その他さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

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ずーっと画力が高いものだから全568ページフルカラー豪華装丁版設定画集を延々と読み耽ってるような高揚感があった。『メッセージ』の時も思ったけどもドゥニ・ヴィルヌーブのSFイメージが単純に好み。密度は低>>続きを読む

オーロラの空の下で(2017年製作の映画)

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サーフィンのドキュメンタリーだとは全く知らずにアイスランドの過酷な冬の風景が観たいという気持ちだけで観たので、アイスランドの過酷な冬の風景が観ることができた点で概ね満足した。壮大で壮絶な景色の中いっそ>>続きを読む

セブンティーン・アゲイン(2009年製作の映画)

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世界一バスケコートが似合う男ことザック・エフロン、スポーツができて女の子に優しくていじめられっこに臆面もなく親友と言えるタフガイとしての説得力がありすぎる 抱きつこうとするのを避けて両手握ってウェー>>続きを読む

ピッチ・パーフェクト(2012年製作の映画)

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青春はいつだって勝ち戦。ナードもビッチもゴスもレズもクイーン・ビーもみんな歌って踊って最高にクール!冴えないやつが実はめちゃくちゃ歌ウマっていう設定フェチなのでトレブルの最後の歌ははちゃめちゃに痺れた>>続きを読む

音のない世界で(1992年製作の映画)

5.0

この世で最も美しい言語の一つは手話だと思っていたのがこの作品で更に裏付けされたような気持ちになった。不勉強ながら、聾唖の人たちは話す訓練もするということをこの映画で初めて知った。

ピッチ・パーフェクト ラストステージ(2017年製作の映画)

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ステイシーもジェシーもバンパーも出てないの残念すぎたけども不謹慎で下品なジョークや荒唐無稽さはシリーズ中一番だったからずーっと笑ってた。ブリタニー・スノウの歌うToxicが聴けただけでも満足だしFre>>続きを読む

マイケル・ムーアの世界侵略のススメ(2015年製作の映画)

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自分とこ以外の芝生はいつでも真っ青だし文脈と副作用無視してよそんちの良いところばかり羨ましがるのは醜悪で俗なことだとはわかっていながらも我慢ならずギャって声を幾度もあげてしまった。他所様の良いところを>>続きを読む

博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

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ホーキング博士の半生というよりは元妻ジェーンの自伝なので実質この映画は前向きかつ希望を持って離別へ向かっていくラブストーリーだった。贅沢にも麗しく荘厳なケンブリッジ大学をステージに美しい人間たちが宇宙>>続きを読む

光のノスタルジア(2010年製作の映画)

5.0

同じ砂漠で星を眺めたり土を掘ったりするのも、歴史を詩的に謳うのと同時に国の過去を悼むのも、生存者の話も砂漠に静かに佇む望遠鏡も建築家が書き残した間取り図も収容所の中で作られた星の観測器も遊牧民の遺骨も>>続きを読む

映画 聲の形(2016年製作の映画)

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無条件に肯定する/受け入れる/代わりに背負いこむ/守ろうとする家族、の図、にすこぶる弱いので石田くんのお母さんが耳から血を流している場面とか「170万円は使えないよ」って言葉とか植野を無言で殴る西宮母>>続きを読む

シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)

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真っ白いワンピースと水色のワンピースがかんわいかった〜メロメロでも失恋しても悲しくっても幸せでもみんなかわいいね

雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

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眠りにつく直前の、音だけ聞こえてるけど何も聞いてないあの瞬間や目の前にあるのに見えてない感覚が延々と続く感じで眠たいバッドトリップみたいだった。
堕胎するなら相談してほしいしあんな下手な尾行をするなら
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ラバー・ジョニー(2005年製作の映画)

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マース・カニンガムと勘違いしてたせいで5万回くらい「え…?」って呟いちゃった 馬鹿

チワワ、四足歩行の哺乳類の中でもぶっちぎりで苦手な生き物だな

Love Is All You Need?(原題)(2011年製作の映画)

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「マイノリティとマジョリティが逆転する世界を描きたかった」って、セクシャルマイノリティが同性愛者だけだと本気で思ってんの?これを作った人間は知らなかったのかしらんけど、世の中にはバイセクシャルもいるし>>続きを読む

そうして私たちはプールに金魚を、(2016年製作の映画)

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シャトレーゼとサイゼリヤが数少ない憩いの場となるような年寄りはびこる文化資本のぶの字もない「下町」と呼ぶには殺伐としすぎた土地の公立中学に通ってたのでクラスにこういう人たちが確かに存在してたのは知って>>続きを読む

ローザス/ファーズ ザ・フィルム(2002年製作の映画)

5.0

メトロノームが人間の身体を借りて美しく踊ってるのかと疑うくらい自律した身体が振り子のように一分の狂いもなく、跳ねる髪や揺れるスカートの裾までも統べてくるくると踊っているのを見て、人間の身体ってこんなに>>続きを読む

人間動物園(1961年製作の映画)

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久里洋二単体の作品でFilmarksに唯一あるのがよりにもよってこれなのがちょっと面白かった 本人曰く駄作なのになんでか海外で大ウケして大層な賞までもらっちゃったとのことだけども確かに21_21でい>>続きを読む

すべての些細な事柄(1996年製作の映画)

5.0

みんなが天国にいけると当然のように信じられることはこの上なく美しいことだ。いつも眠たそうな赤毛の男性のお顔に謎の吸引力を感じて彼が出てくるたびにじっと息を殺して見つめてしまった。

アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

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肩幅が3mくらいある人が突然出てきたりびっくりするほど女の子が可愛くなかったり会話のテンションが微妙に変だったり金曜ロードショーで放映するのを前提にしたみたいな割りがあったりしてたぶん全然笑うところじ>>続きを読む

シングルマン(2009年製作の映画)

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全てのものがあるべきようにあって然るべき死が訪れる世界、常日頃から渇望してやまないものなので羨ましくて羨ましくて仕方なくて虚脱モードに入ってしまった
あと私はモラルがないので生まれ変わったら絶対にこん
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

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車の運転が天才的に上手くてお母さんを子供の頃に亡くしてていっつも音楽聴いてて音楽作れて耳の聞こえないおじいさんと暮らしてて寡黙で「ベイビー」があだ名の童顔の可愛い男の子、災厄かってくらいモテそう
普段
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ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣(2016年製作の映画)

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ロシア、X Factorのノリでボリショイバレエオーディション番組があるのさすがという感じだった
生まれた瞬間から看護師がビビるくらい股関節が柔らかい、家族が犠牲になってでもバレエ学校に行かせたなどわ
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SING/シング(2016年製作の映画)

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致命的に一切のキャラが好きになれなかった&選曲にハマれず薄味の何かを延々と食べさせられてるみたいな後味が残ってしまった。ていうか人種の表象の仕方大丈夫か?X FactorやGolden Buzzerみ>>続きを読む

ウォールフラワー(2012年製作の映画)

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映画に共感できるかどうかはあまり求めないけどもこの映画に関してはパトリックに凄まじく感情移入してしまい、彼の一挙手一投足にいちいち感情がぐっちゃぐちゃになってブラッドが画面に映るたび悪態をつくなどもう>>続きを読む

シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

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『God Help the Girl』みたいなセンチメンタルポップを勝手に想像してたらDrive It Like You Stole Itのシーンでまんまと泣いちゃった 「そうであるべきだったのにそう>>続きを読む

勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

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昔ヨシカみたいな友達がヨシカみたいな恋愛してて内心キモいな…って思ってたのに周りの人たちは「純愛〜〜!」とか言ってて、本音がどうだったのかはさておき、これって純愛なんだキモくないんだ…って反省したんだ>>続きを読む

アシュラ(2016年製作の映画)

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基本的に画面に血が映ってるし挨拶くらい軽いノリで暴力が振る舞われるのだけどサービス精神からなのか時折ノルマのようにフフ…って微笑んじゃうシーンが挟まれるので暴力を眺めながら微笑む人みたいになってしまっ>>続きを読む

MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

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海中恐怖症なのでゼーゼー言いながら観たけどメガロドンが出てくるシーンは泣くほど怖くて面白かった。ただしそれ以外の一切のシーンは野暮すぎるくらいステレオタイプなお膳立てしかないので泣くほど退屈だった

人間ピラミッド(1961年製作の映画)

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青春のふりしたドキュメンタリーのふりした青春だったり嘘のふりした本音のふりした嘘だったり死んでないけど見えない部分がとっくに死んでたり情報量が多くて酔った 言ってること/言わせてることは吐くほど酷いの>>続きを読む

ぼくのエリ 200歳の少女(2008年製作の映画)

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血がずっと流れてるのに低温で良い。説明しないところと仄めかすところで使い分けてたのもとても良い。大事なことほど言葉にしないのがかなり良い。無音の中で無残に殺されて水中に沈められる辺りが『裏切りのサーカ>>続きを読む

ダークナイト(2008年製作の映画)

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『LEON』で完全に主人公を食った悪役を演じてたゲイリー・オールドマンが『ダークナイト』で完全にヒース・レジャーに食われていてそれだけでもかなり良かった

Ten Skies(2004年製作の映画)

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佐々木敦が某所で講演会を行った際、話の中にこの映画がちらっと出てきて興味で観てみたもののずっとオワーッ!!!助けて!!!!!!と頭の中で叫んでしまった 何も起こらないという暴力

Les Raquetteurs(原題)(1958年製作の映画)

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50年代のケベックめちゃくちゃ可愛いな!壁に止まった蝿の割に決めるところはちゃんと決めててお洒落蝿だった

365日のシンプルライフ(2013年製作の映画)

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優しくて賢いお年寄りが好きなのでずっとおばあちゃん待ちだったのと夕暮れ時に音楽流しながら芝生の上で飲酒する場面が羨ましい以外余計なシーンが多すぎてだれてしまった 余計なモノを持たない話なのに

スキン~あなたに触らせて~(2017年製作の映画)

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ポップでキャッチーな強迫観念が蔓延る世界で健常かつ健全かつ健康に生きることを問う。要所要所で挟まれるセックス、嘔吐、排泄、流血、涙を流すシーンが人の身体に詰まってるものなんて所詮みんな同じなんだよって>>続きを読む