ukさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

殺人鬼から逃げる夜(2020年製作の映画)

3.1

ずっと気になっていてNetflixで配信されていたので鑑賞。
個人的には少し期待しすぎたかもしれない...
耳の聞こえない主人公がひょんなことから殺人鬼に追われることになるんだけど、殺人鬼の動機や背景
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.2

GW最終日。
家族全員休みが昨日しかなかったので、家族全員で《観たい》が一致した「スーパーマリオブラザーズ」を鑑賞。
40代〜10代まで、老若男女に愛される《マリオ》というキャラ。たぶんマリオだけで言
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ローラとの夜(2015年製作の映画)

3.5

女性らしさを主人公アリスに求める母。しかし、自分の好きなスタイルで生きたいアリスは反発。そんな中、とある日の夜ローラと出会う。ローラとの出会いを通じてアリスの中で変化が起こり...という物語。
自分が
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ブルーザー(2022年製作の映画)

4.2

「Toxic masculinity(トクシック・マスキュリニティ)」「男はこうあるべき」などと言われる行動規範等の負の側面を指す。まさにそんな映画だった。ケンドリック・ラマーの楽曲で描かれる詞の世界>>続きを読む

AIR/エア(2023年製作の映画)

4.4

今や世界で最も価値のあるアパレルブランド1位に君臨するNIKE。そんな ナイキ の転換期となったバスケットボールの神様マイケル・ジョーダン との契約、エア・ジョーダン 誕生秘話が描かれる。スニーカー、>>続きを読む

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

4.5

コミカルなブラピが大好物な自分としては最高!日本代表として出てる真田広之もシブい!原作読んだのはだいぶ前だから対比はできないけど、エンタメ作品としては最高の出来だと思う。やっぱり娯楽作品はこれくらいメ>>続きを読む

キル・ボクスン(2023年製作の映画)

3.0

《殺人》を生業としている組織に雇われている最強の殺し屋であり一人娘の母親でもある主人公の苦悩を描く。如何なる職業であっても子育てと仕事の両立は難しい。殺し屋としての側面と母親としての側面がバランスよく>>続きを読む

ライ・レーン(2023年製作の映画)

3.0

南ロンドンを舞台に偶然出会った男女が1日行動を共にすることになるロマンチックコメディ。設定や雰囲気が「ビフォア・サンライズ」を想起した。《失恋》という境遇にいた2人が行動を共にする中で心の傷を埋めてい>>続きを読む

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

3.0

昨日まで親友だった相手に翌日絶交を言い渡された時あなたならどうしますか?
いろんな意味で考えさせられる物語。
なぜ絶交されてしまったのかを解き明かしていく物語かと思いきや...
お互い親友と認識してい
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屋根裏のアーネスト(2023年製作の映画)

3.9

とても良い話だった。
推しの「ストレンジャー・シングス」のホッパー役でおなじみデヴィッド・ハーパーさんがお化け役アーネストで出ていることを今さら知り鑑賞。
ホラー?×コメディ×青春×ミステリーが織り混
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セーフ(2021年製作の映画)

3.2

主人公どこかで見たことあるな。と思ったらウィル・パットンだった。ちょうどTVで「アルマゲドン」をやってたから記憶に残ってたんだな。「アルマゲドン」のチック役の人です。

ショートムービーは余白が多いの
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ボストン・キラー:消えた絞殺魔(2023年製作の映画)

2.8

1960年代に起きた連続女性絞殺事件を題材にしたサスペンスミステリー。
女性の社会進出が進んでおらず、女性というだけで差別や慢侮されていた時代。そんな時代に事件解明に尽力した女性ジャーナリスト2人が奮
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フィールド・オブ・ドリームス(1989年製作の映画)

4.0

普段野球は見ませんが、完全にWBCにハマってしまった今だけ野球ファンです。
サッカーも日本代表戦だけは見るタイプ。

WBCもあり、映画を観る時間も減っていたけど、昨日イタリアに勝ったことでひと段落し
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10番/Numéro 10/背番号10(2019年製作の映画)

3.0

セネガル系フランス人の少女アワ。法学部の学生で近所のサッカークラブに通っている。
アワはクラブチームで頭角を現し、自分の才能に気づく。
そして、法学部からスポーツ学部へ変更したいことを父に伝えるが父に
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偽りの誕生日パーティー(2018年製作の映画)

3.2

謎めいた億万長者のジェレミーから誕生日パーティーへの招待状を受け取ったジェマ。彼女はジェレミーの旧友になりすまし、煌びやかなゲストたちとの交流を楽しむ。果たしてジェレミーとは何者なのか?

とても余白
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男と女と魚料理(2022年製作の映画)

3.6

近所に住む青年に恋する女性が、わざと自分宛の荷物を彼の家の住所に送りつけ、その荷物を自分の部屋に持って来させる事で運命の出会いを演出する。
そして、2人はデートを約束し、レストランで食事をすることにな
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ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

3.0

2022年興行収入第1位作品鑑賞。
ちなみにワンピースの単行本は全巻所有。

この映画をどう観るかで評価が分かれる作品に感じた。
ウタのLIVE感、Adoの歌唱力のスゴさ。その点を重視して鑑賞すれば、
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ザ・コンサルタント(2016年製作の映画)

3.8

スタッフに勧められて鑑賞。
ベン・アフレック演じる公認会計士(コンサルタント)は大企業だけでなく、麻薬組織などの資金洗浄も請け負う何でも屋の会計士。
ただ彼のこだわりは数字に誤りがないこと。つまり不正
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いつか王子様が現れて(2016年製作の映画)

3.0

最近休みの日も常に用事があり、映画を観る機会が減っている...
そんな時は寝る前にショートフィルム1本。
フランス映画。
フランスらしいお洒落でポップな雰囲気、色使いで見せる本作だが、映像美とは裏腹に
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ちひろさん(2023年製作の映画)

3.8

「人は浮くようにできてる。もがくから沈む。じっとしてれば浮いてくる。」これは名言。
どうしようもない時ほど、どうにかしたい一心でもがいて、さらに状況が悪化するけど、そんな時は何もせず流れに身を任せれば
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ジョーイ(2020年製作の映画)

4.6

孤独なピエロのジョーイことジョセフ。
海沿いのカフェで働く女性アニーと恋に落ち、デートを楽しむ2人だったが、ジョーイにはある秘密があった...
悲しくもあり、愛に溢れる物語。
14分という短い上映時間
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L.A.コンフィデンシャル(1997年製作の映画)

4.2

常にいがみ合っていた優等生と劣等生がタッグを組んでからの展開が胸熱。
全てはLAの信頼回復のために。

タイトル「LA confidential」
は直訳すれば「ロサンゼルスの信頼」

最初はどういう
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ロッキー・ホラー・ショー(1975年製作の映画)

3.4

これはホラーなのか?めっちゃ歌うじゃん。が初見の印象。
個人的にはセックス・ドラッグ・ロックンロールを具現化した作品という印象を受けた。
ジャンルはロック・ミュージカルだと思う。

いろんな欲求がある
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アメリカン・サイコ(2000年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

若き日のクリスチャン・ベール、ジャレッド・レト、ウィレム・デフォー出演のタイトル通り《サイコ》な作品。

ナルシストで美意識が高く、完璧主義なパトリック・ベイトマン(クリスチャン・ベール)。
名刺のデ
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JUNG_E ジョンイ(2022年製作の映画)

3.0

早いゾンビ=Kゾンビを世界に定着させた「新感染」やNetflixドラマ「地獄が呼んでいる」のヨン・サンホ監督が描くSF超大作。
例に挙げた2作品とも好きな作品のため鑑賞。

地球に住めなくなってしまっ
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西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

3.5

1930年の第3回アカデミー賞最優秀作品賞を受賞したオリジナルは未鑑賞。
今年のアカデミー賞にノミネートされていたため観賞。
1930年版はドイツの物語だがアメリカが作ったのでアメリカ映画という扱いら
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ラースと、その彼女(2007年製作の映画)

4.0

内気でシャイな青年ラース(ライアン・ゴズリング)。兄ガスと義姉カリンはそんなラースが心配。少しでもラースが社交的になれるようランチやディナーに誘うなど努力していた。
そんなラースがとある日、ガスとカリ
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真冬のトラム運転手(2020年製作の映画)

3.5

アカデミー短編実写映画賞ノミネート作品。
トラムとは日本でいう路面電車やLRTのこと。
舞台はノルウェー。
雪も積もる寒い真冬に外でトラムの到着を待つ主人公。
トラムが到着し、寒いからトラムの中で出発
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ヘルドッグス(2022年製作の映画)

4.0

映画公開前に岡田准一のポスターが公開され「ハリウッドスター顔負けの肉体だな」と思い、レンタルまたは配信されたら見ようと思っていて配信されたので鑑賞。
前情報なしで鑑賞したけど、容姿だけでなく内容も肉体
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パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち(2003年製作の映画)

4.0

かれこれ20年前の作品になっててビックリ。
ジョニー・デップもオーランド・ブルームもキーラ・ナイトレイもみんな若い。
そして、ジャック・スパロウかっこいいな。という思い出だけで全くストーリーを覚えてな
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ザ・メニュー(2022年製作の映画)

3.8

内容はタイトルそのまんま。
ただ一般的なメニューではない。
メニューの一部が重要。
シンプルにクレイジーな映画。
登場人物が基本的に全員クレイジー。
最終的にあの状況を受け入れたのはよく分からないけど
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スウィート・ラビット(2012年製作の映画)

3.0

2023年の干支は卯年。ということで今年観るに相応しい映画。
突如耳がウサギになってしまった老婆ジャネットの物語。
テーマは「愛は外面ではなく内面」ということかな?
長い結婚生活でお互いに興味を失って
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パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女(2020年製作の映画)

3.6

今年最初のFilmarksさんのオンライン試写会当選。ありがとうございます。

例えが良すぎるかもしれないが、「ベイビードライバー」×「レオン」が1番近いと思う。

主人公チャン・ウナを演じるのは「パ
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明日に向って撃て!(1969年製作の映画)

3.6

「スティング」に引き続き、ロバート・レッドフォード、ポール・ニューマン主演作「明日に向って撃て」を鑑賞。
「スティング」ではポール・ニューマンの色気にやられたが、「明日に向って撃て」ではロバート・レッ
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ほの蒼き瞳(2022年製作の映画)

4.0

久々にNetflix映画アタリ作品。
今回のクリスチャン・ベイルはハマり役。シブくてカッコいい。終わり方的に続編は難しいだろうけど、「名刑事ランドー&士官学校の異端児エドガー・アラン・ポーの事件簿」み
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アムステルダム(2022年製作の映画)

3.0

殺人の濡れ衣を被せられた医師バート(クリスチャン・ベイル)と弁護士ハロルド(ジョン・デヴィッド・ワシントン)が、その濡れ衣を晴らすために奔走する物語。そして、彼らはいつの間にかとある陰謀の渦中にいた.>>続きを読む