ていていさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ていてい

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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.0

親子で鑑賞。子ども時代スーファミやゲームボーイで遊んでた世界が立体感躍動感溢れる映像で何十倍もの大画面で見られる時がくるなんて。大人になりすっかりゲームから離れていたにも関わらずシーンやキャラ、音楽は>>続きを読む

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.9

面白かった!先が読めそうで読めない展開が新鮮。アカデミーがこの脚本を評価したのは意外だったけど近年の多様性に富んだ作品が評価される傾向の一環かな。
キャリーマリガンの演技は相変わらず素晴らしいし、メイ
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AIR/エア(2023年製作の映画)

4.0

マッドデイモン✖️ベンアフのタック、エアジョーダン誕生秘話ときたら見ないわけにはいかず。映画館逃したと思ってたらあっという間にアマプラで放映スタートしたのでさっそく鑑賞。
誰が見ても理解しやすいわかり
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2ハート/命という名の贈りもの(2020年製作の映画)

3.9

ジェイコブお目当てで普通のラブロマンス系かと思って見たら思いの外ストレートなヒューマンドラマでしっかり泣かされてしまった。
配役もストーリー構成もとても良く、臓器移植の賛否に対する問題提起作品でもあり
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モダンライフ・イズ・ラビッシュ ~ロンドンの泣き虫ギタリスト~(2017年製作の映画)

3.5

自分含めUKロック好きな人はあらすじ見たらまぁ見るよね。blurきっかけで出会うカップルとかUKロックオンパレードな映画必至やん、と。
The libertinesとかstereophonicsとかイ
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幻滅(2021年製作の映画)

4.0

面白かった!
古典文学の堅苦しい話か貴族と庶民のありきたりな恋愛ものかと思っていたら全然違う、しっかりとした社会派。
田舎から出てきた貧しい青年が成功を収め、そして転落するまで、まさに『幻滅』の人生を
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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

4.0

おもしろい!
間違いなく時代を超えた不朽の名作!
イレイザーヘッド見た時に感じた独特の恐怖と、トレインスポッティング見た時に感じた独特のスリルとワクワク感。
ホラーは苦手だけどオカルトは好き。
自分の
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ミナリ(2020年製作の映画)

3.6

自分好みのミニシアター系映画だけどアカデミー賞にノミネートされるタイプの映画かは…?正直なところA24やブラピのお力添えもあるのかなと思ってしまった。。
俳優としては派手なタイプを演じてきたブラピが制
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カモン カモン(2021年製作の映画)

4.0

A24のセンス光る心温まる良作。
A24の作品はどのシーンを切り取っても絵になるし、観る人の心に静かに寄り添って強く訴えず優しく諭してくれる感じが好きだし、色使いやタイトルなどの字体、挿入曲のセンスま
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

4.1

映画愛、家族愛に溢れたとても優しい作品。スピルバーグの幼少・青年期の思い出をそのまま包み隠さず映画にした私的作品(エンドロールに両親に捧げると載っているし)なのだけどその中に大切な教えが沢山あり、夢を>>続きを読む

ドリームプラン(2021年製作の映画)

4.0

「世界最強テニス姉妹」「そんな2人をすごいプラン立てて世界一に導いたワンマン偏屈オヤジ」という知識だけで鑑賞。
とても良い映画だった。
☑︎『King Richard』のタイトル通り、父親が強く、父目
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ハニーボーイ(2019年製作の映画)

3.4

主演キャスト3人(特にノア)が好きで見たけど内容は個人的な物語というか観衆受けを狙わない作品。過去の出来事を淡々と描いている感じで伝えたいことが不明瞭。幼少期の辛い経験でPTSDになった人の更生がテー>>続きを読む

ノーザン・ソウル(2014年製作の映画)

3.8

アマプラ、UK音楽系映画をたくさん配信してくれてるので片っ端から鑑賞中。
おもしろかったです。
挿入歌はタイトル通りノーザソウルの曲ばかり。いかに主人公の頭の中がノーザンソウル一色だったかと言うことが
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ビューティフル・ボーイ(2018年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

依存症の映画ってその患う主人公だけフォーカスがあたっていて集会のシーンが多く精神論で語り続けてちょっと退屈なものが多い印象だけど、本作は目線が父親で、患う息子と父、元妻、今妻をはじめとする家族との一応>>続きを読む

遠い空の向こうに(1999年製作の映画)

4.2

こんな名作があったの知らなかった。
好きなことにしか興味がなく没頭すると周りが見えなくなる我が子。
ついつい親の都合や規則正しい生活を送らせるためにその集中を遮ってしまうことがあるのだが、改めなければ
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ドント・ウォーリー(2018年製作の映画)

3.5

ガスヴァンサントの映画は初期作品から見ているせいか一応観ておかなければという半分義務感にかられて見てしまう。
さらには好きな俳優ばかりだし見るよね。
ジョンの半生が描かれているんだけど、アルコール依存
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女は女である(1961年製作の映画)

4.0

追悼の意を込めて未鑑賞だった本作を観た。ゴダール、人物的には一癖二癖あるのかもしれないが、だからこその唯一無二の作風。
たくさんの独特で新しい手法が取り入れられていて公開から60年経った今でも新鮮でお
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幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)

4.5

大好きな北欧映画でまたもや秀作に出会ってしまった。
最愛の妻の死によって凍りついてしまったオーヴェの心に土足でズカズカ入り氷を溶かしていくパルヴァネとのやりとりがなんとも心温かく、温かい涙が何度も出た
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.5

以前『エール』を観たことがあったのでレンタルになるまで待っていてようやく鑑賞。文句なしの作品賞受賞。
最近多い伏線回収とか長回し撮影とかの工夫は無く、とにかく『家族愛』一本でどストレートに勝負するシン
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