taylorblazeさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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アップグレード(2018年製作の映画)

3.3

LUCYを久々に観ていたら「アップグレードに似てる」と言われ、鑑賞。
特別な力を手に入れるまでには何か悲惨な経験をしないとだめなのか?(LUCYの場合は自ら手に入れたわけではないですが)というほどこち
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アメリカン・ヒストリーX(1998年製作の映画)

3.7

「評決のとき」と同様、BLM運動への理解を深めるべく視聴。
エドワード・ファーロングが美しい。何をしても美。どこにいても美。

白人至上主義についてをとてもわかりやすく描いているわけですが、
知ってお
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評決のとき(1996年製作の映画)

4.0

若いマコノヒー、とぅるっとぅる。
「娘を酷い目に合わせた犯人を父親が銃殺する」というストーリーラインとそのシーンには見覚えがあるものの、それがどの映画なのかは分からないまま大人になりましたが、
BLM
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アバター(2009年製作の映画)

4.4

公開当時、このジャンルの映画をあまり観ない上に、ヒットした映画を頑なに見ようとしないタイプの厨二だったのですが、
観るタイミングを失ったまま10年以上が経過していました。

個人的には10年って結構な
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僕のミッシー(2020年製作の映画)

2.5

ミッシーで笑えるかどうかで大きく分かれる作品。
ミッシーをハワイに連れて行く下りで「いや断れよ!!」と誰もが思いますが、そこはコメディによくあるご都合なので無視するにしても、
とにかくミッシーがぶっ飛
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デンジャラス・ライ(2020年製作の映画)

3.2

実際、もうどうしようもないほど生活が苦しい中でうまい話が舞い込んできたら、悪魔の囁きに負けてしまうんだろうか。
バレたらどうしよう・・とか、バレた後のことを考えたら怖くて好き勝手できなさそうな気もする
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天使と悪魔(2009年製作の映画)

3.5

イルミナティやヴァチカンを含む、この手の歴史が好きな人にはたまらないだろうなぁ、な作品。
知識があればあるほど面白く感じられると思いますが、
残念ながら私にはその知識がないので、厨二心をくすぐられるく
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Diner ダイナー(2019年製作の映画)

1.0

原作はきっと面白いんだろうな、設定が邦画にハマりづらいっていうのもあるんだろうな、を加味しても面白くない。
美しい者達のコスプレ劇場。たまに何言ってるかわからない。
「子供っぽい見た目」なのにどこから
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タイラー・レイク -命の奪還-(2020年製作の映画)

3.5

ただただクリヘムがかっこいい作品。
黙ってても戦ってても何しててもかっこいい。
アクションもなかなかの迫力。使用人になりたい。
あまりカバンとか持ちそうにないですが、カバン持ちになりたい。

長回しが
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CURED キュアード(2017年製作の映画)

3.0

普段はゾンビ映画を観ないので、「回復者」という存在が新鮮だったんですが、
設定としては珍しいんでしょうか。それともよく見られるものものなんでしょうか。
人を食べた記憶を残したまま自宅に戻るというのもな
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セルジオ: 世界を救うために戦った男(2019年製作の映画)

2.0

伝えたいことは分かるけど、キャッキャウフフな恋愛面が大幅に押し出され過ぎて、チンタラしたストーリー展開に感じました。
政治が切っても切り離せないテーマなだけに、キャッキャウフフの尺がこれだけ長い(その
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.2

フォンブース(シチュエーションが似てるので)と同様に、短時間で集中して観られる一本。
色々な方向から物事を見ないといけないなと改めて思いました。
一方的に電話をぶった切ったりしてるけどそれはいいの・・
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最高に素晴らしいこと(2020年製作の映画)

3.4

淡々としていながらじわじわと余韻が残る、とても綺麗な作品。
突然いなくなってしまう喪失感、
表面からは見えない人の心の痛みが繊細に描かれていました。
原作は小説だそうですが、きっと読後感の強い一冊なん
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アンカット・ダイヤモンド(2019年製作の映画)

4.5

とにかくアダム・サンドラーの胡散臭さが絶妙だし、ギリギリのラインを何とか歩く様子に終始ハラハラする。
オパールを売って金儲けする135分。
そんなたった1つのテーマながら、それを感じさせないくらいスピ
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.4

ホラーが苦手なので、ポスター&タイトルだけで判断するとまず避けてたであろう作品ですが、
蓋を開けてみれば評判通り。怖いのはちょっと・・な人にも安心の内容でした。
特に、ループが始まってからはコメディ感
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マスク(1994年製作の映画)

3.8

子供の頃以来、もはや何年振りかもわからないくらい久々に鑑賞。
今でも余裕で面白い。
90年代映画の勢いが前面に溢れていて元気をもらえる。
この時代にありがちな、やたらと活躍する犬。
作品の向こう側に見
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ナンシー(2018年製作の映画)

3.1

とても引き込まれるのに、急にガクッと落とされる。
こういう系(うまく表現できない)の作品には多いことなのでそれほど残念ではないですが、
もう少し何かあれば更に面白くなっていた気がします。

Andre
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

4.1

邦題が秀逸。
記憶に残り続けるかどうかは生きていても同じで、
誰かの記憶から消えた時、思い出されることがなくなった時、
自分はその人の中から居なくなって、死んだも同然の存在になるんだなぁとしみじみして
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ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

3.3

セットはもちろんのこと、急に挿入される不穏な効果音などなど至る所にリスペクトが見られますが、
あのシャイニングの続編!と意気込んで見るよりかは、別物として捉えた方が楽しめるかなと思いました。
先にシャ
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アナと雪の女王2(2019年製作の映画)

3.7

超特大ヒットorロングランをかました映画の続編は「まぁこんなもんか」と思わされることが多い中、
そうはさせるかい!!!という製作陣の気合いが存分に感じられる良作でした。
オラフ劇場も含め、自分達で前作
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ジャックは一体何をした?(2017年製作の映画)

3.6

去年の夏にリンチの展示品を見に行きましたが、
映像でも絵画でも写真でも一貫とした独自の世界観は流石。
一定の映像の繰り返しを使って映し出される猿。
急に歌い出す猿。(しかも2曲入りCDが$10で発売予
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KUBO/クボ 二本の弦の秘密(2016年製作の映画)

3.2

これがストップモーションだとはなかなか気付かない。
写真のようなリアルな絵みたいに、技術と根気が物を言う表現方法だなと思います。
エンドロールでチラッと見せていた作業風景を見てると、ストップモーション
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.9

個人的に、完全ノーカットと言われると「ビクトリア」が浮かぶため、
アカデミー受賞作品はノーカットに生じる問題をどうクリアしたんだろう・・と思いながら観に行ったら、「ノーカット風」の作品でした。
どこぞ
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コンテイジョン(2011年製作の映画)

3.2

医療英単語、全然知らないんだな・・と自分でヘコんでしまった。外国語って難しいし幅が広い。

ここまで感染度が高いとなると、過剰に反応しても仕方がないですよね。
あくまでも、最悪のケースを想定しているわ
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レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

3.5

会話劇がひたすら心地良い作品。
タランティーノ作品に共通することでもありますが、
このテンポの良さと爽快さを忠実に日本語に落とし込むのはなかなか難しいし、翻訳者泣かせだなぁ・・と思います。
Mr. P
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.2

日本で言う、世にも奇妙な物語的な。
Netflixで言う、Black Mirror的な。不自然で不気味なお話でした。
初っ端から失礼の数々だし、普通はすぐ帰るもんじゃないの?と思っていたところに次々と
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メッセージ(2016年製作の映画)

3.4

夢で何回も見たような気がする景色や感覚。
だけど、本当に夢で見たのか、それとも過去に同じことがあったのか、どちらかは分からない。
この謎の感覚も、この作品のテーマとなっている概念が生み出しているものの
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ダーリンは外国人(2010年製作の映画)

3.1

外国人のダーリンに勧められてダーリンは外国人を観る私。
原作があるのは知っているけど未読です。

原作には付き合うまでの細かい流れもあったんだと思いますが、
それを全部すっ飛ばして、付き合いました!両
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スキャンダル(2019年製作の映画)

3.8

ギャガさんの最速試写会にて鑑賞。
思っていたよりもしっかりとハラスメントにメスを入れられている、というのが第一印象で、色々な意見が聞けそうな作品でした。
特に意見が分かれるのは、男性と女性、実際に何か
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.6

ストーリーを展開させるには仕方ないとは言え、
何で宴会しちゃうかね?何で招き入れちゃうかね?と色々とモヤモヤは残りますが、
物理的な高低差ではっきりと分けられた貧富には胸が痛みました。
食事中にも関わ
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キャッツ(2019年製作の映画)

4.0

ジャパンプレミア試写会(吹替上映)で鑑賞。
普段映画を吹替で観ることはないですし、前評判が散々だったこともあり全く期待せずに行ったのですが、
蓋を開けてみればとても良くできたミュージカル映画でした。
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運び屋(2018年製作の映画)

3.5

アールが育てていたデイリリー、蕾はたくさん付けるのに、そのひとつひとつは1日だけしか咲かないんですね。
なんて儚い花を育ててたんだろう。

レオ・シャープと年齢も近いクリント・イーストウッドですが、
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

5.0

終始コミカルでありながら、戦争の恐ろしさ、
そして、それに子供を巻き込むということ、人種で人を差別することはどういうことなのかをしっかりと描いた作品。
タイカ・ワイティティのヒトラーはジョジョの頭の中
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

4.5

153分なのにそれを感じさせず、終始飽きさせないくらい描写がしっかりしていて、本当にワクワクする。
マイルズとシェルビー、権力の渦巻くフォード社、癖の強いフェラーリ社など、とても分かりやすい構図かつバ
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アナと雪の女王(2013年製作の映画)

4.2

全く観たことがないくせに歌だけはそれなりに知っていて歌ったりしていたんですが、
「(観たことないから)歌声に心が込もってない」
「それどのシーンでどんな感情で歌ってるか知らないでしょ」
と言われ、図星
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

3.4

パラレルワールドのような、同じ世界観を持っているものの1〜6とは完全に分離されているスターウォーズとしてなら、
昔からのファンも含めて多くの人に受け入れられてもらえるものだったと思う。
新世代ですよ、
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