しゅんやんぐさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

3.4

A24君、また変な映画作っちゃったわね。
高確率で裸の男出すじゃん。

分かってたけどアート系であり、ホラーを期待すると肩透かしする。

女性目線からのキモ男達。自身の体験とリンクして嫌な感情を抱く人
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オール・シングス・マスト・パス(2015年製作の映画)

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デイヴグロールのいい人感。

全く知らなかったタワレコの歴史を学べた。
意外にも日本と関わりが深かった。


ただデカいなと思ってた渋谷のタワレコがあんなにもエモーショナルな場所だなんて…
終盤は涙が
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アザー・ミュージック(2019年製作の映画)

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すんごい良かった。今はレコード屋に行って買い物がしたい。

ここ数年、レコード・カセット収集が趣味。人から何が良いの?と聞かれても、「なんか買っちゃうんだよね〜」と今まで上手く答えてこれなかったけど、
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ある男(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ミステリーのふりをした濃厚なヒューマンドラマ。
とにかく役者陣の演技が凄い。
後半はなんとも思わないのに、前半の安藤サクラが妙に色っぽかった。
真実は知らなくても良かったかも発言が全て。差別とか上手く
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

3.8

前知識を全く入れていなかったから切り取られ方にビビった。ちょっと回想シークエンス頻繁し過ぎ…

みっちー推しなのでもっとみっちーをくれよ。
あのシーンやセリフが無いこと等、不満はあるけれど、したなし。
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ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)

3.7

ヨーロッパ企画を始めて見た。
下北沢でやってる小劇場みたいで、気軽に見れて良かった。

アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

3.5

スパゲッティ食べたくなる映画だった。

恋愛映画自体が向いていないのか、冗長的に感じてしまった。
気合が入っている映画あることは分かるんだけど、役名が本名であることやスパルタ撮影秘話を知ると、役者の人
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ファイブ・デビルズ(2021年製作の映画)

3.5

モヤる部分も多かったが、おまけの夜 柿沼さんの考察聞いたらすんなりするものが多かった。

しかし、なぜカラスを…?

オアシス(2002年製作の映画)

4.0

演技力凄すぎ。
マイノリティを描いた映画の中でも、取り分け良かったし気合を感じる。

意志を上手く示せないからこその、歌い出すシーンがロマンチック。
周りは表面的には優しくするけど、無意識的な差別が根
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バーニング 劇場版(2018年製作の映画)

4.0

ヘミが積極的で天真爛漫で、どこか悲しい面もあり、ヒロイン?としてとても癖に刺さりました。

イケてない青年ユ・アインが怒りや嫉妬から爆発してしまう物語。にも見えるけど、どこまでが真実か分からない世界が
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オカムロさん(2022年製作の映画)

3.0

吉田会長が出てるの知らなかったので、笑っちゃいました。

シン・ゴジラが震災のメタファーである様に、オカムロさんもコロナという災害のメタファーであり、社会派な意味を持つ作品なのです。きっとそう。

ザ・メニュー(2022年製作の映画)

3.5

アニャたそ〜

食べる版ミッドサマーとの声もあるが、この理不尽シニカルは筒井康隆のホラー短編ぽいなと思った。

分かった感じの評論とか、馬鹿みたいに全肯定の信者とかダルいし、客で来てるのに美学の強要さ
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アジョシ(2010年製作の映画)

3.7

ウォン・ビンかっけ〜よ💘
どこにそんな場所あるんだよって感じのノワール要素たっぷりの戦場がツボだった。
敵役もイキリ中高生みたいな髪型がナイス。

君だけが知らない(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

上質なミステリー。まんまと騙されたな〜とあらゆるミスリードに称賛する反面、腑に落ちない点がいくつか。
そもそも、夫のフリする必要あったか?等の疑問が消化できない。
急に感動ルートに持っていくのも、携帯
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牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

3.5

長く長く長かった。
長編の純文学を読み終えた様な気持ち。ボーイミーツガールみたいな軽やかなものではない。
小四が結末に至るまでの経緯は理解できるけども、小明の存在がが摩訶不思議。一体何を考えていたのだ
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犯罪都市 THE ROUNDUP(2022年製作の映画)

4.0

前作より遥に良かった。

スケールアップし、マ・ドンソク一強の前作に比べて、警察パーティの活躍もあって良かった。
ギャグも強化され、チャーミングなマ・ドンソクに、劇場からはクスクス笑う声も多かった。
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哀しき獣(2010年製作の映画)

3.6

獣=強い、凶暴というイメージもあるけど、今作は人間以下の扱いをされている様なニュアンスで感じてしまった。
食事シーンも獣感ある。

ナ・ホンジンは何度も見て欲しいからあえて分かりにくい物語にした様だけ
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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

3.9

本筋とか全く関係ないけどlyrical schoolを今まで聴いてこなかったのが悔しい。ラストは某映画のオマージュ感あり最高🥊

OPのセンス

CURE キュア(1997年製作の映画)

4.3

びっくりする様なお化け屋敷的な演出は全く無いのに超怖い。
恐い動画見た後とか、部屋にゴキブリ出た時みたいな、主観的に恐怖を感じている時の様な画作りと、不穏な音使いが凄い。
終始ジメジメした雰囲気と、淡
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犯罪都市(2017年製作の映画)

3.6

マ・ドンソクムービー。
次回作は合コンに行くシーンも入れてくれ。

RRR(2022年製作の映画)

4.5

とんでもない満足感。3時間ずっとハイテンションリポDミュージルやってる💃
熱すぎて笑うしかなかった🔥🔥🔥

自分がムキムキインド人でないことに劣等感を感じる程の筋肉映画。
だけど脳みそまで筋肉でなく、
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アシュラ(2016年製作の映画)

3.9

劇薬。あんぐりしてしまった。

チョン・ウソンの壊れ方と、カーチェイスシーンがマジで凄い。

悪人伝(2018年製作の映画)

3.7

怖い優しいかっこいい可愛い、いろんなマ・ドンソクが見れた◎

秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

3.6

似てるなと思ったらガチの双子だった。
凄いことが起こっているストーリーに反して、淡々と進む1時間強。
その凄いことに対しても、リアクション薄いところがリアルな子供っぽい。

BGMもほとんどないため、
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いとみち(2020年製作の映画)

3.5

勝手に超サブカルを想像してたけど、平日にやってる青春ドラマみたいだった。

というか、人間椅子って青森県産なんですね。
コロナ的な制約がある中でいろいろタイミング悪いけど、こういったご当地映画はもっと
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悪魔を見た(2010年製作の映画)

4.0

胸糞〜
韓国ノワールに登場する殺人鬼はマジで人外過ぎて、生きていくのが不安になる。

追う側と追われる側の関係は変わらず、イ・ビョンホンの戦闘力に安心感を覚えだし、中盤には 残り時間なにやんすか〜?
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天使の涙 4Kレストア版(1995年製作の映画)

4.7

何が良いのか全く説明出来ないけど、音楽、映像がたまらなく好き

OPの堕落天使がカッコ良すぎたり、大声出すおっさんのホームビデオになんだか感動してしまう。そんな映画。

殺し屋2人のルックスも素敵だし
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2046 4Kレストア版(2004年製作の映画)

3.0

映像は好きだけど、
トニー・レオンがクズいし、高音ストリングスの音楽もあんまり好きになれない。

調べたら欲望の翼とは別の物語らしい。ウォン・カーウァイが言うことなので、その場その場で考えているのかも
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花様年華 4Kレストア版(2000年製作の映画)

3.6

大人映画。
一歩間違えれば官能小説なのに、エロさを感じず終始 品が良い。
それらしき描写も浅く、観客の目からも隠れるような慎ましやかな不倫。

自分的には冗長的に感じて、恋する惑星や天使の涙の方が好み
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ブエノスアイレス 4Kレストア版(1997年製作の映画)

3.7

音楽と映像はもちろんのこと、作中に出てくる部屋や小道具がとても素敵だと思う。

男だの女だのは関係ないが、ウォン・カーウァイ作品は美人画を見る様な気持ちで見ているので、主演2人の荒々しい喧嘩はちょい苦
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猫は逃げた(2021年製作の映画)

3.9

修羅場あり濡れ場ありなのに、邦画特有のシュールさが面白く、見終わったあとも爽やかな気分になれた。
ただ、愛なのに の方が良かった感はちょっとある。

ワタクシ、禁煙中の口寂しさを毎日ハリボーを食べるこ
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8 1/2(1963年製作の映画)

3.0

愛するバンドの旧ロゴが今作のオマージュであり、ライブ当日に午前10時で見れるヤッターで観に行った。

前知識一切無かったこともあり、ナニコレ状態だったが、後続の作品にはすごく影響を与えているんだろうな
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.9

いろいろ考えながら見た映画だった

序盤からアダちゃんに纏わりつく不穏なBGMに、天使か悪魔か感があり、どっちなんだろうと思いつつ、
マジで見たままの羊人間なのか、それともカフカの変身的な比喩表現なの
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恋する惑星 4Kレストア版(1994年製作の映画)

4.4

改めてタイトルのセンス凄いなと思う。
劇場は珍しく満席に近く、見終わった人達の熱量が伝わってきて嬉しかった。
劇場で見たからか記憶してたより音楽良かったし、フェイ・ウォンが何倍も可愛く見えた。短髪と、
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