abdmさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

abdm

abdm

映画(2510)
ドラマ(18)
アニメ(0)

BLUE/ブルー(2021年製作の映画)

3.5

途中まではめちゃくちゃ良かった!
これは…!ってなってたのに急に漫画チックなチープ演出と薄寒いカットバック回想の連続で急に冷めた

愛しのアイリーン(2018年製作の映画)

3.5

これまでの吉田監督の作品であったギャグ全く笑えたことなかったけど今作はずっと笑ってた。のとアイリーン…大好き。

猿の惑星:新世紀(ライジング)(2014年製作の映画)

3.0

悲しそうなシーザーさん。
ラストこれでエイプたちも全滅っ!!と息巻いてた作戦が言うほどそこまで致命的でなかったのも悲しい。
誰しもが憎しみを打ち殺せないよと言う話。
あとはサル西部劇がやりたかったんだ
>>続きを読む

猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)(2017年製作の映画)

3.0

思ったほどあっけない猿の惑星化だったな。
奴隷化は良かったが、大佐が割と冷酷でもなかったのと脱獄方法が古風で面白い。
というか酷い。

007 スカイフォール(2012年製作の映画)

3.0

冒頭、味方に撃たれて萎えて隠遁生活ボンド可愛い。
そしてオープニングムービーが幻想的でカッコ良い。

犬猿(2017年製作の映画)

3.0

色々思うことがあるけど、
結局そーなんだよねで締めてくれてよかった!
終わりよければすべてよし!とはならないまでも観終わった後は良い気分になれる。

ニッチェ近藤と窪田正孝の話だけやたら力入ってる感じ
>>続きを読む

メリちん(2006年製作の映画)

3.0

久々に帰ってきたいじめっ子の同級生(本人は自覚なし)と再開する幼馴染の2人。
この3人の気まずさがひしひしと伝わってきて妙な居心地の悪さを感じつつ、誰しもが感じたことある微妙な気持ちなのでやけに感情移
>>続きを読む

ピンポン THE ANIMATION(2014年製作の映画)

3.0

湯浅監督の手元から映す俯瞰画が最高で大好きだと改めて思った11話。
ピンポン自体あまり好きではない話。

さんかく(2010年製作の映画)

3.5

なかなかキツめの三角関係。
ここまでどの作品群もAVさながらの設定なのか妙に世界観の理解が早い笑
そしてここら辺から粗削り感はなくなりどこに出してもしっかり物語でドン引きされる吉田監督印がついた作品に
>>続きを読む

銀の匙 Silver Spoon(2013年製作の映画)

1.0

幸せそうなことがあって幸せそうな顔して幸せ〜って言うのがあり得ない。
見りゃわかるし、吹き出しを全てセリフで言っちゃってるヤバい映画。
キャラクターも悪い意味で漫画的。浮すぎ。
よう全部見たわと自分を
>>続きを読む

麦子さんと(2013年製作の映画)

2.0

堀北真希を色んな角度から堪能映画。
反抗期が抜けて猛省する話。
なにやら今までと違う感じがしたので不思議に思ったが、監督が母親に対して同じことを思ってたらしい。
すごいストレート。

ザ・コミットメンツ(1991年製作の映画)

5.0

音楽やってる以外ではとりわけ仲が悪すぎるバンドメンツ。
全員癖があり全員愛おしい。
そしてソウル音楽が何より最高。

キックハート(2012年製作の映画)

4.0

マインドゲームの好きなところがぎゅっとなった短編。

ザ・マスター(2012年製作の映画)

4.0

自分が持ってないものを持つ者に憧れを抱き、酔狂し、後を追う。
しかし自分の生きる世界の狭さに気付き殻を破っていく。
説明描写が一切ないので場面が変わるごとに自分で整理し直す必要がある。
だからめっちゃ
>>続きを読む

なま夏(2005年製作の映画)

2.5

前半痴漢モノ、後半寝取られモノ。
人間の二面性が〜とか暗部が〜とか言いたいがむしろ恥ずかしくなる。
基本めっちゃ面白くないがちょくちょく笑ってしまう面白シーンがあったので観て損はしてない気がする。

机のなかみ(2006年製作の映画)

2.0

前作が完全に加害者からの一方的な目線で描かれていたのに対して今作は達観した二者のすれ違い勘違い恋模様を描く。
いい感じの気持ち悪い男描写は後のヒメアノ〜ルに繋がる部分はあったがいかんせん誰か2人が話し
>>続きを読む

アンジェラの灰(1999年製作の映画)

3.0

ちょくちょく挟まれる劇中歌がいいのと年代の移り変わりが自然すぎて震えた。

さがす(2022年製作の映画)

3.0

登場人物は大きく3人で同じ時間を1人ずつ描いていく。
前半は失踪した父親を探す娘と中途半端に寄り添って偽善丸出しの周囲の人々の関係性。
これは前作で兄弟の父親ぶった兄弟の友人と重なる胸糞な居心地の悪さ
>>続きを読む

パプリカ(2006年製作の映画)

2.5

またもや現実と逃避としてのファンタジーが主題となった物語。
今作は東京ゴッドファーザーズの細かいアニメ演出をよりブラシュアップした画作りが多い面、今敏らしさが少なめな気がする。
特に仕事一筋な隙のない
>>続きを読む

ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

2.5

PTAには珍しくロンドンが舞台。
ウェイトレスのシンデレラストーリーかと思いきや、極度のマザコンおじさん攻略ゲーだった。
そして攻略されていくおじさんの脱母親と異常な恋愛関係に陥る変態ラブストーリーで
>>続きを読む

パーマネント野ばら(2010年製作の映画)

3.0

男運のない地元のいつメン女子の話だと思ってのんびり観ていると急にゾッとする。
その一つの分岐点で全ての人、出来事の見え方が180度変わるところは流石吉田監督。
小池栄子がハマり役で彼女が出てくるシーン
>>続きを読む

紙の月(2014年製作の映画)

3.5

我を封印してる宮沢りえ
その彼女の脇を支えるのは職場に1人はいる融通のない小林聡美と自由奔放欲望のままに生きる大島優子。
三角関係というよりはこの真逆の2人の間で揺れている主人公という位置付け。
一つ
>>続きを読む

美しい星(2017年製作の映画)

2.5

三島由紀夫の名著を吉田大八が映画化。
相変わらず一つ一つのディテールが細くてそれだけでボケ〜っと観れて思考停止してしまうぐらい。
話自体は色々考えてはみたがよく分からんあたり、自分は人間なんだなと実感
>>続きを読む

クヒオ大佐(2009年製作の映画)

3.5

基本的に胡散臭い誇張した言い回しや姿形は特別面白いとは思わなく、最後まで何となくペラペラコメディとして観てたがクヒオ大佐の過去話が個人的にめっちゃ良かった。
そこでこれまでのコメディブロックもペラペラ
>>続きを読む

スマイル(2022年製作の映画)

3.0

前半の掴みはゾッとするものがあって良かったが、中盤からクライマックスにかけての謎解き部分はほとんど夢オチのジャンプスケアばっかりで話が頭に入らないしはっきり言うと退屈。長い。
伝播する呪いの元が物理怪
>>続きを読む

羊の木(2018年製作の映画)

2.5

今作の松田龍平は個人的には魅力を感じなかった。そのまんま過ぎて。
床屋コンビとクリーニングコンビが幸せになってくれればそれで良い。
主人公の話もどうでもいい。

岬の兄妹(2018年製作の映画)

3.5

なんかこれ観ると最近流行りの「トー横キッズ」を思い出すよ。
どちらも味方と言える人が居なく、体を売ってその日暮らしをするのが精一杯でいつしか見た夢もとうの昔に諦めている。そして生活保護やら障害者手当な
>>続きを読む

インヒアレント・ヴァイス(2014年製作の映画)

3.5

これまたブギーナイツと同じように時代の移り変わりによって進む者と取り残されていく者を現した作品。
ブギーナイツはポルノ業界のなんでもできた70年代と80年代になって落ちぶれていくも希望を見出す者、また
>>続きを読む

いますぐ抱きしめたい(1988年製作の映画)

2.5

猫に何かを無理やり飲ませてるところに嫌悪感が走る。
しっかり痛めつけてくれたので良かったがあの猫は元気にしてるのかな?

ゼア・ウィル・ビー・ブラッド(2007年製作の映画)

3.5

主人公は商売のためなら文字通り子供も捨てる、常に物事を自分中心の天秤で図り利益を得ていく冷酷だが仕事においてはかなりの秀才。そんな所謂資本主義の権化とも言うべき主人公の破滅を描いた今作。
そして今作も
>>続きを読む

アンテベラム(2020年製作の映画)

4.0

いきなりゴリゴリ奴隷制度が敷かれた南部の村で逃げ出す黒人を銃殺するシーンから始まるので、その怨念屈辱を持った悪霊だかなんかが現代に出てくるJP映画でどこか観たことある根深い黒人差別に纏わるスリラーなの>>続きを読む

ミシシッピー・バーニング(1988年製作の映画)

3.0

黒人差別をエンタメに昇華した社会派ドラマ。そもそもFBIは公民権運動には非協力的だったと聞いたことがあるため物語自体に少々ご都合主義なのは否めないが、ウィレムデフォーが今の姿とは想像つかないぐらい堅い>>続きを読む

ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

2.5

何でも壊せばいいってもんじゃないぞ。
ここまで破壊衝動に駆られてるのかと、なにか勘ぐりたくなるぐらい。
速攻でトリック見抜くところは最高だったが肝心の本編は拍子抜け。

パンチドランク・ラブ(2002年製作の映画)

3.0

家具屋に殴り込むイカれた主人公。
常日頃姉たちの圧を喰らい女性不信になってる、いわゆるミソジニスト。
今作はそんな主人公の遅咲きの恋愛模様を描いたモノだが、情緒不安定で奥手なのかと思いきや急にキレだす
>>続きを読む

マグノリア(1999年製作の映画)

3.5

PTAの群像劇としては一種完成系に近い超豪華キャストな今作。
クライマックスの度肝抜かれる衝撃の出来事は多少無理矢理感はあったにしろ、その出来事により変わっていく人々。
歌で全員が繋がるところのカタル
>>続きを読む

ブギーナイツ(1997年製作の映画)

3.5

ポルノ業界の移り変わりををこんな壮大なモノに仕立て上げるとは!!
魅力的なキャラクターが多く、それを一つの結末に向けて進んでいく整理された脚本が見事でPTA作品の群像劇の中では1番観やすい方なのでは?
>>続きを読む