ジョージ・ルーカスの伝説的なデビュー作にして、代表作。
監視社会の恐ろしさ。
オーウェルの1984の、映画版とでも。
ベトナム戦争の最中だからこそ、描けたか。
今観ても、全く古さを感じさせない。>>続きを読む
オープニングから、さまざまな動物たちが現れる。
セーターを着た犬が、人間とオーバーラップ。まるでセーターを着た女の子のよう。
動物を描いているようで、人間を描いているのですね。
暖かいマンホールで暖>>続きを読む
森の中で、6人の子供たちを育てるお父さん。
狩りから、哲学・宇宙まで教える。
ためらいやすい性教育や、死まで、直接教える姿勢が印象的。
子供たちをおじいちゃんにとられそうになるが。。。
やっぱり実>>続きを読む
2人の天才マジシャンが、女の死を契機に、つばぜり合いを繰り広げる。
落下工作など、結構エゲツない。
最新技術による替え玉。
象徴的な死を招く。
替え玉禁止!
と言いたくなります^_^;
ロシアの怪作・快作。
突然別の星に飛ばされた2人。
異星人とのコミュニケーションを、ユーモラスに描く。
異星人の言語の設定がクール。
「キュー」: 公言可能な最大限の罵倒語
「クー」: その他全て>>続きを読む
余命2ヶ月となった男。
残された人生を、娘と息子とともに生きる。
寄るべない移民達との交流。
抱きしめる娘の鼓動が愛おしい。
夜の天井は幻か。
「イエスとしか言ってはいけないのなら、それが本心かどうやって分かるの?」
「なんじゃこりゃあ」
Yes、としか答えてはいけない団体。
参加した主人公がNoと言うと、周囲からNoの大合唱。爆笑シーン>>続きを読む
生者がいなくなった世界。
街の死体を片付ける男、図書館員の小人デル。
エル・ファニングと、家族にさせられた両親が現れて。
ネガティヴな感情を消すというが。
父 - デル - 女、の間の静かな緊張感>>続きを読む
現代のアメリカにも残る、人々を煽る組織。
白人至上主義団体を描く。
自宅に押し入りカメラを回す太っちょ。
商店を襲い、レジを投げ捨てる。
怒りを再生産し、無関係な若者同士を憎み合わせる。
家族内でも>>続きを読む
「おばあちゃん、きたない言葉使っちゃダメなんだよ」
ロッタちゃんが、とにかくかわいい。
ほおをぷっくりとふくらませ、地団駄を踏む顔もかわいらしい。
子供の目から見た大人達の社会への風刺もチラリ。>>続きを読む
チクチクのセーターを拒否して、あばら屋で1人で住み始めるロッタちゃん。
いつも周りの人たちが助けてくれる。
隣りのおばさん。
お菓子屋の店主。
ロッタちゃんが、活き活きとしていますね。
おこった顔>>続きを読む
父の造り出したビットの世界に入り込んだ主人公。
父の分身により、人工プログラムと対戦させられる。
人工的でシンプルな背景ながら、衣装のアクセントが効いていて美しい。
バイクシーンはテンポ良く疾走>>続きを読む
1973年の作品だが、全く古さを感じさせない。それどころか、今だからこそ多くの人に観てほしい名作。
養蜂家の娘姉妹。
子役の少女が、好奇心やおそれを、見事に純真に演じている。その子を観るだけで、瑞>>続きを読む
セス・ローゲンとシャーリーズ・セロンのありえない恋を描いたおバカ映画。
恥ずかしいシーンを盗撮されても、堂々と貫く2人が格好良い。
権力者を、聴衆の面前で批判するシーンが印象的ですね。
荒廃した地球を守る2人。
スクリーン越しの司令官との対話には、どこか緊張感がつきまとう。
いつも、最高のチームであると言わなければいけない。
常に、ポジティブな物言いを強要される。
実は、、、>>続きを読む
インドの数学の天才ラマヌジャンの栄光と苦悩。
公式=真理が直接頭にひらめいてしまうラマヌジャンに対して、対外的な証明手続きを求める指導教官ハーディ。
内面の真実と、対外的な説明の葛藤を描く。
ラ>>続きを読む
少年時代の映像が瑞々しい。子役の少女が活き活きとしています。
検問所を通過するシーンが印象的。
立場は違っても、より上位の共通の真理があるということか。
ハニ・アブ・アサド監督。前作「オマールの壁>>続きを読む
占領下のパレスチナの恋と友情と、権力との戦い。
全てがウソの下、操られている。
ラスト、権力の元締めと対峙する。
すべての人に必要な姿勢では。
森林消防士の、森林火災との戦いを、若者の成長と絡めて描く。
画面に緊張感があり、主演ジョシュ・ブローリンの存在感もある。
審査官と対峙しても、自らの考えを貫き通すシーンが良いですね。
お役所システムの冷淡さと向き合う、旧い男。
シングルマザーと出会い、直接関わりながら手助けする。
007のダニエル・クレイグではないが、ささやかな英雄と言えるかもしれない。
彼には、少々安っぽい>>続きを読む
人工音により発生した雪崩。
夫のとった行動により、家族の間に軋みが生じる。
夫、妻、子供達の心の動きを表現。
夫のギマンに対し、妻の力強さが印象的。
バスの運転手には任せていられないと、バスを降り>>続きを読む
「チンコを使え!」
「名作が浮かんだ時だけ音を出せ」
悪魔の攻撃を跳ね返す
皮肉、諧謔が効いています。
冒頭のゴチャゴチャした画面にトンデモない駄作かと恐れたが、後半は普通の絵作りに。
駄作のフ>>続きを読む
【道を外した老人の生きざま】
殺人事件の疑いで拘留された息子。
疑いを晴らすために、奔走する母。。。
知恵遅れの息子役をウォンビンが好演。
その息子を守らんがための想いが、道を踏み外し、新たな犠牲>>続きを読む
元人気脚本家が、大学講師となり、教えることに目覚めていく。。。
dead Poet societyや、ジェーン・オースティンなど、
所々にウィットが効いていますね。
映画としてはやや盛り上がりに欠>>続きを読む
ニコラス・ケイジが武器商人に。
どこからどう見ても良い人、Yuri Orluv。
その実、やっていることは虐殺への加担。コワいですね~
そのギャップが妙味。
捜査官のイーサン・ホークと役柄を入れ替>>続きを読む
【画面越し、音声一つで人の生死を左右できるとしたら】
画面越しの一方的な戦争。
ボタン1つで人の生死を決められる。
そこでは、生身の戦場のリアルなフィードバックが失われている。
さらに、上層部から>>続きを読む
【人は不死であってはならない、そのために誰か死ぬのなら】
時間 = お金 = 命、となった近未来。
一極に偏在した時間の奪還を目指す。。。
「トゥルーマン・ショー」のアンドリュー・ニコル監督。
「>>続きを読む
連続殺人犯を、田舎刑事が追う。。。
強権による硬軟混ぜての尋問の構図、コワいですね~
被害者とともに、被疑者にも同情してしまいます(^^;
実る稲穂。
普通の顔をした犯人はいずこに。
漁船が、お金に困って密航者を運ぶことになり。。。
船長役が、存在感がありますね。
頼もしい良い人の匂いを全身から出しながら、船至上主義で人の命も犠牲にする狂気の二面性。
普通の船員達が狂気に染まって>>続きを読む
男女格差解消のために、挑戦状を受けて立つ主人公。
対するボビーの役者っぷりが目立つ。
ゲーム感覚なのか (^^;
ある意味器が大きいと言えるのかも?
エマ・ストーンらしい茶目っ気は封印されています>>続きを読む
酔っ払い運転に巻き込まれ、車イスとなった主人公。
シニカルな漫画を糧に、それでも生きていく。。。
断酒グループのリーダー、うさんくさいですね~
キリスト風の出で立ちで、説教は一見まともだが、ヒッピー>>続きを読む
ソ連の宇宙飛行士と、キューバの無線愛好家。
無線を通じた2人の交流を描く。
上空と地上。
管制にしたがいつつも、温かい友情が。
他の映画にはない、独特の視点がありますね。
オープニングからグエムル現出。
テンポは早いが、中盤はややゆったりか。
愛敬のある主人公。
夕食の妄想シーンなど、欧米の映画にはない味わいも。
韓流映画初心者ですが、もう少し観てみたくなりました。
遠くない未来。
遺伝子診断により、本人の未来があらかじめ決められてしまう時代。
車いすの代表選手に成りすまし、宇宙飛行士を目指す主人公。。。
1997年製作とは思えない、現代的な映画。
美しい画面に>>続きを読む