その他さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

その他

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間一髪(2018年製作の映画)

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えーん、もっと前に終わってくれてもよかったのに最後しんみりしてしまった 邦題が「間一髪」なのがとてもうまい。

奥深い水の中で(2016年製作の映画)

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(おそらく)死骸と踊る女性の黒い油絵がとても良かった。

コンスタンティン(2005年製作の映画)

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ルシファーのビジュアルを白スーツに裸足で決めた時点で勝ち確

エアポート(2014年製作の映画)

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ああああ!!空港でのあらゆるトラウマが昇華された。でも母親が先に行くべきだったのでは?

アトミック・ジャーニー(2019年製作の映画)

5.0

凄い。最後の信号弾は決して希望になってくれない。ここまで絶望感溢れる「あーあ」を前に、人間はもはや立ちすくむしかできない。ジャン=ピエール・デュピュイの「破局」を思い出した。

男 女を求む(2015年製作の映画)

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何百回と観たような事の次第もファム・ファタールという名のディスコミュニケーションもさておき、絵が良い

真西へ(2019年製作の映画)

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どう考えてもMVPは後ろでちょこまかする小さい人

ジュディット・ホテル(2018年製作の映画)

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入眠は死のリハーサル。死ぬ直前でも人間はわがままを言う。

一緒に鑑賞してた令和ギャルが女の手鏡を見て「あのiPhoneケースかわい〜」と宣っていた。

回路(2000年製作の映画)

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窓の外から四角く区切るように撮影するショットに本当に惚れ惚れする。屋上の温室めちゃくちゃ良い、青々とした植物は生の象徴なのになんでこんなに蒸し暑く湿っぽい怖さを引き立てられるんだ…

たまこラブストーリー(2014年製作の映画)

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女の子たちがこぞって極端なX脚かO脚しかいないからそういう強めの思想に基づいてるのかと思ったらそうではないと言われてストーリーとか映画としてどうこう以前にひょ、表象〜〜〜〜〜と思ってしまった。いやでも>>続きを読む

フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

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子どもと貧困の食い合わせが何よりも苦手なのでそこに格差に負けないタフさとかお金で買えない愛とかをいくらまぶされようとも結局最後までいただけなかった。小さい子どものいる前で手コキとか言ってる時点でドン引>>続きを読む

ブルックリン(2015年製作の映画)

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癖のある美しいお姉様方とのシスターフッドとブルックリン版魔女宅は良かったのにアイルランドに戻ってからのムラ社会っぷりが怖すぎて嫌になっちゃったな 時代的にも母の心境的にも仕方ないとは思うのですが
それ
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

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すべての事象が"ただの10歳の男の子"の認知できる限りの世界で語られるので、あの大人たちが今までどんな選択をし何を決断して生きてきたのかは知る由もない。子どもにとって大人はいつだって最大の未知の生物。>>続きを読む

バクマン。(2015年製作の映画)

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青木嬢のあの字も出てこないのは54615816歩譲って諦めるとして亜豆がただの通り過ぎてゆく憧れの美少女でしかすぎない空虚さ及び「女主人公モノは受けない」の台詞等当時の「週刊少年ジャンプ」のマッチョさ>>続きを読む

花とアリス殺人事件(2015年製作の映画)

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頑なに相手に対して「君」という言葉を使い続けるのには距離感の変遷を強調する意図があるのかなと思っていたのに、結局どれだけ関係性が更新されようと君は君でしかなかったからあーあと思ってしまった。
そもそも
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

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「ぼーっとしたうちのままで死にたかった」と言うすずさんが本当にぼんやりとした少女であったならどれだけ人生は楽だったことか、でも彼女は絵を描くのが好きで、人を疑わずに生きていくことができて、好きな人に怒>>続きを読む

聖☆おにいさん(2018年製作の映画)

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福田組の内輪ノリで冷めてしまって映画として観る意味ぜんぜんないので素直にドラマ観た方がよっぽどマシ 福田組の内輪ノリが観たい人向け こういう内輪ノリをデカいスクリーンで他人に見せてニヤニヤしてもらうの>>続きを読む

マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

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さして群像劇でもないしわざわざ映画にする意味がいまいちわからないまま終わった。映画化というより、小説を映像化したものという感じ。フルコースの全部の皿が味がしない、みたいな132分。

アイリッシュマン(2019年製作の映画)

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大きな歴史の動きの中でひっそり生きた個人の記憶の話。
実質アメリカ近代史映画だったけど、端役に至る登場人物たちの死亡した年齢と死因がさらっとコミカルに描かれて歴史と個人史の軽やかな交感が面白かった。ま
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2人のローマ教皇(2019年製作の映画)

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対話劇として観たらすごく良くて、観てるこちら側も赦されている感覚に陥るので思わず世界中の幸福を祈ってしまうほどなんだけど、実際にあった宗教の話を基にしている上に明確なモデルがいる映画だとして観ればやっ>>続きを読む

ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

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衣装の色合わせが今まで観た映画の中でも特に大好きで本当に惚れ惚れする。でも密室でもない推理なんかこれっぽっちもしないものを密室ミステリーと呼んでいいのか?常にデイジーによるデイジーのための物語だった。>>続きを読む

ノッティングヒルの恋人(1999年製作の映画)

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ジュリア・ロバーツかわい〜と思ってたらちょっとしか出てこないエミリー・モーティマーが超絶可愛すぎてそれしか印象に残らなくなっちゃった、失恋したてであれに心持ってかれないの凄すぎ

食べて、祈って、恋をして(2010年製作の映画)

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ぼんやり観てたら意外なところでダメージを負ってしまった、まあ悩んでる人間にとって食と祈りと恋は本当に劇薬なので…ただし自分探しの旅と消費は切り離して考えるべきでは

「一つだけ選んでよ」に「じゃあ君を
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Mr.ホームズ 名探偵最後の事件(2015年製作の映画)

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絶句するほど美しい白壁の崖と、孤独で聡明すぎたあの夫人のことはきっと何度も思い出してしまうと思う。観終わって三時間経ってから「死人はいつも近くにいる」という言葉に愈々悲しみが押し寄せてきて仕方なかった>>続きを読む

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

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思ってたよりささやかでシンプルなのが良かった。毒にも薬にもならないけど、みんなの映画として楽しめるものがあったっていいじゃんね。

バイバイマン(2016年製作の映画)

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ヴォルデモートのコスプレみたいな格好してる割にやり方が陰湿で笑った

天皇ごっこ 見沢知廉・たった一人の革命(2011年製作の映画)

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《遠近を抱えて PartⅡ》を観てから鑑賞した。
「天皇の写真を燃やして踏みつけた」とスキャンダラスに取り上げられたあの作品は、約20分通して観るのは当たり前として、加えてこれも観ておかないと結局大浦
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ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

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誰と誰が何の話ししてて一体何が起こってるのか壊滅的にわからなかったけど視覚満足度は抜群に高くて凄かった。飼育室の場面だけでも大画面でじっくり観たい。

あと、地面を舐めたり動物とじゃれたり人と目を合わ
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エヴォリューション(2015年製作の映画)

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聖母マリアに似た顔のステラという名の看護婦と泳ぐ、イヴ・タンギーの《恋人たち》を思い出させる海中シーン。自分以外の人間に胃腸を捏ねくりまわされるのは気持ち悪いことこの上ないのでずっと胃液がせり上がって>>続きを読む

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

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細やかなツボと些細なコンプレックスを刺激され続けて永遠に発狂しそうだった 家族に愛されて育った記憶をよすがに明るく前向きに危なっかしく上手に嘘を重ねるかつてのベイビー・ボーイ

いい映画だったしいい終
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FAKE ディレクターズ・カット版(2016年製作の映画)

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もごもごする佐村河内を見守る妻を冷ややかな目で撮る監督が作ったドキュメンタリーを観る人間を俯瞰する猫の映画だった

豆乳が絶対飲みたいのはいいけどとにかく電気点けないのとかやたらケーキ出すとことか家が
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ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)

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愛にも勝る自由と破滅を見ていたかったのに!何も持たない美しさと男のベッドに自然に乗り上げるような危うさと世界一のかわいさにメロメロになっていたが、いずれも「その女の子と旅行にでも行きなさい」と小切手を>>続きを読む

娼年(2018年製作の映画)

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酷評する気持ちもまあわかってしまう内容の無さだったけど、松坂桃李と相手方の女優たちが予想以上に全力でセックスをしている(ように見える)のでディスカバリーチャンネルを観ているような気持ちで観ることができ>>続きを読む

私の男(2013年製作の映画)

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性的搾取をエモーショナルな歪んだ愛情とか呼んでまじでそれ以上でもそれ以下でもないものに仕立て上げてるのは普通にキショいしつまんないし滴る血を近親相姦のメタファー(笑)とか言うのもうす暗くなっていく画面>>続きを読む