ハリィしろかわさんの映画レビュー・感想・評価

ハリィしろかわ

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バイス(2018年製作の映画)

4.0

■「バイス」(18)

▶「史上最強の副大統領」と呼ばれたディック・チェイニーを演じたクリスチャン・ベイルは18kgにも及ぶ肉体増量と特殊メイクを施して熱演。

その甲斐あってか、第91回アカデミー賞
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2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

4.5

■#映画今日は何の日?
1月12日

■1992年のこの日、マスター・コンピューターHAL9000がイリノイ州のHAL研究所で誕生。後に宇宙船ディスカバリー号に搭載される。
キューブリック監督「#20
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ホテル・ルワンダ(2004年製作の映画)

4.8

【#映画今日は何の日】

1月14日

■2006年のこの日、
「ホテル・ルワンダ」日本公開。

▶本作の舞台となったホテル「オテル・デ・ミル・コリン」は1994年のルワンダ虐殺の際に1,000人以上
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アメリカン・グラフィティ(1973年製作の映画)

4.8

■#映画今日は何の日?
1月21日

■1938年のこの日、アメリカ合衆国のラジオ DJウルフマン・ジャック生まれる。
1970年より米国放送網AFNラジオにて、音楽とコントの番組「ウルフマン・ジャッ
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ターミナル(2004年製作の映画)

4.1

■「ターミナル」(04)

▶本作の主人公、ビクター・ナボルスキー(演じるはトム・ハンクス)のモデルであり、パリのシャルル・ド・ゴール空港にて18年間(1988〜2006)住んでいたイラン人男性、マー
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ソーシャル・ネットワーク(2010年製作の映画)

5.0

【#映画今日は何の日】

1月15日

■2011年のこの日、
「ソーシャル・ネットワーク」日本公開。

▶デヴィッド・フィンチャー監督作品には珍しく死人が誰も出ない作品。

▶映画冒頭のマーク(ジェ
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流浪の月(2022年製作の映画)

4.8

■映画「流浪の月」観て辛すぎるが、見応えあった件🌙

▶広瀬すず&松坂桃李ダブル主演で話題となった本作。李相日監督のヘビーな演出は本作でも炸裂。

▶10歳の時に誘拐事件の「被害女児」として世間に知ら
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ジェントルメン(2019年製作の映画)

4.3

【「#ジェントルメン」大満足! 】

■ハリウッドメジャー大作ものが続いていたガイ・リッチー監督が原点回帰。
ロンドンでのクライム・アクションに再び取り組んだ本作、スクリーンで観られてよかった!(#ギ
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人魚の眠る家(2018年製作の映画)

4.2

#映画今日は何の日?
【2018年11月16日 「人魚の眠る家」公開】

▶家庭内別居中の夫 和昌(西島秀俊)と妻 薫子(篠原涼子)。プール事故で脳死状態となった娘 瑞穂の手が微かに動いたのを目撃した
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お葬式(1984年製作の映画)

3.8

#映画今日は何の日?
【1984年11月17日 「お葬式」公開】

▶伊丹十三の初監督作品。初めて出す葬式で右往左往する家族と周囲の人々をユーモラスに描き、厳粛な儀式である葬式の中にも笑いが溢れるエピ
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

4.2

#映画今日は何の日?
【1998年11月14日 「トゥルーマン・ショー」公開】

▶人生の全てを24時間全世界に生中継で放送されているトゥルーマン(ジム・キャリー)。本人だけがそのことを知らずに生きて
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犬神家の一族(1976年製作の映画)

4.0

#映画今日は何の日?
【1976年11月13日 「犬神家の一族」公開】

▶監督市川崑×主演石坂浩二のコンビによる「金田一シリーズ」第一弾にして、角川映画の第一作。
金田一耕助が横溝正史の原作通り、着
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

5.0

■「#すずめの戸締まり」鑑賞(ネタバレなし)

▶新海誠監督の最新作。
「君の名は。」「天気の子」同様、自然災害を取り扱い、主人公たちがその中で自らの生き方を模索するストーリー。

▶劇中ではその名は
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フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

4.0

■#映画今日は何の日?

11月15日

■1969年のこの日、米史上最大規模のベトナム反戦デモ集会がワシントンDCで開催。参加者数は推定25万人ともいわれる。

「フォレスト・ガンプ/一期一会」(9
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ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

5.0

■映画「ハケンアニメ!」(22)は胸熱お仕事ドラマ!

▶アニメ制作現場を舞台に、アニメ制作に関わる人々(監督、プロデューサー、アニメーター、声優等)の悲喜こもごもを描いた作品。

▶新人監督の瞳(吉
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あの頃。(2021年製作の映画)

4.0

■「あの頃。」鑑賞記

■今年2月公開で見逃していた本作をようやく鑑賞。
「ハロー!プロジェクト(#ハロプロ)」に魅せられた仲間たちの笑いと涙の日々を描いた、アイドルヲタ版「スタンド・バイ・ミー」とい
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ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

4.3

【「#ワンダーウーマン1984」鑑賞を振り返る】

■昨年末に劇場で鑑賞した本作の感想を改めて記載。

■「自分の願いが叶う代償に自分の大事な何かを失う」が本作のテーマかつ本作の最大の敵であります。
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アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

4.0

【「#アルプススタンドのはしの方」観て青春】

■遅ればせながら、年内に鑑賞できた本作。
いつの時代も高校生の青春には胸が熱くなる。

■高校演劇の戯曲である同タイトルの映画化。

夏の甲子園1回戦出
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異端の鳥(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

【「#異端の鳥」キツイ、けど感動した】

■巷で話題の映画「#異端の鳥」鑑賞。

第二次世界大戦中、ホロコーストを逃れて疎開した一人の少年が、様々な大人たちの差別や迫害に抗い、想像を絶する大自然の厳し
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ばるぼら(2019年製作の映画)

3.6

【映画「#ばるぼら 」での二階堂ふみが美しかった件】

■手塚治虫原作の大人向け漫画「#ばるぼら 」の映画化。

■禁断のエロス・オカルト・タブーを取り扱い、一歩間違えれば監督の自己満足的な倒錯的な演
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劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

4.0

【#劇場版ヴァイオレットエヴァーガーデン 】

■遅ればせながら、大ヒット中の本作を鑑賞。京都アニメーションの底力を堪能。

■かつて軍人として戦った少女ヴァイオレット・エヴァーガーデンは、依頼人から
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仮面/ペルソナ(1967年製作の映画)

3.8

【「仮面/ペルソナ」(66)鑑賞】

先日、#早稲田松竹 で鑑賞。

#イングマールベルイマン 監督作品。

失語症の女優と看護師。
お互いの過去を語り合ううちに次第に融合していく二人、、、

最小限
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ローズマリーの赤ちゃん(1968年製作の映画)

4.3


■オカルト·ホラー映画の傑作「#ローズマリーの赤ちゃん」鑑賞。
本作をスクリーンで観られたことに感動。
殺戮シーンや流血シーンを見せずに観客を不安と恐怖の極地まで陥れるロマン·ポランスキーの演出に脱
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82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

4.2

【「82年生まれ、キム・ジヨン」鑑賞】

■世間では、「鬼滅の刃」映画版で盛り上がっている中、私は以前から観たかった本作を鑑賞。

■韓国で130万部突破、日本でも話題になったチョ・ナムジュによるベス
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メイキング・オブ・モータウン(2019年製作の映画)

3.8

【「メイキング・オブ・モータウン」鑑賞】

■コロナ禍で新作映画の公開が延期される昨今、音楽系ドキュメンタリー映画をよく観ます。

■スティービー・ワンダー、マーヴィン・ゲイ、ダイアナ・ロス&シュープ
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ようこそ映画音響の世界へ(2019年製作の映画)

4.0

【「#ようこそ映画音響の世界へ」鑑賞】

■今年はコロナ禍の影響でハリウッド大作の公開延期が続いているが、
その一方で本作のような良質のドキュメンタリー映画が多く上映されているのが嬉しい。

■映画の
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ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

4.0

【「#ミッドナイトスワン 」鑑賞】

■偶然にも、本作の舞台である歌舞伎町ど真ん中のTOHOシネマズ新宿で鑑賞。

■とにかく草なぎ剛の徹底的な役作りに圧倒された。

■一果に対して母性が目覚めた凪沙
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ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

4.2

【「#ブックスマート卒業前夜のパーティーデビュー 」は青春映画の最前線だ!】

■SNS等で前評判の高かった本作を鑑賞。

アメリカのハイスクールを舞台に、卒業前夜に開かれるパーティーを巡って、スクー
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

【「#テネット」観てきました!①】

■クリストファー・ノーラン監督最新作の本作を先日鑑賞。

表向きは、OO7や「ミッション・インポッシブル」シリーズを彷彿とさせる、世界を股にかけるスパイ・アクショ
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透明人間(2019年製作の映画)

4.1

【映画「#透明人間」やっと観れた🕶】

■お盆休みのタイミングでようやく観られた本作。

■H·G·ウェルズ作の古典SF小説「透明人間」を原作とした1933年公開の映画「透明人間」を現代風にリブートし
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いつくしみふかき(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

【映画「いつくしみふかき」、#渡辺いっけい のワルっぷりを堪能!】

ひきこもり青年の進一と稀代のワル&クズ親父の広志との葛藤と和解を描いた本作を先日鑑賞。

■親父役の渡辺いっけい、意外にも本作が映
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.6

【「ストーリー・オブ・マイライフ 私の若草物語」鑑賞】

久々に劇場で映画鑑賞😂
大スクリーンで観る本作は色彩豊かで見応え十分!

■監督グレタ・ガーウィグ×主演シアーシャ・ローナンの「レディ・バード
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宮本武蔵(1961年製作の映画)

3.8

【シネマメモ帖 「宮本武蔵」(1961)の錦之助がカッコいい】

「STAY HOMEをCHANCEに変える」

ということで、時代劇映画の傑作、吉川英治の小説「宮本武蔵」を原作とした、内田吐夢監督・
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柳生一族の陰謀(1978年製作の映画)

3.9

【シネマメモ帖 「柳生一族の陰謀」久々に観て興奮】

最近、BS-NHKで吉田鋼太郎主演の本作リメイクが放送されたので、久々にオリジナル版の本作を鑑賞。

「仁義なき戦い」シリーズでの広島やくざの抗争
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或る夜の出来事(1934年製作の映画)

4.2

【シネマメモ帖 「或る夜の出来事」(1934年)】

1930年代初頭から1940年代にかけて、ハリウッドでは、「スピンがかかりどこへ飛ぶか予測がつかないボール」が語源の「スクリューボールコメディ」作
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キートンのセブン・チャンス/キートンの栃麺棒(1925年製作の映画)

4.0

【シネマメモ帖 「キートンのセブン・チャンス」(1925)】

「テレワーク」ならぬ「テレシネマ」が多い昨今、新旧の名作映画を自宅で鑑賞中。

サイレント映画の三大喜劇王、チャップリン、ハロルド・ロイ
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