書庫番さんの映画レビュー・感想・評価 - 29ページ目

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ラム・ダイアリー(2011年製作の映画)

2.0

2012年7月6日 シネマシティにて劇場鑑賞。

自殺を遂げた親友・ハンター・S・トンプソンの原案をジョニー・デップが映像化した作品。
尺が長すぎたかな。
もっとテンポ良かったら、違った感じの作品にな
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ラスベガスをやっつけろ(1998年製作の映画)

3.0

2012年7月6日 シネマシティでリバイバル上映鑑賞。

一度観ておきたかった、ジャーナリストハンター・S・トンプソンの同名小説をテリー・ギリアムが映像化した作品。
良くも悪くも想定外の怪作。
そんな
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アタック・ザ・ブロック(2011年製作の映画)

3.0

2012年6月23日 劇場鑑賞。

取り敢えず、色々な意味で上手く纏めた作品。
アメリカンホラーの定石を利用し、ブラックな笑いと破天荒アクションをミックスした感じ。
もう少し何かあるかなと思って鑑賞し
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アメイジング・スパイダーマン(2012年製作の映画)

3.5

2012年6月23日 3D先行上映鑑賞。

さすが、『(500)日のサマー』を撮ったマーク・ウェブ監督。
見事な青春映画としての側面が素晴らしい!
孤独と無邪気さを併せ持つ、アンドリュー版ピーター・パ
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幸せへのキセキ(2011年製作の映画)

3.5

2012年6月15日 劇場鑑賞。

観賞後、それこそ”幸せ”な気持ちにさせてくれる良作。
普通の男(実在するとんでもない行動を起こしたコラムニストですが(笑))を演じたマット・デイモンの等身大の演技は
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メン・イン・ブラック3(2012年製作の映画)

3.5

2012年6月10日 劇場鑑賞。

予想以上に楽しめた。
と言うより、シリーズ通して一番良かったんじゃないかな?
若き日のエージェントKを演じたジョシュ・ブローリンの存在感が良い。
まさかこのシリーズ
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ル・アーヴルの靴みがき(2011年製作の映画)

3.5

2012年6月9日 劇場鑑賞。

アンドレ・ウィルム演じる、老いた靴みがきの男の優しさと哀愁に痺れる作品。
名匠アキ・カウリスマキ監督がフランスの市井の人々の生活を切り取り、今のフランスが抱える問題を
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キリマンジャロの雪(2011年製作の映画)

3.9

2012年6月9日 劇場鑑賞。

夫唱婦随と言う言葉がピタリと嵌る主人公夫婦が、止む無くリストラした元同僚に家を襲われた事から其々に様々な想いを巡らせる事になる。
しかし結果的にはその"事件"は更に夫
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ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

3.9

2012年5月26日 劇場鑑賞。

いやぁ、痺れた。
陳腐な言い回しかもしれないけど、映画の魔法に魅了されたって感じ。
オーウェン・ウィルソン演じる主人公が憧れの時代と先人達に触れ歓喜と興奮に包まれる
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ダーク・シャドウ(2012年製作の映画)

3.0

2012年5月19日 劇場鑑賞。

ホラーコメディーと言うよりは、コメディー部分を所々に散りばめたダークファンタジー。
元々オリジナルがソープオペラという事もあり、全体的にオトナ仕様の仕上がり。
多少
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キラー・エリート(2011年製作の映画)

3.5

012年5月12日 劇場鑑賞。

ジェイソン・ステイサム主演のサスペンス・アクションなのだが、実話に基づいた作品でもある。

暗殺という仕事に嫌気が差し、足を洗ったプロの殺し屋・ダニー(ステイサム)。
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メカニック(2011年製作の映画)

3.9

2012年5月2日 所有DVD自宅鑑賞

ジェイソン・スティサム主演のサスペンス・アクション。
彼の主演作は意外にも初鑑賞。
前半の地味でリアルな暗殺から一転、後半は「オイオイ」と突っ込みたくなる程の
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未来は今(1994年製作の映画)

3.5

2012年5月1日 所有DVD 自宅鑑賞。

コーエン兄弟には珍しいファンタジーコメディー。
とは言え、彼等らしいシニカルな笑いは所々に挟んでくる(事の発端とか(笑))。
主演にティム・ロビンス、共演
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ブラッド・シンプル(1984年製作の映画)

3.9

2012年4月30日 所有DVD 自宅鑑賞。

コーエン兄弟の長編映画デビュー作。
そしてヒロインとして本作でデビューしたフランシス・マクドーマンドは、これ以降コーエン兄弟監督作品の常連俳優となり、『
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赤ちゃん泥棒(1987年製作の映画)

3.5

2012年4月30日 所有Blu-reyDisk 自宅鑑賞。

コーエン兄弟がデビュー作もブラッドシンプル成功の後、20世紀FOXの資金援助を受けて制作した作品。
という事もあってかストーリーもシンプ
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モンスターズクラブ(2011年製作の映画)

1.0

2012年4月21日 渋谷「ユーロスペース」で鑑賞。

正直に言うと、2012年度4月21日現在、一番期待を裏切られた作品。

『青い春』や『空中庭園(←原作既読)』と言った作品で評判の高い、豊田利晃
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裏切りのサーカス(2011年製作の映画)

3.9

2012年4月21日 新宿武蔵野館で鑑賞。

鑑賞にこれだけ緊張感と集中力を強いられたのは、現時点で自分の中で2012年No.1作品の『別離』以来。
しかし自分でも気付かぬ内に集中していた『別離』とは
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コラテラル(2004年製作の映画)

4.0

2012年4月15日 所有Blu-reyDisk鑑賞。

何故もっと早く観ておかなかったかと反省する程の良作。
マイケルマン監督が、傑作『HEAT』でも見せた、対峙する二人の男を軸に展開させる上質なサ
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アーティスト(2011年製作の映画)

3.5

2012年4月7日 劇場鑑賞。

今の時代だからこそ、作られるべき作品で有り、劇場で観るべき作品。
懐古主義なんかじゃない、素晴らしきエンターテイメント。
先人達に敬意を払い乍ら、キチンとミシェル・ア
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スーパーチューズデー 正義を売った日(2011年製作の映画)

3.5

2012年4月1日 劇場鑑賞。

前日鑑賞の『ドライヴ』とは全く違う、ライアン・ゴズリングの演技ぶりに改めて感心。
特にラストのワンショットの表情が何とも言えず良いんだなぁ。
監督も務めたジョージ・ク
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ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜(2011年製作の映画)

3.9

2012年3月31日 劇場鑑賞。

1960年代のアメリカ。
その時代に黒人メイドが味わった屈辱や苦悩、そして恐怖をしっかりと描きつつ、キャラクターの妙で爽快感も与えてくれる良作。
出演している全ての
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チャーリーとチョコレート工場(2005年製作の映画)

3.0

2012年3月25日 所有DVD鑑賞。

確か購入は3~4年前だったかな。
それで今回が初見という。(苦笑)

『アリス・イン・ワンダーランド』鑑賞後の気持ちと言ってしまえばそれまで。(笑)
(好み的
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テイク・シェルター(2011年製作の映画)

3.9

2012年3月24日 新宿バルト9で鑑賞。
 
良作。
確かに主演のマイケル・シャノンの怪演は素晴らしい。
でもそれを受け止める妻役の、ジェシカ・チャンスティンの演技ももっと褒められて良いと思う。
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僕達急行 A列車で行こう(2011年製作の映画)

3.0

2012年3月24日 新宿バルト9で劇場鑑賞。
 
森田芳光監督描いた"鉄ちゃん"の世界は想像以上に心地良かった。
主演の二人、松ケンは過去に森田作品出演有りだから嵌っているのは判っていたけど、瑛太が
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サウスバウンド(2007年製作の映画)

3.0

2012年3月20日 地上波録画を視聴。

昨年、早逝された森田芳光監督の作品。
奥田英朗氏の原作が大好きなので、どうしても評価が辛めになってしまう。
中途半端で魅力が伝わり辛い感は否めない。
この原
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ピープルvsジョージ・ルーカス(2010年製作の映画)

3.9

2012年3月16日 渋谷シネクイントのレイトショーで鑑賞。

上映が一日一回こっきりで、渋谷は僕の嫌いなエリア。
という事で鑑賞条件はかなりキツかったが、結果観て良かった。
「やっぱ『スターウォーズ
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シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム(2011年製作の映画)

3.5

2012年3月10日 劇場鑑賞。

ガイ・リッチーらしいスタイリッシュな映像の中、アグレッシブなホームズとワトソンが再び活躍。
しかし今回の相手は、原作者のコナン・ドイルが「とことんホームズの邪魔をす
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戦火の馬(2011年製作の映画)

3.9

2012年3月2日 劇場鑑賞。

正直、展開は予想の範疇だけど、ジョーイのひた向きさと力強さ、そして出逢った人達との絆の強さに心震えっ放し。
ラスト前の、ジョーイに関わった人々の熱き想いが集結した時に
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ヤング≒アダルト(2011年製作の映画)

3.9

2012年2月25日 新宿武蔵野館で鑑賞。

さすが、ジェイソン・ライトマン監督作品は面白い。
『マイレージ・マイライフ』でも描いた、日常に生きる少しだけ特別な人が向き合った問題を軸に、行き着く先は見
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Pina ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち(2011年製作の映画)

2.0

2012年2月25日 新宿バルト9で鑑賞。

結論から言いましょう。
顔を洗って出直して来ます。(汗)
アート系作品への愛とかが足らないのか、所々睡魔に負けました。(。-_-。)
演目によっては感嘆の
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ヒューゴの不思議な発明(2011年製作の映画)

3.8

2012年2月24日 試写会にて鑑賞。

冒頭の場面から度肝を抜かれる3D映像。
自分が経験して来た3D作品の中でも群を抜く完成度。
予備知識無しで臨んだストーリーも、意外な展開と心に沁み入る深みが見
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ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(2011年製作の映画)

3.9

2012年2月19日 劇場鑑賞。

前半は想像以上に淡々と進んで行き、オスカー少年が身近な人々に浴びせる”(子供特有の)言葉や振る舞いの刃”
にちょっとした不快感も。
しかしそれは彼が小さい身体いっぱ
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TIME/タイム(2011年製作の映画)

3.0

2012年2月19日 劇場鑑賞。

設定の妙と、疾走感で魅せる娯楽作であり、A・ニコル監督の人生観も垣間見える、近未来逃走劇。
スラム街の住人・ジャスティンと富裕層の令嬢・アマンダという配役も的確。
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はやぶさ 遥かなる帰還(2012年製作の映画)

3.5

2012年2月11日 劇場鑑賞。

「日本の開発・製造者の技術力と忍耐力の高さ」にグッと来た。
「はやぶさ」を襲った数々のアクシデントを丹念に描きつつ、それを決して諦めない人達の人間ドラマも深く掘り下
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人生はビギナーズ(2010年製作の映画)

3.5

2012年2月11日 新宿バルト9で鑑賞。

それぞれ抑圧してきた部分から開放された時、人は輝き始める。
それは本人だけではなく、周囲の人々までも。 悩みを抱え続けた登場人物達が、
前向きに一歩ずつ明
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J・エドガー(2011年製作の映画)

2.0

2012年1月28日 劇場鑑賞。

不覚にも所々で睡魔に負ける。
早朝の地震で睡眠を削られ、生ビール付きのランチを喰らった報いか。

人間臭いディカプリオの演技は悪くなかったが、やはり彼とは相性が悪い
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