このレビューはネタバレを含みます
年寄りモノという理由でレンタルしてみた。
かつてはヤンチャだった少女も30年の苦労と引き換えに得た物が、体力の衰えや意固地さといったキャンディキャンディからイライザの出来損ないみたいな感じになった。アンソニーみたいな優しい若者もでてくるしスコットランドだし。
リアルな老人と心の成長を描きたかったのかと思うがどうなんだろう。
登山の動機も薄暗さと憧憬と入り混じった玉虫色みたいな様相。
周囲も微妙なラインで嫌な人ばかりに感じて、それもどうなんだろうと思った。
好みでいうと「100歳の華麗なる冒険」みたいな我が道をガンガン進んでくみたいなのの方が良かったな。
因みにスイルベン山の標高は731mとか。
グレーディングはどうなんだろう。