その他さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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Beau(原題)(2011年製作の映画)

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物失くした時の脳みそに穴空いたみたいな感覚めちゃくちゃ苦手で思考も体も固まってしまうんだけどここまで活発にパニックになれるのそれはそれで羨ましい気もするな

小林賢太郎プロデュース公演 「LENS」(2005年製作の映画)

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映画でないのにいいのか?いいのか。大学入って演劇サークル入って自我がやわやわな人間同士、些末な問題にいちいち辛くなったお手本のような黒歴史の発端の発端の発端になった作品だ。お陰で小林賢太郎のことは好き>>続きを読む

事の次第(1987年製作の映画)

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画質の悪さも相まってダークウェブ版ピタゴラスイッチみたいなことの次第、なのになぜだかこっちの方が随分心地よさを感じた。結局、ものが燃えてる様はめちゃくちゃ面白い。

ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)

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少年の姿をした男の性欲を謎めいた優しいお姉さんがよしよししてあげる話以上の何者でもなくて端的に気持ち悪かった。お姉さんを「お姉さん」でも「おっぱい」でもない呼び方で呼べたらよかったのにね。性的対象の発>>続きを読む

名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

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ポケモンっていうよりPokémonだしディズニーチャンネルの実写ヒーロードラマみたいな軽さだけどでもでもこの世界めちゃくちゃ最高じゃん!!!!ポケモンと共存する社会とやらが所詮ポケモンが人間のためのお>>続きを読む

シンプル・フェイバー(2018年製作の映画)

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3P版ゴーン・ガールと聴いて鑑賞したけど思いの外さくっとしていてそういえばアナ・ケンドリックって本人一見クールそうな美人なのにそこにいると空気丸ごとコミカルにしちゃう不思議な女優だなと思った

BLACKPINK ライトアップ・ザ・スカイ(2020年製作の映画)

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「先が見えなくても1日14時間の練習を数年単位で継続する」上で勝ち取った成功は確かに眩しく励みになるけど、それでも女性アイドルはいつか期限切れが来ること、大半の曲はプロデュースされたもので彼女ら自身が>>続きを読む

玉城ティナは夢想する(2017年製作の映画)

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幼さゆえのズタズタの自我と青臭い感受性を冷静に受け止められる程度には、そしてYouTubeのコメント欄にいる人たちを心配に思う程度には大人になってしまった。遠い見知らぬ誰かを泣かせてしまうほど美しい容>>続きを読む

二郎は鮨の夢を見る(2011年製作の映画)

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寿司は確かに美味しそうだが、なぜか自分と世界のすべてが嫌になってしまった。

スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

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「クレイジーでポップな爽快アクション映画」とかいうペラッペラのキャッチコピーでも充分な映画だったけどもそれを補って余りあるマーゴット・ロビーの素晴らしさったら

月世界旅行(1902年製作の映画)

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宇宙についてまだ何も知らない時代に想像された未来像の尊さ、滑稽さ、途方もなさ、そしてメリエスの描く明るい悪夢、全部が最高。

オン・ザ・ロック(2020年製作の映画)

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全てを肯定し無理矢理にでも外に連れ出してくれるパパ・ビル・マーレイは勿論最高だけど、この監督でビル・マーレイが出ていてコンパクトな映画が観たければNetflixで『ビル・マーレイ・クリスマス』を観れば>>続きを読む

ムード・インディゴ うたかたの日々(2013年製作の映画)

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「最高のデート」という概念を可視化するとこうなるの、頭が捥げるほど頷きたい。これくらい滅茶苦茶に愛し合って死んで美しい悲劇になれたらどれほど良いか。

ふたりの長距離ランナーの孤独(1966年製作の映画)

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唐突な「おわり」に会場内で笑いが起こってたけども確かに天竺鼠を思い出した

アリス(1988年製作の映画)

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掃除がまったく行き届いてないのにそれでも可愛い不衛生ファンタジー。おばあちゃん家のフランス人形のような気持ち悪い可愛いさ。

ザ・ロイヤル・テネンバウムズ(2001年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

なんかさあ、


人生がまあまあ辛い時はだいたい映画を観るんだけど人生がめちゃくちゃに辛い時は決まってこの映画を観てる。なんでいつもこれなのかなあって思いながら序盤からボロボロ泣くっていうのをもう何回
>>続きを読む

ムーンライト(2016年製作の映画)

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たびたび繰り返される「そんな目で見るなよ」はこの映画を観ている人間に向けた言葉なのだろうかと疑った、だとしたらますます際立つ「アカデミー賞受賞」という肩書きの皮肉っぷりよ

来る(2018年製作の映画)

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同監督作品観るたび抱く感想なんだけど、序盤30分くらいはオカルト以上に「こんなことある?」って気持ちになった。あるんですか?あるんですかね。なんかTwitterでちょくちょくバズる「こういう人間がいた>>続きを読む

犬と私の10の約束(2008年製作の映画)

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タイトルとパッケージ見た通りの雰囲気と展開しかない映画、しかしそれらをちゃらにしてしまう程のトヨエツの素晴らしさよ

アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

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食傷するほどの陰謀論にサブリミナルにシミュラクラにこちらへの目配せに果てにはうるさすぎるBGMの装飾に、挙句の主人公サム成長物語への還元でずっこける元気もなく「そうですか…」と呟く他なかった。家賃滞納>>続きを読む

ハンガー・ゲーム FINAL:レジスタンス(2014年製作の映画)

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エリザベス・バンクスがハマり役でとても良かった。各地区の反乱軍のリーダーが女性ばかりなのが印象的だったけどラストに流れるlordeでやっとこのシリーズがそういう映画なのだと気付いた。今更ながらエンディ>>続きを読む

ハンガー・ゲーム2(2013年製作の映画)

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ジョアンナ、インタビューでブチギレるシーンで大好きになっちゃったよ 強くて可愛くてイカれてて常に怒ってる女は最高

ハンガー・ゲーム(2012年製作の映画)

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バトロワ観るつもりが予想外にメットガラ映画だったしアイドル育成物語だった
そんでめちゃくちゃ変な格好させられてるスタンリー・トゥッチ!!!最高

私はゴースト(2012年製作の映画)

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バイタリティのごっそり抜け落ちた視点、死後もなお反復される生活、シンプルに怖い暗闇、幽霊になっても感じる恐怖、これグレゴール・シュナイダーじゃん!!!!!!!って何万回と叫んだ。単純に最高。「自分の想>>続きを読む

コリアタウン殺人事件(2020年製作の映画)

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ホラー要素として散りばめられる電波な落書きや胡散臭いカルト教団が大好物なので排水溝から語りかけてくる声さえも笑顔で許せた。

ヴァン・ヘルシング(2004年製作の映画)

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ダークファンタジーなのにライトなお手本感強すぎて微妙なアクションと演出も相まってちょっと頑張った日曜朝戦隊ヒーローもの観てるみたいな感覚に陥った

クルーレス(1995年製作の映画)

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1から100まで余すところなく可愛くて最高、登場人物全員シンプルで素直なのも最高!瞬間現れてしまう疑問符も即ねじ伏せるハッピーパワーで最初から最後まで楽しかった。シェールになれなくても心の中にシェール>>続きを読む

ぼくを探しに(2013年製作の映画)

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帰るところと避難所とがあれば人生はあんまり辛くない

モンパルナスのキキ(2013年製作の映画)

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ミューズもファム・ファタールも男のインスピレーションのための客体をただ美しく言い換えただけにすぎないと常に思っているのでこの映画はモンパルナスのキキによる告発だと捉えて観た

ぼくの伯父さん(1958年製作の映画)

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天才!映画史上住みたい家ナンバーワン。願わくばあの家であの色彩であの奔放さのまま暮らしてゆきたい。

日曜の昼食(2015年製作の映画)

5.0

めちゃくちゃ良い!凡庸な家族はなにより尊いはずなのに、自分に向けられる穏やかで退屈で不安なものに恐怖して助けてくれと絶叫したくなる。遠く離れていてもお前の家族は電話越しにお前を愛しお前が嫌がる質問を食>>続きを読む

雨が上がると(2018年製作の映画)

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犬と老人の組み合わせは国境と時代を超えて永遠に素晴らしいね

肉体と火山(2015年製作の映画)

5.0

火山の絵をきちんと描き上げて、あの子と同じ名前の理解者との約束を果たしてあげられたのがとても偉い。あの小さくて儚い身体の中に抱えてるものは爆弾なんかじゃない、もっと華やかで大きくて壮大でぐつぐつと煮え>>続きを読む