尿道流れ者さんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

尿道流れ者

尿道流れ者

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薔薇の葬列(1969年製作の映画)

2.5

この映画でしか観ることのできないような映像表現が満載。作品中にインタビューあり、淀川長治の解説ありの自由な感じ。ピーターもかわいい。ただ、哲学的な感じが面倒くさいし、あまり面白くもない。

ソナチネ(1993年製作の映画)

4.3

ヤクザの夏休み。楽しいが終わる時が来る。切ない気持ちになる。相撲のシーンは最高。

ピンク・フラミンゴ(1972年製作の映画)

2.5

明るく下品な映画。出るもん出てて潔い。怖いもの見たさでみるもので、コメディとしての笑いとはまた別のところにある。

息もできない(2008年製作の映画)

4.5

息もできないが言葉にもできないくらい色んな感情が詰まった熱く素晴らしい映画。話も演出もベタだとは思うが、どうしようもなく心が揺さぶられるし、泣ける。お互いの過去や現状を明かさないのも良いなー。分かりあ>>続きを読む

コラテラル(2004年製作の映画)

2.0

よく今まで殺し屋やってこれたなってくらいダメな殺し屋だった。

腑抜けども、悲しみの愛を見せろ(2007年製作の映画)

3.0

呪みちるファンとしては見逃せない作品。サトエリがエロ情けなくて凄く好きになった。ただ、家族の中で兄だけが見れば見るほど嫌いになって、あまり楽しみきれなかった。家族の中で互いに持つ負の感情を各々の形で発>>続きを読む

“教授”と呼ばれた男(1986年製作の映画)

2.5

冷酷で知的で切れやすいマフィアの話。長くて地味な場面が多いのがちょっとキツイ。

変態村(2004年製作の映画)

2.0

変態というかちょっと危ないやつらって感じ。ただのホラーじゃんこれっ!って思ったら、原題には変態なんて一言も入ってないようで・・・騙されたっ!

ブロンソン(2008年製作の映画)

4.2

ブロンソンかわいいー。無軌道なブロンソンと過剰な映像表現。ここぞという時には全裸になるが、毎回抑え込まれる中途半端さ。なんか凄く良い。ブロンソンは有名になりたくて暴れまわるが、何か野心や要求があるかと>>続きを読む

裏窓(1954年製作の映画)

3.8

覗き見をしたくなることの罪深さ。穏やかで丁寧なサスペンス。さすが巨匠です。

テキサス・チェーンソー ビギニング(2006年製作の映画)

3.5

えげつない系の王道。映画におけるチェーンソーの正しい使い方満載。

黒い家(1999年製作の映画)

3.5

照明が色んな色で点くのがあざやかで素敵。ボウリングの玉やバイブなど笑っちゃうところもあって面白い。嫌な感じの怖さが人や物から出ていて怖い。精神分析をする大学教授が屑人間の匂いがぷんぷんしていて、あいつ>>続きを読む

ザ・ショートフィルム・オブ・デイヴィッド・リンチ(2002年製作の映画)

3.8

リンチの世界は昔から怖かっこいい!映像もミニマルな物から物語のあるものまで様々で楽しめる。

仁義なき戦い 広島死闘篇(1973年製作の映画)

4.8

僕にとって最高の青春映画。愛も恩も裏切ることができず、ただただ翻弄されていく一人の元軍国少年。国を守るという大義を果たすことができず、新たにできた守るべきもののため必死に生きていく。熱い思いが大きな暴>>続きを読む

仁義なき戦い(1973年製作の映画)

4.5

この映画はただのヤクザ同士の殺し合いではない。守るべき仁義も、果たすべき義理も意味がなくなってしまった社会で、それでもかすかに残る守らなくてはいけない自分自身や思いのために闘わなくてはならなくなった男>>続きを読む

ジャンケン戦争(1971年製作の映画)

2.0

意図は感じるけどあまり面白いものではなかった。

地下幻燈劇画 少女椿(1992年製作の映画)

3.8

漫画のアニメ化でこんなに違和感の無いものは初めて観た。漫画がアニメになると、モノクロからカラーになるせいで、線や造形の美しさがぼやけることがあるが、そういったものは感じなかったし、音がまたさらに異質な>>続きを読む

狂い咲きサンダーロード(1980年製作の映画)

3.5

外国映画のような派手なバイクアクションや広く長い道を駆け抜けていく疾走感は日本では出せないだろうが、心が無軌道に暴走していくあやうさや窮屈さは日本のような街並みではないと撮れないと思った。

太陽を盗んだ男(1979年製作の映画)

3.8

コメディ要素たっぷりのカルトアクション映画。原爆を持ち、一個人でありながらも一つの国家として主張するが、特に何か目標や野望があるわけではない。そんな姿に哀愁がある。何もしないまま終わるのはつまらないか>>続きを読む

ビートルズ/イエロー・サブマリン(1968年製作の映画)

3.6

サイケデリック文化を象徴する映像とメッセージ。ルーシーインザスカイのアニメーションは格別。

ライアー ライアー(1997年製作の映画)

3.8

さすがのジム・キャリー。笑いっぱなしだが、最後はうるっときちゃう。おかげで子供のときから定期的に観ている。

奇人たちの晩餐会(1998年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

奇人という奇人はおらず、意外と直球なコメディ。笑えるところは笑えて、最後は綺麗に終わる。イライラしている時には最悪の映画かもしれないが。

ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ(1990年製作の映画)

4.2

コメディとしての面白さもあるが、映画としての面白い発想もあって何重にも面白さが詰まっている。また、その奇抜な発想がこわさにもなっていて、観ていてあきない。最高。

不滅の恋/ベートーヴェン(1994年製作の映画)

3.8

初めて観るベートーベンの姿に驚きつつも心が揺れ動く。恋や息子との関係など、音楽の才能があるがゆえのハンディキャップの重さが邪魔をしてうまくいかない。伝記物として、その人の生涯を振り返るだけではない、異>>続きを読む

ザ・マジックアワー(2008年製作の映画)

2.5

なんか面白いようで面白くない。面白い物だと思って観ているから駄目なのか、笑えずに悪いところばっかり目についてしまう。

告白(2010年製作の映画)

2.5

映像がとても凝っていて綺麗だったが、長い長いPVを観ているような感じで疲れる。話も面白いことには面白いが、若干映像の迫力ありきな感じがする。

亀は意外と速く泳ぐ(2005年製作の映画)

3.0

ほんとにくだらない笑いがつまっている。オーザックを車で踏むシーンは、コメディ映画で一番笑ったし心に残っている。

武士の家計簿(2010年製作の映画)

2.5

武士の家庭的な一面をコメディタッチで描いた作品と勝手に勘違いしてたから失敗。せっかく面白い題材でやってるのだから、変に重いテーマとか入れずに、徹底的に生活を描いて欲しかった。

アポカリプト(2006年製作の映画)

3.8

残虐な描写は多いが、爽快感のあるアクション映画。マヤ族の儀式によって悲劇の運命をとげた部族の男がひたすら逃げるが、最後にスペイン人がマヤに訪れ、さらに過酷な運命が待っていることを想像させる。暴力の歴史>>続きを読む

ドライヴ(2011年製作の映画)

4.9

ネオンに消えていく一人の男の静かな愛と夢。物語は語られないまま、登場人物の気持ちも語られないまま淡々と全てが破滅していく。台詞の少ない映画だが、表情や演出、音楽が雄弁にそこにある思いを熱く語りかけてく>>続きを読む

ライフ・オブ・デビッド・ゲイル(2003年製作の映画)

3.5

サスペンスとして面白いし、最後には驚かされる。問題提起は分かるが、そこまでやると何か違う問題にもならない?と疑問に思った。切ないラストだが、利己的な選択にも見えた。

真実の行方(1996年製作の映画)

3.5

ノートン先生のデビュー作。物語としては後味の悪い部類だが、ノートン先生の凄すぎる演技でどうでも良くなる。面白かった。

25時(2002年製作の映画)

2.5

悪い事したら当然捕まるし、極刑じゃないなら出てこれるし、そんなに悲壮感出されてもなと思った。親子の愛にはよわいから泣いちゃったけど。

ブルーベルベット(1986年製作の映画)

3.5

野原に落ちている耳やオカマに怖い変態など雰囲気はあったが、そこからさらに上をいく衝撃は感じられなかった。主人公の好奇心も分かるようで分からないし、濃厚なリンチ節は無かった。異様な雰囲気のサスペンスとし>>続きを読む

キック・アス(2010年製作の映画)

3.5

クロエちゃんの可愛さと格好良さが最高。あの親子のスピンオフを見てみたい。アメリカっぽいギャグでテンポ良くはじまり、クロエちゃんでもっていく。今世に出てるヒーロー物を逆手にとるような作りで、CGを多く使>>続きを読む