の流儀ベルモンド版。プロフェッショナルとは?復讐です!ぶち殺します!国に裏切られた男が何をするかってそりゃそれしかねぇわけです。
カーチェイスが最初追いかけられてたのに、いつしか
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誘拐報道(1982年製作の映画)

4.5

追い詰められ一発逆転狙って誘拐ってのがもう浅はかすぎてもうあれこれ考える余裕もないっていうどん詰まり感が出てて良い。身代金目的の誘拐の成功率なんてほぼゼロでしょうしね。
最初は誘拐犯らしく感情を断ち切
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ザ・スイッチ(2020年製作の映画)

3.9

おじさん殺人鬼と冴えない女子高生が「これってもしかして、俺たち・私たち、入れ替わってるー!?チンコついてるー!?チンコなくなってるー!?」という設定はともかく、別に驚くような事は特に起こらないのですが>>続きを読む

ピーターラビット2/バーナバスの誘惑(2020年製作の映画)

3.6

うさぎもふもふかわいいな以外の感想を思いつけないので今年僕が見た野うさぎの話をしますと、夜道をドライブしていたら道路の真ん中に本当にピーターみたいな茶色の野うさぎと出会いましてね。車に対して全く危機感>>続きを読む

さらば愛しき大地(1982年製作の映画)

4.2

田舎の閉塞感、家族という地獄、逃げ出す場所もなくどん詰まりの愛憎渦巻くシャブ中映画!
重厚な人間ドラマには違いないのだが非常に笑える映画でもあった。たぶんそういう映画ではないとは思うんですが。いや最悪
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ザ・リッパー(1982年製作の映画)

3.7

初フルチ。イメージ的にぐちゃぐちゃのおどろおどろしいのを想像してたので、おっちゃんとしてるんだなと感心しました(失礼)。乳首リッパー、眼球リッパー、リッパー射殺は目を見張るものがありました。

Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

3.9

ああ、そっちの暴力なのか。どちらかといえば痛くない方の暴力。痛い方だと思ってたので少し残念。こちらも好きですが。

『すばらしき世界』の三上は裏社会から抜け出しなんとか馴染もうとしてたんですが、この父
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.6

鑑賞中の僕を心電図で表すと———————————— こんな感じで死んでるやんぐらい感情がピクリともしなかったんだがどういう事だろう。体調が良くなかったのだろうか。いや別に面白くないって訳じゃないと思う>>続きを読む

KCIA 南山の部長たち(2018年製作の映画)

3.9

韓国の歴史をある程度知らないと前半は付いてくのが大変。そっちに気を取られていると今度はパクさんパクさん今どのパクさん?となかなかややこしい。ただでさえ集中しなければならないのに「閣下」と言うたびにデー>>続きを読む

バーニング 劇場版(2018年製作の映画)

4.1

とにかく長いので観るのが後回し後回しになってたのだけれどアマプラ配信終了しますよって言われると、ああ!それは観なきゃ!と重い腰が上がるのどうにかなんないかな。

長さは感じさせないぐらい面白かったです
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

3.8

役所広司がヤクザの世界から足を洗い社会復帰しようと悪戦苦闘しながら周りの人間に助けられながら頑張るという優しい映画には見える。しかしながらラストがどうも引っかかる。

ヤクザが昔のように幅を利かせる時
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グリーンランドー地球最後の2日間ー(2020年製作の映画)

3.4

巨大な隕石が、隕石が空から降って来るぞー!というどこかで観た事があるだろうディザスタームービー。
地球壊滅する規模の隕石が落ちたら人を思いやる優しい気持ちなんて吹っ飛ぶ。イライラするのも分かりますが、
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Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

4.0

俺が大好きなヘイリーベネットちゃんが氷から始まりビー玉、乾電池、本に土と異物をムシャムシャ食べて排出して綺麗に洗いコレクションしちゃうんだからどんな映画だよ。

ヘイリーベネット自身も妊娠中に撮影して
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ロード・オブ・カオス(2018年製作の映画)

4.5

「お前ビビってんの?」
「ビビってねーよ!お前がビビってんじゃねーの?」
「俺がビビるわけねーだろ!」
「じゃあやれよ。」
「おぉやってやるよ!お前もやれよ!」
「や、やってやろうじゃないさーっ!」
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RUN/ラン(2020年製作の映画)

4.0

クロエちゃん全力応援映画。
毒母の注ぐ愛はただの病気で代理ミュンヒハウゼン症候群。「貴方のためにやっている」という言葉は経験上、碌な事がない。知らねーよと毎回思ってる。親というのはそういうもんなんだろ
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ファナティック ハリウッドの狂愛者(2019年製作の映画)

2.5

2000年代前半はラウドロック界を席巻しキッズ達を熱狂させるも数々の愚行で嫌われ飽きられ最近も新譜を出したが日本で話題にしてるの永野さんぐらいのリンプビズキットのフロントマン、フレッドダーストが撮った>>続きを読む

大頭脳(1968年製作の映画)

4.3

これは楽しい。ルパンやんもうルパンやんワクワクするやん素敵やんとブツブツ言いながらずっと楽しかった。本当はルパンのモデルがベルモンドなので逆なんだけど。笑
こんな面白い作品が世に出てなかった理由は日本
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ドリラー・キラー(1979年製作の映画)

3.6

自信だけはある売れない画家はガールフレンド2人と同棲となんとも羨ましい生活をしているがとにかく金がないので家賃も払えずとにかく絵を完成させるしかない。
自信作とはいえ作品が売れるか売れないか分からない
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プラットフォーム(2019年製作の映画)

3.8

富裕層から低所得層に徐々に滴り落ちるとするトリクルダウン。シャンパンタワーにシャンパンを注いでいけば下のグラスまでいくでしょ?みんなハッピーじゃんというやつです。でもそんなに上手くいかない。トヨタを見>>続きを読む

SNS-少女たちの10日間-(2020年製作の映画)

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どうしてお金を払って借りたのにおじさんのチンコをこんなに見なきゃいけないんだっ…!という気持ちにさせてくれる事間違いなし。出てくるやつ出てくるやつ脱ぎ出すお前も脱げと言うチンコを弄るので最悪の映像であ>>続きを読む